秦崇雷

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秦崇雷」を以下のとおり復元します。
#image(left,float,chonrei-ngbc_2.jpg,width=375,title=生きてここから出られるとおもうなよ!!)

#image(Chonrei_nbc.gif,title=曖昧170cm)
&font(24,b,i,blue){「まだおわってないぞ!}
&font(24,b,i,blue){ 貴様ならやれるはずだ!」}
-プロフィール
-職業:無職
-[[格闘スタイル]]:帝王拳
-誕生日:1980年6月6日
-年齢:15歳(『餓狼3』)16歳(『RBS』『RB2』)
-出身地:中国
-血液型:不明
-身長:&b(){169cm}(『餓狼3』『RB餓狼』)&b(){170cm}(『RBS』~)
-体重:59kg(『餓狼3』『RB餓狼』)不明(『RBS』『NBC』)55kg(『RB2』)
-趣味:スノーボード
-好きな食べ物:杏仁豆腐
-得意スポーツ:個人競技はほとんど
-好きなもの: 流行の服(『NBC』) 
-特技:料理(鉄人級)(『餓狼3』)、オシャレ(最近色気づいてきた)(『RBS~』)
-大切なもの:[[弟>秦崇秀]]
-嫌いなもの:努力
-CV:山口勝平
#clear

『[[餓狼伝説>餓狼伝説]]』シリーズに登場するキャラクター。「ジン チョンレイ」と読む。[[崇秀>秦崇秀]](チョンシュウ)とは実の双子で兄の方。
初出の『3』では真の[[ラスボス]]として登場。『RB餓狼』以降はプレイアブルキャラとなる。
他には『[[ネオジオバトルコロシアム>NEOGEO BATTLE COLISEUM]]』にも出演している。
CVは『[[ワンピース>モンキー・D・ルフィ]]』のウソップや『[[ペルソナ4>ペルソナ4主人公]]』のクマ等を演じる山口勝平氏。弟の崇秀も兼任している。

本来は普通の少年(育った環境のせいでひねてはいる)だが、祖先の霊に体を乗っ取られている。
しかし祖先の霊は力の根元である「秦の秘伝書」なくしては長く存在することができず、現世に完全体として復活するため、
最強の格闘家の元に集まると言われている、3巻に別れた秦の秘伝書を集めようとした、というのが『餓狼3』のストーリー。

『餓狼伝説3』では、[[山崎竜二]]と手を組み、秘伝書集めを山崎に任せ、影で山崎の動向を監視していた。
ゲームでは、崇雷は[[隠しキャラ]]の崇秀よりもさらに上の隠しキャラとして登場。
ストーリーで彼に会うためには、崇秀に会う条件に加え、崇秀を一定条件で倒さないと会うことができず、
『餓狼3』のCPUのアルゴリズムの高さも相まって、崇雷に会うのは中々に難しかった。
ちなみに、条件を満たしていると崇秀戦で背景が赤い炎で包まれ、条件を満たしていることが分かるようになっている。
「かわいいおとうと」である崇秀が倒された際に登場し、崇秀が倒されたことに怒りを剥き出しにしながら戦いを挑んでくる。
何故かこの頃の崇雷は、憑依されてる影響なのか、[[勝利画面>勝利デモ]]での台詞が↓の物のように全部片言でカタカナという特徴があった。
その後、『RB』以降はデフォルトのキャラクターとなり、勝利台詞もちゃんと漢字とひらがなになった。

『餓狼3』では、最終的に[[ギース・ハワード]]に倒され、秦の秘伝書を奪われることになり、初代『RB』では秘伝書を取り戻す為に戦っている。
戦う時には祖先の霊が表に出ているが、崇雷自身は体を奪われたことを嫌がっていて、
初代『RB』の崇雷ED及び崇秀EDでは呪縛から逃れようと秘伝書を破り捨てる一幕があった。
『RBS』のEDでも弟共々祖先の霊に苦しめられている描写があり、『RB2』のEDでは秘伝書の呪縛を克服するために[[タン・フー・ルー]]に弟子入りした
(二人で[[キム・カッファン]]に弟子入りもしたこともあったが、後に崇雷はタンの元に戻った)。
これにより彼は『餓狼』世界におけるタンの最後の弟子となった。
…のだが、『[[KOF>THE KING OF FIGHTERS]]』では『XIV』にて&b(){最後の弟子}として[[シュンエイ]]と明天君が登場。&b(){崇雷[[無視か!?>草薙柴舟]]}
…と思われたが、そのタン率いる新中国チームエンディングにて「自分に何かあった時は後を頼む」とこれまでの弟子達のことを思い返す場面があり、
ちゃんと崇雷も登場した(ついでに[[破門した>チン・シンザン]][[連中>ギース・ハワード]]も含め)ため忘れられたわけではなかった模様。
まあ、元『餓狼』スタッフの小田氏もいるわけだし。

