以下は、http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1261040163/から引用
【けいおん!】澪×律スレ 5
- 1 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/17(木) 17:56:03 ID:zkAg76lV
- けいおん!の幼馴染夫婦のラブラブっぷりを応援するスレ
_, -――- ..
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.: : :l: : : : : : /: : : l.: .:. .:. .:l: : : : : : : :. :. :. :.|:.:l.: .: :.',ィ=ミ、 __ | l :/ ): : : : ,′
i: : :|: : : : :./:. :. :. |.: .: .: .: |.: .:. .:l: : :. :. :. :. |:.:|: : : .l, ヘ`ヾ ´,ィ=≡ミ、l i/ /: : : : :i
'. : :| : : : イ : :. :. :.|:.:l : : : .|.: .:. .:|: : : : : : :. |:.:l : : i⌒ヽ⊃ ⊂ ~ ` Y ノ //):.:.:.|
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V: : : : ,′ .: .: .:|:∧: : : : ',: : :.|: : : : :| : :..' /:. :. :l ,< r'つ ヽ /: : : :/. : : :.
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http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1257957414/
- 51 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 13:26:52 ID:fKCnaCKv
- 講義午前中で終わりだったから単行本ゲット
何コレ最後やべー!
澪しゃんとりっちゃん夫婦過ぎるよー><
- 53 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 13:36:55 ID:FpKrBvxB
- >>51
ああ予約してないないないない
俺の分の三巻残ってて下せぇ
- 54 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 14:40:46 ID:xVtNFDyG
- とらとメロン予約してたが我慢できずにアニメイト行ってサンタ澪貰ってきた
この服で律の家にいくんですね
- 57 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 15:48:44 ID:EMucl6S4
- >>54
アニメイトでは何もらえるんだ?サンタ澪の詳細kwsk!
あとがき気になる!早く仕事終われー!!
- 58 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 15:54:48 ID:xVtNFDyG
- アニメイトは複製ミニ色紙という名の正方形のカード
イラストがサンタ澪+3人の人形
澪律的にはとらが一番だが澪好きならこっちも悪くない
あとがきは楽しみにしてていいレベルだよ
- 66 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 18:02:22 ID:F5G6qKrX
- いやあ実際三巻は律澪分豊富だこれ
りっちゃんさん澪しゃんさんにべたべたしすぎや!どんなけ好きやねん!
- 67 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 18:02:33 ID:BiYngBc8
- なんか3巻めちゃくちゃ律澪多くないか
えびふらい先生大好きだ…
- 74 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 20:08:10 ID:BiYngBc8
- アニメの公式ガイドもいいね
11話の絵コンテとかニヤニヤする
- 76 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 20:25:41 ID:l5iypwVZ
- そして13話の「澪のバカー!」の後が本当に「好きだー!」だったことが確定したわけだが
- 78 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 20:48:52 ID:CJ+qeRJj
- >>76
まじで!?
律澪は本当に凄いな。
- 81 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 21:03:41 ID:DaHSwKFz
- ガイドブックは律澪的に嬉しい所が結構あったね
キャラ紹介のページではお互いがお互いの説明に登場してたし
さすが、山田さんも吉田さんも2人の関係を分かってらっしゃる!
今日はホクホクウハウハw
- 82 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 21:07:19 ID:F5G6qKrX
- あーもう我慢できぬ!俺は今から近所の本屋にスカイダイビングするぜ!
- 84 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 21:17:21 ID:F5G6qKrX
- 買ってきたぜ。じっくり読ませてもらう
- 86 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 21:31:08 ID:F5G6qKrX
- やっぱりあれだな、声優同士仲良しってのもかなり効いてるね律澪は。
コメントとか見てると、すごく互いに引っ張り合ってるというか、影響させまくってる印象があった
- 87 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 21:51:10 ID:KffDXIO3
- >>84
10分クソワロタ
- 89 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 22:33:08 ID:kRtOKslz
- コメンタリーで日笠さんが
(ギクシャクし始めたシーン)「演じていて辛かった」
(律の家に見舞いに行っているシーン)「律がいとおしくて仕方なかった」
と言っていたね
それだけ感情移入して演じてくれてたんだと思う
- 91 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 23:26:08 ID:cyU9FyTD
- やっぱり「好きだー!」だったのね
アドリブらしい。
しゅが美GJというよりほかない
- 92 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 23:35:50 ID:FpKrBvxB
- そう聞こえる程度の認識でニヤニヤしてたが、本当に言ってたなんて
ニヤニヤより上の段階ってなんなんだ、俺はどうなれば良いんだ
- 94 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/18(金) 23:49:47 ID:TqPPU5ho
- >>92
>ニヤニヤより上の段階
パヤパヤ
- 99 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/19(土) 00:08:49 ID:018OLVaI
- 唯梓スレでもやったけどこっちでも
澪
誕生日 1/15
誕生花 サンザシ
花言葉 厳格・希望
律
誕生日 8/21
誕生花 金水引
花言葉 感謝の気持ち
りっちゃんは、普段から厳しくしてくれる澪に心の中では感謝してるって事ですか、そうですか
- 105 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/19(土) 01:36:55 ID:1AbrJnJE
- SSで2レスほど借ります。
- 106 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/19(土) 01:39:41 ID:1AbrJnJE
- 今日は少しだけ風が強い。
深夜の部屋には、ごとごとと窓が風に揺れる音が響いている。
(……明日は雪が降るかもしれないんだっけ)
昼間に、お天気お姉さんがにっこりとテンプレートな笑みを浮かべてそう言っていた気がする。
この部屋の冷え込み方を思えば、そんな予報も納得できるというものだ。
(……にしても)
ようやく温まってきたベッドの中で、小さく呟いた。
視界に入るのは律の小さな背中。ふたりの間には、微妙な距離。
壁際が落ち着くとかなんとかで、律はベッドに入るやいなやころころと転がって私から離れていってしまったのだ。
……律のやつ、一緒に寝ようなんて自分から言ってきたくせに。
ひとりごちてため息をつく。
「……ばか律」
そんなに離れてたら寂しいだろ、ばか。
「……澪ちゃん、聞こえてるんですけど」
「なっ」
予想もしなかった反応に、びくりと体が震える。
「ね、寝たふりしてたのか」
「違うって。風がうるさくて目ぇ覚めたの」
律は私に背中を向けたままでそう言うと、ぽりぽりと後頭部を掻く。
「そしたらいきなりバカ呼ばわりと来たもんだ」
「ご、ごめん」
確かにあまりに理不尽だったか……。
私が小さく謝ると、律は別にいーよ、と笑って返してくれる。
学校ではあまり聞くことの出来ない、律の落ち着いた声。
私はそれが大好きだった。
「……ねー、律」
「うん?」
「もっと近く来て」
「…………」
律は私の言葉にほんの少しの間を置いて、やがてくるりと寝返りを打った。
そして長い前髪の下から私を見て、そのまま体をくねらせてすぐ近く……それこそ息のかかる距離までやってきてくれる。
「ね、抱きしめてもいい」
「ん」
そっけない返事を待ってから、律の体を抱き寄せる。
ついさっきまで夢の中にいたからなのか、律の体はまるで赤ん坊のように温かかった。
- 107 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/19(土) 01:43:14 ID:1AbrJnJE
- と、そんな律の体温を楽しんでいると、
「なんかさ、澪って変わったよな」
「変わった? どこが」
「なんつーか……素直になった」
「……まるで今まで素直じゃなかったみたいな言い方だな」
まあ……確かに素直な方ではなかったけど。
そんなことを思いながら苦笑していると、律が「だって」と続ける。
「前は『近くに来て』なんて絶対口には出さなかったじゃん。物欲しげにこっちじーっと見てるだけで」
「そんなこと……」
なくは、ないか。相変わらずな自分にやれやれと呆れる。
「そういうの、いや?」
「なわけないだろ。そーじゃなくて、嬉しいなって。へへ、愛されてるなーと思ってさ」
「…………」
「あ、赤くなった」
ぷにょ、とほっぺをつつかれて余計に赤面してしまった私を見て、律はけらけらと笑う。
しょ、しょうがないだろ。
いきなりそんなこと言われて赤くならない人なんて、いるはずがないじゃないか。多分。
「ありがと、澪」
「なに、急に」
「そういうの言ってくれるのって、あたしだから、なんだよな」
「……ん」
「……誰にでも言ってたりしないよな? ファンクラブの子とか」
「当たり前だ」
ごち、と一発げんこつをお見舞いして、私は律を抱きしめる力を強めた。
「こんなの、律にしか言わない」
決まってるだろ。私がこうしたいと思うのは、律だけ。唯一の相手なんだから。
「へへ、よせやいよせやい。照れるだろー」
律は冗談めいた口調でそう言うと、私の胸元をトコトコと叩いてこう続けた。
「でも、ありがと」
「別にお礼なんて言わなくていいよ」
「んー、まあこれに限ったことじゃなくてさ。いつかちゃんと言おうと思ってて」
律のその言葉に私は首を捻る。
「ちゃんとって……何を」
「だーかーら、ありがと、って」
「?」
「だーもう、鈍いな! いつもいろいろありがとっつってんの!」
半ばやけになったようにして言うと、律の腕が私の背中に回される。
胸に顔を埋められて律のその表情は見えなかったけれど、ちょろりと覗いた耳が真っ赤になっている。
もしかしなくても……ものすっごく照れてる。そう思ったら、思わず頬が緩んでしまった。
「律」
「なに」
「こっち見て」
「いや」
「律の顔、見たいな」
「素直に言ったってこればっかりはイ・ヤ・だ!」
「律とキスしたいのに」
ぴくり、と腕の中の律が震える。
やがて、律はもそもそと顔を上げると、
「……そういうのズルイ、澪」
そう言って真っ赤な頬のままでそっと目を閉じた。
花言葉からイメージした。
- 108 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/19(土) 01:46:54 ID:nstANltm
- 寝ようと思った矢先にぶふぉおおおおおおおお!!!
テラGJ!!この二人寝ながらイチャコラしてんの似合いすぎ
ああ、今日は本当に充実した日だった…ありがとう皆さん
- 109 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/19(土) 02:09:36 ID:Rg/CHgof
- SS最高だ!
ほんとこの二人はまったりイチャイチャしてるのが似合う
今日はいい夢が見れそうだ
- 110 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/19(土) 02:39:58 ID:dDzZK4uN
- GJ!温かさが伝わってくるようだ
花言葉にしても、やっぱりこの2人は運命的なあれなんだよな
唯一無二、かけがえの無い関係
- 112 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/19(土) 03:17:03 ID:nstANltm
- 律「澪まだ終わらないのかなぁ…」
ガチャ
澪「…ん?え!?りつー!!」
律「みおー!!」
ガバッ
澪「うぅ〜元気だったかぁ!うう〜…」
律「みおーみおー!」
澪「そりゃあああ!!!!!」
バァッ!
律「!?!?」
ドサッ グラリ ドサッ!
澪律「あイタ…」
キャッキャッウフフ
中の人ネタですまぬすまぬすまぬ、しかし変換止まらん
- 113 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/19(土) 03:55:42 ID:dDzZK4uN
- あのお二方は本当に仲良いのな
わざわざブースまで応援に来るなんて
そしてぴかしゃは策士と
- 115 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/19(土) 11:21:44 ID:o1I9axNr
- 澪「なんか律、最近背伸びたよな」
律「え、そうか!?」
澪「うん」
唯「ん~私には前と変わらないように見えるけど…」
紬「私も分かりません」
律「ふっふっふ、澪には私のことなら何でも分かるんだよ!な♪」
澪「べっ、別にそういう訳じゃない///!」
唯「(キスする時に気付いたんだ…)」
紬「(キスね…)」
- 134 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 01:46:06 ID:ZEzwyLX1
- 律のフィギュア×2 澪のフィギュア×1 律が一個余った 誰かトレードしようぜ
- 137 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 02:05:42 ID:ZEzwyLX1
- 二個あっても〜可愛くねーし
- 138 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 02:26:41 ID:zWulITJ2
- 澪「かわいーし!おかしくねーし!!」
- 140 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 02:41:46 ID:wMTGsF4c
- >>134
律をあとふたつ足して
律
律澪律
律
と並べてあげればいい。澪しゃん鼻血ものだぜ
- 141 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 02:46:54 ID:TR89uWcU
- 澪
澪律澪
澪
だと何故かりっちゃんの貞操の危機を感じる
- 142 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 02:47:20 ID:a3RWSUhP
- 満員電車(りっちゃんオンリーver)状態の澪しゃん
意識を保てるのだろうか……
- 143 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 02:54:56 ID:XXyjJ3XK
- 律律律
律澪律
律律律
かなり危ない
- 145 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 03:41:36 ID:tYBL6enA
- インペリアルクロスの流れかと思ったらチガタ
- 146 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 03:46:35 ID:TR89uWcU
- 唯
律澪紬
梓
いいか律。
私達ははインペリアルクロスという陣形で戦う。
防御力の高いムギが後衛、
両脇を梓と唯が固める。
お前は私の前に立つ。
お前のポジションが一番危険だ。
覚悟して戦え。
- 147 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 03:53:00 ID:a3RWSUhP
- これは澪しゃんからの信頼のあらわれ……!
