ネス

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ネス」を以下のとおり復元します。
#image(Ness_clay.png,width=200,title=「すでに運命は決まってる。君は…僕は…どこに行けばいいのか? 心の奥でわかってるんだ」)

&font(b,i,23){"O.K!"}

コピーライターとして有名な糸井重里氏がゲームデザインを担当したスーパーファミコン用ソフト『MOTHER2 ギーグの逆襲』の主人公。
「ネス」はデフォルトネームであり、便宜上の本名は「ぼく」。プレイヤーが別の名前を設定した場合、その名前が本名となる。
この「ネス」とはファミコンの海外版の名称「NES」が由来で、正式名称「''N''intendo ''E''ntertainment ''S''ystem」の略。
ただし、キャラの方の「ネス」の綴りは「''NESS''」と、Sが1個多くなっており、
『MOTHER2』がリリースされたスーパーファミコンの海外名「SNES(''S''uper ''NES''の略)」のアナグラムにもなっている。

第一作目『MOTHER』の主人公「ニンテン」とは容姿・服装共にそっくりだが全くの別人であり、縁もゆかりも無い。
だが糸井氏は「(二人を)同一人物としてプレイして頂いてもかまわない」と、何とも意味深な発言をしている。
なお、海外では第一作『MOTHER』は正式発売されておらず、『2』がシリーズ初作『EarthBound』として発売された。
当初は第一作をリメイクして『EarthBound ZERO』として海外発売する計画もあったようだが没になっている。

余談だが「赤い帽子・黄色いリュックの少年」というスタイルは本作品の影響を受けている
『[[ポケット>モンスターボール]][[モンスター>ピカチュウ]]』の[[初代主人公>ポケモントレーナー]](デフォルト名・レッド)に引き継がれ、
そのまま最新作までポケモンの主人公は「帽子とカバンをつけた子供」というスタイルを一貫している。

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**原作におけるネス
とある経済大国・イーグルランドにある小さな町、オネットの外れに住む少年。
トレードマークはパパからもらった赤い野球帽と黄色いリュックサック。
大の野球好きで、さる伝説のベースボールプレイヤーである「ミスター」なる人物を尊敬している。&link_anchor(*1){*1}
一見ごく普通の少年だが、ココロのチカラ「[[PSI>麻宮アテナ]][[(サイ)>ベガ]]」を持っている。
あと''「チェーック!」''とか言って物を調べる癖があるらしい
(ただし他のNPCがその姿を目撃したと言っているだけで、&u(){ゲーム中では一部を除き一切しゃべらず無口})。
両親と妹・トレーシー、ペットの犬(チビ)の4人+1匹家族の長男。
父親は単身赴任中で実家にはおらず、作中でその姿を見ることはできないが、銀行にお金を振り込んでくれる他、
電話で会話できる(エンディングでも来週のネスの誕生日には帰ると電話で会話している)。
場合によっては&bold(){プレイヤーに対して}電話をかけてくることもある。
''「パパだって世界を救うヒーロー!…の父親になれるなら悪い気はしないぞ!」''

好物は「[[ハンバーグ>ドナルド・マクドナルド]]」。カッコイイと思うものは「[[キアイ>キュアハッピー]]」。
ただしプレイヤーによって変更が可能なので、とんでもないものを好きになる可能性も無くはない。
(CMをSMAPが演じている関係から、カッコイイと思う物などの候補なんかには「SMAP」なんてのもある)
これに限らず、ゲーム中にいくつか「質問の答え」を入力することになるが、どれも真面目に答えないと''心の底から後悔する羽目になる''ので注意。

隣の家には悪友、[[ポーキー・ミンチ]]が住んでいる。なおネスのパパはミンチ一家に借金があるらしい
(ポーキーのパパ・アンブラミ曰く「何百万億ドルに、ちょっと掛けるくらい」)。何処まで本当の話かは知らないが。&link_anchor(*2){*2}

ある日、オネットの外れにある山の頂上付近に落下した隕石を見に行った際、落下した隕石の中から未来人(?)ブンブーンが現れる。
そして銀河宇宙最大の破壊主[[ギーグ]]を倒し、世界の危機を救える四人の少年少女の一人だとブンブーンに告げられ、ネスは世界を守るための冒険の旅に出た。
その冒険は世界規模にまで広がり、さらには彼自身も信じられないような場所にまで到達することになる。
ちなみに、その話を一緒に聞いたポーキーもまた独自に世界をめぐる旅に出たらしく、そして行く先々でネスと対立している。

『MOTHER』の主人公と同じく、主に[[野球のバット>パワプロくん]][[を武器にして戦う>前原圭一]]。
その他には[[ヨーヨー>ブリジット]]やスリングショット(スポーツ用に強化されたパチンコ)なども武器として使用する。
専用攻撃PSIは上記の「カッコイイと思うもの」が名前として付く(例:「カッコイイと思うもの…キアイ」⇒「PKキアイ」)。
この専用PKは無属性の全体攻撃で、序盤から覚える為使いやすく強力である。たまに外すのが難点。