ちなみに、『餓狼3』における専用[[ステージ]]である「デルタパーク」だが、
実は『[[龍虎の拳]]』時代にも(表記位置に若干の差異があるものの)確認できる地名であり、れっきとした公共施設である。
決して秦一族の私有地というわけではない。まあ現代における秦一族は単なる中国の貧民でしかないので当然なのだが。
…にも関わらず、「水」のステージではでかでかと''秦''と書かれた三角旗が複数打ち立てられていたり、
石畳に描かれた龍の意匠や背後の玉座が古代中国風で明らかに秦兄弟(の中の人)のセンスだったり、
つかその玉座は何よ?明らかに元々あったオブジェじゃないですよね?それ。
そもそも「森」のステージと「水」のステージはまだしも、「炎」のステージは周囲を業火が覆い尽くし、背景には髑髏が積み重ねられているなど、
テーマパークとか以前に&b(){本当にこの世なのかすら疑わしい景観}であり、誰が何を思ってこんなキテレツな施設をおっ建てたのか理解不能である。
ゲーメスト編集によるSNK監修の謎本では
「デルタパークは『森』『水』『火』の3つのエリアをそれぞれ別の建築家が担当した」
「『火』のエリアは、担当の建築家が『人間の深層意識に眠っているある種の禍々しさ』を表現しようとした結果、異様な風景となっている」
と語られているのだが、それにしても常時炎に包まれているのは公園として問題があり過ぎるとツッコま[[ざるを得ない>お覇王]]。
……自分達の趣味に合うように改装したんだろうか?
なお、祟雷戦では先に倒された弟が意識を失ったまま玉座に座らされているが、
&b(){ファーストヒットが発生するとその衝撃で玉座から崩れ落ちる}というめちゃくちゃ細かい演出が設けられている。
&s(){まあ怒り狂った兄貴の猛攻を凌ぐのに精一杯でそれどころじゃないんですけどね。}
しかし何故弟を玉座に座らせたのか。そもそも玉座の存在が意味不明なのでどうとでも解釈できることだが、
もしかしたら戦闘力では上回っていても直情的な自分より、
物腰が丁寧で理路整然と他者に接する弟の方が皇帝(完全復活した後の世界の覇者?)に相応しいと思っていたのかも知れない。
しかし意識を失ったままの弟を玉座に座らせるとは、亡霊のやることとはいえ少し病的な印象も受ける。

公式データでは&b(){身長170cm}となっているが、どう見ても168cmの[[ブルー・マリー]]より低く見える。
彼が小さく見える最大の要因は[[頭身の低さ>ゆっくりしていってね!!!]]だと思われる(ブルー・マリーが6頭身であるのに対し、彼は5.5頭身程)。
『NBC』での[[ドット絵]]は『餓狼』の頃よりも若干大きくなり、喰らい判定は[[CVS>CAPCOM VS. SNK]][[リュウ]](身長175cm)らと変わらないサイズになったのだが、
直立の姿勢からやはり物凄くチビに見える。頭髪部分込みで170cmという噂も。
見た目も156cmの[[ほたる>双葉ほたる]]とほとんど変わらないように見えてしまう。
動画に出てくる度に170cm(兄)だの170cm(自己申告)だの&tooltip(hyde){156cm}だの散々な言われようである。[[よしなさいよ>仮面ライダー鎧武]]。
しかしネオジオフリークの開発陣インタビューでは「新しく身長を計ってないだけです」とのこと。
俗世間との隔たりで正確な身長測定をしていないらしく170cm以上に成長するorしている可能性はあるらしい。
とのことだが……そもそも問題なのは&b(){設定の数値より小さく見えること}な訳で、
その答えが「実際はその数値よりもっと高いです」では&b(){全く意味が通っていない}。&b(){&s(){こ、こいつら根本的なこと分かってねえ!!}}
ちなみに[[アンディ>アンディ・ボガード]]は&font(b,red){もうこれ以上伸びない}とハッキリ言われている。