- 149 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 04:02:49 ID:tYBL6enA
- ムギそれ防御力やない、腕力や!
でもSTRの高いキャラは大概DEFも高いか
- 151 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 07:20:46 ID:ioPeK/6n
- 修学旅行!やっぱり学生としては外せない行事だな!
昼間は町を回っておおはしゃぎ。澪の怒鳴り声とゲンコツもたくさん降りました。主に私に
そんなこんなで夜、恒例の枕投げももちろんやったぞ!
しかし最初は唯と私、澪とムギ陣営だったのが
途中から唯・澪・ムギ対私になってたのは不可解極まりなかった・・・ムギの投げた枕は痛かった
そこに途中で何故かさわちゃんまで乱入し、いつのまにかクラスのみんなも集まってきて・・・
そんなこんなで、教育指導の先生の叱咤が飛ぶまではまさに宴会状態でした。
さわちゃんももちろん追放。この先の展開も楽しみだ
そしてお布団に入り、形式上は就寝タイム。ただここですんなり寝ることを唯やムギは許すはずも無く・・・
「ねえねえ!暴露ゲームしようよ!」
「ばくろげーむ?」
名目はどうあれ、共に行動することで仲を深めた班員たちによる赤裸々告白大会
これも修学旅行のつきものだな
「うん!暴露ゲーム!指名された人が何か暴露しなきゃいけないんだよ!」
「あら面白そう!やろーやろー!」
唯とムギのはしゃぎぶりったらないな・・・ここは私ものっておくかな
「よっしゃあ!それじゃ、お題決めようぜ!そうだな・・・」
これも定石
「好きな人!にしよう!」
女子高のくせして何を言うか。まあまあそう言いなさんな
「うんそれにしよう!じゃあ、あいうえお順ね!澪ちゃんGO!」
このやろう、自然に自分が最後になるよう持っていきやがったな
そいじゃあ澪の好きな人を聞いておきますか・・・
「よーし澪!好きな人・・・澪?」
私が横を向くと、規則正しい寝息を立て、可愛らしい寝顔を晒す澪がそこにはいた
そりゃあ朝から晩まではしゃぎまわる私たちの制止に神経使って、自分もそれなりにはしゃいだもんな
疲れるのもしょうがないかな・・・
「あーあ・・・だめだこりゃ。もう私たちも寝ないか?」
「えー!つまんないよう」
その気持ちはよくわかる。だが同時に澪の気持ちもよくわかる
ここは寝ておいて、明日以降夜更かしするのが正解な気もするけど・・・唯とムギは止まらない
「ねえ澪ちゃん!おきてよう!好きな人誰なのお?」
「澪ちゃん澪ちゃん!」
こうなるとさすがに澪が可愛そうな気がしてきたので、二人を止めようと口を開いたその瞬間・・・
「・・・りつぅ」
このとき私に電流走る・・・!
「・・・・!!み、澪ちゃん!おおお!赤裸々だあ!!」
「くあせふじこ・・・・・!録音したかったわあ・・・」
おいおい!まてまて!何だこの展開!おかしーし!すぐさまフォローを入れる私
「ま、待てって!今のはどう考えても寝言だぜ?!ノーカンノーカン!」
今になって考えると、これはまるでフォローになってない
「でもお、寝言でまで名前呼ぶんだよ!夢に出てるってことだよりっちゃん!」
「唯ちゃんナイスフォロー!どんとこいです!」
うわあ!泥沼化だ・・・!澪のバカぁ・・・
そのあと一時は異常な盛り上がりを見せたものの、やっぱり昼間の疲れには勝てなかったか・・・
みんな時間がたつごとに枕に顔を埋め夢の世界に堕ちていた。
いつの間にか、起きているのは私一人。・・・近距離とはいえ、三人はかなり深い眠りに堕ちている
これなら多少の物音でも起きやしないはず・・・そう確信し、私はできるだけ物音を立てないよう、澪の布団に侵入した。
ここは・・・確かめておきたいもんな!・・・真偽のほどを・・・
澪、私たちの夜はこれからだぞ!
- 164 :歌詞 2009/12/20(日) 21:25:14 ID:sLGjqEK3
- 律「えっ、ないっ?」
…机、ガタコト。鞄、ガサゴソ。教科書、ペラペラ…! ノート、バサバサッ!
唯「りっちゃーん」
ギクッ。
ムギ「部活いこっ」
放課後、あたしを囲むように微笑む二人。でも…えーと……。
律「あっあのさ、悪い! 和に出す書類今日までだったの忘れててさ、先行っててよ、うん」
唯「え〜〜〜またぁ? りっちゃんの忘れんぼ!」
律「すぐに行くから。始めててよ、なっ!」
ムギ「わかった。唯ちゃん、先にいこっか」
唯「ぶ〜…。みおちゃんにお説教してもらわなくちゃ、だね」
冬なのに、嫌な汗が背中をつーって流れた。教室から並んで出て行く背中が消えると、あたしは捜索を再開する。
ガタゴト、バラバラ、ゴソゴソ。
…ない。なんでないの? 学校にあるはずなんだ。読んでた記憶があるんだから、何回も。最後はどこで見たっけな・・・。
律「あ」
移動教室!
律「ないっ?! なんで!!?」
第二視聴覚室の保健体育の時間に読んだとこまで覚えてる。でも、あたしが座ってた席にない。どうしよう、どうしよう。
「あっ、律」
サアアアァァァッ。
和「探したわよ。唯から聞いたんだけど、提出書類なんて……(ドドドドドッ)ちょっ!?」
律「助けて和っ!!」
******
昨日、あたしはいつものように連絡せずに澪の家に転がり込んだ。
律「いや〜、やっとるかね…ん?」
澪は机に向かって何か書いてた。頭にヘッドホン。…ムフ。そろりそろり…ふぅっ。
澪「ひゃうっ!」
律「うなじが無防備ですわん♪ 作詞? あたしにも見せイダァッ!!」
いつものスキンシップ。
律「ね〜〜〜お〜ね〜が〜い〜みおぅ〜〜〜」
澪「だめ」
律「そこをなんとか」
澪「笑うもん。やだ」
最近ムギが作った曲はまず澪の元にいく事になってるらしい。そこで澪が詞をつけて二人で相談した後、あたしたちに見せるようになった。なんでそんなことになったかって?
澪「いつも律と唯が邪魔するからだろ」
その通りです、はい。でもさ、部長だもん。少しぐらい。必死に拝み倒していると歌詞だけだからなと、やっと呆れてくれた。
今までいろんな歌詞を読んできたけど、それはあたしの中に真っ直ぐ心に響いた詞だった。中に出てくる、女の子の気持ちがあたしの中ですごく共感できたんだ。
律「この歌詞一日貸してくんない?」
澪「まだ未完成だよ」
律「すごく気に入ったの! 手元において読みたいの!」
すると澪も顔を赤くしながらうれしそうに笑って、明日の部活には必ず持ってくるという約束で渡してくれた。
- 165 :歌詞 2009/12/20(日) 21:30:38 ID:sLGjqEK3
- 今あたしたちは校舎裏のゴミ捨て場にいる。ゴミと一緒に捨てられたのかも、という和の意見を頼ってここに来たのだけど……。
律「この中に…」
和「他に心当たりないんでしょ?」
先週から残っているゴミ袋が山のように積みあがっていた。掛札を見ると収集は明日。
和「早くしないと日が暮れるわよ」
と、和は1つ目を開けだした。
律「そんな、悪いよ! あたしのせいで和がやることじゃないって」
和「その話は後」
と、飲みかけのジュースで汚れた袋を探り出す。
プリントはもちろん、上履き、ノート、ジャージ、レシート、食べかけのお菓子…ゴミを見れば人がわかるってホントだな、なんて思ってたら、割れたガラスが無造作に出てきて寒気がした。
と同時に、和に申し訳なく思った。
あーあたしのバカ。ほんっとバカ律。よりによってなんで歌詞なくすかな。何で覚えてないの。ゴミ山のてっぺんを睨みつける。
うぉりゃーって力任せに投げ飛ばしていた自分を小突いてやりたい。7つ目のゴミ袋に取り掛かった時、和の携帯が鳴った。
和「唯? ちょっと、食べながら話すの止めなさい。え、律?」
ぶんぶんぶんぶん!!
和「…ううん、見てないわ。今忙しいから切るね」
さっきからずっとあたしの携帯は鳴りっぱなしだった。あたしを責めてる様で、怖くて、出れなかった。
そんなあたしを気遣うことなく何もなかったかのようにまたゴミ袋の中を探し出す和のやさしさで、涙が出そうになった。
「和? 探し物?」
見上げるとソフトボール部の人がいた。あたしの知らない人。
和が事情を説明すると彼女はすぐに部員を呼んで、みんなで探すように声を出した。本当に申し訳なくって、お礼を言いながら必死に探した。
「これ…ですか?」
探し始めてすぐに一人が言った。まさか。あたしは期待と不安で息を荒くしながらそれを受け取った。間違いなく探してた澪の詞だった。でも……見つけた興奮は一瞬で凍りついた。
『なにこのポエム?』
『かゆいかゆーい!』
『てか、イタイ(笑)』
『案外いけるかも』
『いや、おかしいでしょ』
『メルヘンだね〜』
『この子恋愛したことないんじゃないの?』
『頭の中のぞいて見たいわー。ヒヨコ住んでそう(笑)』
授業中にまわし読みされたらしくて、空いてるところに好き勝手書かれてた。そして一番目立つところに
『もう少し現実を見ましょう』
ふざけるなよ。何でだよ。一生懸命書いた詞になんてことするんだよ!