他のRPGの主人公には見られない特徴として''ホームシックに陥る''事がある。
ホームシックになると戦いの虚しさを感じる、家に帰りたくなる、母親が恋しくなる、大好物が食べたくなるなどして、
あろうことか「''戦闘中であるにも関わらず、無条件で行動できなくなる''」という恐ろしいバッドステータスである。
ただし実家に帰ったり、母親に電話をするとホームシックは解消される。
まあ、12歳の男の子なのだから仕方ないとしか言いようが無いのだが、ほぼ同い年の他のパーティメンバーはホームシックにならない。
三人の仲間のうち一人(ジェフ)は元から寄宿舎暮らし、もう一人(プー)はそもそも親がいる描写が無いし歳も少し上なのでわかるが、
同い年のヒロイン(ポーラ)は両親ともに健在で、しかも序盤に仲間になるので親に会えない期間はネスとほぼ一緒。
発売当時の四コマではそこら辺が弄られるネタもあったりする。
もっともポーラもテレパシーが使えるし、宗教団体に誘拐されているので慣れちゃったのかもしれない。

しかし戦闘力は主人公らしくトップクラスであり、攻撃・防御・アシストすべてに隙がない万能キャラ。
但しスピードは遅いので大抵の行動順は最後付近。また、攻撃以上に回復も優秀……というより''全体回復技はネスしか持っていない。''
そのためアタッカーをやったりサポートしたり回復したりアイテム使ったり、色々とやる事が忙しい。
更にゲーム終盤において覚醒(パワーアップ)イベントがあり、全体的に能力値がおかしいほど上昇し、''「公式チート」''と呼ばれる程の状態となる。
特にHPにいたっては、運がいいと''ほぼカンスト(999)''、PP(このゲームにおけるMP)も二倍以上になるため、敵の攻撃が激しい最終局面でも割と無茶出来てしまう。
ただし、[[ラスボス>ギーグ]]に打ち勝つためにはみんなの(そしてプレイヤーの)協力が不可欠。

#region(どせいさんについて)
#image(doseisan.jpg,width=200,title=「なんか むつかしいことを かんがえよう。 これからの ぼくは。」)
#image(poe-n.bmp,title=ぷ~)

上記のキャラが、イーグルランドのどこかにあるといわれている「サターンバレー」&link_anchor(*3){*3}に住んでいる「どせいさん」。
''どう見ても地球の生物じゃない''が、「どせいじん」ではなく宇宙人とも断言されてない不思議な人。
非常に独特な文化を持ち、「個人」という概念が無いので、個々に名前が付いてない。''みんなみんなどせいさんです''。
また、「どせいさん語」という独自の言語を用いる。
言葉や意味はネス達と同じなのだが言い回しが非常に特殊で、上記の通りメッセージフォントも特殊なものとなっている(糸井氏の愛娘の文字が原型)。
そもそもどせいさん達には口という器官が存在せず、鼻で喋っている(食べ物の摂取も鼻から)。鼻声の結果がこのどせいさん語なのだろう。

#region(余談)
ちなみに50音全てのフォントがデータとして存在するのだが、実は作中でどせいさんは[[『ぬ』>ところ天の助]]の文字を含んだセリフを話さない為、
通常のプレイではどせいさんフォントの『ぬ』は見る事が出来なかったりする。
また、有志によって製作されたPC用のどせいさんフォントも存在している。
#endregion

人間とは非常に友好的で、その見た目とは裏腹に非常に高い技術力を持ち、[[タイムマシン>ドラえもん]]をも容易く作ってしまう。
しかし争いを好まない性格からか、自衛の科学兵器はおろか原始的な武器さえ持っていない為、
ギーグの手下である「ゲップー」にあっさり仲間をさらわれてしまった。

『MOTHER2』のマニュアルエディターを担当した伊藤あしゅら紅丸氏の漫画『MOTHER2 ギーグの逆襲 ネスの冒険記』では
口や手足が付いたデザインに変更されており、まともな言語を発している。
&ref(doseijin.jpg,,height=480,)

他の任天堂作品の出演も多く「星の[[カービィ]] スーパーデラックス」のモードの一つ「洞窟大作戦」で「どせいさんのぞう」というお宝が登場したり、
大乱闘スマッシュブラザーズDX以降では''投擲アイテムの一種''として登場したりしている。
(威力は皆無だがシールド(ガード時に生じるバリア)を削る効果が高く、相手に投げつけると「ぷ~」という音が出る。
 あくまで「生き物」であるため、ほうっとて置くとひとりでに歩き出したり、攻撃が当たると吹っ飛んでいく)
また『MOTHER1+2 どせいさんのほん。』では''真空パック詰め''にされ、糸井氏に「''エンターブレインのやつら、ひでえことをしやがる。''」と言わせている。
どせいさん本人は「くっくるしいです」と言っている。真空パック詰めにされた理由は本に入れるためで、パックから救出すると結構大きいことが分かる。

