ジョルノ・ジョバァーナ

「ジョルノ・ジョバァーナ」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ジョルノ・ジョバァーナ - (2012/09/22 (土) 18:31:57) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

#ref(giogio.png,,left,title=黄金の精神,width=300)  年齢:15歳  生年月日:1985年4月16日  血液型:AB  身長:172cm  好きな音楽:ジェフ・ベック  好きな物語:レ・ミゼラブル  好きな食べ物:[[チョコ>SACHIEL]][[レート>春日舞織]]、[[プリン]]、タコのサラダ  嫌いな食べ物:[[鳥>カーネル・サンダース]][[肉>ミスティア・ローレライ]](特に鴨の肉)  ヒーロー:幼い頃出会った名も知らぬヤクザ(ギャング) #clear &font(25,b,i,#DAA520){「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある!」} //スタンド以外のジョルノを記事の順番を変えてみました //前半はキャラの作中の設定 //後半はトリビアやメタな視点を含めた情報、という形で分けてみました 荒木飛呂彦の漫画『[[ジョジョの奇妙な冒険]]』第五部『黄金の風』の主人公、すなわち五代目「ジョジョ」である。 PS2版での声優は『[[∀ガンダム]]』のロラン・セアックや『鋼の錬金術師』の[[エドワード・エルリック]]などで知られる[[朴>道蓮]][[璐美>上杉謙信(戦国BASARA)]]氏。 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』では沢城みゆき氏。 #region(略歴) イギリス人の[[DIO]](体は[[ジョナサン・ジョースター]])と日本人女性との間に生まれる&link_anchor(*1){*1}。 DIOが乗っ取っていたジョナサンの肉体の影響で、ジョースターの血統の人間にみられる星型の痣が首筋にある。 吸血鬼であったDIOの驚異的な身体能力や太陽に弱いなどの体質は受け継がれていないが、 ややひねくれた性格や口癖にしている「[[無駄>オラオラ]]」、ヒートアップ時には&b(){「WRYYYYYY」}という(吸血鬼が発していた)咆哮をあげる (ただしルビは「[[ウリャ―――――>デスペレイト・オーバードライブ]]」)、 そして何より、&b(){自らの目指す道を阻む者は徹底的に容赦しない}(目指す道が闇か光かという違いはあるが)点など、 DIOの実の息子であることを感じさせる点が幾つか見られる。 母親がDIOの下から逃れた後に再婚したイタリア人の養父がおり、ジョルノも国籍上はイタリア人。 本名は&b(){「汐華初流乃」}(しおばな はるの)だが、イタリアで生活する関係上「ジョルノ・ジョバァーナ」を名乗っている。 しおばな→シォバァナ→ジョバァーナ、初流乃→「しょ」るの→ジョルノとイタリア訛りでそうなるらしい。&s(){なんという強引} 幼少の頃は母親の愛を受けず、イタリア人の義父からは母親の見てない場所で虐待を受け、 さらに近所の子供達からもイジメられるなど陰鬱な生活を送っていた為、心の捻じ曲がった人間になりかけていた。 しかし、ある日成り行きでとあるギャングの男を匿い、命を救ったことが彼の人生にとって大きな転機となる。 その後、恩人であるジョルノに一人の人間として対等に、敬意を持って接してくれるようになった彼の姿から 「人を信じる」ことを初めて学び、彼が見せた「仁」の姿に生きる意味と正義を見出して &b(){「ギャングスター」}に憧れるようになった&link_anchor(*2){*2}。 この正義の心は「希望」となり、希望さえあればどんなところにも辿り着けるというのが彼の信条となっている。 その後、学生として寮生活を送りながら旅行者を相手にチンピラまがいの路上詐欺をやっていたようだが、 [[空条承太郎]]の依頼で「DIOとジョースターの血を引くジョルノがどのような人物であるか」を調査するためにイタリアに訪れた[[広瀬康一]]、&br()さらに当初はジョルノが起こしたいざこざの後始末のために(ジョルノを殺しに)やってきた [[ブローノ・ブチャラティ]]と立て続けに出会ったことで、彼の運命の歯車が動き始める。 ジョルノが住むネアポリス市周辺(ナポリがモデル)を纏めていたギャング組織「パッショーネ」の下級幹部である ブチャラティに認められた彼は、パッショーネの入団試験を突破し、念願のギャング入りを果たす。 しかしジョルノもブチャラティも内心では、麻薬売買によって利益を上げている現在のパッショーネに不信感を抱いており、 ブチャラティチームはジョルノの加入から間もなく、組織の任務を通して出会ったボスの娘・[[トリッシュ>トリッシュ・ウナ]]を巡る 内部抗争に身を投じていく。 #endregion #region(性格) &ref(giorno.jpg,,width=200,title=59巻表紙) [[ジョースター家>ジョナサン・ジョースター]][[の血を引く>ジョセフ・ジョースター]][[歴代主人公>空条承太郎]]と同じく、内面に「黄金の精神」を秘めているという点では ジョナサンの血をしっかり受け継いでいるのだが、極めて冷静かつ理知的、 かつ無表情で何を考えているのかよく分からないところがあり、歴代ジョジョの中では変わり種な存在。 しかし勇敢で正義感が強く、咄嗟の機転と行動力を持ち合わせる。&s(){え?置き引き?袖の下?何のことかな} //この正義感はあくまで「ギャングスターとしての正義感」であり、麻薬売買にしてもそれ自体を否定はしておらず、 //まだ何もわからない子供にまで売り付けて稼いでいるやり方に憤りを感じているのであり、 //「やりたい奴はやればいいしそれで死ぬのも本人の自由」と発言している。 //「……と『あんたはそう思っている』」と結んでいるからこれはジョルノが推測したブチャラティの思考 また、スタンド使い同士の戦いにおいてとても大切な「敵の能力を把握し、対応する」ことに非常に長けており、 ジョルノ自身が直接的に交戦しない他の仲間の戦いであっても、ジョルノの洞察や援護が勝利の鍵になったことは多い。 そのため他のシリーズの主人公たちと比べて、戦闘自体には全く参加せず支援に徹する場面が多い。 &s(){弱くて解説役とかじゃねーから!} もう少し具体的に言えば、立ち振る舞いは常に冷静沈着で、仲間であっても丁寧語で接し (ただしイタリア語に丁寧語は無いが)、物静かで感情的になることは殆どない。 その分、怒った時や身の危険を感じた時は顔色ひとつ変えず、冷徹に行動を起こす決断力を持ち合わせている。 頭の切り替えが早く、ギャング入団試験中で切羽詰まった時にスクール仲間に話しかけられても、 そっけなく応対していた。 要は状況に応じて客観的にベストな思考ができるタイプで、しがらみや義理といった目先の感情はあまり優先しない。 例えば怒りを買ったゲスのチンピラやマフィア、仲間になる前のブチャラティをも本当に返り討ちにして始末しようとしていた。&br()その上ブチャラティの所属する組織こそが悪と理解すれば、ブチャラティを利用してボスを討つと宣言。 作戦が上手く行くならば、自分の命も迷わず危険に晒す大胆さを持っている (ギリギリの博打を何度も打っているが、本人曰く『計算通りの時もある』)。 彼と行動するチームメンバーが、その覚悟と思考のスケールの大きさと強運に舌を巻くシーンがしばしば挿入されている。 