「犬ってい言うのはな、ご主人様に忠実じゃないといけないんだぞ。」
そんなことを私の頭上に乗っかる物体に言ったって当然聞きやしない
「わたしここすきー!」
返事になっていない返事を返すと、律ワンは私の髪の毛に顔をグリグリこすりつけてくる
嫌ではないけど、ここで甘んじてはペットに対する教育がまるでなっていない。
少し強引ではあるが、私は頭に乗っかる律ワンのお腹をこしょこしょとくすぐった。
嫌ではないけど、ここで甘んじてはペットに対する教育がまるでなっていない。
少し強引ではあるが、私は頭に乗っかる律ワンのお腹をこしょこしょとくすぐった。
頭上にいる律ワンのお腹をくすぐるのは至難の業かと思われたが、意外と弱いらしく
指をチョコチョコ動かすだけで「きゅうん」とかわいい声を上げコテンと私の頭から転げ落ちてしまった。
指をチョコチョコ動かすだけで「きゅうん」とかわいい声を上げコテンと私の頭から転げ落ちてしまった。
落下して仰向けになった律ワンのお腹をさらにくすぐると、イヤイヤ!と言いながら
しっぽをプルプルふるわせて悶えている
しっぽをプルプルふるわせて悶えている
上の口はそういっても下の・・・みたいなことかな。
可哀想になってきたので起き上がらせて、背中にできるだけ優しく手を添えながら
きゅっと抱きしめると、気持ちよさそうに腕の中に納まって、スヤスヤ寝息・・・
可哀想になってきたので起き上がらせて、背中にできるだけ優しく手を添えながら
きゅっと抱きしめると、気持ちよさそうに腕の中に納まって、スヤスヤ寝息・・・
厳しく教育しようと思ったのに、こんな可愛くちゃそれもままならないよなあ・・・・
「みおー?なーにニヤニヤしてんだ!」
そんなことを律の部屋でペットのカタログを見ながら考えている私
どうやらニヤけていたみたいだ。これはお恥ずかしい
どうやらニヤけていたみたいだ。これはお恥ずかしい
「なんだー、澪って犬飼いたかったのか?」
馬鹿、お前をだよ