シピティオ


エルサルバドルの先住民族・ピピル族の伝承に登場する魔物(もしくは妖怪)。
名前はナワトル語の方言で「子供」を意味する。
男を誑かし、時には命を奪うと伝えられる女怪・シグアナバの息子。

子供のような背丈でつば広のとんがり帽子に膨らんだ腹、前後逆に付いた足という異様な姿をしている。
灰やバナナが好物で、様々な場所にテレポートする能力を持っているとされており、
民家に忍び込んで盗み食いをしたり、若い女性に付きまとう等の悪戯をする。
元々は人間だったのだが、ある時母親のシグアナバが雨と雷の神・トラロックの怒りに触れて醜い魔物へと変えられた上に、
その神罰は息子であるシピティオにも降りかかり、10歳で成長を止められた挙句前述のような異形の姿にされてしまう。
以来、灰で飢えを満たしながら永遠に生き続ける事を強いられているのだという。酷いとばっちりである

日本での知名度は非常に低いが、エルサルバドル本国ではシピティオを主人公とした子供向け番組『シピティオの冒険』等で広く知られており、
子供達の味方として悪い大人を懲らしめたり、国内で起こる様々な問題を解決していくヒーローとしても活躍している。
日本で言う所の鬼太郎的なキャラクターと言うべきか。
実写版シピティオの勇姿
(※流石に足は再現されてません)


MUGENにおけるシピティオ

     
ホーマーグリフィン氏の作者で知られるWarner氏の手描きキャラが存在。
登場イントロの一つで上記のテレビ番組の衣装で現れたり、
手足を自在に伸ばしたり、バナナを手裏剣の如く投げ付ける等コミカルな技を持つ。
超必殺技では口から謎の触手(というか内臓?)を出したり雷を落としたりと、非常にユニークなキャラに仕上がっている。
参考動画。お相手は同じくWarner氏のワリオ

出場大会

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最終更新:2024年05月05日 21:28