「ヤるといったらヤるというスゴ味がある」「クレイジーな奴だな」「ラッキーボーイかコイツ」 「一緒にいるとなんとかなる気がする」など。 なお、敵に対して敬意を払うことはあっても敬語で話すことはほぼない。 と、基本的には計算高く、少々近寄り難い雰囲気を持つ男だが、時折見せるイタリア育ちらしいお茶目な面もあり、 どこか憎めないといった印象を与えている。 一般人には手を出さないと誓った直後に&b(){「スマンありゃウソだった」}と撤回するなど (その一般人にも手を出される理由はあったが)、ジョセフとは違う意味で嘘ばかりつくことや、 [[アバ茶>レオーネ・アバッキオ]]を始めとするネタの多さから、色んな意味で読者に愛されている男である。 原作47巻の2人の最初の会話 ブチャラティ「もしさあ…ここにカバンが落ちてて 中に1千万円入ってたとしたら 君…とどける?」 ジョルノ&font(16,b,i,#DAA520){「フフフ まさかあ~~、もらっちゃいますね!」} …きっと嘘の味はしないことだろう。 #endregion ファンからの愛称は&b(){「[[コロネ>泉こなた]]」}。 なぜコロネかというと、どう見ても&b(){頭にチョココロネパンを3つ並べたようにしか見えない}奇抜な髪形をしているためである。 回想シーンなどで出てくる過去のジョルノは普通の髪型なので、これはスタンド能力が発現したことによる副作用 (以前は[[黒髪だったが、能力発現の影響で金髪に変色>孫悟空]]している)に伴うクセ毛だと思われる。&b(){すげえクセ毛を持ってやがる…}。 また、名前の綴りは「Giorno Giovanna」で、頭の部分をとっても「JoJo」にならないという例外的存在。 ちなみにGiornoはイタリア語で「日、明けた白日」という意味(Buon giorno=「おはよう」)。 また、[[ディオ>DIO]]と同じ[[ホンダ>エドモンド本田]]から発売されたスクーターにジョルノというものがある。 イタリアにも「Jo」で始まる人名はあるが、それらは発音やカナ表記が「ヨ」になってしまうので、 カナ表記時に「ジョ○○・ジョ○○」になる事の方を優先した結果かと思われる。 ちなみに原作で「ジョジョ」と呼ばれることが&b(){とうとう一度も無かった}点でも例外的な存在である。&link_anchor(*3){*3} この名前の綴りを反映し、第五部のローマ字表記は「JOJO」ではなく「GIOGIO」となっている。 このエピソードは荒木氏がコミックスカバーの作者コメントでイタリア取材旅行中のホテルの風呂?に入る写真と共に述べている。 &font(20,b,i,#DAA520){「「覚悟」とは…犠牲の心ではないッ!」} 上でも述べたが、ほぼシリーズ通してバトルしっぱなしだった歴代の主人公の中でも、戦闘回数はかなり少ない。 これは荒木氏曰く、「5部は[[群>ティナ・ブランフォード]][[像>X-MEN Children of the Atom]][[劇>コンボイ]](主役はジョルノチーム全員)だから」というコンセプトが由縁。 第三部の登場人物で言うと、承太郎よりはむしろ[[花京院>花京院典明]]に近い立ち位置にいる。 そのためか、第五部の登場人物の中では非常に熱い性格で見せ場も多いブチャラティなどにやや人気を奪われがち。 ただ、ジョルノの名誉のために『JOJO-A-GOGO』の荒木氏インタビューを引用すると >「第三部と第○部は似たような話だな、とかって言われて(中略)嫌だってのもあるし(笑)」 >「組織を裏切って目覚めていくっていう展開にするとしたらそうならざる得ないっていうか(中略)何か違うものを書いてみたかった」 >「少年マンガだったら主人公が行って戦わなきゃいけないルールが本当はあるんですけど(中略)リアリティがないというか」 >&b(){「主人公がジョルノってことはあんまり意識してなかったですね」} …………ち、ちなみに! この公式ファンブック『JOJO-A-GOGO』は値段は5000円くらいする分厚い画集、 しかしただの画集ではなく、スタンド大百科&作者の意見をぎっしり詰めた新規インタビュー冊子、 その内容の濃さと分厚さと充実ぶりは申し分のないの一言! #region(なんと荒木先生本人によるジョジョ登場キャラクター人気ランキングベスト10も載っているぞ!) >[[東方仗助]](1位) >[[吉良吉影]](2位) >[[ブローノ・ブチャラティ]](3位) >[[ディアボロ]](4位) >&b(){ジョルノ(5位)} >[[ジョセフ・ジョースター]](6位) >[[ミスタ>グイード・ミスタ]](7位) >[[空条承太郎]](8位) >[[DIO]](10位) ※MUGEN入りしているキャラのみ抜粋 +ハンサムなジョルノは承太郎やDIOよりも作者に人気がある +同じシリーズで登場した相棒とラスボスよりも作者に人気がない +&bold(){1位は[[4部の主人公>東方仗助]]}なので「歴代ジョジョで1位じゃん!」は通らない。[[現実は非情である。>ジャン=ピエール・ポルナレフ]] #endregion #region(スタンド『ゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)』) &ref(GE.jpg,,left,width=200) &br()&font(22,b,i,#DAA520){「産まれろ……生命よ…&br()&space(5)産まれろ 新しい命よ…」}&br()&br()&br()&br()&br() |破壊力 - C|スピード - A|射程距離 - E(2m)| |持続力 - D|精密動作性 - C|成長性 - A| #clear 第5部開始の数ヶ月前に目覚めた(幼少期からこのスタンド能力の片鱗は現れていたが)ジョルノの[[スタンド>スタンド使い]]。通称G.E.。 テントウムシをモチーフにした人型の近距離パワー型のスタンドで、手で触れた物質に生命を与え、動物や植物に変える能力を持つ。 この能力で産まれた命はジョルノの意思で自在に成長や死を操ることができ、命を失うか能力を解除すると再び元の物体に戻る。 元々生命を持っている者に対してこの能力を使い、 「生命エネルギーを過剰に与え続けることで老化を加速させ、一気にその命を終わらせる」という芸当も可能。 [[猛毒下>パンナコッタ・フーゴ]]など、生物の進化による適応次第では生育可能な環境下なら、それに適応した生命を産むこともできる。 本人の趣味なのか、なぜか&b(){[[カ>洩矢諏訪子]][[エ>牙神幻十郎]][[ル>豊田可莉奈]]}を産み出すことが多い。 荒木氏が少年時代に好きだった忍者漫画『カムイ外伝』のせい? [[……いや、そもそもカエルはジョジョシリーズ登場率最多3大動物のひとつです。>ウィル・A・ツェペリ]]あと2つは猫とネズミ。 中盤からはこの能力を応用し、無機物から人体のパーツを生成して負傷した箇所に移植して外傷の治療を行うことも可能になった (つまり超高速でES細胞を作り出し、欠損部位をほぼ完全な形で復元することができる)。 さらに、同じく「治療」に使えるスタンドを持つ第4部主人公・東方仗助とは異なり、自分の治療もできるという利点がある。 ただし本人に回復させるのではなく、あくまで部品を外部から補う形で治療させるため、 部品が傷口に触れた際の痛みや刺激は発生する。特に傷口に埋め込む時はすごく痛い。 単純な治療能力という点においては、爆発で粉々にされた瞬間でも元に戻せる仗助にはさすがに遠く及ばない。 総じて非常に応用力に優れたスタンド(ジョルノの性格や「無意識の才能」を反映していると思われる)だが、 生命が物理的に生育し得ない環境下(劇中では冷気を操るスタンド「ホワイト・アルバム」による極低温状態)では //ペットショップは氷を作り出すが冷気を操る描写は無いのでちょっと微妙かも 生命エネルギーを与えても物体は生物へと変化しないという弱点も見られる。 