エースキラー

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エースキラー - (2020/03/12 (木) 22:07:48) の1つ前との変更点

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#image(エースキラー.jpg,title=超獣にも引けを取らないヤプールの切り札,width=400) &font(20,i,b,#a52a2a){「よーく見るがいいウルトラ4兄弟。お前たちの力で、可愛い弟が八つ裂きにされる様を!」} 1972年の特撮『[[ウルトラマンA>ウルトラマンエース]]』の14話に登場した強敵。別名「異次元超人」。 異次元からの侵略者ヤプールがウルトラマンエースを抹殺するために作り出した。 文字通りヤプールがエースを倒すために製作したとだけあって、その戦闘能力は強力。 他のウルトラ兄弟の使用する必殺技が搭載されており、[[スペシウム光線>ウルトラマン]]、[[エメリウム光線>ウルトラセブン]]、[[ウルトラブレスレット>ウルトラマンジャック]]、 [[M87光線>ゾフィー]]といった強力な技が使用可能。 しかもエネルギー量も豊富なのかこれらの必殺技を連続で何度も使う事が可能。 さらにエースの必殺技であるメタリウム光線も対策がされているのか直撃しても全く効果が無いなど、攻守ともに隙が無い。 ヤプールの罠によって行動不能にされて十字架に貼りつけられたウルトラ兄弟の目の前でエースと戦い、エースを敗北寸前まで追い詰めた。 劇中では一切鳴き声や言葉などは発していない。また肉弾戦での動きはあまり素早くなく、光線技を主体に戦う。 ウルトラヒーローに似た雰囲気を感じさせながら異形の悪役ということが伝わるデザイン、 ウルトラヒーローと同じ能力を持つ敵にしてアンチヒーローという特徴、その強さから高い人気のあるキャラクター。 TVシリーズへの再登場こそ初登場以来30年近く無かったが、その間に多くの怪獣図鑑や児童向けの書籍、 漫画作品やゲーム作品にウルトラマンエースを代表する強敵として取り上げられ、玩具としての商品化にも恵まれたため、 出番に反して知名度もかなり高い。 #region(原作ネタバレ) ヤプールの偽のウルトラサインによってゴルゴダ星におびき出されてしまったウルトラ兄弟は、 ヤプールがゴルゴダ星に仕掛けた冷凍ガスの罠によってエネルギーを失い、[[十字架に貼り付け>ガッツ星人]]にされてしまった。 ヤプールの目的はウルトラ兄弟抹殺だけではなく、ウルトラマンが誰一人いなくなってしまった地球に超獣[[バラバ]]を送り込み、 さらに放射能の雨を降らせ破壊活動を行うというものであった。 他のウルトラ兄弟の手助けによってエースにはゴルゴダ星から脱出されてしまったが、 残りの4兄弟を貼り付けにできたヤプールはエースキラーを送り出す。 ヤプールは貼り付けにしたウルトラ兄弟からエネルギーと必殺技を奪ってエースキラーに与え、 ここにウルトラ兄弟の必殺技を使う悪魔の超人が誕生した。 エースキラーはヤプールがテストのために送り出した、エースと同じ能力を持つ[[エースロボット>ニセウルトラマン]]を ウルトラ兄弟たちの必殺技の連続使用であっさりと粉砕。 ヤプールが言い放った記事冒頭の台詞とともに、貼り付けになったウルトラ兄弟たちにその恐るべき力を見せつける。 …&b(){エースと同じ能力}という触れ込みなのにこんな事に使われて破壊されたエースロボットは泣いていい。 %%っていうか、エースロボット量産するなり、エースキラーとコンビを組ませるなりした方がよっぽど建設的では…%% そしてエースキラーの前にウルトラ兄弟たちの救出に向かった本物のエースが現れるが、 必殺技のメタリウム光線も通用しないエースキラーはエースを一方的に痛めつけてしまう。 しかし貼り付けにされたウルトラ兄弟たちが全員のエネルギーをエースに与え、立ち上がったエースの超必殺技スペースQが炸裂。 ウルトラ5兄弟の力を集結させた超必殺技スペースQにはエースキラーも耐えられず、粉々に吹き飛んでついに敗北した。 劇中では語られないが、ヤプールの作ったロボットだという設定が書籍等には見られることが多く、 漫画作品で壊れた箇所に機械が覗くなどロボットとして扱われることが多い。 #region(エースキラーのM87光線について) ゾフィーの必殺技として有名なM87光線だが、 エースキラー登場前にゾフィーがM87光線を使用したことは一度もなく、 実はエースキラーの使用したM87光線が映像作品中で初めて使用されたM87光線である。 