ブルトン


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ウルトラマン』第17話「無限へのパスポート」に登場した怪獣
ONE PIECE』の古代兵器ではない(あっちは「プ」ルトン。由来はプルート)。
別名「四次元怪獣」。身長60m、体重6万t。
そもそもは宇宙からバローン砂漠に飛来した正体不明の青い隕石と赤い隕石だったが、
科学特捜隊の基地の保管ケースに両方とも入れられたため、核融合を起こして巨大なブルトンとなった。

外見のイメージとしては、四次元空間の心臓というイメージなので上が青、下が赤となっており、動脈と静脈を表している。
突起口は心室のイメージ。初期は海産動物のホヤのイメージで赤一色の予定だった。
名前の由来はシュールレアリストの詩人、アンドレ・ブルトンより。
シュールレアリズムの四次元的イメージより名付けられたと思われる。アンドレと言っても某大巨人ではない。

+ 詳細な設定(ネタバレ含む)
まるでテトラポッドかフジツボのようなその奇妙な姿は今までの怪獣というもののイメージを180度変え、
帰マン』の「光怪獣プリズ魔」、『ダイナ』の「生物兵器メノーファ」、『ガイア』の「光熱魔石レザイト」、
マックス』の「夢幻神獣 魔デウス」といった、非生物怪獣の先駆けである
(非生物型怪獣としては『ウルトラQ』の「風船怪獣バルンガ」の方が先であるが、
 バルンガは“ただいるだけ”の怪獣だったので、戦うタイプとしてはブルトンが初である)。

上半身にある青い突起から出てくるアンテナ状の触手から怪光線を放ち、
当たった物に四次元現象を引き起こし、四次元空間へと陥れてしまう。
この能力で科特隊の基地を四次元空間で覆ってしまうのを初め、
陸軍空軍の精鋭部隊ですら「戦車が空を飛び、戦闘機が地面を走る」といった風に手玉に取られてしまう。
ウルトラマンですら怪光線で自由自在に操られ、身動きが取れなくなってしまい非常に苦戦した。
最後はスぺシウム光線(2連射)で撃破されたのだが、
その内容が「ウルトラマンが手をXに組んできりもみ回転→直前に出てきたブルトンの触手が爆発→止まったウルトラマンがスぺシウム光線発射」という、
何が起こってるのか全く理解出来ない、ブルトンらしい謎の展開だった。

これについては『ウルトラファイト』のナレーターも経緯が分からず困ったらしく、
「ブルトンが念力でウルトラマンを回してたら過負荷で自滅」と解釈されていた。
書籍によってはウルトラマンの回転は「ハイスピン」という、高速回転により空間に裂け目を作る技で、
これによって四次元空間を裂いて脱出するとともにブルトンにダメージを与えた、という解説がされている。
ともあれ正攻法ではダメージを与えられなかったのは確かで、『ウルトラマン』に登場した怪獣の中でも強敵の部類に入るだろう。
しかも後付け設定ではあるが、実は下手な倒し方をしてもヤバかった(後述)という二重の意味でも強敵であった。

長い間再登場のない怪獣だったが、2007年の『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』にてフルCGの姿となり復活を遂げる。
舞台である惑星ボリスを怪獣無法惑星に変えただけでなく、レイブラッド星人に操られて「レイオニクスバトル」を行うために、
『ウルトラギャラクシー』世界に、あらゆるウルトラシリーズの平行世界から怪獣を呼び寄せ、
本来は怪獣の存在しなかった地球にも大量出現させて「ギャラクシークライシス」と呼ばれる大災害を起こしたという、
設定の根幹に関わる重要な役割を担っている。