ちなみに、スマブラDXではスペシャルボーナス(いわゆる評価制スコアのボーナス)として
「どせいさんを保持(1500点)」や「どせいさん3回以上(4000点)」なんていうものもある。
#endregion

#region(小説版『MOTHER2』について)
小説版『MOTHER2』では、旅の途中でハンバーガー用のハンバーグを焼いている父親に再会したり、
(小説内ではパパはネスバーガーチェーン店のオーナーという設定)
ブンブーンが''ポーキーを一目見ただけでギーグの本体と見抜き''ネスにポーキーを殺すよう説得したり、仲間の一人であるジェフが''義足''だったり、
ストイッククラブで何気なく手渡されたメニューの内容が''[[水>ケンシロウ]]オンリーであるにも関わらず、何故か種類が豊富''だったり
(メニューが水のみであること自体はゲームでも同じ)、
''ネスがオリジナルキャラクターの[[ホモ>阿部高和]]に狙われたり''と、ゲームではなかった設定やストーリーがかなりある。
しかし『MOTHER2』自体シリアスとギャグとの温度差が激しいゲームなので、それほど違和感がなかったりする。''[[なんなんだこのゲーム。>なんなんだアンタ]]''

…というのも、作者の久美沙織女史は[[ドラゴンクエストの天空シリーズ>ドラゴンクエスト4勇者]]等の小説版を任せられたりと、
ゲームのノベライズでの仕事も多い方なのだが、オリジナルアレンジの量の多さで有名だったりする。
「中々微笑ましい恋愛描写を読めるからオススメできる」、という人も多い一方で
「改変しすぎでダレる」「特定のキャラ贔屓が目立ちすぎ」等の声もあり結構賛否両論である。
前述のジェフが新しい設定の追加が多く、出番もネスに次ぐ多さなのに対して
四人目の仲間のプーなんかは、原作ゲームでも出番がやや少なめなのを差し引いても、[[相当の空気っぷり>まりん]]である。
#endregion

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**[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]におけるネス
|>|>|>|作品ごとのデザインの変遷|
|&image(Ness_SSB.png,left,width=140,title=初代。ルイージと同様、原作では青色の部分が紫色になっている)|&image(Ness_SSBM.png,left,width=200,title=DX。元々ここでリュカとバトンタッチする予定だったが、一度開発中止になった為続投した経緯がある)|&image(Ness_SSBB.png,left,width=130,title=X。気付きにくいが目にハイライトが入っている)|&image(Ness_SSB4.png,width=150,title=for3DS/WiiU。全体的に色合いが原作に近づいており、目のハイライトも無くなっている)|

『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは、全四作品に''ネス''の名でMOTHER枠の代表として参戦(内、『DX』と『for WiiU』以外では[[隠しキャラ]]として登場)。
初登場時から固有のモーションが多いため分かりづらいが、[[マリオ]]の[[モデル替え>EXキャラクター]]キャラである
(通常攻撃、しゃがみ、DX以降の掴み攻撃や崖の飛び登りなどが共通している)。
独特の軌道を描く空中ジャンプや、自分にPKサンダーを当てて復帰するなど、トリッキーな性能が特徴。

声優は同シリーズで[[カービィ]]も務める[[大本眞基子>MUGENキャラクターCV別一覧]]女史。アメリカンな雰囲気を出すためか英語で喋る。
使えるPSI(必殺ワザ、最後の切りふだ)のほとんどが''本来原作で使う事が出来ないもの''だが、
これに関しては『X』で参戦したリュカにも同じことが言える。色々と[[事情>格ゲー補正]]があるのだろう……
(『DX』のネスのフィギュアでは「おそらく教わったのだろう」と説明されている)
登場シーンは「テレポート」で飛んでくる。
テレポートに成功しているのに黒こげになっているのはご愛嬌(原作では障害物に衝突しテレポートに失敗すると黒こげになる)。

#region(各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記))
各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記)
・PKフラッシュ(『DX』からのNB)
MOTHERシリーズ(1除く)で、主人公が取得するPSI。『MOTHER2 ギーグの逆襲』ではネスが取得する、原作で唯一使えるPSI。
原作での効果はスマブラとは大きく違い、敵に状態異常を引き起こすものだった(まれに敵を戦闘不能にすることがある)。
スマブラでは当てにくいが溜めて、タイミングよく解放すれば大ダメージを与える発光体を出すワザになっている。
タイマンだと相手の復帰際に使うくらいしか出番はないが、乱闘では有効。
上手くいけば全員纏めて星にしてしまえる事も。