また、手で触れなければ能力を発動できないため、両手を失いかけて窮地に陥る場面もあった。 登場初期は「産み出した生物は[[受けた攻撃を相手に反射する>当て身投げ]](ジョルノや攻撃を受けた生物は無傷)」、 「元々生命を持っている者に過剰に生命を与え、[[相手>ブローノ・ブチャラティ]]の感覚だけを暴走させる」という設定があったが、 中盤以降は全く見られなくなった。 この点は「スタンドの成長に伴って能力が変化した(「[[エコーズ>広瀬康一]]」ほど顕著ではないにせよ)」という説が有力だが、 まあ&b(){単純に荒木先生が忘れた(あるいは無かったことにした)可能性が高い}。 [[ジョジョではよくあること>○○だからしょうがない]]である(ただし反射能力に関しては、後に小説版において再び使用されている)。 ただ、単純にジョルノがスタンドで殴っている描写が止めを刺すときくらいになるので暴走しているけど描写してないだけなのかも知れない。 ちなみに設定上のパワーはC、つまり人並みであり、実際作中でもブチャラティが破壊力はそれほどではないと述べている。 が、その割に[[車を容易く破壊する>car]]シーンがあったりと結構謎。タイミング的にも車を壊したのはスタンドが成長する前だし…… (まぁ、次部の主人公のスタンドもA評価な割に鉄格子を破壊できなかったりと、スタンドのパワーの評価はまちまちなのだが)。 なお、ジョルノが物語終盤に叩き出した&b(){7ページ連続[[無駄無駄>オラオラ]]ラッシュ}(計&b(){100無駄オーバー})はジョジョの最長記録。 このときの敵が殴られた回数(56回)はシリーズ歴代2位という記録も持っている(ちなみに殴られ回数1位は60回で[[コイツ>スティーリー・ダン]])。 にもかかわらず、ジョルノが作中で殴った合計回数は142発にとどまり、 歴代殴ったスタンドランキングでも「ギリギリすべりこみ3位」と書かれ意外と少なめ。 承太郎が(第3部以外をノーカンにしても)300発以上殴っていることを考えると、2人の戦闘スタイルの違いが分かるであろう。 さらに突っ込むと作中でオラオラが出た回数は442回、無駄無駄は229回(3部のDIOとジョルノを合わせて)である。 #region(ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム(終盤ネタバレ注意)) &ref(GER.jpg,,title=たまにピカチュウに似てるとかネタにされる……いやいやw,width=260) |破壊力 - &i(){なし}|スピード -&i(){ なし}|射程距離 - &i(){なし}| |持続力 - &i(){なし}|精密動作性 - &i(){なし}|成長性 - &i(){なし}| &font(20,b,i,#DAA520){「実際ニ起コル真実ニ到達スルコトハ決シテナイ!」} ゴールド・エクスペリエンスが、[[「矢」>エンヤ婆]]に貫かれたことによって進化したスタンド。通称G.E.R.。 「レクイエム(鎮魂歌)」とは&b(){「生物の魂」を支配するエネルギー}のことで、 適正者が自分のスタンドを「矢」で貫くことでスタンドエネルギーを進化させる。&link_anchor(*4){*4} G.E.の場合はスタンドが脱皮をするように変化し、頭部には取り込んだ矢尻がそのまま埋め込まれている。 作中では再登場した[[ポルナレフ>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]の「シルバーチャリオッツ」もレクイエム化を試みた(レクイエム現象を発見・命名したのは彼)が、 既にスタンド能力者としては再起不能のダメージを負っていたため、暴走に近い不完全な形で終わっている。 ジョルノはパッショーネのボスであり、第五部の[[ラスボス]]である[[ディアボロ]]との激しい「矢」争奪戦を制し、 レクイエムの能力を完全に目覚めさせることに成功。 //完全に「コントロール」できるかどうかは議論の余地あり 従来の「物質に生命を与える能力」に加え、スタンドパワーの大幅な上昇、 そして&b(){「相手の行動・意志の力を全てゼロに戻す」}という究極の能力を得る。 かなり難解、かつ概念的な面が強い能力なので不明な点も多いが、作中から確認できるG.E.R.の能力を簡単に説明すると、 防御面では、「どんな能力で・どんな力で・どんな方法を用いて」攻撃しても、 &i(){「G.E.R.(と「主」であるジョルノ)へ攻撃する」という『真実』に辿り着くことは「決して無い」。} 「攻撃」という「結果」に、決して辿り着けない相手は「過程」の中に存在する事を許されず 「ゼロ」=「初めから何もしていない」状態へと「戻らざるを得ない」。 …つまり、&b(){&sizex(3){無敵}}。 具体的には、[[ディアボロ]]のスタンド「キング・クリムゾン」の「時間を吹っ飛ばす能力」と「未来予知」によって &b(){100%確定したはずのジョルノへの攻撃}がビデオの逆再生のように&b(){巻き戻され、} &b(){結果「最初から何もしていない状態」のままになっていた}という現象を引き起こしている。 攻撃面では「ゼロ」に戻す力を「あえて」相手に与える。 G.E.R.によってその力を受けた相手は「死ぬ」という「結果」に辿り着く事を許さず 「ゼロ」=死ぬ前の状態へと「戻される」。 なお、「結果」に辿り着けなくても「死ぬ」という運命を変える事はその時点で不可能なので 「死ぬ」という「結果」に向かっては「戻される」。 言い換えれば、&b(){これに殺された場合、永遠に「死に続ける」}事になる。&font(16,b){決して終わりはない。} &font(20,b,i,#DAA520){「終わりがないのが『終わり』&br()&space(20)それが『ゴールド&ruby(エクスペリエンス){・ E ・}レクイエム』」} ただしこの能力は自我を持ったG.E.R.の意志が起こしている為、本体のジョルノはこの「真の能力」を知る事はない (「何が起きたか」は漠然ながら理解できたようであるが)。 上記のディアボロの攻撃を無効化した際も、時間が巻き戻る様子を知覚できたのはディアボロ本人とG.E.R.のみである。 数あるスタンドの中でも特に異質な存在で、能力の性質上パワーやスピードという概念評価が意味を成さないためか、 パラメーターは全て「なし」という表記になっている。 断片的に見せた力では、GEの頃より基礎的なパワー全てが大きく上がっていることが分かるのみである。 //作中ではディアボロを殺したのはヤク中のチンピラなので変更しました。「殺された者が死から戻る」というのが後発の設定資料集からの出典でしたら元文に戻してください ジョルノの意思で完全に制御できないなどの不安定な点を考慮するにしても、 あまりにもチートすぎる能力であるため、「最強のスタンドは?」といった話題には必ず名前が挙がるスタンドである。 &font(18,b,i,#DC143C){オ オレは何回死ぬんだ!? 次はど……どこから……} &font(18,b,i,#DC143C){&space(2)い…いつ「襲って」くるんだ!? オレは!オレはッ!} &font(18,b,i,#DC143C){&space(6)オレのそばに近寄るなああーーーーーーーッ} #endregion #endregion ---- **MUGENにおけるジョルノ・ジョバァーナ #region(あまりもの氏製) -あまりもの氏製 DIOなどをベースに手描きで製作され、他のジョジョキャラのように本体モードとスタンドモードを搭載。 &nicovideo(sm11036484) ボイス、システムや演出はPS2用ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』のものを基本にしている。 ゴールド・エクスペリエンスで植物の根っこを産み出して攻撃したり、トビウオを産み出して攻撃したりする[[設置]]系キャラ。 必殺技では「無駄無駄無駄無駄」と相手を殴りまくり、接近戦もこなせる。 カットインなどの演出も一通り作り込まれており、ゲージ技を連続使用することで7ページ無駄無駄ラッシュも再現可能。 改変やAI作成は自由とのことで、デフォルトの[[AI]]は無かったが氏自身によるAIが公開された。 森ノ中氏製作の外部AIも公開されている。 &nicovideo(sm11962857) #endregion #region(あまりもの氏製 『レクイエム』版) -あまりもの氏製 『レクイエム』版 //#region(あんたははたして滅びずにいられるのかな? [[ボス>ディアボロ]]……) また、同じくあまりもの氏により『レクイエム』版も公開された。 原作のチート能力は一部技で使用するだけで、基本的には通常版の性能を強化したものとなっている。 #region(主な変更点(readmeから抜粋)) -体力がかなり低い(通常版のおよそ80パーセントほど) -タンデムの性能が変更されている -一部コンボが繋がらなくなった(無駄無駄から木の根など) -新しく使えるようになった技、逆に使えなくなった技がある。  -スタンドモード時の攻撃力が全体的に上昇している -スタンドモード時の技の発生が全体的に速くなっている -スタンドモード時の技の判定が全体的に強くなっている -スタンドモード時の機動力が上昇している -スタンドクラッシュしにくい -ダウンの取れる技が増えている。 -フーゴからの激励が無い #endregion &nicovideo(sm16930764) #endregion #endregion //上のスタンド紹介の部分でネタバレ注意に入ってたからregionしてたのですが・・・レクイエム隠さなくて大丈夫なんでしょうか? &font(20,b,i,#DAA520){「覚悟とは!!暗闇の荒野に!!&br()&space(20)進むべき道を切り開くことだッ!」} ---- ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ジョルノ・ジョバァーナ],sort=hiduke,100) -[[種族別3VS3チームバトル【ポンコツ杯】]](おまけ) ''削除済み'' -[[手描き&アレンジキャラオンリー男女タッグ]] #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ジョルノ・ジョバァーナ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ジョルノ・ジョバァーナ],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[Lady Jack]] [[ブランドー一家]](非戦闘) [[ジョジョの奇妙な花嫁]](非戦闘) ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} ジョルノの母親がDIOの『食料』にされずに生き延びた理由として、作者の荒木氏は 「&b(){承太郎がDIOを倒したから生き残ったんでしょう}」と、ゲーム版の攻略本インタビューで語っている。 そういう意味では、間接的とはいえ承太郎達はジョルノの命を救ったとも言える。 &s(){しかし、承太郎がDIOを倒した時ジョルノは2歳あたりなので、なんでそんなに放置してたんだという謎は残るが} 小説『OVER HEAVEN』では、DIO自身の幼少期の環境が故に実験的な意味も兼ね、 意図的に「悪女」的な女性を選んで子供を身籠らせて解放した、と解釈されている。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} ジョルノが目指しているのは、ギャングはギャングでも立場の弱い者を傷めつけて奪い取るようなゴロツキの類ではなく、 警察が腐敗で役に立たない社会においてアウトローの立場から社会の秩序を守り、 警察が対応しない、あるいは対応できないようなトラブルを独自に解決するという、 &u(){日本で言うところの「[[任侠の徒>花山薫]]」のようなタイプの存在}な訳だが、 &b(){「ギャングスター」 (gangster) という言葉には別に全然そういうニュアンスは含まれない。} 単に「不良集団や犯罪組織の一員」というだけの意味であり、 ゴロツキの類のようなタイプのギャングを指しても使われる(と言うか普通はそっちを指す)言葉なので、 もし使用する機会があれば用法に注意。 なお、原作で使われたのは「ジョルノはセリエAのスター選手よりギャングスターに憧れるようになった」という部分だけであり、 即ち「サッカーのスター選手よりもギャングの一員に憧れるようになった」…… &b(){別にどこもおかしくない。[[荒木先生が間違えたわけでも&del(){多分}ない。>シーザー・アントニオ・ツェペリ]]} &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} 後日談となる小説『[[恥知らずのパープルヘイズ>パンナコッタ・フーゴ]]』では、 パッショーネの首領となったジョルノは「ボス」と呼ばれるとディアボロと被るからという理由で 部下たちに自分を「ジョジョ」という愛称で呼ばせている。 &aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}} ただしジョルノはこれ以前、パッショーネの入団テストを受けていたとき、 幹部のポルポの[[自動遠隔操作スタンド>吉良吉影]]「ブラック・サバス」が放った「矢」から成り行きで現場に居合わせた[[広瀬康一]]を庇った際に、 (スタンドをではなく肉体をではあるが)「矢」で傷つけた経験がある。 レクイエム発現の「スタンドを貫く」という条件は満たしていないものの、これが引き金になってG.E.の能力が変化し始めた (前述の「攻撃反射能力」と 「感覚だけを暴走させる能力」の喪失、「治癒能力」の獲得)という考察をする読者もいる。 //パッショーネ入団のテストとして幹部のポルポから「渡されたライターを24時間着火させたまま自分に返す事」 //という条件を出されたが、ジョルノは誤って火を消してしまう。 // //実はこの一連の流れは組織が新たなスタンド使いを発掘する、または盲目的に命令に従う手下を選別する為の試験であった。 //ライターは再点火が可能だが、その着火がスイッチとなりポルポの[[自動遠隔操作スタンド>吉良吉影]]「ブラック・サバス」が発動。 //ブラック・サバスはポルポが[[ボス>ディアボロ]]から預かったと思われる矢を口の中に仕込んでおり、 //影から影へ移動して、再点火をした者および目撃した者に矢を突き刺し、スタンド能力者として目覚めるか適合出来ず死ぬかの二択を迫る。 // //このブラック・サバスとの戦闘の際、ジョルノが盗んだ鞄を取り返しにきた[[広瀬康一]]を巻き込んでしまい、 //康一が矢に刺されそうになった時ジョルノはそれを庇い手に矢を刺されている。 ////ここまで詳細にネタバレする必要性が感じられないので簡略化します ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //一応、血縁自体はDIOの息子となってるので、「ジョースター家」タグは止めておきます //金髪,スタンド使い,主人公,ジャンプヒーロー