エースキラーの使用する光線技の中でも最強の威力を誇り、 必殺光線を連続で食らったエースロボットへのトドメとして使用された。 その威力は凄まじく他の必殺光線でも破壊できなかったエースロボットを粉々に吹き飛ばした。 %%だからそんな防御力なら素直にエースにぶつけろよ%% なおエースキラーのM87光線は光弾を腕から相手に飛ばす技となっているが、 それ以降にゾフィーがM87光線として使用した技では直線状の光線となっており、 エースキラーの使用した技とはかなりイメージが異なる。 %%M87光線のポーズ等が現行のものに固まったのは1980年代以降とされるので、当時の設定のブレが原因だろう%% 『ウルトラファイトビクトリー』ではゾフィー同様の光線となったが、威力の方はメタリウム光線で相殺されてしまう程度だった。 ゾフィー隊長からエネルギーは奪えても、その能力を完全再現することは不可能だったのだろう。こんな難しい技を使いこなすとはさすがはウルトラ兄弟No.1である。 #endregion エースキラーは登場から敗北まで出番が終始地球から離れたゴルゴダ星の上であり、 しかも地球側はゴルゴダ星の迎撃用星間ミサイルを建造するのが精一杯で悠長に星の上の様子の観測などしていなかったため、 実は人類には存在すら知られていない怪獣だったりする。 //時系列順の流れの説明はregion外の方が分かりやすいのでは 映像作品本編への新規登場は初登場以降30年近く無かったが、その間にも漫画作品や児童向け絵本等での出番と活躍には恵まれており、 内山まもるの漫画作品『ザ・ウルトラマン』ではジャッカルの変身したエースキラーがエースを葬っている。 また『ウルトラマン超闘士激伝』においては打倒エースを目標とした正統派のライバルキャラとして登場、 味方としても活躍を見せている。詳細は「実写作品以外での活躍」で後述。 #region(その後の作品での活躍) 『[[ウルトラマンメビウス]]』では第43話「脅威のメビウスキラー」で同種の新型「メビウスキラー」が登場。 外見はエースキラーとほぼ同じだが、対メビウス用に調整が施されている。 宇宙同化獣ガディバを吸収しメビウスの戦闘データを取り込んだことで完全な状態となった。 完全に対メビウス戦に特化させており過去のウルトラ兄弟の必殺技・武器は一切不使用、 またエースキラーにはあった特異な形状の武器も所持していない代わりにメビュームシュート、 メビュームブレード、メビュームバーストとメビウスの必殺技を使用出来るようになっている。 復活したヤプールの手先としてメビウス抹殺にいどみ、圧倒的な能力でメビウスを苦しめた。 しかしメビウスの切り札メビュームダイナマイトを喰らってガディバもろとも粉々に破壊された。 だがそれもヤプールの計画のうち、変身を解いて油断したメビウスを空間を裂いて2名の人間もろとも 異次元に引きずり込む事に成功している。 『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』ではメビウスキラー(G)が登場。声は田中亮一が担当。 怪獣墓場のメビウスキラーにヤプールが憑依して復活。かつての暗黒四天王とともに皇帝復活のためギガバトルナイザーを狙う。 余談だがこの作品では巨大ヤプールが登場するはずだったが撮影用のスーツが出払っており、 代用としてメビウスキラーを登場させた経緯がある。 『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』ではエースキラー(BS)が登場。 スーツはメビウスキラー(G)を流用、目と胸の結晶体が緑色から水色に変更されている。 この個体のみ「天球超人」と肩書きが変更されている。 光線技は一応使用できるみたいだが未遂に終わったのみで、ほぼ格闘戦でグレンファイヤーと戦いを繰り広げた。 オリジナルの性能を再現しきれてないのかスペースQやメビウスダイナマイトのような強力な技ではなく 通常の格闘技で倒される(一応グレンドライバーという技名のあるれっきとしたヒーローの必殺技だが)。 また行動が人間臭くなっている。他のロボット怪獣と違って量産はされなかったのか劇中では一体しか現れなかった。 『ウルトラファイトビクトリー』では、ビクトリーキラーと呼ばれる個体が登場。 この個体は、エースキラーから引き継いだウルトラ兄弟の能力が使えるばかりか、ヤプールがウルトラマンビクトリーとアリブンタを闘わせて 解析したデータを基に、ビクトリーのウルトランスを模倣した「キラートランス」という能力を実装されている。 これにより、ビクトリーキラーはEXレッドキングナックル、キングジョーランチャー、エレキングテイル、サドラシザース、グドンウィップなどの 怪獣の能力を再現する武装を扱えるようになり、エースキラーのときを遥かに上回る戦闘力を会得した。 