モンスターボール

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モンスターボール」を以下のとおり復元します。
&image(mball.jpg,width=200,title=見た目がそっくりなビリリダマやマルマインというポケモンも居る。サイズは別物だが。最近ではタマゲタケ、モロバレルなんてのも出てきた。)
*&color(tomato){&italic(){『キミに決めたっ!!』}}

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』シリーズに登場するアイテム。英名は『Poké Ball』。
赤と白の半球が組み合わさったソフトボール程度のボールであり、ポケモンを持ち運ぶために使う。
(ただし、ゲーム内のフィールド上では他のアイテムのボールと同様、明らかに人間より一回り小さいサイズに描写されている。)
モチーフは『[[ウルトラセブン]]』に登場した[[カプセル怪獣]]や、子供の頃は夏になると誰もがやったであろう昆虫採集などで、
『ポケットモンスター』というタイトルも当初は『カプセルモンスター』であった。

設定では、ポケモンは瀕死になると体を小さくして狭いところに隠れる本能を有しており、それを利用してポケモンを収納する。
ゲーム中でも、モンスターボールが発明される前は「ぼんぐり」という木の実でポケモンを捕獲していたと説明されており、
また、学者がこの習性を発見した際にも「誤って実験で衰弱してしまったオコリザルが、老眼鏡のケースに入った」とのことで、
このことからモンスターボールに限らず、カプセル状のものならばポケモンを収納することは一応は可能のようである。
「この世界にいる不思議な生物ポケットモンスター」という言葉があるようにポケモン世界には一応他の動物もいるらしく、
「ポケモン」の定義がこの習性をもっているかどうかであるようだ。

モンスターボールに収納された状態では、中のポケモンをデータとして転送することも可能である。
ただし手持ちには、6体までしか持ち運べない。
なお、収納中は身長や体重(質量)はもとより、匂いや[[磁力>キャサリン京橋]]なども無視される。
そうでなければ[[イワーク]]や[[レアコイル>コイル]]などはとても持ち歩けない。
ただしアニメ版では、[[ほのおのうず>バシャーモ]]を受けて熱せられたゴローニャを収納した際、その熱がボールにも伝わって火傷しそうになったり、
サトシのベトベトンがモンスターボール越しでも臭いと感じるほどの強烈な臭いを発している場面がある他、
ポケモンのように狭いところに隠れる本能があるはずのない、おにぎりを収納したこともあった。
漫画作品でもモンスターボール内でピカチュウを充電させておき、繰り出すと同時に10まんボルトを放つという
描写があるが、絶縁グローブをしていなければ帯電したボールを持っていられないと語られている。
また、伝説のポケモンなどが持つ規格外の力はボールに捕獲された時点で大幅に制限される。
そうでなければ[[ディアルガやパルキア>ディアルガ&パルキア]]などはとても使役できない。
//↑描写というか、設定レベルでの話。「ダイヤモンド・パール」で公式に追加された設定。
//そうか、すまない。
基本的にモンスターボール内は快適な環境に保たれているが、アニメ版の[[ピカチュウ]]など外にいる方を好むポケモンもいる。

ポケモンを捕獲済みのボールを投げると収納しているポケモンが閃光と共に出現する。
(ちなみにこの後どうやって投げたボールを回収しているのかについては、シリーズ通じての謎と言われる。)
このときの閃光はボールの種類により異なり、第4世代以降では好みにカスタマイズすることもできる。

ゲームでは、ポケモンを捕獲するためのアイテムとして登場し、各地のフレンドリィショップで売っている。
広義にはポケモンを捕まえるボール全てを指すが、狭義には「モンスターボール」というアイテムのみを指す。
「スーパーボール」「ハイパーボール」などの上位互換アイテムがあるため、ゲーム後半では殆ど使用されないが、
第三世代以降はポケモンごとに捕獲に用いたボールの種類が記録されることもあって、モンスターボールのみを用いるプレイヤーもいる。
(なお、対戦で使われる伝説のポケモンなど卵孵化が出来ないポケモンの入っているボールは、効率から「マスターボール」であることが多い)
//「ストーリーで一個しか手に入らないものを何個も!?」と思うかもしれないが、正規の手段で「素質のよいポケモン」を手に入れるためにひたすら単純作業をこなせるプレイヤーも少なくないため、今更ストーリーを数週が前提のものを不正と疑うのも(もしそうだったとしても裁量は開発者側にあるだけに)むなしいだけである。
//故に↑2を削除
//あるにしても伝説だけだよねって事で表現変更だけどどうかな。
「モンスターボール」自身は、[[タマゴ>ラッキー]]から孵ったポケモンのボールとして固定であるため
「アイテムとして所持や使用はしなくとも、やりこみでの対戦で一番見かけるボール」となっている。