『ウルトラマンZ』では、1話に登場。
ゲネガーグが取り込んでいた小惑星の中に潜んでおり、吐き出した小惑星をとっさに迎撃したウルトラマンゼロを自分ごと四次元空間に閉じ込めてしまう。
ゲネガーグが狙ってやったのかは定かではないが、これによりウルトラマンゼットは単独で事態に対処せざるを得なくなる。
その後ゼロは奥の手であるシャイニングスタードライブで、四次元空間が発生するより前に時間を巻き戻す事で、
7話までゼットの救援に向かえない程消耗しながらも、なんとか四次元空間からの脱出に成功している。
ブルトンは14話「四次元狂想曲」にて本格登場。TVシリーズ本編に登場するのは実に54年ぶりである。スーツは新造されたらしい。
寄生生物セレブロに寄生されたカブラギが赤と青の石をPPAP融合させた事で誕生、防衛組織ストレイジの基地を襲い、
ストレイジの隊員達を四次元空間に閉じ込めた。
『Z』ではブルトンの四次元空間は「空間内の生物の無意識を反映する」という事になっており、
ジャグラス・ジャグラーヘビクラ隊長は闇のトイレにワープし、
自分達が改造したキングジョー・ストレイジカスタムの活躍に浮かれた整備員達は文字通り宙に浮き、
強過ぎるキングジョーSCを密かに恐れていたパイロットのヨウコは同じ空間を行ったり来たりして出撃する事が出来ず、
Zの変身者ハルキは「美味しい料理は時間を巻き戻して何度でも食べたい」と言ったせいで時間のループに巻き込まれ、基地内は大混乱に陥る。
その頃ブルトンはぴょんぴょんと小刻みに跳ねながら街中に進撃。跳ねる度に重力異常を起こしてビル群も一緒に跳ね回るという大惨事を引き起こす。
「無意識を反映するのなら、強い意思で行動すれば望み通りの結果が得られるのでは?」という推論から、
四次元空間から脱したヨウコがキングジョーSCで迎撃に現れ、交戦。相変わらずの能力でキングジョーSCを大破寸前まで追い詰めるも、
四次元空間の作用で過去にタイムワープし、生前の父親と再会した事でトラウマを克服したハルキがZに変身。
神秘の力を持つウルトラマンZ・ガンマフューチャーとの超能力合戦では互角以上に渡り合い、
一瞬の隙をついてガンマフューチャーを地面に埋めて転がり体当たりで追い詰めるも、
キングジョーSCに阻まれ、Zがタフネスに優れたベータスマッシュにチェンジした事で形勢逆転。
ガンマフューチャーとの戦いで消耗していたのか、ベータスマッシュに大したダメージを与える事が出来ず、
アンテナを引っこ抜かれて大幅に弱体化した所を投げ飛ばされ、最後はM78流・竜巻閃光斬を受けて倒された。
……しかし、ブルトンは「宇宙の不条理を引き受ける歪み」のようなものらしく、それを不用意に倒した事で宇宙に歪みが発生、
「宇宙の孔」という形でウルトラマンエックス』のラスボス怪獣「虚空怪獣グリーザが地球で誕生してしまう……。
と、倒された後まで爪跡を残す事になった(そしてブルトンを適切に処理していたことが判明した初代ウルトラマンの株は爆上げされた)。

ウルトラマントリガー』ではキングジョー・ストレイジカスタムを強奪したバロッサ星人(四代目)が、
ゼットとセブンガーから逃げるために、赤と青の石を融合させて出現。
咄嗟にゼットがセブンガーだけはバリアで守ったものの、ゼットとバロッサ星人、キングジョーは四次元空間に巻き込まれ、
ウルトラマントリガーの世界に転移する事になってしまう。

漫画『ウルトラマン THE FIRST』ではバルタン星人に操られる怪獣として登場。
宇宙船のパイロットを怪獣に変えたり、宇宙ステーションを占拠するなどしていた。
漫画『ウルトラマンSTORY 0』にも登場し、イカルス星人に操られてウルトラマンエースと交戦した。


ゲームにおけるブルトン

SFC版格闘ゲームでは転がって移動するという初期案を再現して、転がって攻撃してくる。
この転がり攻撃は持続が長く、出掛けに当たってダウンすると起き上がった所にもう一発食らってしまうのが地味に嫌らしい。
このゲームにはガードもリバサ無敵技なども存在しない(無敵移動のバック転かジャンプ前提)ので、起き上がりに攻撃を重ねられると回避出来ないのだ。
他にも触角を振って中空に溶岩弾を呼び寄せたり(自由落下後に二手に分かれて地面を走る弾になる)、
唐突にワープで消えてやたら判定の強い転がり攻撃をしつつ現れたり、
当たるとウルトラマンがマーブル模様になって徐々にHPが減る怪光線を触角から放つなど劇中さながらの強さで、
その前のステージに出てくるジャミラと共に初心者キラーとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。
回転体当たりや上空からの溶岩弾で容赦無く今作の主力であるハイジャンプを潰してくるため、
これまでの戦い方が通用しないのが強いと言われる最大の原因だと思われ、落ち着いて一つ一つ対処すると結構技の隙がでかいと分かるはず。
溶岩弾を小ジャンプで、怪光線をバリアで躱せるようになればいい勝負が出来るだろう。
なお、あまり格好はよろしくないが、前転→つかみチョップを繰り返す事でかなり楽に倒す事も出来る。