その実力は驚異的で、ウルトラマンギンガを生け捕りにして十字架に貼り付けにしたばかりか、ウルトラマンエースですら、 激戦の末にキラートランスの猛攻で一度はダウンさせたほどである。 #endregion #region(実写作品以外での活躍) また、コミックボンボンで連載された漫画『ウルトラマン超闘士激伝』においては打倒エースを目標とした 正統派のライバルキャラ(ただしこの漫画のエースのライバルということは…)として登場、 ヤプールの再侵略が描かれたヤプール編では、かつてヤプールの手先だった味方というポジションでエースと共に活躍した。 ヤプールの尖兵マザロンにボディを破壊されるが、闘士マンの救助によって頭部は無事残り、 エースキラーRとして最終決戦にも参戦している。 Rとはリベンジャーの意味であり、窮地に陥った時、[[体内に仕込んだ超重力爆弾でヤプールを道連れに自爆しようとする>人造人間16号]]が、 闘士セブンに首を切断されて爆発から逃れる。 ゴーデス編でまた同型のボディを新造し、その後大破した描写はないが、ツイフォン編ではいつの間にかエースキラーSとなっていた。 OVA版の声優は[[千葉>桑原和真]][[繁>ラディッツ]]氏。同作におけるエース役の西村朋紘氏とはリアルだと師弟関係だったりする。 他には西川伸司氏の漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』にヤプールの手先として登場。 ペダン星人の操るキングジョーブラックと宇宙空間を飛び回りながら互角の戦闘を行った。 いつの間にコピーしたのかは不明だがウルトラ兄弟の技を使用可能であり、 M87光線もゾフィーが使用している直線状の光線の形状になっており、八つ裂き光輪も使用している。 M87光線でキングジョーブラックの片腕を破壊するが、その際の反撃で片腕を破壊されて退却した。 とはいえ、当時多くの怪獣を粉砕してきたキングジョーブラック相手に互角の戦闘を展開し、 相手の無敵の装甲を破壊して引き分けに持ち込んだというのは大戦果といえ、 エースキラーの強さが垣間見える一戦だったと言える。 しかしその後のペダン星での戦闘では、パワーアップして復活したゴモラに光線を回避され、 息もつかせぬ突進攻撃、尻尾攻撃の前にあっさりと敗北した。 ゲーム作品においては『ウルトラマン倶楽部』やコンパチシリーズといったSD作品において何度も出演、 エースからの少ない参戦キャラの一人として存在感を示していた。 後述のように対戦格闘ゲーム『ウルトラマン 光の巨人伝説』や『ウルトラマン Fighting Evolution 3』においては 操作キャラとして使用可能で、素早い肉弾戦を披露している。 #endregion #endregion ---- **対戦ゲームにおけるエースキラー //mugenキャラの技の元ネタなのでregion外に ウルトラマンエースの敵キャラクターの代表として、格闘ゲームへの登場率も高い。 人型キャラなので怪獣に比べて動かしやすいせいか、とび蹴りなどの劇中に比べて身軽に動く技も使えることが多い。 対戦ゲームにおいてはなぜか[[サイコクラッシャー]]のようにきりもみ回転しながら空中体当たりする技を持っていることも多い。 1996年発売の対戦格闘ゲーム『ウルトラマン 光の巨人伝説』においてはエースの敵として唯一参戦。 人型であることもあって怪獣キャラに比べると素早い動きを見せていた。 原作通り多彩な光線技を使用可能で遠距離戦が得意。 渦巻く炎をまとってサイコクラッシャーのようにきりもみ回転しながら空中体当たりするオリジナルの技を持っている。 また映像作品では鳴き声がなかったが、劇中のヤプールの声を元にした思しきボイスがオリジナルで搭載されている。 尤もエースキラーではなく指示を出しているヤプールの声なのかもしれないが。 『ウルトラマン Fighting Evolution 3』にも勿論登場。 ゲーム的な見栄えを重視してか、怪獣のようなボイスが搭載されている。 こちらではストーリーモードにおいてエースロボットで戦うこともできる。 が、やろうとすれば&b(){エースロボットでエースキラーに勝つことも可能}。 この場合、「強すぎたエースロボット」というタイトルでSランクが与えられ、対戦でエースロボットが解禁される。 そのCGを流用して『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』にも稼働初期から登場。 高い攻撃力を誇り、必殺技もウルトラ兄弟の技とだけあって高威力だが、防御力はそれほどでもない。 