また、第4世代(DS時代)にできたポケモンのわざの「なげつける」で
「ポケモンがモンスターボールをポケモンに投げる」ということができそうだが、使用しても失敗するだけとなっている。
//タマゴ関連、なげつけるを追加

以上のような設定があるが、ゲーム本編ではあまり多くが語られないため、メディアごとに微妙に解釈や描写が異なる部分がある。
例えば分割線の中央にスイッチが付いているが、これが何なのかは実はゲーム中では明言されていない。
アニメではこのスイッチを押すとゴルフボール大から手のひら大にまで拡大する機能があり、
ポケモンをボールに戻すときはここから赤色の誘導ビームが発射される仕組みになっている。
漫画作品ではここが開閉スイッチとなっていて、破壊されるとボール自体を物理的に壊さない限り
中のポケモンが出せなくなってしまうとされているものもある。
ポケモンのボールへの戻し方も光の玉になっていつのまにかボールに収まっていたり、
捕獲時と同じように投げつける場合などもあり、統一された設定は存在しないようだ。
また構造もこれといって統一されているわけではなく、アニメでは上半分と下半分は後ろ側のヒンジで繋がっているが、
漫画や一部のゲームでは真っ二つに割れてポケモンを捕獲したり、中のポケモンが出現するような演出となっていることがある。
#region(無粋に、ブラックに見ると)
少なくともゲームでは、これまでに完全に敵対していた相手がこのボールの中に入ったとたん
&b(){所有権を強制的に得られて、命令を全て忠実に聞くようになる。}そして捕まえる過程においても
&b(){相手を瀕死にならない程度に痛めつけた方が捕獲しやすいため、嫌がっていると取れる}ため
野生生物相手とはいえ明らかにヤバイ代物である。
流石に無条件で忠実になるのは問題があったのか、アニメを初めとした作品ではボールの所持者であっても
言うことを聞かないポケモンが出るなど、表現が変えられている。
#endregion

このモンスターボールを模ったデザインはゲーム中でも「ポケモンに関わる物事」のシンボルとして随所に登場する。
前述のような利便性や現実と比べてほぼ唯一のオーバーテクノロジーであることから見ても、
このモンスターボールがあるからこそポケモンというゲームの世界観が成立していると言っても過言ではないのだ。

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**[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]シリーズにおけるモンスターボール
初代からアイテム扱いで参戦。
近づいてAボタンで持ってもう一度Aを押すと投げることができ、これが相手に当たると若干のダメージを与える。
が、このアイテムの本領はその後で、投げて地面に落ちたモンスターボールからストライカーとしてポケモンが出てきて、何らかの技を使う。
出てくるポケモンの種類と効果は作品ごとにいろいろ違うが、原則的に以下のようなルールがある。
・ボールを投げたキャラは出てきたポケモンの攻撃を受けない([[例外>味方殺し技]]:マルマインのだいばくはつ、ソーナンスのカウンターなど。)
・出てきたポケモンは基本的に無敵で攻撃を当てられない(例外:ラッキーなど、攻撃を受けると吹っ飛ぶ物もいる)
・出てきたポケモンは一定時間で消滅する
ちなみにXでは、似たような効果だがストライカーがポケモン以外で、拾うと自動で使用する「アシストフィギュア」なるアイテムも登場している。

ランダム性やバリエーションの多さが楽しいアイテムだが膨大な量のボールを一度にまとめて使用した場合、異常な同時ヒットなどに本体の処理能力が付いて行けずフリーズする事もあったりした。
DXまでは同時出現数に上限は無かったためこういう無茶もできた訳だが、オンライン対戦対応のXではフリーズ予防として画面内に3個までの上限が設けられている。

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**MUGENにおけるモンスターボール
MUGENキャラとして、googoo64氏が制作したものが存在している。
勿論ボール本体に戦闘能力はないので、中からポケモンを[[召喚して攻撃させる技>ストライカー]]しかない。
ただ、その種類は半端ではなく、通常技と必殺技を合わせてなんとびっくり&bold(){85種類}。
ピカチュウや[[プリン]]のような[[可愛>コイキング]][[いもの>コダック]]から、レックウザや[[ギラティナ]]のような[[ヤバ>エンテイ]][[いもの>カビゴン]]まで一通りいる。
技性能を覚えるだけでも一苦労なので、自分に合った技を使っていくのが一番良いだろう。

任天堂キャラのAIに定評のある五右衛門氏による外部[[AI]]も存在する。
&nicovideo(sm7995967)

***出場大会
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