あたしは詞を抱きしめて叫んだ。そして思い出す。澪がふわふわ時間を書いてきてくれた時のこと。あたしもこれと同じことした。
一晩がんばって澪が書いてくれたのに、あたしは恥ずかしいって、もう少し考えようって…。何であの時、真っ先に褒めてあげれなかったんだろう。お礼が言えなかったんだろう。
自分の大切なものが汚される心の痛み。一年もたって、やっとあの時の澪の気持ちがわかった。それなのに、またあたしが澪を傷つけることになってしまった。
律「みお…ごめん……ごめん…」
たくさんの人に見つめられながらあたしは声を上げて泣いた。
- 166 :歌詞 2009/12/20(日) 21:33:34 ID:sLGjqEK3
- 泣きじゃくるあたしの代わりに和がみんなにお礼を言ってくれて、散らばったゴミ袋を二人で元通りに戻した頃にはもう日が落ちかけていた。
ボロボロのあたしに連れ添いながら分かれ道、このことは軽音部のみんなには話さないように頼んだ。和は何か言いかけて、頷いて帰っていった。
「律!」
顔をあげると家の前に今一番会いたくない人がいた。しかもズンズン近寄ってくる。
澪「いったいこんな時間まで何してたんだ! 部活には来ない、電話に出ないしみんな……なにがあったの? どうしたんだその顔!?」
泣いて腫れあがったあたしを見る、澪の視線からとにかく逃げたかった。でもすぐに澪の手があたしを捕まえる
澪「何もなかったなんて通らないからな」
律「…提出書類なくしちゃって、怒られた」
澪「何で制服そんなに汚れてるんだ?」
律「……バツで掃除当番」
テンパッててまともな言い訳が出てこない。澪が手を持ち上げた。ゴミをあさって傷だらけで汚れたあたしの手。ふりほどいてすぐに背中に隠す。
律「…連絡しなくてごめんな。わざわざ家まで来てくれてありがと」
そんな顔でこっち見るなよ。街灯に照らされた澪の顔が険しくて、取調べされてるみたいだ。ヤバい、話変えないと。
律「なんか用事あったの?」
澪「ん…ああ、昨日の歌詞ちょっと直そうと思って」
墓穴った…。
律「あ…ああ、ごめん! 後で教室戻ったらカギ閉まっちゃっててさ」
澪「…そっか」
あまりにもみじめなあたしの姿を見てか、もうそれ以上なにも言ってこなかった。
次の日少し遅めに家を出た。
一晩中かかって澪の字に似せて書きなおしたけど……バレバレだよな。いつもの待ち合わせの場所に行くのが怖かった。けど、なぜか今朝は澪がいなかった。結局出会えないまま教室に入る。
唯ムギ「りっちゃん!」
昨日みたく、あたしの机の前に二人がいた。よっ、て笑顔を作りながら席に座る。
唯「も〜昨日ずっと待ってたんだよ」
ムギ「なにかあったの?」
律「なんでもないなんでも。今日はちゃんと…ん?」
携帯が鳴ってる。澪か? と思ったら『和』。お礼言わなくちゃな。
律「ああ和、昨日は」
和『ごめん律! バレた!』
え。
和『澪がそっちに』
バンッ!! 教室が震えるほどの勢いで扉が開いた。
律「澪」
教室中が静まり返った。こんなに怒った澪初めて見た。すごい勢いでこちらに近づいてくなりあたしの襟をつかんで無理やり立たせた。
律「痛い!」
澪「何で嘘ついたんだ」
側にいる二人も金縛りにあったように立ちすくんでいる。
澪「何とか言えよ!!」
唯「みおちゃん!」
ムギ「りっちゃん、とりあえず謝って!」
ドッドッドッドッ。みんなの心音が響く。
始業ベルが鳴った。少し迷うような表情を浮かべた後、澪はあたしを振り落とすようにイスに叩きつけると背中を返して出てった。
- 167 :歌詞 2009/12/20(日) 21:36:51 ID:sLGjqEK3
- 後で聞いた話だと、和が教室に入るなり待っていた澪がいきなり突っかかったらしい。あたしがあんなふうになるまで罰与えるなんて、どういうことだって。
あたしに口止めされてる以前にちゃんと口裏合わせてないから、和には澪が何を言っているのかさっぱりわからない。何も答えられない和にますます澪が怒ったところで騒ぎを聞きつけたソフトボール部員が仲裁に入ったらしい。
放課後、部室であたしは本当のことを全部話した。机の上に落書きだらけの歌詞が出したところでみんなが息を呑む音がして、あたしの声はますます小さくなる。
「ごめんなさい」
向かいに座る澪の手は震えていて、それだけでどれだけ澪が傷ついたのかわかったあたしの目からも涙がこぼれて、顔をあげられなかった。
ビリッ。
唯「あっ!」
梓「ダメですっ!」
ビリッ。さらに歌詞を破る澪の手を梓が止めた。
梓「ダメです! せっかく書いた歌詞破っちゃダメです!」
澪「でも…でも……!」
クスンクスンと澪も泣き出した。部室の中にあたしたちの嗚咽が混ざって、苦しくって、それを作った原因があたしで。もう、どうしたらいいのか……。
カチッ。
知らない曲が突然流れ出した。破れた歌詞がムギの前にあって、流れる曲に合わせて歌いだした。
すぐにこの歌詞のものだって気づいた。途切れ途切れに少し鼻歌が混ざって、でもサビに入ると続けて歌いだして。ムギの後ろに回った唯が歌おうとするけどうまくいかなくて。
2番まで歌い終わった時には、あたしも澪も顔をあげていた。
ムギ「うん、歌詞バッチリだよ澪ちゃん! 完成!」
澪「…ムギ」
ムギ「私のイメージ通り。この曲にはこの詞しかないんだよ」
澪「でも、私の歌詞……」
ムギ「私も恋愛した事ないよ。でもね、澪ちゃん」
立ち上がったムギが澪を抱きしめた。
ムギ「恋愛って初恋とか片想い、両想い、すれ違い、失恋とかたくさん。いろんな形があるんだよ。経験しないとわからないものだと思うし背伸びして詞にしてもきっと、伝わらないと思う。私は澪ちゃんが書いてくれたこの詞、心に染み込んで、伝わったよ。」
ムギの胸に顔を寄せたまま少しだけ澪が頷く。
ムギ「澪ちゃんがその時経験して感じた気持ちを歌詞にしてくれたら、私も曲を作るし、みんなも演奏するから」
唯「そうだよ。みおちゃんが作ってくれた歌詞が放課後ティータイムの歌詞なの! 他の誰がなにを言っても気にする事ないの!」
カチッ。曲が流れてムギが歌いだす。
唯「あっ! ムギちゃんばっかりずるーい! 次はわたしだよ!」
梓「先輩、その前に楽譜作りましょうよ。 私も早く演奏したいんですから!」
ムギ「澪ちゃん」
流れるテープにあわせて即興で梓がギターを弾いて、唯が歌いだす。
ムギ「りっちゃんを許してあげて」
澪「……」
ムギ「りっちゃんも澪ちゃんが、がんばってくれた作った事知ってるから、昨日ずっと探してくれたんだよね?」
唯「りっちゃん、ぎゅ〜〜〜」
ぎゅう。
唯「和ちゃんが言ってたよ。りっちゃん暗くなるまで探してたって」
何も言えずに下を向くあたし。すると澪が立ち上がった。
澪「昨日は練習してないからな。今日は気合い入れてやるぞ。…………バカ律」
律「……澪」
唯「ドラム叩いてよ、りっちゃん! 元気になるよ!」
律「いろいろ迷惑かけちゃって、ごめんな」
和「澪にも散々言われたからもういいわよ。でも、なんかうらやましかった」
別の日の放課後、部室に行く途中まで。
律「え?」
和「人のためにあんなに怒れるなんて、なかなか出来ないわよ?」
と、この話はこれでおしまいと言うふうに彼女はクルッと廊下を曲がって行った。
- 168 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 21:41:29 ID:sLGjqEK3
- おしまいです。
みんなのss読んで書いてみたけど、文才のなさに失望したっ……
- 171 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 21:56:54 ID:3ppg+jwz
- >>168
すげー。レベルたけー。
この、胸のキリキリする雰囲気、吉田玲子脚本みたいW
- 172 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 22:08:57 ID:zWsX3MSk
- このスレは吉田さんに監視されています
まあ流石に陰口は山田さんが許さんだろうな
- 173 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 22:15:37 ID:4524mTXe
- アニメは11話みたいな胃がキリッとするような話もあるけど
悪口とかイジメみたいな描写がないから安心して見られるよな
まあ原作にそういうシーンがないから当然なんだけど
- 177 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 22:42:38 ID:jlfICgLL
- みんないいひと(;_;)泣いた
勘違いして和を怒る澪に萌えた件
- 180 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 23:25:12 ID:vs62k05t
- >>168
素晴らしすぎる
こんな良SSの後に私のSSなんか投下したらさむくなるよな・・・
- 182 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 23:29:19 ID:TSj977qc
- >>180
そういうフリをしたら投下するのが決まりでな
- 183 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 23:31:03 ID:vs62k05t
- >>182
なん…だと…
じゃあ見苦しいでしょうが投下します
たぶん2レス程いただきます
- 184 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 23:33:28 ID:vs62k05t
- 律「さみー!!」
放課後。
いつもの帰り道。
その日も寒くて寒くて、あたしは家路をたどりながら凍えていた。
もちろん一人なわけじゃない。
大親友の澪と一緒にだ。
そして、馬鹿なあたしは今冬、最も寒いと言われている日に手袋を忘れるという大変なことをしでかしてしまった。
そのせいで寒さは三割増し。
さっきから寒さで体が高速でふるえております。あ、鼻水垂れてきた。
なのに隣の澪しゃんてば、さぞ暖かそうな手袋をつけて平然と歩いてる。
むむむ、そりゃ手袋忘れたのはあたしが悪いし、馬鹿だけどさああああ…
ほら、ひとつぐらい貸すとかさ、あるんじゃないんすか、澪さん。
澪「今日は寒いなー」
律「そーだな」
ぷくー。
少しふてくされたみたいにしてみる。
澪「…」
あれ、澪だまっちゃった。
ちぇ、楽しくないのー。
- 185 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 23:35:01 ID:vs62k05t
- 既に寒くて麻痺してしまった両手を、ポケットに放り込む。
ポケットの中は少しだけ暖かくて、けど冷たかった。
あーこんな寒い日にこそ、一肌が恋しいっていうかさ、ぬくもりが欲しくなるよな。
はー、ちっちゃな溜息をつけば、ひょい、と右手が持ち上げられる感覚。
ん?と思って右を見れば、真赤な顔した澪がいた。
あたしの右手は澪の左手に包まれていて、本来の温度を取り戻そうとしていた。
みれば澪が左手用の手袋をあたしに差し出していた。
澪「ん」
律「…澪」
澪「さ、寒そうにしてたから」
左手に手袋をつければ、澪の温もりが残っていて。
思わず、クスリと笑った。
澪「な、なに笑ってるんだよ」
律「んー?澪の左手あったかいなと思って」
真赤になってうつむく澪が、本当に愛おしく思えた。
律「ありがと」
澪「…ん」
手袋忘れてよかったなんて思った、ある日の冬の日。
- 186 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 23:36:10 ID:vs62k05t
- 以上です。
>>168さんとかみなさんに比べて駄文すぎるw
- 187 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 23:37:33 ID:qq5JkWrG
- いや、自分はほっこり暖かい気分になったぞ
うおおおおおお真っ赤になりながらりっちゃん暖める澪しゃあああん
- 189 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 23:42:44 ID:TSj977qc
- 謙遜いくない!
手袋貸しっていいよね…
- 191 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/20(日) 23:45:34 ID:vs62k05t
- みなさんいい人ばっかりだ;;
これからも度々投下するかもですが、よろしくです
- 193 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 00:04:21 ID:wMTGsF4c
- 律「みおー!」
澪「……なんだそんなに慌てて。教科書でも借りに来たのか?」
律「うん。ジャージ忘れた! 貸して!」
澪「ジャ、ジャージって、私も今の今まで体育で」
律「構わん! 構わんから早く脱いで! 遅刻しちゃうって!」
澪「ちょ、バカ! こら脱がすな!」
律「いいから早くしてくれー!」
あんまりほっこりしなかった
- 194 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 00:07:46 ID:TSj977qc
- >>193
お前は俺を殺す気だな?そうだな?
しんでまうやろ〜!
澪の脱ぎたて…
私がさっきまできてたのを律が…
とか悶々としてればいいゆもう!
- 195 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 00:11:34 ID:IR4B9y4V
- 着てみたらちょっとだぼだぼなんですね
澪しゃんはなぢぶー
- 196 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 00:29:44 ID:iPVLMGMi
- そこで律
「あ、澪しゃんのニオイがする...(クンカクンカ)」
と追い打ちをかける。無意識で。
- 199 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 01:33:40 ID:9GpAJk5e
- 律「怖い話たいか〜い!トップバッターは澪!」
澪「な、なんで私なんだ!というか怖い話大会ってナンダヨ!?」
紬「まあまあまあまあまあまあ」
唯「お泊りといったらこれでしょお」
澪「知るかっ!そもそも私はそんなネタ持ってないぞ」
紬「澪ちゃんが怖いと思うものや、シチュエーションを挙げてみたら?」
律「いいなそれ。それならたくさんあるだろ?」
澪「う……私の怖いものか」
律紬唯「うんうん」
澪「………律がいなくなること…?」
紬唯「!!!」
律「なっ、なんだそれ!そんなことより澪がいなくなることの方が怖いに決まってるだろ!?」
澪「そんなことあるか!というかそれはまずありえないし」
律「だったらさっきのだってありえないじゃん!」
澪「そんなのわかんないだろ!!」
唯「……ノロケ大会だっけ?」
紬「これはこれで」
- 200 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 01:52:42 ID:pQKPDNkJ
- 梓「(この状況に慣れきってる先輩達が怖いです…)」
- 201 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 02:22:06 ID:ZgMaZXGA
- ムギ「私にとってこの状況は放課後のティータイムにも似た平穏な時間なのよ」ぼたぼた
梓「鼻血鼻血」
- 203 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 04:35:41 ID:LVLdQGFo
- 心の安寧は、精神の均衡は、澪律と律澪によって保たれる
作家、心理学者 ミオザック=リツモフ(1991〜)
- 208 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 10:18:18 ID:jMMSwiXw
- 14話っていったいなんなの?
- 209 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 10:30:38 ID:IR4B9y4V
- 田井中律、澪夫妻結婚式のダイジェスト(ぽろりもあるよ)
- 210 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 11:19:26 ID:LVLdQGFo
- じゃじゃまる〜!ぴっころ〜!