ただし必殺技が光属性なので有効な相手も多く、自身も光属性に耐性を持っているのが特徴。 原作通りM87光線などの必殺技を使用可能で、スピードゲージも書籍設定を反映してかロボット型になっている。 巨大ヤプールとのタッグ必殺技として『キラーマリオネット』という技が存在し、 ヤプールに注入されたパワーによって紫色のオーラをまとったエースキラーが、 これまたサイコクラッシャーのようにきりもみ回転しながら空中体当たりする技となっている。 後に一般公募で選ばれたエースキラーの強化体「カブト・ザ・キラー」も参戦した。 ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』でも参戦。 必殺技は「スペシウム光線」となっており、次のフェイズ終了時まで相手の防御力を超ダウンさせる。 ---- **MUGENにおけるエースキラー &ref(ak0.gif)&ref(akk0.gif) [[ツインテール]]などの作者であるbakisimu氏により製作されたもの(上画像の左)が公開されている。 さらにカーベィ氏によるFCソフト『ウルトラマン倶楽部 怪獣大決戦!!』のドットを使用したもの(上画像の右)も公開された。 bakisimu氏版はリアル頭身の『ウルトラマン Fighting Evolution』風の仕様に、 カーベィ氏版はデフォルメ頭身のキャラになっている。 #region(bakisimu氏製、リアル頭身) -bakisimu氏製 #image(ak0.gif) muu氏やbakisimu氏の『ウルトラマン Fighting Evolution』アレンジキャラの仕様となっており、スピリッツや回り込みなどのシステムが搭載されている。 他のウルトラ戦士のドットの手描き改変で製作されており、ゲーム作品由来の技も使用可能。 ボイスもこういったゲーム作品に準拠したものが搭載されている。 2014年8月1日に氏のワンドライブで公開された。最新版は2015年11月1日に公開されている。 &nicovideo(sm24190985) 煙の中から起き上がる登場シーンもイントロで再現。 カラーは1Pはソフビ玩具に近い赤と金色、2Pは映像作品上でのカラーに近い銀と暗い赤になっている。 3Pカラーはまるでババルウ星人やバルキー星人のような黒と金色に赤い目のカラーなので、使ってみると面白いかもしれない。 怪獣系統のキャラというよりはウルトラ戦士系統の性能に仕上がっているが、 映像作品のイメージもあってか機動力は他のウルトラ戦士よりも低め。 必殺技としては、エメリウム光線、スペシウム光線、対空に使えるウルトラブレスレットなどの飛び道具が充実している。 『ウルトラマン 光の巨人伝説』の技などを元にしたと思われるキラードリルという技が搭載されており、 空中を錐もみ回転しながら相手に体当たりする。 手に持った独特の形の武器で攻撃する武器攻撃は中段技になっているので、相手のガードを崩すのに活用しよう。 超必殺技としては、M87光線(映像作品同様光弾状のもの)などが搭載されている。 1ゲージ技のカラミティショットはロック技となっており、ロックした相手に対してウルトラ兄弟の必殺光線を連続使用する攻撃である。 2ゲージ技のキラーマリオネットは『大怪獣バトル』由来の技で、紫のオーラをまとって突進する技。当てやすくて強力な技と言える。 デフォルトでAIも搭載されており、一般的なキャラと同じくらいの強さに仕上がっている。 #endregion #region(カーベィ氏製、デフォルメ頭身) -カーベィ氏製 #image(akk0.gif) こちらはbakisimu氏製とは違ってデフォルメされたドットを使っている。 基本的な使用は氏の[[バラバ]]と共通している。 今はまだβ版だが一応通常技はすべて揃っているので使用できないことはない。 ちなみにカラーの中にはバラバの色もある。 #endregion また過去には別の作者が作成したエースキラーも存在していたようだが、 技も一つしか使えず食らいモーションも未実装など未完成で、現在は入手不可となっている。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[エースキラー],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[キャラ名],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[キャラ名],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //|円谷|,怪獣,ロボット &hiduke(1972/07/07)