#ref(giogio.png,,left,title=黄金の精神,width=300)  年齢:15歳  生年月日:1985年4月16日  血液型:AB  身長:172cm  好きな音楽:ジェフ・ベック  好きな物語:レ・ミゼラブル  好きな食べ物:[[チョコ>SACHIEL]][[レート>春日舞織]]、[[プリン]]、タコのサラダ  嫌いな食べ物:[[鳥>カーネル・サンダース]][[肉>ミスティア・ローレライ]](特に鴨の肉)  ヒーロー:幼い頃出会った名も知らぬヤクザ(ギャング) #clear &font(25,b,i,#DAA520){「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある!」} //スタンド以外のジョルノを記事の順番を変えてみました //前半はキャラの作中の設定 //後半はトリビアやメタな視点を含めた情報、という形で分けてみました 荒木飛呂彦の漫画『[[ジョジョの奇妙な冒険]]』第五部『黄金の風』の主人公、すなわち五代目「ジョジョ」である。 PS2版での声優は『[[∀ガンダム]]』のロラン・セアックや『鋼の錬金術師』の[[エドワード・エルリック]]などで知られる[[朴>道蓮]][[璐美>上杉謙信(戦国BASARA)]]氏。 『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』では浪川大輔氏。 //違うぞ、沢城氏は徐倫だ。 #region(略歴) イギリス人の[[DIO]](体は[[ジョナサン・ジョースター]])と日本人女性との間に生まれる&link_anchor(*1){*1}。 DIOが乗っ取っていたジョナサンの肉体の影響で、ジョースターの血統の人間にみられる星型の痣が首筋にある。 吸血鬼であったDIOの驚異的な身体能力や太陽に弱いなどの体質は受け継がれていないが、 ややひねくれた性格や口癖にしている「[[無駄>オラオラ]]」、ヒートアップ時には&b(){「WRYYYYYY」}という(吸血鬼が発していた)咆哮をあげる (ただしルビは「[[ウリャ―――――>デスペレイト・オーバードライブ]]」)、 そして何より、&b(){自らの目指す道を阻む者は徹底的に容赦しない}(目指す道が闇か光かという違いはあるが)点など、 DIOの実の息子であることを感じさせる点が幾つか見られる。 母親がDIOの下から逃れた後に再婚したイタリア人の養父がおり、ジョルノも国籍上はイタリア人。 本名は&b(){「汐華初流乃」}(しおばな はるの)だが、イタリアで生活する関係上「ジョルノ・ジョバァーナ」を名乗っている。 しおばな→シォバァナ→ジョバァーナ、初流乃→「しょ」るの→ジョルノとイタリア訛りでそうなるらしい。&s(){なんという強引} 幼少の頃は母親の愛を受けず、イタリア人の義父からは母親の見てない場所で虐待を受け、 さらに近所の子供達からもイジメられるなど陰鬱な生活を送っていた為、心の捻じ曲がった人間になりかけていた。 しかし、ある日成り行きでとあるギャングの男を匿い、命を救ったことが彼の人生にとって大きな転機となる。 その後、恩人であるジョルノに一人の人間として対等に、敬意を持って接してくれるようになった彼の姿から 「人を信じる」ことを初めて学び、彼が見せた「仁」の姿に生きる意味と正義を見出して &b(){「ギャングスター」}に憧れるようになった&link_anchor(*2){*2}。 この正義の心は「希望」となり、希望さえあればどんなところにも辿り着けるというのが彼の信条となっている。 その後、学生として寮生活を送りながら旅行者を相手にチンピラまがいの路上詐欺をやっていたようだが、 [[空条承太郎]]の依頼で「DIOとジョースターの血を引くジョルノがどのような人物であるか」を調査するためにイタリアに訪れた[[広瀬康一]]、&br()さらに当初はジョルノが起こしたいざこざの後始末のために(ジョルノを殺しに)やってきた [[ブローノ・ブチャラティ]]と立て続けに出会ったことで、彼の運命の歯車が動き始める。 ジョルノが住むネアポリス市周辺(ナポリがモデル)を纏めていたギャング組織「パッショーネ」の下級幹部である ブチャラティに認められた彼は、パッショーネの入団試験を突破し、念願のギャング入りを果たす。 しかしジョルノもブチャラティも内心では、麻薬売買によって利益を上げている現在のパッショーネに不信感を抱いており、 ブチャラティチームはジョルノの加入から間もなく、組織の任務を通して出会ったボスの娘・[[トリッシュ>トリッシュ・ウナ]]を巡る 内部抗争に身を投じていく。 #endregion #region(性格) &ref(giorno.jpg,,width=200,title=59巻表紙) [[ジョースター家>ジョナサン・ジョースター]][[の血を引く>ジョセフ・ジョースター]][[歴代主人公>空条承太郎]]と同じく、内面に「黄金の精神」を秘めているという点では ジョナサンの血をしっかり受け継いでいるのだが、極めて冷静かつ理知的、 かつ無表情で何を考えているのかよく分からないところがあり、歴代ジョジョの中では変わり種な存在。 しかし勇敢で正義感が強く、咄嗟の機転と行動力を持ち合わせる。&s(){え?置き引き?袖の下?何のことかな} //この正義感はあくまで「ギャングスターとしての正義感」であり、麻薬売買にしてもそれ自体を否定はしておらず、 //まだ何もわからない子供にまで売り付けて稼いでいるやり方に憤りを感じているのであり、 //「やりたい奴はやればいいしそれで死ぬのも本人の自由」と発言している。 //「……と『あんたはそう思っている』」と結んでいるからこれはジョルノが推測したブチャラティの思考 また、スタンド使い同士の戦いにおいてとても大切な「敵の能力を把握し、対応する」ことに非常に長けており、 ジョルノ自身が直接的に交戦しない他の仲間の戦いであっても、ジョルノの洞察や援護が勝利の鍵になったことは多い。 そのため他のシリーズの主人公たちと比べて、戦闘自体には全く参加せず支援に徹する場面が多い。 &s(){弱くて解説役とかじゃねーから!} もう少し具体的に言えば、立ち振る舞いは常に冷静沈着で、仲間であっても丁寧語で接し (ただしイタリア語に丁寧語は無いが)、物静かで感情的になることは殆どない。 その分、怒った時や身の危険を感じた時は顔色ひとつ変えず、冷徹に行動を起こす決断力を持ち合わせている。 頭の切り替えが早く、ギャング入団試験中で切羽詰まった時にスクール仲間に話しかけられても、 そっけなく応対していた。 要は状況に応じて客観的にベストな思考ができるタイプで、しがらみや義理といった目先の感情はあまり優先しない。 例えば怒りを買ったゲスのチンピラやマフィア、仲間になる前のブチャラティをも本当に返り討ちにして始末しようとしていた。&br()その上ブチャラティの所属する組織こそが悪と理解すれば、ブチャラティを利用してボスを討つと宣言。 作戦が上手く行くならば、自分の命も迷わず危険に晒す大胆さを持っている (ギリギリの博打を何度も打っているが、本人曰く『計算通りの時もある』)。 彼と行動するチームメンバーが、その覚悟と思考のスケールの大きさと強運に舌を巻くシーンがしばしば挿入されている。 「ヤるといったらヤるというスゴ味がある」「クレイジーな奴だな」「ラッキーボーイかコイツ」 「一緒にいるとなんとかなる気がする」など。 なお、敵に対して敬意を払うことはあっても敬語で話すことはほぼない。 