- 211 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 12:01:46 ID:IR4B9y4V
- 澪「ぽろりー」がばっ
律「ひゃあっ」ぷりーん
澪「ぽろりというか……ちょこり?」
律「やかましいっ///」
- 212 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 14:27:55 ID:9GpAJk5e
- >>211
なんて強気な澪なんだ
- 228 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:17:43 ID:IR4B9y4V
- 律「みーおー……」
澪「なあに」
律「ぎゅーして!」
澪「はいはい」ぎゅう
律「くうん……」スヤスヤ
澪「……」ハアハア
- 229 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:18:06 ID:KJ1Xv+dg
- 修学旅行の夜に前髪おろした律にしがみついてる澪も良かった
原作の澪はしょっちゅう律にくっついてるよね
- 230 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:18:48 ID:4xafxh1j
- あそこの律はイケメン過ぎる、と個人的に思った
- 231 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:21:53 ID:IR4B9y4V
- あと澪の顔こねくりまわして元に戻すのも良かった
- 232 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:24:03 ID:EAkbYAVe
- い〜けないんだ〜イケメンだっ
- 233 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:26:21 ID:OkYfy8nn
- 原作に関しては澪がくっついているというより律がちょっかいかけまくる=近くにいるだと思う
澪は割と近くにいる人(ムギとか)に助け求めてるし
しかし…胸わしづかみされてもなんもなしって日常茶飯事なんですか?
- 235 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:40:36 ID:rhSWN8+N
- 律「みおっぱいは私が育てた」
- 236 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:43:51 ID:EAkbYAVe
- 澪「どうしてりっぱいは育たないんだ!」
- 237 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:45:43 ID:iTMs0QFA
- 澪「りっぱいは私が育てた」
澪「なんか失敗した」
- 238 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:49:00 ID:ewFqjwpM
- 澪「りっぱいは私が育てた」
澪「あれが完成だ」
- 239 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/21(月) 23:53:27 ID:iTMs0QFA
- 正直澪はりっぱいで満足なんたろうか…
まだ開発途中なのかも。
- 240 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/22(火) 00:01:15 ID:ewFqjwpM
- いや、澪は全体的にミニマムなりっちゃんが好きだと思うよ!
- 241 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/22(火) 00:37:27 ID:IOBz3j/H
- たまぁにムギっぱいとかに浮気しても
最後にはりっぱいに帰ってくればいいのさ
- 242 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/22(火) 00:39:52 ID:0NhMwBh7
- むしろりっちゃんがぽかぽかムギに浮気しそう
んで次からりっちゃんを抱き締めるときは頑張ってぽかぽかにしてあげる澪しゃん
そんな姿勢に心打たれ惚れ直すりっちゃん
そんな二人を撮影しながら焼け焦げるムギ
- 247 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/22(火) 18:02:48 ID:f+56spt3
- 朝起きがけのむにゃむにゃしてるりっちゃんの凸やらほっぺやらに優しくチューしまくる澪しゃんという毒電波をキャッチした
- 249 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/22(火) 19:40:24 ID:kT1X3DBJ
- 軽音部夏合宿
「かんぱーい」
律「実はビールもってきた」
澪「ちょっと!だめじゃないか!(律に全部のませたらひどい事に…ここは私がのまねば)」
澪「なんだよー律がよぉ!!左利きでもいいだろー!」
みお すっかりできあがる
澪「こちとらもう大人だぞー!」
唯「はい先生!大人のつきあいってゆーとやっぱしエロエロですか?」
澪「えろえろよー!!」
唯「おおっ例えば!?」
澪「…たとえばぁ」
ガールズトーク中
梓「え?あの…どういうイミ…?」
紬「しっ!だまって聞いてて!大人になればわかるから」
翌朝
澪「あれ…?なんで…頭痛い」
梓「おはようございます 大丈夫ですか?」
澪「おはよう…大丈夫って?」
梓「…先輩、△○×ってどういう事ですか?」
澪「は!? あずさ!どこでそんなの覚えたの!?」
律「あんただ あんた」
- 250 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/22(火) 21:47:15 ID:ZaCf6UIK
- >>249のあずまんがネタにあやかって
律「ああ〜、ひっく、小銭が、ひっく、足りな、ひっく、い」ヂャラヂャラ
澪「律?何ゴソゴソやってるんだ、自販機の前なんかで」
律「あっ、澪ぉ〜。助け、ひっく、て〜」だきっ
澪「ど、どうした?」ナデ゙
梓「しゃっくり、ですか?」
律「そう、ひっく。昼休みからずっと、ひっく、止まらなくてさ〜」
梓「なるほど、それで自販機に」
律「うん。一気飲みでも、ひっく、すれば治まるかなぁ、ひっく、って思って。でも小銭が……ひっく」
澪「なんだ、缶ジュースの一本や二本くらいなら私が立て替えるよ。しゃっくりなんかで大袈裟なヤツだな」ホッ
律「ありがとう澪!ひっく、このご恩は決して、ひっく、忘れません!」再だきっ
澪「ば、馬鹿やってないでさっさと買ってこい」
律「おうおう。ひっく、それでは早速〜」
- 251 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/22(火) 21:48:37 ID:ZaCf6UIK
- 律「んくっ、んくっ、んくっ、……ぷはぁっ」
梓「ど、どうですか?」
澪「しゃっくりは落ち着いたか」
律「ん〜。……おっ!治まった!……ひっく、あれ?」
梓「だめ、ですか……」
律「おっかしいなぁ、ひっく」
澪「日頃の行いが悪いから、きっと罰が当たったんだろ」
律「ああひっでぇ。ひっく、もっと思いやりをだなぁ」
あーだこーだ
梓「ああそういえば、しゃっくりは100回続くと死んでしまうって……」
澪「えっ……!?」びくっ
梓「まあただの迷信d 澪「律っ!今何回目だ!?」
律「多分、ひっく、100回近く……?」
澪「そ、そんな………」ガクガク
梓「み、澪先輩?……ん、その大量の小銭はいったい?」
―――――
律「んぐぐ、澪!も、もう、んぐぐ、飲めないから!」ゴボボ
澪「嫌だよぉ!律っ、律ぅ!死ぬなああ〜!!!」
律「んがぐぐ、いや死んじゃうから!んぐ、んぐぐ、別の理由で死んじゃうから!んぐぐ!」けほけほっ
梓「なにこれ」
紬「梓ちゃん、策士ねっ」ぽたたっ
梓「む、ムギ先輩!?って鼻血鼻血!!!」あたふたっ
- 254 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/22(火) 22:27:47 ID:ST9b0GLA
- キスでしゃっくりを止めるのかと思った。
- 255 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/22(火) 22:44:40 ID:SIvpO7pl
- 律(良いこと思いついた……ニヤニヤ)
律「ひっく……うわー今ので百回目だ!!うぐ……」バタン
澪「律!律!やだ、死なないで!」
律「ご、ごめんな……澪……愛してる……ぜ……」ガクッ
澪「りつーッ!!!」
律「……なーんてな!」
澪「うっう……えぐえぐ……やだよぉ、りつぅ……」
律「うお、マジ泣きしてる!?」
りっちゃんは澪に泣きながら胸をぽかぽか殴られればいい
- 258 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/22(火) 23:05:15 ID:Q2oZK+yz
- 澪「100回で死ぬ?そんなの迷信だろjk」
律「現実なんてこんなもんか・・」
- 261 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 00:29:01 ID:s0a10YV4
- コレすげーよ!みずみずしいw
剥いて澪と並べたい
- 262 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 00:33:14 ID:dW56WXQj
- 買い占めるために澪がバイトを始めたようです
- 266 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 01:57:09 ID:kymEwpYJ
- >>261
なんか…唯よりも大きい気が…
- 267 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 01:57:24 ID:NGWevn3g
- 澪しゃんのキャラソンにあったな、胸の奥にいる小さな女の子が本当の自分だと
小学生時代の回想からも、内向的と言うかおとなしくて引っ込み思案な子だったんだなと
今の姉御風の口調やリーダーシップをとれる社交性は、結構な努力の結果手に入れたんだろうなあ
その成長には、りっちゃんの存在も大きく貢献してきたハズ
- 268 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 02:09:05 ID:D3MunIPB
- 二曲目は澪から見たりっちゃんの内面を歌っている
11話、13話のせいで最近そんな妄想が根付いてきた
それだと「私」とか「左手」が矛盾点になるけどね
- 269 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 02:29:52 ID:dW56WXQj
- >>267
口調に関しては3巻でも言及されてたよな
2人が似通った言葉遣いなのはなんとなく不思議に思ってたが、まさか律が仕込んだものとはw
何気にすごく萌える設定だと思う
- 270 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 03:22:50 ID:R18N5qp8
- 「〜だな」「〜だろ」
ってのは律と一緒だな
ムギだと「〜ですね(or〜かしら)」「〜でしょ」
唯だと「〜だよね」「〜だね」
設定が細かいな、さすがドネルケバブ先生
- 271 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 03:35:27 ID:5HxHTuVV
- >>270
全然関係なくて申し訳ないがIDがR18ワロタ
おかしくねーしというかイケ律というか…
澪しゃんがアップを始めました
- 272 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 03:42:24 ID:Gj8jwyPR
- りっちゃん 「澪はわしが育てた」
ってことか。
でもコレが律じゃなく澪の口から語られてる事実は重いな
- 273 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 04:07:32 ID:PQ+9T7rX
- 澪(うう・・・ボーカルなんて無理だ・・・)
澪(あ!そうだ!観客をパイナップルだと思えば・・・)
澪の中のパイナップル→パイナップルりっちゃん
観客をパイナップルと思え→観客全員パイナップルりっちゃん
澪 を 見 つ め る 大 量 の り っ ち ゃ ん
澪(ひゃぁっ///)どがーん
- 279 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 12:35:08 ID:1lMXq2Yv
- 律澪で同棲して欲しい。
- 280 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 13:42:27 ID:iehqErte
- 通い妻でもいいかもしれない
りっちゃんに「泊まってけば?」って言われると断れない澪とか
- 283 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 14:01:37 ID:NGWevn3g
- 普段
律「澪澪ぉ」たぎっ
澪「そ、そんなくっつくなよ暑苦しいな」
週末
澪「律が、律がいけないんだぞ。いつもいつも私に……」ワナワナ
律「み、澪さーん?落ち着けって、な?……あ、ちょっと、こらまて!んんっ!?」
この子達は毎週こんななのかね、あけち君
- 284 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 14:11:25 ID:MW/MSvuq
- 普段は触れるだけの軽めのチューを連発
そして段々フラストレーションが溜まっていく澪しゃん…
- 285 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 14:39:56 ID:1UABE4Gb
- 触れてるだけのキスをして、それだけで話が終わる関係が一番ロマンティック
- 286 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 14:59:36 ID:P1FbHt7+
- だがドロドロで激しいのもまた良し
ザッツ 澪律 クオリティ
- 287 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 16:46:24 ID:XUE5JRnQ
- 三巻読んだけど、正直、澪の口調は律に教えてもらったっていうより
律の傍にずっといたせいで自然と染み付いたって方が萌える気がした
- 288 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 16:50:43 ID:D3MunIPB
- 律の教えた「だぜ」なんかは使ってないしね
自然と口調が強くなったんだな。可愛いのう
- 289 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 16:56:24 ID:XUE5JRnQ
- にしても、いつから平気でぽんぽん殴れるようになったのだろうか
そしていつから「りっちゃん」を卒業したのだろうか…
- 291 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 17:59:43 ID:iehqErte
- そういやりっちゃんって澪のこと殴ったりしたことあるっけ?