#image(エースキラー.jpg,title=超獣にも引けを取らないヤプールの切り札,width=400) &font(20,i,b,#a52a2a){「よーく見るがいいウルトラ4兄弟。お前たちの力で、可愛い弟が八つ裂きにされる様を!」} 1972年の特撮『[[ウルトラマンA>ウルトラマンエース]]』の14話に登場した強敵。別名「異次元超人」。 異次元からの侵略者ヤプールがウルトラマンエースを抹殺するために作り出した。 文字通りヤプールがエースを倒すために製作したとだけあって、その戦闘能力は強力。 他のウルトラ兄弟の使用する必殺技が搭載されており、[[スペシウム光線>ウルトラマン]]、[[エメリウム光線>ウルトラセブン]]、[[ウルトラブレスレット>ウルトラマンジャック]]、 [[M87光線>ゾフィー]]といった強力な技が使用可能。 しかもエネルギー量も豊富なのかこれらの必殺技を連続で何度も使う事が可能。 さらにエースの必殺技であるメタリウム光線も対策がされているのか直撃しても全く効果が無いなど、攻守ともに隙が無い。 ヤプールの罠によって行動不能にされて十字架に貼りつけられたウルトラ兄弟の目の前でエースと戦い、エースを敗北寸前まで追い詰めた。 劇中では一切鳴き声や言葉などは発していない。また肉弾戦での動きはあまり素早くなく、光線技を主体に戦う。 ウルトラヒーローに似た雰囲気を感じさせながら異形の悪役ということが伝わるデザイン、 ウルトラヒーローと同じ能力を持つ敵にしてアンチヒーローという特徴、その強さから高い人気のあるキャラクター。 TVシリーズへの再登場こそ初登場以来30年近く無かったが、その間に多くの怪獣図鑑や児童向けの書籍、 漫画作品やゲーム作品にウルトラマンエースを代表する強敵として取り上げられ、玩具としての商品化にも恵まれたため、 出番に反して知名度もかなり高い。 #region(原作ネタバレ) ヤプールの偽のウルトラサインによってゴルゴダ星におびき出されてしまったウルトラ兄弟は、 ヤプールがゴルゴダ星に仕掛けた冷凍ガスの罠によってエネルギーを失い、[[十字架に貼り付け>ガッツ星人]]にされてしまった。 ヤプールの目的はウルトラ兄弟抹殺だけではなく、ウルトラマンが誰一人いなくなってしまった地球に超獣[[バラバ]]を送り込み、 さらに放射能の雨を降らせ破壊活動を行うというものであった。 他のウルトラ兄弟の手助けによってエースにはゴルゴダ星から脱出されてしまったが、 残りの4兄弟を貼り付けにできたヤプールはエースキラーを送り出す。 ヤプールは貼り付けにしたウルトラ兄弟からエネルギーと必殺技を奪ってエースキラーに与え、 ここにウルトラ兄弟の必殺技を使う悪魔の超人が誕生した。 エースキラーはヤプールがテストのために送り出した、エースと同じ能力を持つ[[エースロボット>ニセウルトラマン]]を ウルトラ兄弟たちの必殺技の連続使用であっさりと粉砕。 ヤプールが言い放った記事冒頭の台詞とともに、貼り付けになったウルトラ兄弟たちにその恐るべき力を見せつける。 …&b(){エースと同じ能力}という触れ込みなのにこんな事に使われて破壊されたエースロボットは泣いていい。 %%っていうか、エースロボット量産するなり、エースキラーとコンビを組ませるなりした方がよっぽど建設的では…%% そしてエースキラーの前にウルトラ兄弟たちの救出に向かった本物のエースが現れるが、 必殺技のメタリウム光線も通用しないエースキラーはエースを一方的に痛めつけてしまう。 しかし貼り付けにされたウルトラ兄弟たちが全員のエネルギーをエースに与え、立ち上がったエースの超必殺技スペースQが炸裂。 ウルトラ5兄弟の力を集結させた超必殺技スペースQにはエースキラーも耐えられず、粉々に吹き飛んでついに敗北した。 劇中では語られないが、ヤプールの作ったロボットだという設定が書籍等には見られることが多く、 漫画作品で壊れた箇所に機械が覗くなどロボットとして扱われることが多い。 #region(エースキラーのM87光線について) ゾフィーの必殺技として有名なM87光線だが、 エースキラー登場前にゾフィーがM87光線を使用したことは一度もなく、 実はエースキラーの使用したM87光線が映像作品中で初めて使用されたM87光線である。 エースキラーの使用する光線技の中でも最強の威力を誇り、 必殺光線を連続で食らったエースロボットへのトドメとして使用された。 その威力は凄まじく他の必殺光線でも破壊できなかったエースロボットを粉々に吹き飛ばした。 %%だからそんな防御力なら素直にエースにぶつけろよ%% なおエースキラーのM87光線は光弾を腕から相手に飛ばす技となっているが、 それ以降にゾフィーがM87光線として使用した技では直線状の光線となっており、 エースキラーの使用した技とはかなりイメージが異なる。 %%M87光線のポーズ等が現行のものに固まったのは1980年代以降とされるので、当時の設定のブレが原因だろう%% 『ウルトラファイトビクトリー』ではゾフィー同様の光線となったが、威力の方はメタリウム光線で相殺されてしまう程度だった。 ゾフィー隊長からエネルギーは奪えても、その能力を完全再現することは不可能だったのだろう。こんな難しい技を使いこなすとはさすがはウルトラ兄弟No.1である。 #endregion エースキラーは登場から敗北まで出番が終始地球から離れたゴルゴダ星の上であり、 しかも地球側はゴルゴダ星の迎撃用星間ミサイルを建造するのが精一杯で悠長に星の上の様子の観測などしていなかったため、 実は人類には存在すら知られていない怪獣だったりする。 //時系列順の流れの説明はregion外の方が分かりやすいのでは 映像作品本編への新規登場は初登場以降30年近く無かったが、その間にも漫画作品や児童向け絵本等での出番と活躍には恵まれており、 内山まもるの漫画作品『ザ・ウルトラマン』ではジャッカルの変身したエースキラーがエースを葬っている。 また『ウルトラマン超闘士激伝』においては打倒エースを目標とした正統派のライバルキャラとして登場、 味方としても活躍を見せている。詳細は「実写作品以外での活躍」で後述。 #region(その後の作品での活躍) 『[[ウルトラマンメビウス]]』では第43話「脅威のメビウスキラー」で同種の新型「メビウスキラー」が登場。 外見はエースキラーとほぼ同じだが、対メビウス用に調整が施されている。 宇宙同化獣ガディバを吸収しメビウスの戦闘データを取り込んだことで完全な状態となった。 完全に対メビウス戦に特化させており過去のウルトラ兄弟の必殺技・武器は一切不使用、 またエースキラーにはあった特異な形状の武器も所持していない代わりにメビュームシュート、 メビュームブレード、メビュームバーストとメビウスの必殺技を使用出来るようになっている。 復活したヤプールの手先としてメビウス抹殺にいどみ、圧倒的な能力でメビウスを苦しめた。 しかしメビウスの切り札メビュームダイナマイトを喰らってガディバもろとも粉々に破壊された。 だがそれもヤプールの計画のうち、変身を解いて油断したメビウスを空間を裂いて2名の人間もろとも 異次元に引きずり込む事に成功している。 『ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース』ではメビウスキラー(G)が登場。声は田中亮一が担当。 怪獣墓場のメビウスキラーにヤプールが憑依して復活。かつての暗黒四天王とともに皇帝復活のためギガバトルナイザーを狙う。 余談だがこの作品では巨大ヤプールが登場するはずだったが撮影用のスーツが出払っており、 代用としてメビウスキラーを登場させた経緯がある。 『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』ではエースキラー(BS)が登場。 スーツはメビウスキラー(G)を流用、目と胸の結晶体が緑色から水色に変更されている。 この個体のみ「天球超人」と肩書きが変更されている。 光線技は一応使用できるみたいだが未遂に終わったのみで、ほぼ格闘戦でグレンファイヤーと戦いを繰り広げた。 オリジナルの性能を再現しきれてないのかスペースQやメビウスダイナマイトのような強力な技ではなく 通常の格闘技で倒される(一応グレンドライバーという技名のあるれっきとしたヒーローの必殺技だが)。 また行動が人間臭くなっている。他のロボット怪獣と違って量産はされなかったのか劇中では一体しか現れなかった。 『ウルトラファイトビクトリー』では、ビクトリーキラーと呼ばれる個体が登場。 この個体は、エースキラーから引き継いだウルトラ兄弟の能力が使えるばかりか、ヤプールがウルトラマンビクトリーとアリブンタを闘わせて 解析したデータを基に、ビクトリーのウルトランスを模倣した「キラートランス」という能力を実装されている。 これにより、ビクトリーキラーはEXレッドキングナックル、キングジョーランチャー、エレキングテイル、サドラシザース、グドンウィップなどの 怪獣の能力を再現する武装を扱えるようになり、エースキラーのときを遥かに上回る戦闘力を会得した。 その実力は驚異的で、[[ウルトラマンギンガ]]を生け捕りにして十字架に貼り付けにしたばかりか、ウルトラマンエースですら、 激戦の末にキラートランスの猛攻で一度はダウンさせたほどである。 #endregion #region(実写作品以外での活躍) また、コミックボンボンで連載された漫画『ウルトラマン超闘士激伝』においては打倒エースを目標とした 正統派のライバルキャラ(ただしこの漫画のエースのライバルということは…)として登場、 ヤプールの再侵略が描かれたヤプール編では、かつてヤプールの手先だった味方というポジションでエースと共に活躍した。 ヤプールの尖兵マザロンにボディを破壊されるが、闘士マンの救助によって頭部は無事残り、 エースキラーRとして最終決戦にも参戦している。 Rとはリベンジャーの意味であり、窮地に陥った時、[[体内に仕込んだ超重力爆弾でヤプールを道連れに自爆しようとする>人造人間16号]]が、 闘士セブンに首を切断されて爆発から逃れる。 ゴーデス編でまた同型のボディを新造し、その後大破した描写はないが、ツイフォン編ではいつの間にかエースキラーSとなっていた。 OVA版の声優は[[千葉>桑原和真]][[繁>ラディッツ]]氏。同作におけるエース役の西村朋紘氏とはリアルだと師弟関係だったりする。 他には西川伸司氏の漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』にヤプールの手先として登場。 ペダン星人の操るキングジョーブラックと宇宙空間を飛び回りながら互角の戦闘を行った。 いつの間にコピーしたのかは不明だがウルトラ兄弟の技を使用可能であり、 M87光線もゾフィーが使用している直線状の光線の形状になっており、八つ裂き光輪も使用している。 M87光線でキングジョーブラックの片腕を破壊するが、その際の反撃で片腕を破壊されて退却した。 とはいえ、当時多くの怪獣を粉砕してきたキングジョーブラック相手に互角の戦闘を展開し、 相手の無敵の装甲を破壊して引き分けに持ち込んだというのは大戦果といえ、 エースキラーの強さが垣間見える一戦だったと言える。 しかしその後のペダン星での戦闘では、パワーアップして復活したゴモラに光線を回避され、 息もつかせぬ突進攻撃、尻尾攻撃の前にあっさりと敗北した。 ゲーム作品においては『ウルトラマン倶楽部』やコンパチシリーズといったSD作品において何度も出演、 エースからの少ない参戦キャラの一人として存在感を示していた。 後述のように対戦格闘ゲーム『ウルトラマン 光の巨人伝説』や『ウルトラマン Fighting Evolution 3』においては 操作キャラとして使用可能で、素早い肉弾戦を披露している。 #endregion #endregion ---- **対戦ゲームにおけるエースキラー //mugenキャラの技の元ネタなのでregion外に ウルトラマンエースの敵キャラクターの代表として、格闘ゲームへの登場率も高い。 人型キャラなので怪獣に比べて動かしやすいせいか、とび蹴りなどの劇中に比べて身軽に動く技も使えることが多い。 対戦ゲームにおいてはなぜか[[サイコクラッシャー]]のようにきりもみ回転しながら空中体当たりする技を持っていることも多い。 1996年発売の対戦格闘ゲーム『ウルトラマン 光の巨人伝説』においてはエースの敵として唯一参戦。 人型であることもあって怪獣キャラに比べると素早い動きを見せていた。 原作通り多彩な光線技を使用可能で遠距離戦が得意。 渦巻く炎をまとってサイコクラッシャーのようにきりもみ回転しながら空中体当たりするオリジナルの技を持っている。 また映像作品では鳴き声がなかったが、劇中のヤプールの声を元にした思しきボイスがオリジナルで搭載されている。 尤もエースキラーではなく指示を出しているヤプールの声なのかもしれないが。 『ウルトラマン Fighting Evolution 3』にも勿論登場。 ゲーム的な見栄えを重視してか、怪獣のようなボイスが搭載されている。 こちらではストーリーモードにおいてエースロボットで戦うこともできる。 が、やろうとすれば&b(){エースロボットでエースキラーに勝つことも可能}。 この場合、「強すぎたエースロボット」というタイトルでSランクが与えられ、対戦でエースロボットが解禁される。 そのCGを流用して『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』にも稼働初期から登場。 高い攻撃力を誇り、必殺技もウルトラ兄弟の技とだけあって高威力だが、防御力はそれほどでもない。 ただし必殺技が光属性なので有効な相手も多く、自身も光属性に耐性を持っているのが特徴。 原作通りM87光線などの必殺技を使用可能で、スピードゲージも書籍設定を反映してかロボット型になっている。 