逆立った髪型や服の色、声はカッコイイのにどこかコミカルな動作のギャップ、
見え隠れする小物臭のせいもあって[[某王子>ベジータ]]と同じ扱いをされることが多い。
実際、『RB2』での「帝王宿命拳」は潜在能力が使える状態で且つ、溜めなかった場合のみ
ボタン連打で最大4発まで連射することができるのだが、この連射が何処と無く王子戦法に見える。
また、『RB2』版「帝王龍声拳」の動作が「ファイナルフラッシュ」にそっくりだったりする。

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**秦の一族
秦兄弟の両親は2人が6歳の頃に伝染病で死別しているが、息を引き取る際に父親が息子達に語った伝説によると、
祖先には「秦王龍」という始皇帝の護衛長官を務めた男がおり、千騎の兵を1人で壊滅させたほどの強さを持っていたという。
秦の始皇帝の時代に「秦の秘伝書」を書き残したのもこの王龍であった。
崇雷に宿っている祖先の霊は、王龍の息子にあたる「秦空龍」。弟の崇秀に宿っている「秦海龍」は、同じく空龍の弟となる。
そして、王龍の息子にはもう1人「秦天龍」がいる。海龍曰く「転生に失敗したらしい」とのことであるが……。
思わせ振りに名前だけ登場していたこの天龍だが「今後のシリーズに伏線として関わるのか?」と思いきやそのままスルーされ、
以降のシリーズでもその存在に触れられることはなかった。

#region(ボンボン餓狼&天獅子餓狼での秦天龍について)
流石にこんな大駒を放置しておくことはできなかったのか、『餓狼伝説』の漫画には度々名前が登場している。
作品によっては弟達同様に[[他>ギース・ハワード]][[者>不知火舞]]に憑依して現世復活を試みるものもあるが、
「どうやら転生に失敗したらしい」と片付けられたり、「すでに秦空龍・秦海龍によって殺されていた」など衝撃的な展開で、
「なぜ秦天龍が登場しないのか」ということの説明を追加されるだけにとどまり、出演は果たせないものが多い。
そもそも秦の秘伝書による現世復活・不老不死とはどういうものだったのか、という根幹設定が各作品で異なり、
そのため作品ごとに秦天龍や秦兄弟の立場や真相も異なっている。

なお、秦兄弟の名前の読みは秦崇雷が「ジン チョンレイ」もしくは「しん そうらい」、
秦崇秀が「ジン チョンシュウ」もしくは「しん そうしゅう」で、
秦天龍の場合は「ジン ティエンロン」か「しん てんりゅう」になるはずなのだが、
一般的に広まっているのは&b(){「ジン  てんりゅう」}という折衷した読み方である。
なぜかと言うと、彼が一番目立った動きをするのが&b(){[[ボンガロ>アナザーアンノウン]]}で、そこでは子孫達も「ジン そうらい」「ジン そうしゅう」と、
誤った読み方にされてしまっているのである……。
また、父の秦王龍、弟の秦空龍・秦海龍も「おうりゅう」「くうりゅう」「かいりゅう」で認識されていることが多い。不憫な一族である。
また、「実は『天龍』は[[誤植]]が広まってしまったものであり、本来は『大龍』だった」という説もある。

ボンボン版の『餓狼3』では、
当初は天龍は誰かに憑依するということはせずにギースの持っていた秘伝書の中におり、ギースの求めに応じて力を貸すなどしていた。
マリー曰くギースの意識が強すぎて天龍はギースを乗っ取ることができず、共存するしかなかったらしい。
が、ギースがテリーに負けると見切りをつけて舞に憑依し、本作のラスボスを務めた。

天獅子餓狼ではギースの死後、ビリーがギースの魂を秘伝書に移植したような描写が取られており、
こちらでもやはり移植の際にギースに乗っ取られて消滅したようである。
#endregion

秘伝書に関する伝説は諸説あり、中には3本揃えると不老不死になれるという噂も流れていた。
秘伝書に興味を持ち、兄弟に接触を図った山崎は、始皇帝の財宝の在り処が記されていると思っていた。