唯とかムギはポカッとやってた気がするけど
澪だけは殴らない律
律しか殴らない澪
とかだったらなんか萌える
- 292 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 18:05:32 ID:R18N5qp8
- >>289
興味あるな
思いついたのは2通り
1)
日頃のちょっかいに澪プッツン。
ちょっと修羅場期間が発生。
でも澪は一人になって寂しくもあり悶々。
律が謝ると、澪「バカ律!もう私をほっとかないでよ!」グズッ
律が必死に謝り、その後お互いを「律」「澪」で呼び合うように
2)
徐々に打ち解けていく二人。
お互いの性格がわかってきて、だいぶ仲良くなったのだが、
澪は律の不真面目な所にイライラし始め、
最初はノートで頭を軽くはたく程度だったが、
その程度では効果がないことに気づき、徐々にエスカレート。
呼び名もその関係に相応しいように徐々に変化していった。
でも桜高では唯とかムギとかみんな呼び捨てだな・・・
律が自ら「みんな、私は律って呼び捨てでいいよ!」と言ってるのかもな。
律は誰とでも仲良くなりたくて、呼び捨て関係になりたいのかもしれない。
えび天丼先生の公式見解を仰ぎたい所だ。
- 293 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 18:07:30 ID:D3MunIPB
- >>291
原作じゃ殴り合いとかほっぺつねりとか
でも律から一方的にってこたぁないかもな
- 298 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 19:14:14 ID:W/B7kFQY
- >>285
燃えるようなアバンチュールがりっちゃんの薄い胸を焦がして夕日を背に受けて眠るんですね
分かります
- 299 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 19:18:33 ID:D3MunIPB
- それがりっちゃんの全て
律「澪!泥パックしてやるよ!」
澪「え、ああ。ひゃっ、ど、どこさわってんだあ」
律「澪のおっぱいは世界一!」むにむに
- 300 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 19:20:15 ID:Adqp35xv
- 澪×律のBGMにはスピッツが合う
- 302 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 21:20:38 ID:0x3CEE9+
- >>280的な感じで
「みお〜お腹減ったぁ」
「こら、抱きつくな。危ないぞ」
突然背後から抱きつかれて、私はジュージューと音を立てるフライパンを持ち上げる。
今日の晩御飯はしょうが焼き。
お手軽なうえに律も喜んで食べてくれるので結構な頻度で作っていたりする。
「おー、良い匂い」
「もうちょっとで出来るよ。ほら、テーブル拭いといて」
右手を伸ばして布巾を律に渡す。
けれど律はそれを受け取らず、ちらりとこちらを見上げると、
「ねー、澪。今日泊まっていけば?」
「……だめ。昨日も泊まっただろ。今日はご飯食べたら帰る」
「えー! いいじゃんもっと一緒にいよーよ」
「そ、そんな目で見てもダメ」
「ちぇー。もうさ、こっちに住んじゃえばいいのに」
「……だ、だめ」
「なんで」
「なんでも」
ただでさえずるずるとここに入り浸ってしまっているのだ。
一緒になんて住んだら……なんだかものすごくダメ人間になってしまう気がする。
「一緒に住んだら絶対楽しいのになー」
ぎゅう、と律の手に力がこもって体が密着する。
柔らかい。……じゃなくて、我慢がまん。
「ほ、ほら、早く離れろ。お肉焦げちゃうから!」
「……澪しゃん」
「? なんだよ、早く……んぐ」
ちょん、とついばむように唇に触れられる感触。
「な、なに、いきなり」
ふいうちのキスに頬を染めながらそう言うと、律はにっこりと笑い、
「澪、今日泊まっていく?」
そんなことを言ってくる。
……こんなの、反則だ。
「…………今日だけだからな」
それは今週に入って既に三回目のセリフだった。
そして同棲へ
- 303 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 21:35:16 ID:1lMXq2Yv
- >>302
あまーい!!
律って肉好きそうだよね。肉で餌付けする澪。
- 312 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/23(水) 23:47:48 ID:D3MunIPB
- わりい、日本語に堪能じゃねえんだよな
なんかスピッツの曲元にしてみればSS絞り出すかな
- 327 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 02:31:26 ID:9b3fdeBT
- >>312
なんか歌詞を元にしてSS書いてみたくなったけど、初SSだし、季節真逆だから意味不明になったorz
元ネタは、スキマスイッチ『ガラナ』
茹だるような暑さの夏の日――
私は親友と共に家路についている
「な、なぁ…澪。」
「ん?なんだ、律?」
「……っ、あのさ、」
いつからだろうか、私がこの幼なじみに恋愛感情を抱くようになったのは
「? どうかしたのか?」
「い、いや!なんでもない!相変わらずデカイ胸してるなぁっt」ゴツン
「この、馬鹿律!!」
「イテテ、ツッコミ強すぎだっての……」
――まただ。
これまでにも、何度もこの気持ちを伝えようとはしてみた。
今回だって、今日こそは――と決心してきたはずだった。
しかし、『いざ』というときになると、臆病な私は決まって
――引かれたらどうしよう
――嫌われたら嫌だ
そんなことばかり考えて、結局言い出せなくなる
(なっさけないなぁ、私)
あと一歩、たった一歩を踏み出すのが、私にとっては果てしなく遠く思える
「じゃあ、また明日。」
「おう!じゃあなー」
(はぁ……)
結局、今日も告白出来なかった。憂鬱な、しかしちょっとだけ安心したような気持ちで家に入る
「ただいまー」
さっきまでの緊張と暑さで、喉はもはやカラカラだった
- 328 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 02:33:09 ID:9b3fdeBT
- 真っ直ぐ冷蔵庫へと向かい、冷えたコーラとガラナチョコレートを取り出し、それらを口にしてソファーに身を投げる
しばらく寝転がっていると、潤った喉とは対照的に身体は徐々に熱を帯び、私の気分は高揚してきた
そういえばカフェインには興奮作用があると聞いた事がある
夏の暑さも相まって、私の思考は加速度的に溶かされていく
澪に私の想いを伝えたい
そんな想いは脳の興奮と共に益々強くなっていく
――今なら出来る気がした
考えるよりも先に家を飛び出していた
カチューシャで纏めていた髪型は崩れ、吹き出した汗で額に張り付く
それでも私は気にせず走り続ける
風に揺れる黒髪が遠くに見える
走り過ぎて息も絶え絶えになりながら、私は必死に呼び止める
「みおー!!」
「……ん? 律! ど、どうしたんだ!?そんなに急いで」
「わ、わた、し、みおに、伝えたい、事が」ハァ…ハァ…
――夏の太陽とガラナの実、私に少しだけ勇気を下さい
「澪、好きだ!!」
fin
お目汚し失礼
- 329 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 02:51:35 ID:iBBjfff8
- こんなチョコのCMあったら速攻買い占めに行くわ
- 355 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 18:08:25 ID:2naNuUxH
やっぱトキメイてしまうわ
- 356 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 18:09:00 ID:Arnprw2x
- 隣同士か!ちょっと嬉しい
- 357 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 18:14:06 ID:bY+8r+sq
- ライブいけない俺に大ダメージ!
だけど一瞬手繋いでるんかと思った
- 360 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 20:23:23 ID:AnPKNOlj
- 解除きた!
いやっほう!
23日に書きたかったもの。
澪の部屋。サンタの服装に着替えてスタンバイ。
ぃよっし!準備、おっけー!
さぁ澪、来い!
「・・律?」
ガチャリと扉の開く音と共に、待ち人の訝しげな声。
反応うっすいな、おい。
「めりーくりすまーす」
「・・・イブは、明日だぞ?」
・・・あれ?
「・・・そう、だっけ」
「っく・・ふふっ・・あはははは!」
澪は、珍しく大笑い。
こ、これは恥ずかしすぎる!
あー!くっそー!こんなハズでは・・。
「あー、おかし。・・まさか、こんなところに慌てん坊のサンタクロースが」
「っだー、もう!うっせー!」
・・これ以上ここにいるのは、耐えられねー!
「ちっくしょー!また来るからな!」
「あ、おい。律!」
澪の声を無視して、全力疾走して家まで逃げる。
あー、はずかし。
どっきり作戦のつもりだったのに。
はぁ、・・明日、どうしよ。
おわる?
- 361 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 20:26:51 ID:inFNDhRM
- 続けて
- 362 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 20:31:39 ID:AnPKNOlj
- そんで今日書きたかったものがこっち。
昨日は、慌てん坊のサンタクロースをみた。
今日はどうする気なんだろ?
また来るっていってたけど・・。
でかける両親を見送って一息つく。
娘を置いて泊まりに出かけるとか、うちも唯のとこの両親に負けてないのかも。
歌詞でも、書くかな。とか思っていたら。
インターホンの音。
なんだろ、律が鳴らしてくるとは思えないし・・。
「宅配便・・かな?」
そう思いつつ、玄関のドアを開ける。そこには。
「こ、こんにちは、澪さん」
トナカイの格好をした、聡くんがいた。
「え、どしたの、その格好」
「はは。ちょっと、ねーちゃんに」
・・どうやら無理やり着せられたらしい。
いくら近所だからって、トナカイの格好でここまで来るのは、かなりキツイ。
「律に、あとでよーく言っとくから」
「・・お願いします。・・あ、これねーちゃんから」
トナカイ姿で半泣きの聡くんの後ろから、凄まじく大きい箱。
・・どうやって運んできたのかと思ったら、荷台にちゃんと乗せてあった。
これを押しながら来たのか、トナカイの格好で。
とりあえず、持てそうもないので家の中に運んでもらう。
「・・なに、これ」
「さぁ。ただ、俺が帰ったあとで開けるようにって言ってました」
律のことだから、碌でも無いものなんだろうけど。
このまま玄関に置いとくのも、アレだし。
仕方がない。
「ありがとね。・・あ、何か飲んで行く?」
「いえ、澪さんに渡したらすぐ帰れって」
「・・・ほんとに良く、言っておくから」
「ほんとに、お願いします」
聡くんの後ろ姿を見送って、受け取った大きな箱を睨みつける。
さて、どうしたものか。
聡くんが帰ってから開けろってことだったし、開けてみるしか、ないよな。
リボンを解いて、蓋を開けてみる。
- 363 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 20:33:03 ID:AnPKNOlj
- 「みっおー!メリークリスマス!」
「うわぁ!」
・・サンタ服の律が、飛びかかってきた。
「おまっ、なんで!っていうか、何してんだ!」
「えー、昨日ドッキリ失敗したからさ、これならどーだって、ね!」
「意味がわからん!・・い、いいから早く退け!」
「やだ!」
昨日は良く見れなかったから分からなかったけど、このサンタ服、かなりきわどい。
あんまり長いこと、乗っかられてると、その、困る。
「私は澪への、プレゼントなんだ!」
「はぁ?!」
「プレゼントの箱に入ってて、トナカイが持ってきたろ!」
そんな私のことなどお構いなしに、訳の分からないことをいう律。
まぁ確かにトナカイが持ってきたけど。
サンタがプレゼントで、しかもトナカイが泣きながら届けにくるって、どうなんだろう。
「だから、受け取れ!」
でも。この状態で、そんなことを言われたら。
抑えられなくなる、だろ。
「・・プレゼントなんだよな」
「そうだぞ!」
「受け取って、あげる」
ニコニコとした顔で、相変わらず私の上に乗っかっている律の肩を引き、唇を奪う。
それだけで、さっきまでの余裕な姿から、顔を真っ赤にして慌て始める。
その様子が、面白くって、かわいくって、愛しくって。
だけど、プレゼントは、イブの夜に、届けられるものだから。
・・まだ、我慢しないとね。
「今夜、楽しみにしてろ?」
耳元で、そう囁いてやった。
おわる。
- 364 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 20:38:32 ID:2naNuUxH
- よっしゃあああああああああああああああああ
りっちゃんが澪しゃんのプレゼントで俺歓喜!!!!!!1
- 366 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 21:28:12 ID:JhBCNzMc
- 私はいま、運命の出会いをしてしまった。
クリスマスイブ、学校の帰り道。律と一緒に立ち寄った雑貨屋さんで。
「……か、可愛い」
小さなマスコットがついたキーホルダー。
見た目が可愛いのはもちろんのこと、さわり心地も最高という反則級の逸品だ。
欲しい。めちゃくちゃ欲しい。
そんな欲求に駆られて思わずキーホルダーを手に取り……すぐにはっとする。
……こんなの買ったら、律になんて言われるか。
似合わねーと大笑いされるのがやたらリアルに頭に浮かんで、思わずため息が漏れる。
「……やっぱ止めた」
「なにが?」
「う、わ、っと、律」
突然手元を覗き込まれ、私は慌てて持っていたそれを棚に戻す。
「ん? 何か欲しいのあった?」
「べ、別に」
「んー?」
ぷい、と顔を背けた私を、律が訝しげに見つめてくる。
何か隠し事してないか、と言いたげな視線から必死に逃れていると、
「ねー澪」
「……なに?」
「これ、おそろいで買おっか?」
「え?」
律が手に持っていたもの。あのキーホルダー。
「……お、お前、見てたのか」
「そんなことはいーから。買うの、買わないの?」
「…………いいの?」
「いーよ。一緒に買おう」
にっこりと笑って律がキーホルダーをふたつ手に取った。
とってもとってもファンシーなキーホルダー。
……律にはちょっと似合わないね。それに、私にも似合わないんだろうな。
でも。
「……ありがと、律」
「どーいたしまして!」
おそろいっていいよね。
- 367 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 21:38:14 ID:AnPKNOlj
- 一緒に買物してお揃いのもの買っちゃうっていいよね
クリスマス会のプレゼント買う時一緒に買ってたりとかしてればいい
- 368 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/24(木) 21:51:52 ID:j2OraznU
- >>366
りっちゃん優しい…!
このふたりってちょいちょいお揃いとか買ってそうだよな
りっちゃんが無くしたりして澪が(´・ω・`)てなる絵が浮かんだ
- 381 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 00:53:37 ID:ynWcPk6I
- メリークリスマス!