巨大ヤプールとのタッグ必殺技として『キラーマリオネット』という技が存在し、 ヤプールに注入されたパワーによって紫色のオーラをまとったエースキラーが、 これまたサイコクラッシャーのようにきりもみ回転しながら空中体当たりする技となっている。 後に一般公募で選ばれたエースキラーの強化体「カブト・ザ・キラー」も参戦した。 ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』でも参戦。 必殺技は「スペシウム光線」となっており、次のフェイズ終了時まで相手の防御力を超ダウンさせる。 ---- **MUGENにおけるエースキラー &ref(ak0.gif)&ref(akk0.gif) [[ツインテール]]などの作者であるbakisimu氏により製作されたもの(上画像の左)が公開されている。 さらにカーベィ氏によるFCソフト『ウルトラマン倶楽部 怪獣大決戦!!』のドットを使用したもの(上画像の右)も公開された。 bakisimu氏版はリアル頭身の『ウルトラマン Fighting Evolution』風の仕様に、 カーベィ氏版はデフォルメ頭身のキャラになっている。 #region(bakisimu氏製、リアル頭身) -bakisimu氏製 #image(ak0.gif) muu氏やbakisimu氏の『ウルトラマン Fighting Evolution』アレンジキャラの仕様となっており、スピリッツや回り込みなどのシステムが搭載されている。 他のウルトラ戦士のドットの手描き改変で製作されており、ゲーム作品由来の技も使用可能。 ボイスもこういったゲーム作品に準拠したものが搭載されている。 2014年8月1日に氏のワンドライブで公開された。最新版は2015年11月1日に公開されている。 &nicovideo(sm24190985) 煙の中から起き上がる登場シーンもイントロで再現。 カラーは1Pはソフビ玩具に近い赤と金色、2Pは映像作品上でのカラーに近い銀と暗い赤になっている。 3Pカラーはまるでババルウ星人やバルキー星人のような黒と金色に赤い目のカラーなので、使ってみると面白いかもしれない。 怪獣系統のキャラというよりはウルトラ戦士系統の性能に仕上がっているが、 映像作品のイメージもあってか機動力は他のウルトラ戦士よりも低め。 必殺技としては、エメリウム光線、スペシウム光線、対空に使えるウルトラブレスレットなどの飛び道具が充実している。 『ウルトラマン 光の巨人伝説』の技などを元にしたと思われるキラードリルという技が搭載されており、 空中を錐もみ回転しながら相手に体当たりする。 手に持った独特の形の武器で攻撃する武器攻撃は中段技になっているので、相手のガードを崩すのに活用しよう。 超必殺技としては、M87光線(映像作品同様光弾状のもの)などが搭載されている。 1ゲージ技のカラミティショットはロック技となっており、ロックした相手に対してウルトラ兄弟の必殺光線を連続使用する攻撃である。 2ゲージ技のキラーマリオネットは『大怪獣バトル』由来の技で、紫のオーラをまとって突進する技。当てやすくて強力な技と言える。 デフォルトでAIも搭載されており、一般的なキャラと同じくらいの強さに仕上がっている。 #endregion #region(カーベィ氏製、デフォルメ頭身) -カーベィ氏製 #image(akk0.gif) こちらはbakisimu氏製とは違ってデフォルメされたドットを使っている。 基本的な使用は氏の[[バラバ]]と共通している。 今はまだβ版だが一応通常技はすべて揃っているので使用できないことはない。 ちなみにカラーの中にはバラバの色もある。 #endregion また過去には別の作者が作成したエースキラーも存在していたようだが、 技も一つしか使えず食らいモーションも未実装など未完成で、現在は入手不可となっている。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[エースキラー],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[キャラ名],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[キャラ名],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //|円谷|,怪獣,ロボット &hiduke(1972/07/07)

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