また、餓狼世界([[月華>月華の剣士]]、[[龍虎>龍虎の拳]]、[[風雲>風雲黙示録]]、[[ファイヤースープレックス>テリー・ロジャース]]も含む?)においては、
「秦王龍の編み出した帝王拳こそがありとあらゆる拳法の源流である」という設定がある。
秦兄弟の使う「帝王神足拳」と[[アンディ>アンディ・ボガード]]の「斬影拳」がそっくりなのも、
また「帝王天耳拳」も[[旋風拳>タン・フー・ルー]]や[[ギガティックサイクロン>ヴォルフガング・クラウザー]]等似た技があるのもその辺りの理由によるものだと思われる。
&b(){決してどちらかがどちらかを[[ストーキングしたとかそういう話ではない>不破刃]]}。はず。

#region(なあ崇秀(そうしゅう))
ボンボン餓狼では『3』において秘伝書の悪霊に体を乗っ取られた子供として登場したが、秦天龍がラスボスポジだったのであまり出番はなかった。
人知を超えたロード時間を持つNEOGEOの中でも、ことさら長いロード時間を誇る『[[風雲黙示録]]』を笑顔で遊べる忍耐力の持ち主でもある。
あと、本来の名前の読み方に逆らって「しんそうらい」と最後まで日本語読みで表記されていた。
[[普通に空を飛び、気弾を撃ってきた>ドラゴンボール]]が、最後はテリーの策略と&b(){パワーダンクの前に除霊された}。
#endregion

#region(天獅子餓狼ネタバレ注意)
天獅子悦也版餓狼である「闇のギース」では「秘伝書に暗号として記されていた不死の法とは[[クローン再生の技術>ミズチ]]であり、
実は王龍の息子とされていた3人は息子ではなく、王龍の[[クローン体>Kシリーズ]]だったのではないか」という解釈がなされていた。
個々は不死ではなくとも、王龍という存在を永遠のものにするという考えであった。
作中において、秦兄弟は秘伝書を呼び寄せるために気を使い果たして老人のようにやつれ切り、
元々残りの王龍を邪魔者とみなしていた崇秀(海龍)は自身の回復のために崇雷の気を吸い尽くして空龍の魂を取り込み、
自分を「秦王龍の完全体」として現世に君臨しようとするも、駆けつけたテリー達によって霊体は崇秀の身体から追い出され、
最後はやっぱり&b(){パワーダンクで消し飛ばされた}。
ボンボン餓狼の時といい、漫画版のパワーダンクには何故か不思議な能力が宿っているらしい。
崇雷は幸い一命こそ取り止めたものの、長きに渡り祖先の霊に身体を支配された上に、生気を吸い尽くされ死に瀕した負担はあまりにも大きかった…。
#endregion
//発表時期を考慮してボンボン餓狼と天獅子餓狼の順番を入れ替え

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**原作での性能
キャラ性能的には所謂[[波動昇龍]]なオーソドックスなキャラ。
火力は高くないものの、安定した連続技や性能の良い[[必殺技]]・[[超必殺技]]を持ち、
近・遠距離のどちらでも[[立ち回り]]が難しくないので初心者向きとされている。

初出の『餓狼3』では、崇秀に少し技が加わった程度のキャラとして登場。というかその実態は完全な&b(){弟の上位置換}。
隠しボスなので[[通常技]]はもちろん、スウェー攻撃も全キャラ中最速。さらに必殺技もかなりの高性能と正に隠しボスに相応しい性能を持っている。
また、体が小さいため、『3』で猛威を振るった[[テリー>テリー・ボガード]]のクラックハメは&b(){この兄弟相手には入らない}という特徴がある。

