紬「澪ちゃん、ちょっと」クイクイッ
澪「ん?なんだムギ、誘ってるのか?だがあいにく私には律が」
紬「そのりっちゃんのことなんだけど」
澪「な…いくらムギとはいえ律は渡さないぞ!絶対の絶対の絶対だからな!!」
紬「分かってるわよ。うるさいからちょっと黙って?そして聞いて?」
澪「あ、はい」
紬「これを見てくれる?」
澪「これは…イヌミミカチューシャ?」
紬「ええ」
澪「話は終わりか?残念だけどそれくらい私だって持って」
紬「最後まで聞きなさい。実はこのイヌミミはただのイヌミミじゃないの」
澪「何を言ってるんだ、ついにおつむに回っちまったかい?ハハッ」
紬「私の家の系列会社の試作品でね、装着すると特殊な磁場を発生させて使用者の脳の信号を一時的に支配するの」
澪「…なんだか危ないな。試作品って言ってたけどそんなもの製品化なんてできないだろ」
紬「大丈夫よ、生命維持関連の機能には干渉しないようにつくられてるから」
澪「ふぅん?」
紬「でね…これをつけると」
澪「犬の擬似人格を発現させる?」
紬「…!!どうしてそれを知っているの!?これを関係者以外の目に触れさせるのはこれが初めてなのに!!」
澪「いやだって見た目がそのまま」
紬「く…!澪ちゃんあなたまさか産業スパイ!?」
澪「こんなものスパイしてどうするっていうんだ…」
紬「こんなもの…こんなものですって!?」
紬「いい!?これには複数のモードを搭載してあって使いようによってはその人の潜在願望を引き出すこともできるの!!」
澪「…なんだって?」
紬「澪ちゃんなら分かるでしょ!なかなか自分から手を出してこないりっちゃんの本当の気持ちがわかる、このイヌミミのポテンシャルが!!」
澪「…ムギ、すまなかった。その搭載されているモードについて御教示願いたい」
紬「…ふぅ。いいわ、教えてあげる」
紬「まずは犬モード。これは犬みたいになるだけ」
紬「次は発情期モード(犬)。犬モードを維持したまま発情期に移るわ」
紬「そして最後…発情期モード(素)。普段の人格を保ったまま発情期に移る」
澪「…」ゴクリ
紬「ただ気を付けて欲しいのは、発情期モードの対象になるのはいずれも使用者が最も欲する人物だってこと」
紬「それ以外の人には何もしないわ」
澪「…ムギ、これ、借りるよ」
紬「ええ、そのつもりで持ってきたのだから」
紬「本当は盗撮・盗聴機能もついてるんだけどそれは秘密よ」
澪「そうか」
澪「ん?なんだムギ、誘ってるのか?だがあいにく私には律が」
紬「そのりっちゃんのことなんだけど」
澪「な…いくらムギとはいえ律は渡さないぞ!絶対の絶対の絶対だからな!!」
紬「分かってるわよ。うるさいからちょっと黙って?そして聞いて?」
澪「あ、はい」
紬「これを見てくれる?」
澪「これは…イヌミミカチューシャ?」
紬「ええ」
澪「話は終わりか?残念だけどそれくらい私だって持って」
紬「最後まで聞きなさい。実はこのイヌミミはただのイヌミミじゃないの」
澪「何を言ってるんだ、ついにおつむに回っちまったかい?ハハッ」
紬「私の家の系列会社の試作品でね、装着すると特殊な磁場を発生させて使用者の脳の信号を一時的に支配するの」
澪「…なんだか危ないな。試作品って言ってたけどそんなもの製品化なんてできないだろ」
紬「大丈夫よ、生命維持関連の機能には干渉しないようにつくられてるから」
澪「ふぅん?」
紬「でね…これをつけると」
澪「犬の擬似人格を発現させる?」
紬「…!!どうしてそれを知っているの!?これを関係者以外の目に触れさせるのはこれが初めてなのに!!」
澪「いやだって見た目がそのまま」
紬「く…!澪ちゃんあなたまさか産業スパイ!?」
澪「こんなものスパイしてどうするっていうんだ…」
紬「こんなもの…こんなものですって!?」
紬「いい!?これには複数のモードを搭載してあって使いようによってはその人の潜在願望を引き出すこともできるの!!」
澪「…なんだって?」
紬「澪ちゃんなら分かるでしょ!なかなか自分から手を出してこないりっちゃんの本当の気持ちがわかる、このイヌミミのポテンシャルが!!」
澪「…ムギ、すまなかった。その搭載されているモードについて御教示願いたい」
紬「…ふぅ。いいわ、教えてあげる」
紬「まずは犬モード。これは犬みたいになるだけ」
紬「次は発情期モード(犬)。犬モードを維持したまま発情期に移るわ」
紬「そして最後…発情期モード(素)。普段の人格を保ったまま発情期に移る」
澪「…」ゴクリ
紬「ただ気を付けて欲しいのは、発情期モードの対象になるのはいずれも使用者が最も欲する人物だってこと」
紬「それ以外の人には何もしないわ」
澪「…ムギ、これ、借りるよ」
紬「ええ、そのつもりで持ってきたのだから」