・PKサンダー(上B)
MOTHERシリーズで、主人公以外が取得するPSI。『MOTHER2 ギーグの逆襲』ではポーラとプーが取得する。
原作の効果はランダムで敵一体に高威力の雷を落とす。MOTHER2ではろくにヒットしなかったがMOTHER3で改善された。
スマブラでは操作可能な電撃を発射。ネス自身に当てると電撃を纏って体当たりする。
予備動作が大きすぎるので乱闘でないとまず当たらない上に、方向制御が難しく妨害・無効化されやすいこの体当たりを
''「復帰ワザとして使う必要がある」''という点が、ネスがトリッキーで使い辛いと呼ばれる主因の一つ。
『DX』では体当たりが大幅弱体化してしまったが、『X』では初代に近い性能で凄まじい吹っ飛ばし力を誇る。
『for』では発射直後は貫通性能になり潰されにくく、体当たりの威力も更に増している。%%押し出し系に弱いのはご愛嬌%%
更にサンダー弾のスピード・操作性・威力・後隙の少なさ全てが向上しており、タイマン時での追撃性能がとにかく強力となった。

・サイマグネット(下B)
MOTHERシリーズで、主人公以外が取得するPSI。『MOTHER2 ギーグの逆襲』ではポーラとプーが取得する。
原作での効果は『敵のPPを奪う』。一見便利そうだが、吸い取れる量は微々たる物なので回復には時間がかかる。
スマブラでは敵のエネルギー系[[飛び道具]]のダメージを無効化して、その分を回復する(受けるダメージ×2)バリアを出す。
相手キャラによってはかなり鬱陶しいワザとなるが、決して隙は小さくないので基本はプレッシャーを与える為のワザ。
性能の差別化の影響で『X』ではリュカのサイマグネットと完全に性能負けしてしまっていたが、
『for』では発生の少なさ・範囲が強化されており、更に吸収できるものが増えた。意外なところではアイテムのボム兵や[[リンク]]の爆弾なんかも吸えたりする。

・PKファイヤー(初代のみNB、『DX』からは横B)
MOTHERシリーズで、仲間の女の子が使うPSI。『MOTHER2 ギーグの逆襲』ではポーラが取得する。
原作での効果は直線上の敵全員にダメージを与えるもの。ダメージこそ大きくはないが、なかなか使い勝手がいい。
スマブラでは、ヒットした相手を拘束して連続ダメージを与える火柱を発生させる。
前後の隙が多くて当てにくいが、当てた際には火柱による拘束が出来、様々なワザで追撃可能。ガードされると火柱は上がらない。
タイマンではハイリスクハイリターンであり、どう当てるかが腕の見せどころである。多人数乱闘では当てやすくなる為単純に驚異。
ちなみに任天堂は炎(Fire)を「ファイア」で統一しているが、MOTHERシリーズでは「ファイアー」、スマブラシリーズでは「ファイヤー」表記になっている。

・PKスターストーム([[最後の切りふだ>超必殺技]])
MOTHERシリーズで主人公以外が取得するPSI。『MOTHER2 ギーグの逆襲』ではプーが修行により会得する「ほしを おとす ほうほう」。
原作では必中大ダメージかつコストパフォーマンスのいいPSIであり、プーのアイデンティティ。これとネスの必殺PSIを連続で放てば、大抵の敵は瞬時に沈む。
しかし厄介なことに敵キャラである[[スターマン>さいごのスターマン]]もガンガン使ってくるため、モタモタしてるといきなり全滅させられることも……
スマブラではネスとリュカの「最後の切りふだ」として登場、上空から無数の隕石を落とす。
『X』では隕石の軌道がランダムな性質上、ステージの影響を大きく受ける為に安定性に欠ける。
しかし威力は申し分なく、ある程度ダメージが溜まった相手なら一発当たっただけでバーストさせてしまう。
また隕石の軌道と当たり方次第だが、連続ヒットして0%から即バーストなんて事も可能。
並びに復帰の不安定さ等から、地続きで狭めのステージではその真価を十分に発揮できる
(偶然にもネスのホームステージ「DXオネット」は''この条件が見事に当てはまっている'')。
『for』では性能が変わり、範囲が狭くなった代わりに密度が上がり、
前作の[[ルカリオ]]の最後の切りふだ「はどうのあらし」のように軌道を変えられるようになった。
「最後の切りふだ」はキャラによって性能差が激しく、中には出してしまえば相手が0%でも一撃でバースト出来てしまうキャラもいる。
が、中には''ろくにふっとばない切りふだや、外すと発動せずにスキだらけな切りふだもあるため''、
安定性に欠けるが基本出し得で威力の高いPKスターストームは可もなく不可もなくといった所か。

で、本来の必殺技「PKキアイ」は''使えない''。どうしたんだ、ネス。 
…まあ原作は上記の通り自由に名称が変更できるし、どのように再現すればいいのかよく分からない
(念動波による爆発みたいな感じなのだが)のでパスしたのかも知れないが。
#endregion