まず、相手に&b(){ヒット・ガードされたor相殺された瞬間、次の玉が出せる}[[飛び道具]]「帝王天眼拳」。
普通に飛び道具合戦では無類の強さを誇る上、ギースのダブル烈風拳すら簡単に打ち消せる。
『RBS』では4段階に溜められるようになり、溜めに応じて威力とヒット数が増えるようになった
(それに応じて名前も「大・天眼拳」→「極・天眼拳」→「修羅・天眼拳」と変わっていく)。
『RB2』や『RBSDM』でも、『3』程ではないが隙の少ない飛び道具として登場した。
次に&b(){突進距離がかなり長い(弱で地上の半分、強で端から端まで進む)}上に隙が小さい突進技「帝王神足拳」。
『RB』以降では、差別化として相手を掴んで投げる動作が削除された。
また、この『RB』以降は『3』版強神足拳の飛距離が長いという特徴を残す形で強化版の「真・帝王神足拳」が登場。
『RB2』では端から端までは届かないものの、その場合肘打ちを出さずスムーズに体勢を戻せる移動技も兼ねられ使いやすい。
次は、出が早く、失敗モーションがないので、打ち合いに便利な[[飛び道具反射技>流影陣]]「帝王他心拳」。
初代『RB』まではスカリモーションがなかったものの、その代わりに飛び道具が来なければ技自体が出ないようになっていた。
初登場時の『3』では、飛び道具はほぼ全て跳ね返せる上に、山崎の倍返しで跳ね返った&b(){直前に放った飛び道具ですら跳ね返す}ほど発生が速かった。
さらには山崎の倍返しでも跳ね返せない&b(){超必殺技系統の飛び道具でさえかき消したり、返せなくてもダメージを受けない}という最強の反射技だった。
その後、初代『RB』では性能が下がり、超必殺技系統の飛び道具を跳ね返せなくなった。
『RBS』では構えが追加されていつでも使えるようになったが、跳ね返せる飛び道具が&b(){真正面から来るタイプのみ}になり、
それ以外はかき消すか、ダメージを食らうようになってしまった。さらに『RB2』では何故か削除されてしまった。
他には、&b(){上昇中完全無敵}な上、判定がでかいので&b(){めくりにも対応できる}対空技「帝王天耳拳」、
崇秀は超必殺技なのに、崇雷は&b(){ただの必殺技}として出せる「帝王漏尽拳」、
威力が高く、潜在版も使いやすい超必殺技「帝王宿命拳」等がある。
『RB』以降では特殊技の龍回頭から[[移動技>楓]]に仕様変更された「龍転身」や、新たな潜在奥義「帝王龍声拳」等が追加された。

#region([[兄より優れた弟など存在しねぇーッ>ジャギ]])
上記の通り、崇雷は崇秀の超必殺技である体力吸収技「帝王漏尽拳」を通常の必殺技として使用するが、
初登場の『餓狼3』では&font(b,red){弟の超必殺技よりダメージも回復量も上}という&b(){完全に弟涙目}な性能だった。
これにはスタッフもさすがにあんまりと思ったのか、『RB』以降は兄の方は威力と回復量が調整され弱体化し、
一方の弟は火力と回復量が兄より増加され、さらには新しく同技の空中版である「帝王空殺漏尽拳」が追加された。
技演出も先端に投げ判定のある長い気を放つタイプから、ガード可能な飛び道具を飛ばすタイプになり、技としてはそこそこ使いやすくなった。
また、『RBS』からはタイムアップ直前で出せば相手のガードを間に合わせない上で体力回復可能(ダメージは入らない)
というバグだかなんだかなことができるようになり、[[最後の切り札>大乱闘スマッシュブラザーズ]]的にも成り得る。
しかし、それは『3』の同技と比べての話で、根本的な問題の技の出の遅さや、玉が消えるまで動けないという新たな欠点のせいで、
『RB』シリーズ全体から見ると使えない技としての印象の方が強い。
それ故、必殺技である兄と違い、超必殺技に設定されている弟は体力が減っても、
火力の高い超必殺技を[[ぶっぱ]]して逆転するという手段が使えないため、結局は&b(){弟涙目}と散々な目にあっていた。
//兄はNBC除くとほとんどコンボに組み込めないので

また兄が超必殺技として使う「帝王宿命拳」は、『RB餓狼』で弟にも追加されたが、弟のは使用条件が厳しい潜在能力技という位置づけ。
それでいて、技性能は&b(){[[目の前に大きな気弾を発生させる>ダン]]}という劣化仕様。兄のはちゃんと飛び道具なのに。
おまけにボイスも「帝王漏尽拳」の物を編集して無理矢理&font(b,red){「帝王拳!」}にした手抜きボイスだったりする。
そんな下位置換が多くあったため、兄は上位キャラになるのに対し、弟は基本的に下位キャラに位置付けられることが多く、
その後、『SPDM』で「帝王龍双拳」、『RB2』で「海龍照臨」というちゃんと使える超必殺技が追加されるまで、
崇秀は長い冬の時代を過ごす羽目になった。&s(){まあ結局RB2でも下位キャラだったのだが}
『SPDM』では兄も「帝王逆鱗拳」という技を会得しているが、初段が神足拳の弟に対し、こちらは初段が近弱パンチという微妙な性能だった。
#endregion