25日の分は考えてなかったけど、たったいま電波が落ちてきたから書いてみた。
考えてなかっただけに23日・24日との繋がりはない。
以下2レスほど借ります
- 382 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 00:54:23 ID:ynWcPk6I
- 「律!」
「なんだー?」
「もう、0時過ぎたぞ」
「え?・・ほんとだ。」
澪んち泊まって、澪の作ったご飯食べて、風呂に一緒に入って。
二人でゲームしてたら、24日が終りを告げていた。
「そろそろ、寝るか」
「えー、まだ早いだろー」
「早く寝ないと、サンタは来てくれないぞ?」
「ぶー」
サンタなんか、信じちゃいないし。
まぁ澪も、本気で言っちゃいないだろうけどさ。
私は、まだまだ遊び足りないんだ!
「まだ寝たくない!」
「明日・・ていうか、今日出かけるだろ?」
「・・そーだけど」
「だから、早く寝るの。・・さ、分かったら、さっさと布団に入る!」
「へーい」
むぅ。納得行かないけど、これ以上駄々こねても無理そうだし。
しゃーない、大人しく布団に入るとしますか。
そう思って澪のベッドに向かったら、澪は部屋から出て行こうとする。
「どこ行くんだ?」
「戸締まりの確認」
「そっか」
「先、寝てて良いぞ」
こーいうとこは、しっかりしてんだよなー。
でも、昔は暗いのが怖いからって一緒に連れて行かれたっけ。
とりあえず先に布団に入って、澪が戻ってくるのを待つ。
確認ってだけだから、そんなに掛かりはしないだろう。
- 383 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 00:56:04 ID:ynWcPk6I
- まだか、まだかと、待つ私。犬の待てってこんな気分なのかな。
ぼーっとそんなことを考えていたら。
階段を上る音。やっときたか。
・・なんだか何時もより、ゆっくりだけど。
そわそわしながら待ってたみたいに思われるのは、なんだか嫌だな。
・・ここは寝たフリでもして、驚かしてやるか。
私は、ドアが開くのと同時に目を閉じた。
「り、律?」
ちょっと上ずってる、澪の声。
そして、ゆっくりと近づいてくる足音。
「寝てる、よね?」
その呟きと共に、ギシリとなるベッドのスプリング。なんかわかんないけど、どきどきしてきた。
「・・律、メリークリスマス」
唇に、暖かい感触。
その瞬間、驚かしてやろうなんて気は吹っ飛んでいて。
・・このまま寝たフリをするのは、なんだか損な気がする。
だから。
「サンタなんて、信じてなかったんだけどな」
「おまっ、起きて・・っ!」
ゆっくり目を開けて、澪の方を見る。
そのつもりはなかったけど、驚かしてやるという企みは成功したみたいだ。
衣装も真っ赤なら、本人も真っ赤、ってね。
「まさか、澪が・・・ねぇ」
「いや、あのだな、えっと」
真っ赤な顔で弁明している澪。
今日と言う日のため、そして私のために、澪なりに頑張って考えたんだろうなって思ったら。
どうしようもなく胸んとこがあったかくなる。
そしたら、この感覚を、澪にも伝えてやりたくなって。
未だにワタワタしてる澪を、思いっきり抱きしめる。
「澪」
「な、なんだよ」
腕の中で、やっぱり真っ赤な顔の澪。
もう、どうしようもなく愛しい。
「メリークリスマス」
澪からのプレゼントは、しっかり貰ったから。
私からもプレゼント、しないとね?
おわる。
- 384 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 00:57:26 ID:TQRMzwki
- おし、GJ
これで俺もよく寝られるよ
- 385 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 01:23:06 ID:fOAT4csP
- 逆に眠れなくなった!!
- 386 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 04:36:30 ID:oIPbnlJv
- 3レスほど投下します。クリスマス!!
- 387 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 04:38:35 ID:oIPbnlJv
- 軽音部の皆とのクリスマスパーティを終え、私と律は二次会と称し
律の家でお泊りすることになった。別に二次会なんて言わなくてもいつものことなんだけど
それで他愛もないことを話していると、
「なんかクリスマスっぽくないなあ。」
と律がつまらなそうに言い、少し考えた後ふと何かを思いつくと、部屋を出て下の階に下りていった
何がなにやらわからないまま、とりあえず帰りのコンビニで買ったチョコを一つ噛み砕く
手元が寂しくなり、律の本棚から適当に音楽雑誌を取り出し流し流し読んでいると、そのうち階段を駆け上がる音が聞こえてきて
部屋のドアが勢い良く開かれ、律が何やら小さめのダンボールを持って入ってきた
「何だよそれ?」
「へへ、クリスマスを彩る小道具だよ!」
何かと思っているうちに律が箱の中から何か取り出した。なんのことない、それはただの小さいおもちゃのクリスマスツリー
「うわあ、きたないなあ。ほこりまみれだぞー」
「うおっ、こりゃひどい!結構前に買ったやつだからなあ。待ってて!」
そういうとまた私を置いてけぼりにして下の階に下りていく。ホントにマイペースだなあ・・・
私がくつろいでいる間もせわしなく動き回る律、あわてんぼうのサンタクロースといった感じだ。
私が少しうとうとしかけたとき、また荒々しくドアが開かれ、おせじにも綺麗とは言えないながらも、
それなりに飾り付けのされたツリーを持って律が入ってきた。
「よーし!これで気分出るぞー」
「盛り上がってるとこ悪いけど私もう眠い・・・」
「はいっ?!けっ!つれねえお嬢さんだ!」
三文芝居で吐き捨てるようにそう言った律も、少し目がとろんとしていた
「律も眠そうだぞー。」
「お見通しですかい・・・そうだな。動き回って疲れた・・・」
そういって私の横に座って、抱きつくように私のほうに倒れこんできた
「うわっ!ば、ばか!せめてベッドで・・・」
「えっ?!ベッドなら一緒に寝てくれるか?!」
「・・・・」
調子良いこと言って・・・ただ、別にそれを拒む理由は、今の私の中にはない。
ゆっくり寝かせてくれるなら、むしろ律を抱きしめながらお休みと洒落込みたいところ
とても暖かいし、角のない柔らかく小さいその体は抱きしめるのにも適しているので
そんなこんなで二人でベッドに横たわり、毛布だけお泊まり用のを用意して二人でかぶさった
律は何を思ったか、電灯を消してもツリーの電飾だけは付けっぱなしにしておきたいと言う
「クリスマスらしいじゃん!なんか!」
よくわからん・・・しかしそう言っているときの屈託のない笑顔に、反論する術を見出せなかった
別にそこまで睡眠の邪魔にもなりそうにないし・・・
そう自分の中で片付け、私は早速律を抱きしめた
「ひゃっ!み、澪しゃん大胆!」
顔を赤くして縮こまる律。こういう反応は私にしか見せないから、妙な優越感を得てしまう
- 388 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 04:41:29 ID:oIPbnlJv
- 静まり返る部屋、遠くのほうから3,4人の男性のものと思われる声が聞こえてきた
本当に静かで、なんとなく怖くなってきて、抱きしめている律の頭を、鼻の頭で軽くつついた
「んー・・・澪、まだ起きてたのお・・・」
「ごめん・・・なんか静か過ぎてさ・・・お話しよ・・・」
お話しようなんて小学生のとき以来言ったことないかもしれない。
私の胸に顔を埋め、可愛らしい寝顔を晒す律に若干の親心を持ちながらも、自分も子供から抜け切れていない
「そうだな・・・じゃあもうちょい起きてよ!・・・サンタさん来るかもしれないし」
これは驚いた。割と現実主義になってきたと思っていたが、そんなことを律が言うとは。冗談だろうが
「ぷっ・・・なあんだ、律まだサンタさん信じてるのかあ?」
「い、いや!じょうだ・・・んー・・・でも、いないことも無いと思うよ」
まじめな顔をして言う律 ほう、これは詳しく聞きたいところだ
「あのね・・・」
話は小学生の頃にまで遡る。今日と同じようにクリスマスイブの夜中のこと
当時、既に律はサンタクロースとはどんなものかを知っていて、大抵は一般家庭の父親が
子供が寝ている間にクリスマスプレゼントを枕に置く、家によっては仮装するところもあるだろう
そういう認識で片付けていたという
その年のクリスマス、律の父親は間が悪いことに出張が入っており、母親と弟の聡君の三人でクリスマスを過ごしたという
プレゼントが一日先延ばし・・・それを残念に思い、特に何も期待せずその日は就寝したとのこと
しかし、寝ている間に信じられないことが起きた。何やら窓の外から鈴の音のようなものが聞こえてきて、それが徐々に近づき
窓のすぐ外にまでその音が達したので様子を見ると、トナカイの引くソリに乗ったサンタクロースがそこに居たという
そのサンタクロースらしき老人が袋の中を探り、プレゼントを取り出すと、それをこちらに差し出してきたと
「そ、それで」
なんだかんだ私は聞き入っていたが、続きはなんとも納得のいかないもの、そのあとの記憶はなく、気付けば朝だったという
「なんだよそれ・・・・結局夢の話じゃないか」
「ううん・・・でもね、しっかり枕元にはプレゼントが置いてあって、それもサンタさんが取り出したのと同じ包装がされてたんだ!」
母親が置いたのかと考え問い詰めるも、母親は知らないの一点張りだったという
「それでね・・・ああ、サンタさんってもしかしたら・・・本当にいるのかもしれないって。・・・少し考えてたんだ」
普通に考えればおそらく犯人は母親、口では何とでもごまかせるし、小学生を言い負かすことくらいは何のことないだろう
それを律も薄々感づいてるはず。・・・ただ、それでも、どこかでまだサンタクロースを信じているんだ
意外とロマンティックなんだなあ
そんな律の幼い部分を知ると、急に目の前の少女がとてつもなくいとしい存在に思え、抱きしめる力を強めた
(はあああ・・・かわいい・・・・)
「み、澪いたい」
「あ、ご、ごめん!」
あわてて力を緩めると律は少し頬を膨らませそっぽ向いてしまった
でも、なんか大分落ち着いたなあ。すごく・・・心のそこから暖かくなったような・・・
「律、ありがと・・・これでゆっくり寝れる」
「ふふん、澪しゃん怖がり克服かい?」
不敵な笑みを浮かべながらこちらに向き直り、私の頬を軽くつつく。
調子に乗るなというメッセージを込め、私は軽くおでこをつつき返した
- 389 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 04:42:42 ID:oIPbnlJv
- そんなことをして二人で笑っていると、遠くから一つの音が響いてきた
「・・・・これ・・・」
「・・・・鈴の音?」
それは徐々にこちらに近づいてきたが、窓の外にとどまることなく、屋根の上を通り過ぎていった
「・・・・律、今の・・・」
「うん・・・・澪。」
これは夢かな、現実かな。小さいツリーの電飾の弱々しい光でライトアップされた部屋に、その体験が重なり
夢とも現実とも断定できない、不思議な時間が流れた
「・・・サンタさん、ここには来なかったね。」
「うん・・・もう大人だもんね」
なんて寂しい気持ちに浸っていると、律が思いついたように言う
「そうだ!サンタさんはいいこのところにしか来ないから、いつも理不尽に人を殴りつける澪に」
最後まで言わせず、唇を指でつまんだ。サンタに避けられる理由があるとしたらむしろお前のほうだ。
「ぷはっ・・・まあホントは澪いい子だから・・・きっと澪が一人でいれば来てくれると思うよ」
「ふふ・・・珍しく謙虚だな。・・・でも律だっていい子だよ、サンタさんが避ける理由なんてない」
律にいい子なんていうの初めてだ。そうかな〜と照れくさそうに笑う律
・・・・別にサンタさんがこなくても、その笑顔があれば私は幸せなのかもしれない。
そんなことを思いながらまた律を抱き寄せ、今度は律と共に、深い眠りに堕ちた
遠くから優しく響く鈴の音に身を任せながら・・・
- 390 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 04:44:05 ID:oIPbnlJv
- 以上。誤字脱字ないといいな
なんか途中から話が飛躍しすぎた気がするが、まあいいんです
文章が覚束ないのもまあいいんです
それでは
- 391 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 05:01:04 ID:4MBiq1R6
- 早起きは三文の得
伝承はまことじゃった
- 394 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 10:02:30 ID:C+om3HTr
- くじモノで律が当たると次は必ず澪が出てくる不思議
ttp://nagamochi.info/src/up53211.jpg
- 397 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 10:54:21 ID:wszocY7x
- 律「あー当てられたーさようなら澪ー」
澪「りーつー!」
澪「追いかけてきたぞ!」
律「無茶しやがって……」
- 399 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 12:53:27 ID:mMnEK89z
- ちゅんちゅんと小鳥の囀りで目を覚ます。
律はといえば隣でぐっすりと寝息を立てていた。
きっと昨日の夜で疲れてるだろうから、起こさないようにそっとベッドの中を出て、カーテンを開けてみると…
真っ白な銀世界。
太陽の光で反射して雪が光っている。
通りで寒い訳だ。
・・・・寒いし、もう一眠りしよう。そう思ってまた、ベッドの中に入った。
「おやすみ、律」
律の心地よい温もりを感じながら、また眠りについた。
おわり
駄文で申し訳ない。
- 400 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 16:31:47 ID:fOAT4csP
- 大晦日ライブのイラストみたけど、2人が隣同士だったことが素直に嬉しい。
- 401 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/25(金) 17:37:37 ID:wszocY7x
- 澪しゃんがりっちゃんの服摘んでるように見えた
堀口さん意識したやろ!ああんっ?!