#region(シリーズごとのネスの性能)
全シリーズ通してタイマンより乱闘、地上戦より空中戦が得意。
またDX以降、大半のキャラにおいて[[コンボ]]や仕切り直しが主流となっていった''『投げ』が十分な決め手に成り得る''希有なキャラでもある。

#region(初代におけるネス)
初代では空中下攻撃(ニードルキック)がものすごく強力。強くて長く残る[[判定]]のお陰で相手をメテオしやすく、
地上でもいわゆる「ぺち」を使用した空中下攻撃始動から上Aを絡めるコンボで4,50%のダメージをたたき出し、
(空中ジャンプ中に攻撃を出すとジャンプの上昇が中断され、斜め下に飛び込みながら攻撃が出るネスとヨッシー限定のテクニック)
おまけにゆったりしたジャンプのお陰で起き上がりの相手を更に空中下攻撃で追撃→起き攻め続行orそのままフィニッシュすることが可能。
他の攻撃も高い威力とふっとばし力を誇りと攻めに関してはハイレベルな性能で、PKサンダーの派手さ、
そして出現条件が(本作においては)一番厳しい為、発売当初の子供達にはスマブラ最強キャラという認識が強い。
しかし空中ジャンプの上昇と移動速度がやや遅く、攻められているときの切り返しに弱いことに加え、
もともと軽くて吹っ飛ばされやすいほうなのにPKサンダーは扱いにくい上に致命的に隙だらけで、
一度場外に出されるとダメージが少なくても追撃で落とされる危険が大きい。
意外と攻めパターンも少なめで、相手に立ち回りを対策されるときつい戦いを強いられるため、
タイマンルールキャラダイヤは、やくものやギミックに影響されないステージ下では中堅上位辺りに落ち着いている。
即死コンボ自体は豊富だったりするので、いかにこの癖の強さを扱いきれるかが勝負。上手くいけば上位陣とも十分以上に渡り合える。

ちなみにタイマンではない4人対戦などでは復帰を邪魔されづらいことや、
隙はでかいが範囲も広く攻撃力もある強い下スマッシュ攻撃やPKサンダー体当たりの[[ぶっぱなし>ぶっぱ]]等、タイマン時とは違う強さを持っている。
家に四人以上で集まってわいわい遊ぶタイプの子供がネスを強く感じるのはある意味当然の結果かもしれない。
時間制乱闘(時間内の撃破数で勝敗を競う)ではメテオ性能もあいまって無類の強さを誇る。
以上のように環境によって強弱が変わるネスはまさに「トリッキー」という言葉がふさわしいキャラかもしれない。
#endregion

#region(『DX』におけるネス)
『DX』では全体的に攻撃力もふっとばし能力も下方修正を受け、攻撃力が無い、ふっとばす力も無い、復帰力が無い、
さらに『DX』における重要なテクの一つでもある「絶」の恩恵が無いなどないない尽くしでタイマンキャラダイヤは下位。
ただ、''横スマッシュ攻撃のバットスイングは全キャラ中のスマッシュ攻撃でも妙に高性能''
(発生そこそこ・リーチ長・威力&吹っ飛ばし力強)で、これをどう当てていくかが勝敗の分かれ目となる。
空中性能も中々良いため''「絶」で縦横無尽に動ける上位陣はともかく''中~中の上位ならプレイヤーの腕前で十分カバーできる。
その上位陣も厳しいが詰んでるというレベルでもない。[[%%まあ強みすら無い奴もいるしね%%>クッパ]]
一応多人数乱闘なら通常必殺ワザのPKフラッシュも出番はあるし、
投げの威力に至ってはナンバー2に位置する(1位は[[ミュウツー]])ので、そんなに弱く感じない。
また、本作から追加された「スマッシュホールド」(Aを押しっぱなしで威力が強化するテクニック)を
上下スマッシュのヨーヨーで使うと威力が上がらない代わりに[[攻撃判定を置く>設置]]ことができ、
本作で変更された空中前A(空中PKハンドスタンプ)は、『for』に至るまでネスの主力技として活躍している。
#endregion