&font(24,b,i,blue){「オマエ オレヲ ホンキニサセタ。モウイッカイ [[&font(blue){ヤラナイカ?}>阿部高和]]」}

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**MUGENにおける秦崇雷
#region(悪咲3号氏製作 MIX仕様)
-悪咲3号氏製作 MIX仕様
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴い代理公開先が消滅したため、現在はhamer氏によって代理公開されている。
『餓狼伝説3』のドットをベースにアレンジを加えており
イントロ中に餓狼3・RB餓狼・KOF・SVCの4モードの中から性能を選べる。
この中のRBモードでは、何気にRBゲージをきちんと再現しているのが大きな特徴。
また、何故か他心拳で跳ね返した飛び道具の威力がかなり低い(たったの''8''ダメージ)という謎仕様がある。
AIは未搭載。

#endregion
#region(Chon氏製作 餓狼3仕様)
-Chon氏製作 餓狼3仕様
∞ロダにて公開されていたが、現在は同ロダが閉鎖したため入手不可。
ファイルの記述やから見て、上記の悪咲3号氏製の改変と思しき崇雷。
ただ、他心拳がいつでも出せる・天眼拳がパンチでも出せる・他心拳の威力が上がっているなど、
恐らくは餓狼3モードをベースに4つのモードを混ぜつつ、アレンジしたものだと思われる。
デフォルトでAIが搭載されており、遠距離では隙無しの天眼拳と帝王漏尽拳で固め、
近距離では隙の少ない通常攻撃でガード崩した所を、神足拳や天耳拳で突いて来る。
必要とあらば潜在奥義も撃ってくるので中々強い。

#endregion
#region(NRF氏製作 秦兄弟(餓狼3アレンジ))
-NRF氏製作 秦兄弟(餓狼3アレンジ)
崇雷と崇秀を&b(){[[二人同時に動かす>仮面ライダーキックホッパー]]}という異様な操作性を要求されるキャラ。
『[[MVC1>MARVEL VS. CAPCOM]]』のヴァリアブルクロス状態と言えばいいのか……。
コマンド受付は二人別々に行っているので、兄弟で次々に技を繋げていったり、
一人がやられている間にもう一人が援護するという行動も可能。
人間プレイでは状況判断も操作も忙しすぎるが、AIなら話は別。
二人で天眼拳を投げまくり、相手が飛んできたら手の空いている方が天耳拳で撃墜、
片方が天眼拳で援護している間にもう一人が神足拳で突進して、
固まっている相手を通常投げで崩す…と絶妙のチームワークを見せてくれる。
しかも崇秀がKOされても試合は終わらず、原作通りに崇雷が弟を倒された怒りでパワーアップ。
『餓狼3』のラスボス時ぐらいにまで強化される。
……が、崇雷が先にやられると試合終了。&b(){弟から&color(red){「話になりません」}などと罵倒される。}

同梱されている別のdefファイルを登録することで、
最初から崇秀が倒れていてパワーアップ状態の崇雷を単体で使用可能になっており、こちらは勝利時の演出が異なっている。

#endregion
#region(Luchini氏製作 RB2仕様)
-Luchini氏製作 RB2仕様
原作再現。AIも最初から搭載されているが、
通常はwatchモードで起動しないため、必要な場合は&b(){[[こちら>MUGEN豆知識]]}を参照。

#endregion
#region(トラ氏製作 RB1+RBSPDM+RB2仕様)
-トラ氏製作 RB1+RBSPDM+RB2仕様
基本性能ではRB2の原作再現で、判定やフレームなどはほぼ原作通りとなっており完成度は高い。
また帝王宿命拳や帝王龍声拳などの技は『RB1』や『RBSP』の仕様で使うことも可能。
またRBSPDMのシステムも追加されている。
コケココ氏のサイトで公開されていたが、氏のサイト閉鎖表明後はドルジ氏が代理公開を行っている。
またドルジ氏製作のAIパッチも公開されている。

#endregion
#region(アフロン氏製作 NBC仕様)
-アフロン氏製作 NBC仕様
ほぼ原作再現だが、一部技にアレンジが施されていたり、ダブルアサルト等抜けているものもある。
日影氏によるAIパッチが作成されており、神速拳から強帝王宿命拳のコンボを主に使うが、現在は本体・AI共に公開停止で入手不可。