- 408 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 00:53:32 ID:MjQeBYAK
- 私は、澪の音が好き。
声も、ベースも、足音も。
そして、なによりも。
「律、寝るぞ」
「おー」
寝るときは、ベッドで一緒。
小さい頃は余裕だったけど、今は流石にちょっと狭い。
でも、ぴったりくっついてれば、平気だもんね。
「電気、消すぞ」
「ん」
電気を消して、横になる澪の胸に抱きつく。
・・聞こえてくる、澪の音。
「澪」
「なんだ?」
「どきどき、してる?」
「・・うん」
へへっ。なんか嬉しいな。
だって。
「私も、どきどき、してる」
そういったら、ぎゅって抱きしめられた。
私は、澪の音が好き。
声も、ベースも、足音も。
そして、何よりも。
・・澪の鼓動が、好き。
おわる
- 409 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 01:03:50 ID:TsFfEjjk
- リズム隊だから鼓動は基本よね
うはー萌えるw
- 411 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 03:43:42 ID:bqJhJCax
- りっちゃんと澪しゃんがラブホに行くというとんでもない夢で目が覚めたwww
とてつもない澪律澪…
- 412 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 15:53:01 ID:VrPwjKy8
- 律「ふあぁ……昨日は激しかったなあ」
澪「うん……りつぅ」
律「どしたあ?」
澪「……ち、ちゅー…して」
律「おっ!へへへ」
ちゅうっ
澪「////リツッー」がばあ
律「ミオッー!」がばあ
- 413 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 18:48:12 ID:I2Gx5Np1
- 寒いけど妄想が止まらない
5レス程借ります
- 414 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 18:49:47 ID:I2Gx5Np1
- 「うぅ、寒い……」
夜のうちに積もったのだろう、真っ白な雪に覆われた通学路。
まだ積もったばかりの粉雪を軽く巻き上げて吹きつける微風に乱された髪を手ぐしで整えながら、私は辺りを見回す。
朝の空に広がる澄んだ青と、その光を確実に反射してキラキラ瞬く地上の雪は確かに綺麗で、家から出てしばらくは見とれたりもしたのだけど、もう数分間ここで立ち尽くしている今の私には、その景色に感動するような気持ちより、寒さからくる苦痛の方が勝ってしまう。
私がこの寒い道端で、身体も動かせずに凍えている理由はただ一つ。
通学路の途中に“あいつ”が勝手に設けたいつもの待ち合わせポイントに、今日はまだ“あいつ”がその笑顔を見せに来ないからだ。
かといって置いていく理由も無ければ、“あいつ”がわざわざ学校を休む理由も無い。
大方寝坊でもしたんだろう、おはようの後にげんこつの一発でもくれてやろうかと軽い気持ちでその場に留まって早数分。
いい加減に遅刻も怖い時間になり、でも先に行くのもなんだか忍びない、後ろ髪を引かれる心情で歩き出そうとしたその刹那、
「澪っ、おはよ!」
狙ったようなタイミングで、“あいつ”こと律の声が通学路に響く。
冬の寒さなんて吹き飛ばしそうな、暖かい笑顔をたずさえて。
「おはよう、律。……遅いぞっ」
「悪い悪いっ」
ハネた後ろ髪を弄りながら自嘲する律に、私のげんこつは遂に持ち上がらなかった。なんだか負けた気分。
- 415 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 18:51:20 ID:I2Gx5Np1
- 寒い寒いと愚痴をこぼしつつ学校へ向かう。
おろしたてのマフラーと、冬の空気の冷えた香りに今年の終わりを感じながら歩道の雪を踏みしめていると、すぐ隣を並んで歩く律がダッフルコートのポケットから取り出した小さなペットボトルが目にとまった。
開かれたキャップの色はオレンジ、ペットボトルを満たす緑茶が飲み口から湯気を上げる。
この寒さの中では相当に心強い味方だろうそれをゴクゴクと飲んでいた律は、羨ましそうな私の視線に気づいたのかペットボトルを差し出してくる。
「澪も飲む?温かいぞ〜?」
「え、あ……」
その飲み口を見つめた私は、きっととてもわかりやすく動揺してしまっている。
友達との間接キス程度で恥ずかしがるなんて馬鹿らしいだろうか。それでも私はどうしようもなく意識してしまう。
私の飲みかけだって平気で口をつける律には、毎度いちいち顔を熱くさせられる。
同性の、それも幼なじみの律相手にこんな反応はひょっとしなくてもおかしいのかもしれないけど、自分はそういうお年頃なんだ、と納得しておきたい。
私のその小さな葛藤を知ってか知らずか、吐息のように小さく笑った律は、
「こんなこともあろうかと、ちゃあんと澪の分、買ってきてるんだよね私はっ。さあ、ありがたく受け取りたまえ」
「あ、ああ、うん。……ありがと」
「ふふっ」
いたずらに満足した子供のように無邪気に笑う律。ああさっきのアレ、絶対にわざとだろ。
恥ずかしさを押し流すように、受け取ったペットボトルの緑茶を一気にあおる。
今、私の頬が朱いとしたらそれはこの熱いお茶のせいですきっと。……なんだか負けた気分。
- 416 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 18:52:17 ID:I2Gx5Np1
- 私がお茶で体を暖めている間に、律は再びコートのポケットをゴソゴソ。
次に取り出したのは、
「じゃじゃーん!ジャンボ肉まん!コンビニで今日からだったんだよね〜」
白い包みに収まった、期間限定、毎年大人気のジャンボ肉まん。大きさは普通の倍以上はあるかもしれない。
「もしかして、今日遅かったのって……」
「ご名答っ、ラスト一個をなんとかゲットしてきたんだじっぇ痛っ〜!?」
無言で放った私のげんこつを見事に頭で受け止め、お茶をこぼさず肉まんを落とさずに器用にリアクションをとる律。ペットボトルをポケットに戻し、空いた手で自分の頭をさすりながら抗議の眼差しを向けてきた。
「うう痛ぇ〜〜、ったく澪しゃんたら朝から快調ですこと」
「自業自得だ。せっかく待ってたのにっ……」
「あぁ、お、怒るなよ澪ぉ。ほら、澪にもあげるから、ね?」
「むっ……」
律は多少は申し訳なさそうに焦りながら肉まんを差し出してきた。勇ましく湧き上がる湯気の魅力に負けそうになりながらも、
「私は、いいよ。朝ご飯食べたし」
と断る。“お年頃”の私にジャンボ肉まんのカロリーは強敵すぎる。なにより、律のお楽しみを盗ってしまうのも気が引けた。
- 417 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 18:55:57 ID:I2Gx5Np1
- 律は、本当に食べなくていいのか?と何度か私に確認をとってから、小さく肉まんの端から食べ始めた。
自分で断っておいてなんだが、負けっぱなしも癪なのでイヤミの一つも言っておこうか。
「朝からそんなの食べて、また太っちゃうぞ?」
「またって何だよまたって。でもそれはコワいな〜、誰かが少し食べてくれれば太らずにすみそうなんだけどな」
ニヤニヤとこちらを見る律は、なんだか全部を見透かしているようにも思えて。本当、勝てそうにない。
「しょ、しょうがない、律がどうしてもって言うなら少しくらいは……」
「ほんと?へへっ、ありがと澪っ。それじゃ……、はい、半分こ」
「う、うん」
並んで歩きながら、温かい肉まんを二人で食べる。安物のコンビニ肉まんのハズなのに、今まで食べた中で一番をつけれるくらいに、
「美味しい……」
「だっろ〜?冬はやっぱりこれだねえっ」
- 418 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 18:58:07 ID:I2Gx5Np1
- 「でも良いのか?せっかくの肉まん、結局半分になっちゃったけど」
との私の言葉に律は得意気な顔で、わかってないね〜澪ちゃんは、と言わんばかりに立てた人差し指をくるくる回す。
「肝心なのは量だけじゃないんだぞ〜、どれぐらい美味しく食べたか、これが大事!」
「わかるようなわからないような」
「私は、澪と一緒に食べるのが一番美味しいと思った。で、結果は大正解でしたっ。澪は?」
「さ、さっき言ったろ。……美味しいって」
「じゃあ、二人とも大満足だな。さすがジャンボ肉まんっ」
既に自分の分を食べ終わった律は、まだ湯気を上げるだけ形が残る私の肉まんを見つめると、
「澪殿、隙ありっ」
「わっ、律!意地汚いぞっ」
「へへぇっ、美味し〜」
「も、もうっ」
私は、かなり小さくなってしまった私達の肉まんを見つめてから、冷めないうちに一気に口に放り込む。
うん、美味しい。でもなんだか最後まで負けっぱなしな気分。
不思議と悔しくは無いけれど。
- 419 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 19:02:11 ID:I2Gx5Np1
- ありがとうございました
冬の日、クリスマスが終わったって2人はイチャイチャできるんですよ
寒さなど敵じゃないね
- 420 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 19:17:09 ID:VrPwjKy8
- あまあまだぁ……
どんなに寒くても俺は幸せ
- 421 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 19:25:40 ID:TsFfEjjk
- >>419
どんなに寒くても僕は幸せです…GJ
- 426 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 23:32:40 ID:MjQeBYAK
- 強制自重中に書いてたものでそのまま投下するにはタイミング的にも内容的にもアレなのであげてみた
エロくはないけど微・・でもないか、くらいで4つほど
見た後の苦情は見えない聞こえない
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org498905.txt.html
- 427 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/26(土) 23:45:46 ID:IB4Ue2sT
- >>426
やばい萌えた
その2と3が特に好き!
- 431 :名無しさん@お腹いっぱい 2009/12/26(土) 23:53:33 ID:Sis/N5JU
- >>430
ありがとう。でも削除されてる・・・。
お礼と言っては何ですが1スレお借りします。
- 433 :名無しさん@お腹いっぱい 2009/12/26(土) 23:57:41 ID:Sis/N5JU
- ーガチャ。
「こんにちはー・・・って、あれ?」
いつもなら大抵、「遅いぞー梓。」とか「寂しかったよ〜あずにゃんっ!」とか言って
律先輩や唯先輩がちょっかいを出してくるのだけど。
珍しく部室に私が一番乗りかと思ってギターを置き、椅子に座ろうとすると、
いつから居たのか、ほほ笑みながら外を見つめている人影が一人・・・。
「・・・あのー、澪先輩?」
「・・・へっ!?あ、梓か。い、いつからそこにいたんだ?」
あからさまに慌てている態度。・・・あやしい。
「今さっきですけど・・・。っていうか何見てたんですか、澪先輩?」
「えっ、いやぁ〜、い、良い天気だなぁ〜と思ってさ・・・外の景色を・・・・」
「ふ〜ん・・・。」
「ほ、ほんとだぞ、梓!!さ、さぁ私達だけでも練習練習!」
と言うと澪先輩はベースの手入れをし始めた。
「ん・・・そうですね。」
と言いつつチラリと窓の外を見てみると、来週のバスケの大会のために
必死に練習している律先輩の姿が。
「やっぱり愛してるんですね、律先輩のこと。」
「な、ち、違う・・・」
口ではそう言ってても、顔に出てますよー。
- 434 :名無しさん@お腹いっぱい 2009/12/26(土) 23:59:05 ID:Sis/N5JU
- 駄文、失礼しました。
また機会があればいつか・・・
- 437 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/27(日) 00:03:06 ID:thW6N1Cm
- 澪はりっちゃんが運動してるとこ見るの好きそうだよな
運動得意ってのもあるだろうけど、なんとなくすげー楽しそうにやってそうだし
そしてクラスメイトとキャッキャしてるの見てちょっとモニョってたら萌える
- 439 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/27(日) 00:15:47 ID:3+tccuNs
- >>437
確かにそういうイメージがあるな。
で、後でりっちゃんに詰め寄って「何話してたのっ・・・」って問い詰められるんだよな。
- 441 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/27(日) 00:28:24 ID:lEWvtobD
- 澪と律が安価な牛角に来店とな?