+ その他のゲーム
ファミコン・ディスクシステムで発売された『ウルトラマン 怪獣帝国の逆襲』にも登場しているが、
元が隕石だからか空から無数に飛来する障害物扱いであった。ある意味大変恐ろしい光景である。

PS2ゲームの『ウルトラマン Fighting Evolution Rebirth』にも登場。
ウルトラモード(ストーリーモード)では何故かいきなり第1話でウルトラマンと対決。敗れるが、復活してウルトラマンガイアとも戦った。
ウルトラモードでは周囲の空間を歪曲させて打撃や光線に対して完全無敵になる事がある。
もっとも投げ技は普通に通り、一発投げればその衝撃で空間歪曲を維持出来なくなる。
……打撃も通らないのにどうやって投げているのだろう。まさか歪曲した空間ごとぶん投げているのだろうか。
必殺技は「物質機雷化」と一撃必殺「低次元転移現象」。
前者は周囲の車を機雷に変えて自分の周囲に設置する技。ジャンプで簡単に飛び越えられるため、使い勝手は悪い。
後者は幻覚で更に巨大化したように見せたブルトンが、そのまま転がって敵を圧殺するというシュールな技である。
なお、このゲームでもやっぱり転がって移動する。ついでにローディング画面でも転がる。なんかカワイイ。

ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』でも『大怪獣バトル』のモデリングを流用して登場。
待機した時、フェイズ終了時まで隣接マスにいる味方の必殺技攻撃力を中アップさせる固有スキル「四次元エネルギー」、
使用後に次のフェイズ終了時まで味方全体の必殺技攻撃力を中アップさせる必殺技「四次元念力」を持つ、典型的な支援系。
ただしスペックが攻撃寄りで耐久面が少し心許ないので注意。


MUGENにおけるブルトン

MUGENではゼットンメフィラス星人他多数のウルトラ怪獣を製作している、
這い寄る混沌氏製の物が存在しており、2008年8月15日の更新でAIが実装された。
2013年6月27日の更新でカラーが増えた。
現在はムゲぎこ氏によって代理公開されている。

テレポートとバリアを持つ他、攻撃は怪光線、隕石落とし、氷柱落とし、地面爆発など多彩。
搭載AIは、特に回避しにくい隕石落としを多用する。
SFCで猛威を振るった怪光線はアントラーの磁力光線同様、相手のゲージまで減らす効果を持つ。
食らった相手は緑色に点滅していたが、最近の更新で元ゲー同様マーブル模様に点滅するようになった。

超必殺技は、画面全体に四次元現象を起こすものと、先述の『Fighting Evolution Rebirth』と同じく、
画面いっぱいにまで巨大化して体当たりを仕掛けるものの二種類。
前者は勿論後者もほぼ全画面判定と言っていい、広い効果範囲を誇る。
最新版では「四次元現象・メテオ」が追加された。
こちらもほぼ全画面判定である。

ただし、体当たりと超必殺技以外の攻撃は、全て触手を出して暫く振ってから効果が発生するので隙が極めて大きい(ある意味SFC版に忠実)。
しかし、現行版では4次元攻撃の技にスーパーアーマーが追加されたため、以前よりは技が出しやすくなった。
通常移動が一切不可能で機動力はワープ頼りといった弱点も持っており、一対一ではやや弱い所がある。
移動に関しては現在、攻撃判定のある回転しながらの大ジャンプが搭載されているため、ある程度は弱点を克服している。
タッグで後衛になれば、怪光線によるゲージ減少と隕石落としによる援護で性能以上の活躍をする事も多い。

出場大会

更新停止中
凍結
削除済み

出演ストーリー



最終更新:2024年05月04日 09:25