悠久山安慈

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悠久山安慈」を以下のとおり復元します。
&size(24){&color(red){&bold(){&italic(){「祈りや願いなどでは何一つ救われはせぬ。}}}}
&size(24){&color(red){&bold(){&italic(){優しさで救えるほど人間は甘くはない」}}}}

和月伸宏の漫画『るろうに剣心』に登場するキャラクター。
[[志々雄真実]]配下の剣客集団「十本刀」の一員であり、実力としては三番目。
二つ名は「明王の安慈」。[[某半裸の人>御津闇慈]]とは字が異なる。

もともとは東北の寺で戦災孤児を育てていた優しい僧侶であったが、
明治政府の「廃仏毀釈」政策のため、住処を追われることになる。
さらに、引っ越しの前日、私利私欲に走った村長達に放火され、彼以外の全員が死亡してしまう。
このことにより、祈りや慈悲だけでは人を救えないことを痛感し、破戒僧となる。
自身の肉体を鍛え上げた彼は、弱者が救われる世の中を夢見て、明治政府打倒のために[[志々雄真実]]の仲間となる。
しかしあくまで目的が一致しているだけに過ぎず、志々雄真実が創る世の中が救いのないものだった場合、自分でもう一度破壊して創りなおすとも公言している。
絶えず携帯している子供達の位牌は、その信念の表れとも言える。
最終的には、自身が技を教えた(後述)相楽左之助に破れ、「子供達は救済よりもお前の幸せを願っていた筈だ」との言葉を受け、戦いの場から去っていった。
連載終了後は、罪を償うために北海道の刑務所で懲役20年の刑に服している。

とまあ、いろいろ語ってみたが、ニコニコでは「[[フタエノキワミ、アッーー!!>キワミ]]」を左之助に教えた人物、といった方がわかりやすいだろう。
なお、この技が安慈のメインウェポンであり、正しくは「二重の極み」。
同じ箇所に二回連続で攻撃を叩き込むことによって衝撃を伝導させ、防御を貫通して粉砕する技である。
(斉藤一は、空手の『透し』に近いと表現していた)
彼は極意を身につけているため、左之助が右手でしか使用できないのに対し、両手両足、肘、膝、そしておそらくは頭突きでも使用可能。
また、自身に衝撃を与えて相手の衝撃のタイミングをずらすことで失敗させる「極み外し」や、地面に対して剣を突き立てることで遠距離に攻撃する「陸震」などといった応用も利く。

***MUGENでは
海外のTiger-Genocide氏が制作した悠久山安慈が存在する。
[[サガット]]を改変したそうであるが、どっちも長身で筋肉が多いため違和感は少ない。
設定どおりのパワーキャラであり、あまりコンボは得意ではない。
また、必殺技「二重の極み」はパンチでもキックでも使用することができ、どちらもガード不能である。

結構前から居るキャラで、AIも搭載しているはずなのだが、残念ながら出番はほとんどない。

&nicovideo(sm725449)

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