- 453 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/27(日) 00:54:37 ID:BdtswIbZ
- 澪「今のうちに律にイタズラしよう…はあはあ」
- 454 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/27(日) 00:54:41 ID:TROUKmNM
- 澪「もう寝よっか?」
律「澪さん、その・・・湯たんぽなんて・・・いかがです?」
澪「は? 湯たんぽ? どこにもないじゃん。」
律「その・・・人工湯たんぽ・・・といいますか・・・」
澪「プフフ・・・まったく、早く入れ湯たんぽ!」
律「おじゃましまーす!!」
俺「湯たんぽ、寝るか?」
湯「うん///」
死にたい
- 456 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/27(日) 00:58:55 ID:8E+gci7k
- なにこれシリーズは強制自重による抑制と4スレ目の凄まじい色々なものが融合してできた
まったく新しい・・・ごめんなんでもない
「りーつー」
「んー?」
私のベッドに寝転んでいる澪が、力のない声で私の名前を呼ぶ。
今日の私は、ちょーっと狼さんだったりして。
あんま近くに行かない方がいいかなぁと、自制しているわけだ。
なのに。
「こっち、きてよ」
かわいいかわいいウサギさんが、お誘いしてくるもんだから、困る。
いつもはほとんど甘えてこない癖に。
「なんで?」
「・・りつの、いじわる」
あぁもう、自覚なしに煽るんだから、ほんと。
「拗ねんなよ〜」
「拗ねて、ないもん」
拗ねてるちびっ子は皆そういうんだぞ、知ってるか。
「りつが、構ってくれないんだもん」
あれかな、私を殺しにかかっているのかな、澪ちゅわん。
「りぃつ・・」
再度私を呼ぶ声。さっきよりも更に力がない。なんか色々、まずい。
もうだめだ、これに勝てるやつ、いるのか?
どうなっても知らないんだからな。
そう思いつつ、澪の方を向く。
・・澪は、寝ていた。
「これはない、だろ〜・・・」
力のない声だったのって、眠かったからかよ!
・・ったく、『私は律に振り回されてばっかりだ』とか言う癖に。
振り回されてるのはこっちだっつーの。
澪の場合無意識だから、余計手に負えないぞ!
はぁ。・・・寝るか。
起きたら、ぜってーいじり倒してやるっ。
おわる。
- 457 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/27(日) 01:03:41 ID:NwTeVERq
- 律「ROMってなんだ?」
澪「さぁ?」
澪「(R…律は、O…面白いうえに、M…モテモテだ)」
律「(R…らぶりーな、O…女の子、M…澪しゃん)」
麦「R…りっちゃんを、O…押し倒す、M…澪ちゃん…うふふふふ」
- 460 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/27(日) 01:15:40 ID:11zBB/Z2
- MUGI 「Ritsu on Mio」
- 492 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/27(日) 22:32:19 ID:Hpa++yL/
- なんでりっちゃんと澪しゃんて一緒にスースー寝てんのが似合うんだろ
別に作中じゃそんなの無いのにw
- 494 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/27(日) 22:37:35 ID:7z1cuC5D
- 夢でも一緒だよ、澪…。
みたいな
- 502 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 00:07:41 ID:RH4q7E9i
- 律「夢でも一緒だよ☆」
澪「勝手に言ってろ、アホ!」
- 503 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 00:09:57 ID:cv4YjjI5
- 澪「勝手に言ってろ、アホ!///」
- 504 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 00:39:07 ID:vAo1DxBj
- 澪「勝手に……言ってろ////」
- 505 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 00:41:36 ID:RH4q7E9i
- デレ三段活用
- 506 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 00:54:45 ID:vAo1DxBj
- テストにはでませんよー。
- 507 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 00:58:51 ID:8NodFGms
- 澪「ば、馬鹿なこと言ってないでさっさと寝ろっ」
律「はぁいっ」
澪「……わざわざ言わなくても、律ならいつも夢に……」ボソッ
律「へへっ、おやすみー澪っ。また夢でね」
澪「……おやすみ、律」
みたいなね、みたいなね
- 508 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 01:07:28 ID:vAo1DxBj
- 「夢でも会えたらいいね。澪」
「……ばかりつ。まだ会ってないのか…」
- 510 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 01:23:19 ID:MlJbu94F
- 私の隣ですやすやと寝息を立てる律。
そっとその顔を覗き込むと、むにゃむにゃと動く口元が可愛くて思わず微笑んでしまった。
「子供みたいな顔しちゃって」
小さな頃から変わらないその寝顔。頬をツンとつつく。
「うーん……」
「ふふっ」
鬱陶しそうに顔を歪める律が面白い。
ほんと、律の寝顔を見てるのって面白いし、幸せだ。
……どんな夢、見てるのかな。
と、そんなことを思っていると、律の口がわずかに開く。
「むにゃ……こら、やめろ……ゆい……」
「……………………」
……こら。
誰の夢、見てるんだ。
たかが夢とはいえ……ちょっと複雑だ。
「……ばか律、見るなら私の夢見ろ」
相変わらず夢の中から帰ってこない律の耳元でそう囁いて、ちゅ、と頬に触れる。
次に違う子の名前呼んだら、ほっぺじゃ済まないんだからな。
そして、私もそっと目を閉じて眠りの世界に落ちていく。
律の夢、見れたらいいな。
なんて、そんなことを考えながら。
なんでこのふたりってナチュラルに一緒に寝てる妄想になるんだ
- 511 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 01:36:25 ID:eH9H/KYJ
- >>510
一緒にいるのがデフォルトだからさ!
律は澪が中々夢に出てこない的な感じだといい
キャラじゃない、と思いつつも。
だって、夢に全然出てきてくんないんだもん。
だったら、こーいうのにすがるっきゃ、ないじゃん。
「えっと何々、枕の下に写真を入れるとその人が夢に出てくる、か」
ほんとにこんなんで出てくんのかね。
疑いつつも写真を枕の下に入れてみるあたり、そーとーだな。
「ぃよっし!・・ちゃんと、出てこいよ・・澪。」
はてさて、ジンクスの効き目や如何に?
おわる。
- 513 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 01:45:32 ID:DFN6wPRm
- うーん・・・
あ、この辺走ってるな。
ん・・・澪凡ミスしてる・・・緊張のせいかな?
って駄目だ!!
澪の声聴きながら寝れば澪が夢に出ると思ったけど
どうしても演奏に耳が集中しちゃう・・・
うーん・・・写真も駄目だったし・・・あ、あれだ!!
この歌詞・・・冬の日。
今じゃ字を眺めるだけで恥ずかしくなってくるその歌詞
これを枕の下に・・・
よし・・・じゃあおやすみ
「律!カチューシャもーらい!」
「あ!!返せよう」
「だーめ!髪下ろし律かわいいなー」
「う、おかしーし!」
「おかしくねーし!!」
ホンワホンワ ヤパヤパ ヘィンヘィン ピュオオオオ
・・・
澪、夢に出たけど・・・
これでいいのかな・・・うーん・・・
はあ・・・・ねえ、君の夢に・・・私は出てる?
よくわからんSSになった
- 514 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 01:50:09 ID:bWgZnZ0Y
- ―――――――澪の動く気配で目が覚めた。
あれ?目が覚めたって、さっきまで澪と話してたような…。
上手く働かない頭でぼんやり考えると、やっとさっきのは夢だったんだと気付く。
「ねえ」
いまだ覚醒しきらない意識のまま言葉を紡ぐ。
「夢に澪が出てきたよ」
寝呆けたまま、ただそれだけを伝えた。
「本物が目の前にいるだろ」
顔が一瞬で熱くなる感じがして布団に潜った。
こんなクサイ台詞を吐かれるなんて思ってなかったから、澪の顔が見れない。
こいつ無自覚かよっ…!
顔を上げないままでいたら強く抱きしめられた。
もういいや、澪に身を委ねたまま眠ってしまおう。
――――――――「夢に澪が出てきたよ」
起き抜けに何を言いだすんだ、こいつは。
「目の前に本物がいるだろ」
至極当たり前の返事を返すと、律は寝惚け眼を一瞬驚いたように開いて
そのまま布団に潜ってしまった。
布団の隙間から冷たい空気が入り込んで寒い。
せっかくの冬休み、いまだ顔を出してくれない律を抱きしめて二度寝しよう。
りっちゃんは寝呆けてそのまんま思ったことを口にしちゃったりしたら可愛いなと思う
- 515 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 01:52:06 ID:eH9H/KYJ
- 何このドリームタイム
- 516 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 01:55:01 ID:2mBTt4Oo
- これぞまさしく、ふわふわ時間…!
- 518 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 02:22:35 ID:RH4q7E9i
- 〜ライブ〜
澪「律を見てると、いつもハートDOKI☆DOKI♪」
唯「!!?(澪ちゃん、無自覚?!)」
客「りつ?」
客「なんかドラムが乱れてない?」
客「キーボードの人いきなり力入ってきたわね」
- 523 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 03:34:40 ID:bWgZnZ0Y
- >>518
ワロタ
律動揺してるw
「律、もっと奥寄って」
私は律の肩をぐいと押した。
「もー無理だって。澪しゃん」
律は苦笑しながら体を縮める。
「ていうか、シングルベッドでくっつかないようにするほうが難しいと思うよ」
さらに苦笑しながら律が言う。
そもそも何故狭い思いをしながら一つのベッドに寝ているのかというと…。
普段はお互いの家に泊まるときは来客用の布団を出して寝ていた。
長い間それが習慣化していて一緒のベッドで寝るなんて考えもしなかったのだ。
事の発端は律の一言。
「2人一緒に寝たらあったかいんじゃないか?」
布団出す手間もないし、なんて付け加えながら。
ホントは後者が本音なんじゃないか?と思いつつも、
私も別に一緒に寝るぐらいいっか。と特に拒否する理由は浮かばなかった。
ベッドに入るまでは。
………かっ…顔が近い!!
こんな至近距離に律の顔があるなんて、すごく緊張する。
律はというと、私の気持ちを知ってか知らずか私のほうを向いて笑っている。
「律、ちょっと奥寄って」
ということで、冒頭のやりとりをする羽目になったのだ。
長い付き合いの中で、こんなふうに緊張することってなかったなぁ…。
相手は律だぞ律!何を恥ずかしがってんだ私は。
よくわからない胸のドキドキはおさまらないまま、律に背を向けてなんとか平静を装う。
「みおー、やっぱ2人だとあったかいな」
背中にそんな声を聞きながら、今夜は寝不足になるなと考えた。
ごめん、思いつきで書いてたら意味分からん話になった
誰か律視点か続き書いてくれー
- 524 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 03:52:23 ID:DFN6wPRm
- 「律、もっと奥寄って」
背中で私の体を押しながら、ぶっきらぼうな感じにそういう澪
ことの発端は
「2人一緒に寝たらあったかいんじゃないか?」 この私の一言
二人で寝れば暖かい、布団を出すのがめんどくさい
二重に理由を付けつつも、実は本心がさらに奥に隠してある
もっと二人の距離を縮めたい。
たまには抱き合って寝るってのも良いと思ったんだよ
なのに澪ったら、ベッドに入るまでは素直だったのに、
ベッドの中で目を合わせたらなんか動揺して、すぐ背中向けちゃった
澪の平静を装う演技はすごく下手っぴ。
あのときの澪、すごく顔真っ赤にしてたもん
しびれを切らせて、私が澪に覆いかぶさるように背後から抱きつくと、体を震わせて
「くっつくな!」
なんて拒んできた。でも折れずに抱きしめ続けた。この温もり・・・今までになかった温もり
ずっと味わっていたかった
すると澪のほうが折れたのか、力を抜いて、私の腕の中で体の向きを変えた
そして、二人は再び向き合った
「澪・・・顔真っ赤。」
「あ・・・暑いからだよ」
そうか。確かに、暖かいってより暑いかもしれない。体の奥から熱がこみ上げてくる
「ふふ・・・たまには良いじゃん?」
「・・・・アホ律」
目を閉じて、私のおでこにかるーく頭突きをかましてきた
すごく近い。澪との距離
朝なんか、来なければいい
律視点で書いてみたよ!劣化してたらごめん
- 525 :名無しさん@お腹いっぱい。 2009/12/28(月) 04:13:02 ID:jrDHTWl9
- なんとまぁあったかあったかなんでしょう…
どっちの視点もGJ過ぎる
寝る前に3巻の馴れ初め話読んだら眠れなくなったがこのスレのせいで余計覚醒しちまったわw