#region(『X』におけるネス)
『X』ではヨーヨーを使った上下スマッシュ攻撃やPKサンダー体当たり等がパワーアップし、バットスイングがやや弱体化した以外は特に変化なし。
全体的に決め手となる技が増えたお陰で、決定打には事欠かなくなった。
相変わらず投げは強烈で、特に前後の投げはトップクラスの性能になっている。
「画面中央付近でネスの後投げでバースト」「画面端付近で待機してたらネスの前投で0%だったのにバースト」なんて事もあり得る。
これらの事や[[最後の切りふだ>超必殺技]]の性能や使い道次第では相当な強さを誇る(後述)。
反面、挙動のトリッキーさから来るタイマンの弱さも健在。
特につかみ(投げの予備動作)を解いた際の[[硬直]]が他キャラよりも膨大という弱点があり、一部のキャラだと半[[永久]]コンボに持っていかれたりする。
ついでにいうとタイマンを好むプレイヤーが良く選ぶステージである「終点」が苦手。
結局、「&u(){タイマンが弱くて乱闘が強い}」という根元は変わらないままである。
またシングルゲームの一つ、亜空の使者に登場するボスとの戦いを勝ち抜いていくモード「ボスバトル」では、
性能のいい空中技や[[飛び道具]]・回復技・反射持ちと理想的な性能をしており、ベリーハードクリアも十分狙える強キャラとなっている。
#endregion

#region(『for』におけるネス)
『for』では他の軽量級・中量級の多くがふっとばし力低下を食らった中、&bold(){ふっとばし力がむしろ強化された}。
特に顕著なのが上下スマッシュのヨーヨーであり、ホールドで攻撃[[判定]]が置けなくなった代わりに
ホールドで威力とふっとばし力を強化でき、決定打として十分な技となった(特に下スマ)。
ワザのいくつかにPSI判定が付与される、バットの発生と威力・ふっとばし力の再強化、PKサンダーの強化(後述)など、
空中下のメテオの計算式が変わり、低%バーストが望めなくなった以外は大幅に強化面の方が目立つ。
他キャラは軒並み弱化された投げの強力さは相変わらずトップクラス、
『X』で致命的だった投げ連・掴み連の廃止や崖捕まりシステムの大幅変更も追い風となっている。
最後の切りふだである「PKスターストーム」は性能が変わった(前述)。
しかし、復帰の難しさや差し込みの弱さといった全シリーズ共通する弱点は今作でも健在。タイマンでは慎重な読みと[[立ち回り]]が要求される。
その分読み勝った時の強力さは他キャラ以上であり、ガチタイマンランクでも今までにない高評価の強キャラとなっている
前作での長所がそのまま強化された形なためか、今までになく乱戦・チーム戦では強力なキャラとなっている。
気づきにくいが今作で[[ボイス]]が新しく撮り直されてる。
#endregion
#endregion

#region(亜空の使者での活躍)
[[アドベンチャー>ストーリーモード]]「亜空の使者」ではエリア「荒廃した動物園」で初登場。
キングのぞうに襲われ、絶体絶命だったリュカの命を救い、そのままポーキーとの戦闘に入る。
見事撃破することに成功したが、直後に[[ワリオ]]が現れ、リュカを庇ってフィギュア化されてしまう。
そのままカーゴに乗せられ、他のフィギュア化した二名([[ルイージ]]、[[ピーチ]]またはゼルダ)と共に連行されるが、
今度は[[デデデ>デデデ大王]]が襲い掛かり、バッジを付けられて彼の根拠地に安置される。
それからしばらく出番は無く、終盤にタブーの[[OFF波動>即死攻撃]]によって数多くのファイターがフィギュア化され、
「この世界」があわや亜空間に完全に取り込まれるかどうかの瀬戸際でバッジの効果が発動し、ルイージと共に復活。
隣でフィギュア化していたデデデを救出し、共に亜空間へ向かった。
#endregion

余談だが、『DX』以降でMOTHER枠のホーム[[ステージ]]が登場するようになったが、
『DX』のオネット、『for』のマジカントの曲はいずれも涙腺が崩壊してしまいそうなほど感動できるメロディが存在しており、
乱闘どころじゃなくなるとも言われている。
|>|DX|
|オネット|マザー裏|
|&nicovideo(sm2712630)|&nicovideo(sm2236722)|

|>|for3DS/WiiU|
|マジカント|スマイルズアンドティアーズ|
|&nicovideo(sm24475157)|&nicovideo(sm24473057)|

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**MUGENにおけるネス
ドロウィン氏製作のものとK.Y-Shanxi氏製作のものが存在する。

#region(ドロウィン氏製作 MOTHER2ドット仕様)
一時期公開停止になっていたが、五右衛門氏による[[AI]]が本体付きで公開している。
技は基本的にスマブラ再現だが、PKキアイを搭載していたり、PKサンダーに慣性が無く体当たりがノーモーションでできるなどいくつかの違いがある。
また、その大きさからか、[[コンボ]]を抜けやすいという隠れた利点も持っている(体格の差が大きければより顕著)。
リーチの短さが気になるが、攻撃範囲の広い必殺技でカバーできる。

ネスvs超能力チーム
&nicovideo(sm8059118)
#endregion

#region(K.Y-Shanxi氏製作 スマブラX仕様)
各システム・スマッシュ攻撃・必殺技など、原作での動きがかなり細かく再現されており、
最後の切りふだのPKスターストームも3ゲージ[[超必殺技]]として搭載されている。