#endregion
#region(アフロン氏製作 秦天龍)
-アフロン氏製作 秦天龍
外見は崇雷で、崇秀の技も使えるマルチキャラクター。崇雷の肉体から空龍が追い出された後に天龍が憑依したのだろうか。
技の一部は独自にアレンジ・強化されており、[[足下のオーラ>ディズィー]]など[[ナイトメアギース>ギース・ハワード]]のような強化版という印象。
性能面でも、目の前に飛び道具を停滞させた後逆の手で押し出す強帝王天眼拳、
斜めに二発放ち、反動で飛び上がった後に再度放つことが可能な空中帝王天眼拳、
始動技が近距離弱パンチという微妙なものから帝王神足拳に変更され、ボタン追加入力式乱舞となった帝王逆鱗拳等、
ナイトメアギースを意識したと思われる部分が各所に見受けられる。
[[潜在能力>超必殺技]]の帝王宿命拳は「帝王龍声拳発動時に1/256で発動」
「試合開始前に『POTENTIAL POWER』の表示が出るまでスタートを押しっぱなしにして、
 その後体力が半分以下の時に相手から遠く離れて63214+YB(こちらは一試合に一回のみ)」
という『餓狼伝説3』風の発動条件になっている。
デフォルト[[AI]]は未搭載だが、小物ロダでAIが公開された。

名前はボンボン餓狼の「ジン てんりゅう」説が採用され「&b(){Jin Tenryu}」になっている。
「餓狼3に触れたのは実はボンボン餓狼が先だったので餓狼3のラスボスは舞に憑依した天龍だと暫く騙されてた」とのことで、
ボンガロ読みになってしまうのは無理からぬことだったか。

#endregion
#region(RYO2005氏製作 NBC+ROTD仕様)
-RYO2005氏製作 NBC+ROTD仕様
NBCベースだが、操作感覚やシステムは氏の[[ROTD>レイジ・オブ・ザ・ドラゴンズ]]風KOFキャラと共通している。

#endregion
#region(119way氏製作 Rei&Shu(NBCアレンジ))
-119way氏製作 Rei&Shu(NBCアレンジ)
1P~3Pカラーで崇秀が、4P~6Pカラーで崇雷が操作できる。
7P~12Pで両方が出現するが、操作できるのは崇秀のみなので、弟が本体で兄がオマケという扱い。
兄にはやられ判定もなく、一部の必殺技で同時攻撃をしてくれるだけ。
AIも搭載済み。

NRF氏の秦兄弟と戦わせてみると、こちらの崇雷はほとんど背景と化しているのに対して、秦兄弟は二人揃って戦うため、
こちらの崇秀は2対1で圧倒されてしまい、崇雷は安全な別ラインで見物しているだけという悲惨な図が展開される。
……それでも、弟がやられたら悔しがってくれるだけ兄弟愛はこちらの方が上だろうか。
#endregion

#image(rbs_jinchonrei.png,left,float,title=天才スケーター崇雷)



&font(24,b,i,blue){「ハァァァ!我が帝王拳は無敵だ!」}
#clear

***出場大会
#region(一覧)
''シングル''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[秦崇雷],sort=hiduke,100)
''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[秦崇雷],sort=hiduke,100)
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[秦崇雷],sort=hiduke,100)
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[秦崇雷],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[秦崇雷],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[秦崇雷],sort=hiduke,100)
//''凍結''
//#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[秦崇雷],sort=hiduke,100)
''非表示''
#list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[秦崇雷],sort=hiduke,100)
****【秦兄弟】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[秦兄弟],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[秦兄弟],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[秦兄弟],sort=hiduke,100)
''非表示''
#list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[秦兄弟],sort=hiduke,100)
****【秦天龍】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[秦天龍],sort=hiduke,100)
//''削除済み''
//#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[秦天龍],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[秦天龍],sort=hiduke,100)
//''非表示''
//#list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[秦天龍],sort=hiduke,100)
''[[プレイヤー操作]]''
-[[タイトル未定[プレイヤー操作]]]
#endregion
***出演ストーリー
[[MUGEN'S EVERYDAY'S]]
[[MUGEN STORIES INFINITY]]
[[餓狼・SPECIAL]]
[[クロス・ゼロ]]
[[ザ・ジャンボォ!]]
[[突撃!中華姉妹]]
[[ふたりはプリキュア!トーナメント]](非戦闘)


&font(24,b,i,blue){「なんだとぉー!!」}

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//|CV:山口勝平|,SNK,餓狼伝説,中国,中国人,ラスボス,兄,双子,青色

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