と、基本的には計算高く、少々近寄り難い雰囲気を持つ男だが、時折見せるイタリア育ちらしいお茶目な面もあり、 どこか憎めないといった印象を与えている。 一般人には手を出さないと誓った直後に&b(){「スマンありゃウソだった」}と撤回するなど (その一般人にも手を出される理由はあったが)、ジョセフとは違う意味で嘘ばかりつくことや、 [[アバ茶>レオーネ・アバッキオ]]を始めとするネタの多さから、色んな意味で読者に愛されている男である。 原作47巻の2人の最初の会話 ブチャラティ「もしさあ…ここにカバンが落ちてて 中に1千万円入ってたとしたら 君…とどける?」 ジョルノ&font(16,b,i,#DAA520){「フフフ まさかあ~~、もらっちゃいますね!」} …きっと嘘の味はしないことだろう。 #endregion ファンからの愛称は&b(){「[[コロネ>泉こなた]]」}。 なぜコロネかというと、どう見ても&b(){頭にチョココロネパンを3つ並べたようにしか見えない}奇抜な髪形をしているためである。 回想シーンなどで出てくる過去のジョルノは普通の髪型なので、これはスタンド能力が発現したことによる副作用 (以前は[[黒髪だったが、能力発現の影響で金髪に変色>孫悟空]]している)に伴うクセ毛だと思われる。&b(){すげえクセ毛を持ってやがる…}。 また、名前の綴りは「Giorno Giovanna」で、頭の部分をとっても「JoJo」にならないという例外的存在。 ちなみにGiornoはイタリア語で「日、明けた白日」という意味(Buon giorno=「おはよう」)。 また、[[ディオ>DIO]]と同じ[[ホンダ>エドモンド本田]]から発売されたスクーターにジョルノというものがある。 イタリアにも「Jo」で始まる人名はあるが、それらは発音やカナ表記が「ヨ」になってしまうので、 カナ表記時に「ジョ○○・ジョ○○」になる事の方を優先した結果かと思われる。 ちなみに原作で「ジョジョ」と呼ばれることが&b(){とうとう一度も無かった}点でも例外的な存在である。&link_anchor(*3){*3} この名前の綴りを反映し、第五部のローマ字表記は「JOJO」ではなく「GIOGIO」となっている。 このエピソードは荒木氏がコミックスカバーの作者コメントでイタリア取材旅行中のホテルの風呂?に入る写真と共に述べている。 &font(20,b,i,#DAA520){「「覚悟」とは…犠牲の心ではないッ!」} 上でも述べたが、ほぼシリーズ通してバトルしっぱなしだった歴代の主人公の中でも、戦闘回数はかなり少ない。 これは荒木氏曰く、「5部は[[群>ティナ・ブランフォード]][[像>X-MEN Children of the Atom]][[劇>コンボイ]](主役はジョルノチーム全員)だから」というコンセプトが由縁。 第三部の登場人物で言うと、承太郎よりはむしろ[[花京院>花京院典明]]に近い立ち位置にいる。 そのためか、第五部の登場人物の中では非常に熱い性格で見せ場も多いブチャラティなどにやや人気を奪われがち。 ただ、ジョルノの名誉のために『JOJO-A-GOGO』の荒木氏インタビューを引用すると >「第三部と第○部は似たような話だな、とかって言われて(中略)嫌だってのもあるし(笑)」 >「組織を裏切って目覚めていくっていう展開にするとしたらそうならざる得ないっていうか(中略)何か違うものを書いてみたかった」 >「少年マンガだったら主人公が行って戦わなきゃいけないルールが本当はあるんですけど(中略)リアリティがないというか」 >&b(){「主人公がジョルノってことはあんまり意識してなかったですね」} …………ち、ちなみに! この公式ファンブック『JOJO-A-GOGO』は値段は5000円くらいする分厚い画集、 しかしただの画集ではなく、スタンド大百科&作者の意見をぎっしり詰めた新規インタビュー冊子、 その内容の濃さと分厚さと充実ぶりは申し分のないの一言! #region(なんと荒木先生本人によるジョジョ登場キャラクター人気ランキングベスト10も載っているぞ!) >[[東方仗助]](1位) >[[吉良吉影]](2位) >[[ブローノ・ブチャラティ]](3位) >[[ディアボロ]](4位) >&b(){ジョルノ(5位)} >[[ジョセフ・ジョースター]](6位) >[[ミスタ>グイード・ミスタ]](7位) >[[空条承太郎]](8位) >[[DIO]](10位) ※MUGEN入りしているキャラのみ抜粋 +ハンサムなジョルノは承太郎やDIOよりも作者に人気がある +同じシリーズで登場した相棒とラスボスよりも作者に人気がない +&bold(){1位は[[4部の主人公>東方仗助]]}なので「歴代ジョジョで1位じゃん!」は通らない。[[現実は非情である。>ジャン=ピエール・ポルナレフ]] #endregion #region(スタンド『ゴールド・エクスペリエンス(黄金体験)』) &ref(GE.jpg,,left,width=200) &br()&font(22,b,i,#DAA520){「産まれろ……生命よ…&br()&space(5)産まれろ 新しい命よ…」}&br()&br()&br()&br()&br() |破壊力 - C|スピード - A|射程距離 - E(2m)| |持続力 - D|精密動作性 - C|成長性 - A| #clear 第5部開始の数ヶ月前に目覚めた(幼少期からこのスタンド能力の片鱗は現れていたが)ジョルノの[[スタンド>スタンド使い]]。通称G.E.。 テントウムシをモチーフにした人型の近距離パワー型のスタンドで、手で触れた物質に生命を与え、動物や植物に変える能力を持つ。 この能力で産まれた命はジョルノの意思で自在に成長や死を操ることができ、命を失うか能力を解除すると再び元の物体に戻る。 元々生命を持っている者に対してこの能力を使い、 「生命エネルギーを過剰に与え続けることで老化を加速させ、一気にその命を終わらせる」という芸当も可能。 [[猛毒下>パンナコッタ・フーゴ]]など、生物の進化による適応次第では生育可能な環境下なら、それに適応した生命を産むこともできる。 本人の趣味なのか、なぜか&b(){[[カ>洩矢諏訪子]][[エ>牙神幻十郎]][[ル>豊田可莉奈]]}を産み出すことが多い。 荒木氏が少年時代に好きだった忍者漫画『カムイ外伝』のせい? [[……いや、そもそもカエルはジョジョシリーズ登場率最多3大動物のひとつです。>ウィル・A・ツェペリ]]あと2つは猫とネズミ。 中盤からはこの能力を応用し、無機物から人体のパーツを生成して負傷した箇所に移植して外傷の治療を行うことも可能になった (つまり超高速でES細胞を作り出し、欠損部位をほぼ完全な形で復元することができる)。 さらに、同じく「治療」に使えるスタンドを持つ第4部主人公・東方仗助とは異なり、自分の治療もできるという利点がある。 ただし本人に回復させるのではなく、あくまで部品を外部から補う形で治療させるため、 部品が傷口に触れた際の痛みや刺激は発生する。特に傷口に埋め込む時はすごく痛い。 単純な治療能力という点においては、爆発で粉々にされた瞬間でも元に戻せる仗助にはさすがに遠く及ばない。 総じて非常に応用力に優れたスタンド(ジョルノの性格や「無意識の才能」を反映していると思われる)だが、 生命が物理的に生育し得ない環境下(劇中では冷気を操るスタンド「ホワイト・アルバム」による極低温状態)では //ペットショップは氷を作り出すが冷気を操る描写は無いのでちょっと微妙かも 生命エネルギーを与えても物体は生物へと変化しないという弱点も見られる。 また、手で触れなければ能力を発動できないため、両手を失いかけて窮地に陥る場面もあった。 