紬「本当は盗撮・盗聴機能もついてるんだけどそれは秘密よ」
澪「そうか」
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澪「律、ちょっと」クイクイッ
律「ん?どうした澪、誘ってるのか?だがあいにく私は攻めよりも受」
澪「おかしくねーし」パサッ
律「ゃ…何するんだよ、返してよぅ…」
澪「律がいけないんだからな、律がいつまでも素直になってくれないから…!」スチャッ
律「?み、みお…?」
澪「気分はどうだ、律」カチッ
律「ん?どうした澪、誘ってるのか?だがあいにく私は攻めよりも受」
澪「おかしくねーし」パサッ
律「ゃ…何するんだよ、返してよぅ…」
澪「律がいけないんだからな、律がいつまでも素直になってくれないから…!」スチャッ
律「?み、みお…?」
澪「気分はどうだ、律」カチッ
(Mode:犬)
律「わふ」ペロペロッ
澪「あはは、律、くすぐったいよ」ワシャワシャ
律「ハッハッハッ」スリスリ
澪「たまらないよ…!りつぅぅぅぅ!!!」ギュー
律「クゥーン」スリスリ
澪「ぁぁ…!まだまだ堪能したいけどムギが教えてくれた稼動時間は…」チラッ
澪「仕方ない、次!」カチッ
澪「あはは、律、くすぐったいよ」ワシャワシャ
律「ハッハッハッ」スリスリ
澪「たまらないよ…!りつぅぅぅぅ!!!」ギュー
律「クゥーン」スリスリ
澪「ぁぁ…!まだまだ堪能したいけどムギが教えてくれた稼動時間は…」チラッ
澪「仕方ない、次!」カチッ
(Mode:発情期-犬-)
澪「りーつー♪」ナデナデ
律「ゥオーン」ガバッ
澪「きゃあっ♪」
律「ハッハッハッ」ペロペロッ
澪「そ、そんな…服の上からなんて…」
澪「気持ちは嬉しいけど、そこは丁寧に…」
律「ガゥガゥ」ペロペロペロペロッ
澪「…」プチッ
澪「このばか律!!」カチッ
律「ゥオーン」ガバッ
澪「きゃあっ♪」
律「ハッハッハッ」ペロペロッ
澪「そ、そんな…服の上からなんて…」
澪「気持ちは嬉しいけど、そこは丁寧に…」
律「ガゥガゥ」ペロペロペロペロッ
澪「…」プチッ
澪「このばか律!!」カチッ
(Mode:発情期-素-)
澪「………」
律「あれ…澪、私…」
澪「律」
律「…?澪、なんでそんな格好」
澪「だ、だってこれは律が…」
律「…そうか。私にどうにかして欲しいんだな澪?」チュッ
澪「ふぁ…はい、りつ、私をめちゃくちゃにして…」
律「ふふ、いつもとは立場が逆だな。澪ってばいつも私に手を出そうとして踏みとどまって」
澪「だ、だってそれは律が嫌がってるかもしれ…んむ」
律「はぁ…嫌がってる訳ないだろ?もっとして欲しいっていつも思ってたよ…なのにさぁ」
澪「そ、そんなの言ってくれなきゃわかんないよ」
律「私は今の澪の気持ち、聞かなくてもわかるよ…だから」
澪「ぁ…はい///」
律「あれ…澪、私…」
澪「律」
律「…?澪、なんでそんな格好」
澪「だ、だってこれは律が…」
律「…そうか。私にどうにかして欲しいんだな澪?」チュッ
澪「ふぁ…はい、りつ、私をめちゃくちゃにして…」
律「ふふ、いつもとは立場が逆だな。澪ってばいつも私に手を出そうとして踏みとどまって」
澪「だ、だってそれは律が嫌がってるかもしれ…んむ」
律「はぁ…嫌がってる訳ないだろ?もっとして欲しいっていつも思ってたよ…なのにさぁ」
澪「そ、そんなの言ってくれなきゃわかんないよ」
律「私は今の澪の気持ち、聞かなくてもわかるよ…だから」
澪「ぁ…はい///」
プツッ
律「……ん?」
澪「りつぅ、はやくぅ」
律「え、何を?…なんだこの状況!?」
澪「りつ…?あっ!」チラッ
澪「…バッテリー切れ」
律「ご、ごめん澪、すぐどくから」
澪「…律」ガシッ
律「えっ?」
澪「最後まで、いいんだよな?」チュッ
律「ぁぅ…」
澪「今日はしっかりやるから。…こんな無粋なもの外してさ」パサッ
律「ぁ…」
澪「…」パキッ
澪「りつ」ガバッ
澪「りつぅ、はやくぅ」
律「え、何を?…なんだこの状況!?」
澪「りつ…?あっ!」チラッ
澪「…バッテリー切れ」
律「ご、ごめん澪、すぐどくから」
澪「…律」ガシッ
律「えっ?」
澪「最後まで、いいんだよな?」チュッ
律「ぁぅ…」
澪「今日はしっかりやるから。…こんな無粋なもの外してさ」パサッ
律「ぁ…」
澪「…」パキッ
澪「りつ」ガバッ
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紬「…発信源、Lost…?」
紬「………」ガンッ
おわり
- ムギさん… -- 名無しさん (2012-07-28 01:36:38)
- ムギちゃん、盗撮・盗聴機能の事を言っちゃうからだよwww -- 名無しさん (2012-07-28 03:52:08)