[[コマンド]]が簡単で操作しやすい「スマブラ」仕様のため、かなり原作の感覚でプレイ可能。
格ゲーらしい[[コンボ]]技が皆無な代わりに一撃が重く、判定も強い。特にPSIを使った攻撃は見た目以上に判定が強く、打ち負ける事が少ない。
通常必殺技はゲージを消費せずにいくらでも発動可能。
PKサンダーはキチンと操作できるうえに自分に当てると「PKサンダー体当たり」に繋がるのも再現されている。

超必殺技「PKスターストーム」は、威力&判定の大きい''ガード不可能''の流星弾を辺りにばらまく技。
原作では広いステージなら割とあっさりかわせたり、動かないでいても当たらなかったりする不安定な技だったが、''MUGENでは激変''。
格ゲーの使用上相手の行動範囲が制限されてしまう為、移動でかわすのが非常に難しくなっている。
[[ブロッキング]]などの特殊防御で防ぐことはできるが、「頭上から何発も落ちてくる」という仕様が非常に[[AI殺し]]であり、
COM戦では相手が''面白いようにひっかかる''。
一発の威力が非常に大きいため(一発300=[[カンフーマン]]の体力ゲージ3割程度、''並キャラの超必の威力とほぼ同じ'')の為、
一発当たるだけでもかなり痛い。戦況をひっくり返す事も十分可能。
原作通り発動から行動に移れるようになる数秒間、''ネスが無敵になる''。
その為、「敵の攻撃をやり過ごしながら攻撃する」というSTGのボムのような使い方もできる。
流星弾が降り終わる直前に無敵が切れて行動可能になるため、追撃可能。
逆に相手は弾を避けきってもすぐ迎撃態勢に入れなければほぼ確実に手痛い追撃を食らう。

下強技「クラウチングキック」も中々に鬼畜技。
原作でもスピードキャラの弱攻撃ばりの連射性能とパワーキャラの弱攻撃ばりの威力を併せ持つ優秀な技で、
原作では「ヒットストップずらし(ヒットストップ中にスティックをはじいて脱出)」で割と容易に脱出できたが、MUGENでは一度ハマるとガスガスと削られる。
一応連続しているとネスの方から自動的にずれて脱出しやすくなる救済機能が搭載されているが、一定のダメージは覚悟しなければならない。

横スマッシュ「バットスイング」で[[飛び道具]]を打ち返すことが可能。
これだけだと[[パワプロくん]]と変わらない様な気はする(というよりバット反射の元ネタはスマブラのネス)。
しかしこのバットスイング、スマッシュホールド(溜め打ち)してから打ち返すと反射物のダメージ増加+軽いホーミング機能が付き、
最大まで溜めると大ダメージを与える事が出来るというMUGENオリジナル機能を搭載してる。
これだけでも飛び道具に強いが、それに加えて彼は飛び道具を吸収してHPの回復が出来る「サイマグネット」を持っている為、[[弾幕]]キャラに滅法強い。

|&b(){れいむのれいりょくを すいとった!}&nicovideo(sm5643471)|
飛び道具を吸収してダメージ回復に加え、HP全快のときはゲージを回復できる。
原作ではファイアボールやブラスターなどのエネルギー系飛び道具しか吸収できないが、
MUGENでそんな設定は土台の都合上無理なため、''全ての飛び道具判定の攻撃を吸収してしまう''万能技と化した
(後に『for』でもリンクの爆弾やボム兵といったエネルギー系には見えない飛び道具も吸収できるようになった)。
ちなみに飛び道具の攻撃力×2倍の値を回復できる。
そのため飛び道具[[弾幕]]しかしてこないキャラには、''基本的に負ける要素が無い''(HP全快→[[ゲジマユ]]→PKスターストームの流れ作業)。
たとえ[[ストーリーモード]]が相手でミスして大ダメージをくらってもサイマグネットですぐ全回復、なんて芸当も可能。

防御面も、元々が中々固い上に、地上では「シールドガード」を使用可能。
これは上段・[[中段]]・下段・削りの概念が無く、大抵の通常攻撃はノーダメージで受け流せる高性能な物。
ただし時間制限付きで、調子に乗って出し続けていると「[[シールドブレイク>ガードクラッシュ]]」して[[ピヨり状態>気絶]]になってしまう。
また当然だが、投げやガー不等の攻撃は防げない。
シールド中に横移動で移動中無敵の「緊急回避」、シールド中にしゃがむことで、その場で無敵になれる「その場緊急回避」を発動できる。
ジャンプ中でガードボタンを押すと「空中緊急回避」もできるため、うまくいけば相手のコンボ、空中コンボをサラリとかわす事も可能。
ちなみに「スマブラX」仕様のため「ぺち(低空空中攻撃)」や「絶(絶超低空空中緊急回避)」は使用不可能(ぺちは前述の項目、絶は[[こちら>>http://nico.ms/sm111231]]を参照)。