登場初期は「産み出した生物は[[受けた攻撃を相手に反射する>当て身投げ]](ジョルノや攻撃を受けた生物は無傷)」、 「元々生命を持っている者に過剰に生命を与え、[[相手>ブローノ・ブチャラティ]]の感覚だけを暴走させる」という設定があったが、 中盤以降は全く見られなくなった。 この点は「スタンドの成長に伴って能力が変化した(「[[エコーズ>広瀬康一]]」ほど顕著ではないにせよ)」という説が有力だが、 まあ&b(){単純に荒木先生が忘れた(あるいは無かったことにした)可能性が高い}。 [[ジョジョではよくあること>○○だからしょうがない]]である(ただし反射能力に関しては、後に小説版において再び使用されている)。 ただ、単純にジョルノがスタンドで殴っている描写が止めを刺すときくらいになるので暴走しているけど描写してないだけなのかも知れない。 ちなみに設定上のパワーはC、つまり人並みであり、実際作中でもブチャラティが破壊力はそれほどではないと述べている。 が、その割に[[車を容易く破壊する>car]]シーンがあったりと結構謎。タイミング的にも車を壊したのはスタンドが成長する前だし…… (まぁ、次部の主人公のスタンドもA評価な割に鉄格子を破壊できなかったりと、スタンドのパワーの評価はまちまちなのだが)。 なお、ジョルノが物語終盤に叩き出した&b(){7ページ連続[[無駄無駄>オラオラ]]ラッシュ}(計&b(){100無駄オーバー})はジョジョの最長記録。 このときの敵が殴られた回数(56回)はシリーズ歴代2位という記録も持っている(ちなみに殴られ回数1位は60回で[[コイツ>スティーリー・ダン]])。 にもかかわらず、ジョルノが作中で殴った合計回数は142発にとどまり、 歴代殴ったスタンドランキングでも「ギリギリすべりこみ3位」と書かれ意外と少なめ。 承太郎が(第3部以外をノーカンにしても)300発以上殴っていることを考えると、2人の戦闘スタイルの違いが分かるであろう。 さらに突っ込むと作中でオラオラが出た回数は442回、無駄無駄は229回(3部のDIOとジョルノを合わせて)である。 #region(ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム(終盤ネタバレ注意)) &ref(GER.jpg,,title=たまにピカチュウに似てるとかネタにされる……いやいやw,width=260) |破壊力 - &i(){なし}|スピード -&i(){ なし}|射程距離 - &i(){なし}| |持続力 - &i(){なし}|精密動作性 - &i(){なし}|成長性 - &i(){なし}| &font(20,b,i,#DAA520){「実際ニ起コル真実ニ到達スルコトハ決シテナイ!」} ゴールド・エクスペリエンスが、[[「矢」>エンヤ婆]]に貫かれたことによって進化したスタンド。通称G.E.R.。 「レクイエム(鎮魂歌)」とは&b(){「生物の魂」を支配するエネルギー}のことで、 適正者が自分のスタンドを「矢」で貫くことでスタンドエネルギーを進化させる。&link_anchor(*4){*4} G.E.の場合はスタンドが脱皮をするように変化し、頭部には取り込んだ矢尻がそのまま埋め込まれている。 作中では再登場した[[ポルナレフ>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]の「シルバーチャリオッツ」もレクイエム化を試みた(レクイエム現象を発見・命名したのは彼)が、 既にスタンド能力者としては再起不能のダメージを負っていたため、暴走に近い不完全な形で終わっている。 ジョルノはパッショーネのボスであり、第五部の[[ラスボス]]である[[ディアボロ]]との激しい「矢」争奪戦を制し、 レクイエムの能力を完全に目覚めさせることに成功。 //完全に「コントロール」できるかどうかは議論の余地あり 従来の「物質に生命を与える能力」に加え、スタンドパワーの大幅な上昇、 そして&b(){「相手の行動・意志の力を全てゼロに戻す」}という究極の能力を得る。 かなり難解、かつ概念的な面が強い能力なので不明な点も多いが、作中から確認できるG.E.R.の能力を簡単に説明すると、 防御面では、「どんな能力で・どんな力で・どんな方法を用いて」攻撃しても、 &i(){「G.E.R.(と「主」であるジョルノ)へ攻撃する」という『真実』に辿り着くことは「決して無い」。} 「攻撃」という「結果」に、決して辿り着けない相手は「過程」の中に存在する事を許されず 「ゼロ」=「初めから何もしていない」状態へと「戻らざるを得ない」。 …つまり、&b(){&sizex(3){無敵}}。 具体的には、[[ディアボロ]]のスタンド「キング・クリムゾン」の「時間を吹っ飛ばす能力」と「未来予知」によって &b(){100%確定したはずのジョルノへの攻撃}がビデオの逆再生のように&b(){巻き戻され、} &b(){結果「最初から何もしていない状態」のままになっていた}という現象を引き起こしている。 攻撃面では「ゼロ」に戻す力を「あえて」相手に与える。 G.E.R.によってその力を受けた相手は「死ぬ」という「結果」に辿り着く事を許さず 「ゼロ」=死ぬ前の状態へと「戻される」。 なお、「結果」に辿り着けなくても「死ぬ」という運命を変える事はその時点で不可能なので 「死ぬ」という「結果」に向かっては「戻される」。 言い換えれば、&b(){これに殺された場合、永遠に「死に続ける」}事になる。&font(16,b){決して終わりはない。} &font(20,b,i,#DAA520){「終わりがないのが『終わり』&br()&space(20)それが『ゴールド&ruby(エクスペリエンス){・ E ・}レクイエム』」} ただしこの能力は自我を持ったG.E.R.の意志が起こしている為、本体のジョルノはこの「真の能力」を知る事はない (「何が起きたか」は漠然ながら理解できたようであるが)。 上記のディアボロの攻撃を無効化した際も、時間が巻き戻る様子を知覚できたのはディアボロ本人とG.E.R.のみである。 数あるスタンドの中でも特に異質な存在で、能力の性質上パワーやスピードという概念評価が意味を成さないためか、 パラメーターは全て「なし」という表記になっている。 断片的に見せた力では、GEの頃より基礎的なパワー全てが大きく上がっていることが分かるのみである。 //作中ではディアボロを殺したのはヤク中のチンピラなので変更しました。「殺された者が死から戻る」というのが後発の設定資料集からの出典でしたら元文に戻してください ジョルノの意思で完全に制御できないなどの不安定な点を考慮するにしても、 あまりにもチートすぎる能力であるため、「最強のスタンドは?」といった話題には必ず名前が挙がるスタンドである。 &font(18,b,i,#DC143C){オ オレは何回死ぬんだ!? 次はど……どこから……} &font(18,b,i,#DC143C){&space(2)い…いつ「襲って」くるんだ!? オレは!オレはッ!} &font(18,b,i,#DC143C){&space(6)オレのそばに近寄るなああーーーーーーーッ} #endregion #endregion ---- **MUGENにおけるジョルノ・ジョバァーナ #region(あまりもの氏製) -あまりもの氏製 DIOなどをベースに手描きで製作され、他のジョジョキャラのように本体モードとスタンドモードを搭載。 &nicovideo(sm11036484) ボイス、システムや演出はPS2用ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』のものを基本にしている。 