弱点としてはリーチが短い技が多い事と、ジャンプ力が高く落下が遅い(いわゆる[[ティッシュ]]ジャンプ)事等があげられる。
ただし、前者は豊富な飛び道具、後者は豊富で判定の強い空中技をうまく使えばカバーし様がある。
また全体的に技の隙が大きめで、AI戦の場合コンボで圧倒してくるタイプには何もできなくなってしまう事もある。

性能だけみると結構''アレ''なせいか、付属の[[AI]]は各種PSIやバット反射等一部の技や行動を封じた「超有情AI」となっている。
が、それでもスターストームやクラウチングキック等一部の壊れ技はあいかわらず使用、通常技も中々に強力なため、意外と勝率は悪くない。
戦法的には接近しての小足や上投げからの空中技を多用。ゲージMAXになればよほどネス有利な状態でない限り躊躇わずスターストームを放ってくるので注意。
また飛び道具にはサイマグネットを使ってくる為、弾幕戦法はAI戦でも鬼門である。

しかし、説明書に書いてある通り、AIよりもプレイヤー操作の方が真価が発揮できる面白いキャラである。

原作と同じくシングル戦よりもタッグ戦が得意。誰と組ませてもかなりの実力を発揮するキャラだが、
ゲージ技が1種類しかないネスの性質上、強力なゲージ技を持つキャラや、逆にゲージ技を使わないキャラと相性が良い。

また、NINTEN氏によって[[スプライト>ドット絵]]改変パッチが無限ろだ等で公開された。(わからない人は「Refine Ness」とかで&b(){ぐぐって}みよう)。
このパッチを適応すると全体のドットと一部のアニメーションが変更され、さらに原作(スマブラX)に近づいたモ―ションになっている。
キャラのバランスは元と同じなので、気分を変えたい人はどうぞ。

登場動画はまだ少ない方ではあるが、そのほとんどで''PKスターストームが猛威を振るっている''。
特に大会特別ルールなどでゲジマユ状態になれば最後、無敵の連続スターストーム砲台と化す。
これが何を意味するのかというと、
''一発で体力の3割近くを持っていくガー不の流星群が降り注ぐ中、ネスの無敵効果が切れて次の発動に移る一瞬を狙って攻撃を当てていかなければならない''
という事である。
狂ランク中位クラスとなり、ぶっちゃけまともに格ゲーしている''凶キャラレベルでは[[無理ゲー]]''。

「[[超鬼畜!ゲージMAXサバイバル大会]]」ではランセレの障害として何度も登場、軽快に進んできたチームを絶望の底へ叩き落とした。
#endregion

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&bold(){◆だれに はなしているのだ。}
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***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
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''凍結''
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}
***出演ストーリー
[[Tea Party of Witches]]
[[もしもフォックスが最強?>>http://nico.ms/sm7112985]]([[フォックス>フォックス・マクラウド]]の相棒)

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}''半''公式ガイドブック『MOTHER2 ひみつのたからばこ』では、「レッズ」なるチームの「チート・ローズ」という人物らしい。
ちなみに彼のサイン入りキャップを、オネットのどこかにいるネスの友人からもらう事が出来る。
普段被っているキャップはパパのお下がりでちょっと古ぼけているが、被っているとパパといつも一緒にいるような気になるため捨てようとは思わないそうだ。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}その割にネスのパパは息子の銀行口座に平気で''何千ドル、何万ドル''と振り込んでくる。
(この作品はRPGのお約束である「敵を倒してお金を入手」がパパからのおこづかいの振込みという形になっていて、敵を倒せばその分だけ銀行にお金が振り込まれる)
物価が現実と違うんじゃない?と思うかもしれないし、確かにこの世界の物価はちょっと高い(ハンバーガーが14ドルもする)のだが、
それでも普通に&b(){ダイヤモンドの腕輪がゴロゴロ買える金額}である(高いところで買うと9998ドル)。
おまけに、ミンチ家は内装こそ豪華なものの、ネスの家よりも狭く部屋数が少なかったりする。
何よりこれらの話が家族間に広まっているにも関わらず、弟のピッキーがネス家族に冷たくしてる描写は特に見られない。
おそらく食事代や飲み代といった些細な貸しをおおげさに表現しているだけの可能性がある
(&font(b,u){3000000$×0.00001でも「何百万億ドルに、ちょっと掛けるくらい」}と言えるので…)。
なにしろポーキーの歪んだ性格に親の影響が強い、と糸井氏も語っていたのだから。
ちなみにポーキーの父親は家を放って失踪し、エンディングでは母親が家に若い男を連れ出している。
ピッキーの将来がちょっと…いや、かなり心配である。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}続編『MOTHER3』では「どせいだに」で会える。&b(){そのまんまとかいうな}。

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//主人公,超能力者,ショタ

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