ゴールド・エクスペリエンスで植物の根っこを産み出して攻撃したり、トビウオを産み出して攻撃したりする[[設置]]系キャラ。 必殺技では「無駄無駄無駄無駄」と相手を殴りまくり、接近戦もこなせる。 カットインなどの演出も一通り作り込まれており、ゲージ技を連続使用することで7ページ無駄無駄ラッシュも再現可能。 改変やAI作成は自由とのことで、デフォルトの[[AI]]は無かったが氏自身によるAIが公開された。 森ノ中氏製作の外部AIも公開されている。 &nicovideo(sm11962857) #endregion #region(あまりもの氏製 『レクイエム』版) -あまりもの氏製 『レクイエム』版 //#region(あんたははたして滅びずにいられるのかな? [[ボス>ディアボロ]]……) また、同じくあまりもの氏により『レクイエム』版も公開された。 原作のチート能力は一部技で使用するだけで、基本的には通常版の性能を強化したものとなっている。 #region(主な変更点(readmeから抜粋)) -体力がかなり低い(通常版のおよそ80パーセントほど) -タンデムの性能が変更されている -一部コンボが繋がらなくなった(無駄無駄から木の根など) -新しく使えるようになった技、逆に使えなくなった技がある。  -スタンドモード時の攻撃力が全体的に上昇している -スタンドモード時の技の発生が全体的に速くなっている -スタンドモード時の技の判定が全体的に強くなっている -スタンドモード時の機動力が上昇している -スタンドクラッシュしにくい -ダウンの取れる技が増えている。 -フーゴからの激励が無い #endregion &nicovideo(sm16930764) #endregion #endregion //上のスタンド紹介の部分でネタバレ注意に入ってたからregionしてたのですが・・・レクイエム隠さなくて大丈夫なんでしょうか? &font(20,b,i,#DAA520){「覚悟とは!!暗闇の荒野に!!&br()&space(20)進むべき道を切り開くことだッ!」} ---- ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[ジョルノ・ジョバァーナ],sort=hiduke,100) -[[種族別3VS3チームバトル【ポンコツ杯】]](おまけ) ''削除済み'' -[[手描き&アレンジキャラオンリー男女タッグ]] #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ジョルノ・ジョバァーナ],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ジョルノ・ジョバァーナ],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[Lady Jack]] [[ブランドー一家]](非戦闘) [[ジョジョの奇妙な花嫁]](非戦闘) ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} ジョルノの母親がDIOの『食料』にされずに生き延びた理由として、作者の荒木氏は 「&b(){承太郎がDIOを倒したから生き残ったんでしょう}」と、ゲーム版の攻略本インタビューで語っている。 そういう意味では、間接的とはいえ承太郎達はジョルノの命を救ったとも言える。 &s(){しかし、承太郎がDIOを倒した時ジョルノは2歳あたりなので、なんでそんなに放置してたんだという謎は残るが} 小説『OVER HEAVEN』では、DIO自身の幼少期の環境が故に実験的な意味も兼ね、 意図的に「悪女」的な女性を選んで子供を身籠らせて解放した、と解釈されている。 &aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}} ジョルノが目指しているのは、ギャングはギャングでも立場の弱い者を傷めつけて奪い取るようなゴロツキの類ではなく、 警察が腐敗で役に立たない社会においてアウトローの立場から社会の秩序を守り、 警察が対応しない、あるいは対応できないようなトラブルを独自に解決するという、 &u(){日本で言うところの「[[任侠の徒>花山薫]]」のようなタイプの存在}な訳だが、 &b(){「ギャングスター」 (gangster) という言葉には別に全然そういうニュアンスは含まれない。} 単に「不良集団や犯罪組織の一員」というだけの意味であり、 ゴロツキの類のようなタイプのギャングを指しても使われる(と言うか普通はそっちを指す)言葉なので、 もし使用する機会があれば用法に注意。 なお、原作で使われたのは「ジョルノはセリエAのスター選手よりギャングスターに憧れるようになった」という部分だけであり、 即ち「サッカーのスター選手よりもギャングの一員に憧れるようになった」…… &b(){別にどこもおかしくない。[[荒木先生が間違えたわけでも&del(){多分}ない。>シーザー・アントニオ・ツェペリ]]} &aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}} 後日談となる小説『[[恥知らずのパープルヘイズ>パンナコッタ・フーゴ]]』では、 パッショーネの首領となったジョルノは「ボス」と呼ばれるとディアボロと被るからという理由で 部下たちに自分を「ジョジョ」という愛称で呼ばせている。 &aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}} ただしジョルノはこれ以前、パッショーネの入団テストを受けていたとき、 幹部のポルポの[[自動遠隔操作スタンド>吉良吉影]]「ブラック・サバス」が放った「矢」から成り行きで現場に居合わせた[[広瀬康一]]を庇った際に、 (スタンドをではなく肉体をではあるが)「矢」で傷つけた経験がある。 レクイエム発現の「スタンドを貫く」という条件は満たしていないものの、これが引き金になってG.E.の能力が変化し始めた (前述の「攻撃反射能力」と 「感覚だけを暴走させる能力」の喪失、「治癒能力」の獲得)という考察をする読者もいる。 //パッショーネ入団のテストとして幹部のポルポから「渡されたライターを24時間着火させたまま自分に返す事」 //という条件を出されたが、ジョルノは誤って火を消してしまう。 // //実はこの一連の流れは組織が新たなスタンド使いを発掘する、または盲目的に命令に従う手下を選別する為の試験であった。 //ライターは再点火が可能だが、その着火がスイッチとなりポルポの[[自動遠隔操作スタンド>吉良吉影]]「ブラック・サバス」が発動。 //ブラック・サバスはポルポが[[ボス>ディアボロ]]から預かったと思われる矢を口の中に仕込んでおり、 //影から影へ移動して、再点火をした者および目撃した者に矢を突き刺し、スタンド能力者として目覚めるか適合出来ず死ぬかの二択を迫る。 // //このブラック・サバスとの戦闘の際、ジョルノが盗んだ鞄を取り返しにきた[[広瀬康一]]を巻き込んでしまい、 //康一が矢に刺されそうになった時ジョルノはそれを庇い手に矢を刺されている。 ////ここまで詳細にネタバレする必要性が感じられないので簡略化します ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //一応、血縁自体はDIOの息子となってるので、「ジョースター家」タグは止めておきます //金髪,スタンド使い,主人公,ジャンプヒーロー

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: