ヘルベンター

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ヘルベンター」を以下のとおり復元します。
#image(berserker_arad.png,title="迸る血気")

&font(red,19,b){「強い力を得るためなら何でもやる!たとえ鬼に魂を売ろうとも!」}

オンライン横スクロールアクションゲーム『[[アラド戦記]]』のプレイヤーキャラクター。
鬼剣士の二次職、[[バーサーカー]]のうち覚醒を果たし更なる高みへと上り詰めた者を指す。
その性質上、正式名称が存在しないため職業名で記載する。

**設定
鬼神「カザン」の呪いを受けた[[鬼剣士]]達の中でも、力を求め自らその呪いを受け入れることで
血気と呼ばれる、有無機物全てに備わる生命エネルギーを操る力を得た剣士を指す。一般の鬼剣士と違い瞳まで鬼の侵食が進んでいる。

バーサーカーといえば[[気が触れている>フランドール・スカーレット]]のイメージがあるが、
己の肉体的、精神的リスクを冷静に見据える知的な面も併せ持ち、状況に応じて自らの肉体的リミッターを解除して戦う。
万物に備わるエネルギーである血気を奪い、また放出する猛攻は台風のように周囲を裂き込み、反撃の隙を与えない。
しかし奪う血気に含まれる他者の残留思念が、扱う者の精神を蝕んで行くとされる。
そのため、レギュレーターと精神力でカザンの呪いに抗っている鬼剣士達の中で最も侵蝕が早く、いつ他者を襲うとも判らない危険な存在だ。
彼ら鬼剣士達の師であるG.S.D.は、その姿を「尽きかけた蝋燭」と例え、生き長らえたければ剣を捨てろと言う。
燃え上がる炎が強くなれば蝋燭もまた消え失せるのが早くなるように、血気を扱う代価として自身の自我と寿命を奪われていく。
完全に発狂、あるいは鬼に肉体を奪われたなら、G.S.Dに斬られることになるだろう。

#region(覚醒スキル)
バーサーカーは扱える血気の量が増えるにつれよりカザンの呪いに侵食される速度が上がる。
生命や自我を保つために必要な血気の量も加速度を増すため、ほとんどの場合、本能のままに無差別な殺戮を行う怪物となり力尽きてしまう。
剣を捨てたくないバーサーカーたちはG.S.Dから狂気の制御法と他の生命からより多くの血気を吸い上げる術を身につける。

覚醒することで得られるスキル、自動発動の鮮血の追憶は敵を出血させやすくし、出血中の敵に近接すると力と的中率が上がる。
アクティブスキル「エクストリームオーバーキル」は敵から血気を奪い巨大な血殺剣を生成し、
地面へ叩きつけることで、地中に眠る数多の血気を火柱のように吹き上げ敵を攻撃する。
血殺剣を生成している間、自身も血気の恩恵を強く受け攻撃速度と移動速度が上昇する。
しかしながらその威力は原作中最弱の部類に入る低さになっており、多くのバーサーカー達が夜な夜な枕を涙で濡らしている。
#endregion

**原作での性能
自身の生命を削って攻撃をする設定通り、一部スキルでMPの代わりにHPを消費する。
攻撃スキルは血の十字架で敵を切るゴアクロス、空中から地面へ剣をナタのように叩きつけ血気衝撃波を発生させる崩山撃、
敵から血気を吸い上げた後爆発させ、自身は力を上昇させる狂乱の宴、血柱を吹き上げて敵を打ち上げるレイジングフューリーなど。

扱う血気量を増幅し、数々のスキルの性質を変化、強化させる「血気旺盛」、
スキル性能向上に加え通常攻撃のモーションを武器と「血気を凝固させた剣」による二刀流に変更するフレンジを柱としている。

フレンジ中にのみ使用できる強力なスキルも存在する。
ブラッディレイヴは血気の竜巻を前方に作り出し、敵を吸い寄せた後に斬り飛ばす優秀な集敵スキル。通称は[[ダイソンだの掃除機だの>大門五郎]]。
凝固させた血気剣を地面に叩きつけ、地中に眠る血気を噴出させるアウトレージブレイクはバーサーカーの真の覚醒技とまで言われる頼れるダメージソースだ。
狂乱の宴を強化させたブラッドルイン、レイジングフューリー強化のバーストフューリーも外せない。

[[力こそ正義>シン(北斗の拳)]]を体現した存在だが、立ち回りは第一印章の暴れるように切り伏せていくものと違い、
暴走およびサクリファイスによって防御力の70パーセントを失うため、堅実に被弾を抑える立ち回りが重要視される。
暴れまわるのはむしろ[[バトルメイジ]]のほうである。あっちもあっちでダメージを出すためには堅い立ち回りが必要とされるが・・・

フレンジによる広い範囲を切り伏せる通常攻撃、狂乱の宴による投げ回避や崩山撃で広範囲にダウンを取るなど、使い勝手の良いスキルを多く持っている。
また、フレンジを発動させているときは&b(){出血中の敵}を&b(){自分}で倒すことでHPを回復することが出来る他、
ライフが一定を割り込むと力が上昇し、瀕死時に使用可能なダイハードはライフを回復させ一定時間防御力が上昇するなど自身を保護する術も多い。
しかしながら仲間に敵を倒されるとHPを回復できないため、パーティでは失血する傾向があるためソロ職としての人気の方が高い。

武器選択については以下のようなメリット・デメリットをそれぞれ持っている。
なお、下記の無形剣=エレノアはエピックレアと呼ばれる物凄く特殊なレアアイテムであるため、最初から小剣を扱うという考えは持たないほうがいい。
|種別|メリット|デメリット|
|大剣|高い威力とリーチ|ヒットストップが大きく対多で隙を晒しやすい|
|刀|スピードと手数|攻撃力が低いが隙が小さく、対多でも構わず暴れ回れる|
|鈍器|速度、攻撃力とも刀と大剣の中間性能|バランスが良く、スキル威力に直結する力補正が全武器種中最高。特殊なファン層を持つ|
|小剣|あらゆる攻撃時に30%の追加ダメージを得る無形剣=エレノア|攻撃力が著しく低くエレノア以外の選択肢は無い|

どの武器も過不足なく扱えるが、総dpsはいずれも平平凡凡なため火力職とは言い難い。

これはパーセントスキル、固定攻撃力スキルの違いによる。
パーセントスキルは武器攻撃力を元に算出するため、武器を強化するほどに、また攻撃属性を強化することによりさらに威力が上昇する。
固定攻撃力スキルはステータスを元にダメージを求める。武器攻撃力、攻撃属性に依存しないため、どのような状況下でも安定した威力を維持出来る。
バーサーカーのスキルの多くは固定攻撃力であり、力とスキルレベルにより算出されるため、武器種による差を受けにくいのだ。


#region(転落人生、そして)
改変直後、その優秀なスキル群から一時は狩り最強職と謳われたバーサーカーだが、器用万能型だったのもつかの間、度重なる弱体化により器用貧乏型へ、
そして全ての職の攻撃力が劇的に上方修正されたSecond Impact後にはついに最下位を争う職となってしまった。

先にもあげたように、バーサーカーのスキルの多くは固定攻撃力であり、
主なダメージソースであるレイジングヒューリー(バーストヒューリー)、狂乱の宴(ブラッドルイン)、アウトレージブレイクの全てが固定攻撃力スキルに分類される。
固定攻撃力スキルの威力を上げるためには力を上げる必要があり、力を上げるためにはバーサーカーのブーストスキルは
他職の常時掛けられる持続時間・クールタイム30秒やクールタイムより大幅に長いバフスキルと違い、持続時間20秒・クールタイム40秒の暴走、投げられない相手には効果を得られない狂乱の宴&ブラッドルインと欠点がある。
暴走は一応特性スキルやエピックレア大剣「デモンスレーブ」で持続時間を延ばせなくはないのだが、どちらにせよ持続時間がクールタイムを上回ることはエンドコンテンツで装備を揃える必要があり、超豪運を持たない限り常人では不可能である。
どのレベル帯でも安定した攻撃力を誇るが、裏を返せば武器の攻撃力、武器強化、および攻撃時の属性の影響を受けないため、武器・属性を強化しても&bold(){全く威力が上がらない。}
固定攻撃力が高ければ問題はなかったのかもしれないが、アウトレージブレイク以外の固定スキル威力が全体的に低水準で留まっている上に、
立ち回りの機軸になっているゴアクロスも追加攻撃が硬直の長さ、威力の低さからそんなもん無かったといわんばかりの扱いを受けていた。
このため、総プレイ時間が増え潤沢な資金が出来るほど、パーセントスキルを主軸とする職との差が著しく開いていくようになっていた。

これらの特殊な事情から、世間のバーサーカーに対する視線もあまり暖かくない。
放っておくと被弾してもいないのにダンジョンクリア時に瀕死になっていたりする低火力職を仲間に入れる必要性がはたしてあるのだろうか?
バーサーカーに理解のない人々からいわれのない中傷を受ける事も多々あるが、
バーサーカーの最後の心の拠り所であるレイジングフューリー、アウトレージブレイクが仲間の手の届かないところまで敵を浮かしてしまうことなどから
パーティではブラッディレイブ以外の存在意義があやしい。&bold(){本当に。冗談抜きで。}

今では仕様変更が入ったため使用不可能になっているが、ほぼ常時レイジングフューリーを使う所謂「無限血柱」装備でパーティーに来る協調性の無い一部のバーサーカーのせいでバーサーカー全体がお断りされるという状況にもなっていた。
&nicovideo(sm11136505)

また、独立攻撃力強化と呼ばれる固定攻撃スキルの威力の上昇が昨今、開発元より施行されており決して未来は暗くないと思いたいバーサーカー達だが、開発元によるユーザ投票で単独上方修正の権利を得た。
一方で修正後さらにライフ消費が増加し(メイジ系なら3分で死ぬ量)、Buffスキルであるサクリファイスが新スキル「渇き」と置き換える形で削除されるなど、いったいこれのどこが上方修正なのか、と憤慨する姿も見られる。
問題となっているライフ消費量の増加は渇き使用中ならばフレンジで敵を倒すか、ブラッディレイブで敵を吸い込めば回復することが出来るし、ダイハードの回復量が大幅に上昇したためHP回復薬要らずが加速した。
攻撃力の低さはゴアクロスの追加攻撃の改善、崩山撃の衝撃波威力増加&特性パッシブによるジャンプする高度の上昇で直接打撃の3Hitを狙いやすくなったため立ち回りも大幅に改善され、冗談じゃないレベルで威力が低かったフレンジ中の通常攻撃の威力も上昇し、人並みの攻撃力を手にした。
ブラッドソードは……一応アリだと言っておこう。

総じて、強者に弱く弱者に強い勇者型性能と言える。

強化後の動画(日本テストサーバー)
&nicovideo(sm14791297)
#endregion
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**MUGENでの性能
豪華粗品氏が作成、QK2Key氏が代理公開をしている。
手数重視の刀を装備し、原作をベースにスキルエフェクトが血にアレンジされるなど、格闘ゲーム用に強調・調整されていたが
格ゲー調整を別に行うことを明示した上で、最近は[[原作再現]]型へと移行している。 

キャラクター自身の大きな特徴であるフレンジという技を使用することで、HPが常時減少するようになる代わりに全体的な性能が上がる。
試合中任意でのフレンジのオンオフもでき、ライフがギリギリまで減った時も自動的に解除される。
イントロ中でも容赦なくライフが減っていくので、イントロが長い相手に当たると試合が始まったと思ったら瀕死になっていたなんて事もざら。
開発動画にて、タッグ相手に[[アナザーブラッド]]を選んだ際、同キャラ[[特殊イントロ]]完走時&b(){ライフが3割を切る}場面も確認出来た。

その他の特徴として「出血」「固定攻撃力」「クールタイム」「暴走・サクリファイス」「守夜効果」「悪魔破滅者効果」「フレンジ中出血敵KO時体力回復」
「力」「命中率・回避率」「強力な猛攻のアルティメイトレックレスレイジングフューリー(*刀装備時) 」などがあげられる。 

-出血
このキャラの攻撃を受けた相手は一定確率でしばらくの間出血状態になり、出血時に追加ダメージを受ける。
またバーサーカー本人は出血中の敵を攻撃する際にライフを回復する、攻撃力が上がる等の恩恵を受ける。この効果はBuffと攻撃種別等で変化する。 

-固定攻撃力
攻撃力計算を原作に準拠した形で搭載し、内部で設定した力を元にAttackに影響される通常攻撃の他、力にのみ依存する固定攻撃力を持つ。

-クールタイム
技ひとつひとつに再度使用可能になるまでの時間が設けられ、この時間内は同じ技を使用することが出来ない。
クールタイムは狩り中コマンド入力時を元に設定され、試合開始時はイントロ時自動使用のフレンジを除き全て使用可能となっている。

-暴走、サクリファイス
暴走もしくはサクリファイスを使用すると、20秒間攻撃速度と移動速度、力が劇的に向上し一部のスキル使用時に追加攻撃力やゲージ吸収を得る。
また、暴走は回避率が、サクリファイスは攻撃時の回復力が上昇する。
だが同時に基礎防御力(Defに非ず)が70パーセント減少するという致命的なリスクを背負うことになり、
ライフ1200でありながら平凡なチェーンコンボで10割吹っ飛ばされるなどという場面も稀によく見られる。
2011年6月、タッグでのサクリファイス使用時にライフをさらに消耗し前方の味方を回復させることが可能になった。

-妖刀守夜、悪魔破滅者の軽甲鎧
原作のレア武器「妖刀守夜」の特殊効果を再現。攻撃時に低確率で大きな割合ダメージを与える。武器自体の攻撃力は低いため、通常攻撃の威力は無い。
さらにレア防具「悪魔破滅者の戦闘セット」を再現、攻撃時に低確率で攻撃速度、移動速度が飛躍的に上昇するBuffが自身にかかる。
この加速時はコンボが非常に発展しノーゲージ7割~10割も有り得るが、クールタイムは変動しないため、別のコンボルートを考える必要がある。
-フレンジ中出血敵KO時体力回復
フレンジ状態限定だが、出血した敵に自分が止めを刺した際、一定量の体力を回復する。
こちらも原作再現要素のひとつだが、二人同時に倒しても一人分しか吸収しないように弱体化されている。
普通のシングル戦ではただの演出でしかないが、タッグマッチで片方を撃破したときやチーム戦で勝ちぬいた時などに有利に働く。

-命中率、回避率、力
「爽快感を阻害するかも」と作者自らが話し慎重に調整しているシステム。
直接攻撃力に影響する「力」と「攻撃的中率(命中率)」を原作と同様の計算式で再現し、常にディスプレイしている。
自身のコンボ数が伸びると命中率と回避率が下がるため、タッグ等で特に影響が出やすい・・・かもしれない。
原作でのバーサーカーは相手の回避率の影響を全く受けないと言って良いほど命中率が高く、瀕死で回避率も伸び、そして強固な重甲鎧を身につけている。
そのため現在も調整に手間取っているようだ。見栄えやプレイ中の爽快感も含め、要調整として実験的に実装されている。

-オリジナル技
格ゲー向けへと調整されていた時代には、オリジナル技もいくつか存在したが、現在はコメントアウトされ、使用不可能となっている。


まとめ
とにかく素早い動きと手数でガンガン攻めていくタイプ。というかほぼ常時体力が減り続けるので''攻め続けないと死ぬ。''
上記の出血時の攻撃での微回復や、瀕死時限定の回復技、常時使えるが1/2でダメージを受ける回復アイテムなどの回復手段もあるが、
攻撃力とスピードをあげるバーサーカーのメインスキル「暴走」の副作用によるDEF大幅減少で回復する隙がない事も多々ある。
挙句その他のスキル群は実装直後からの度重なる弱体化で多くが削除されてしまい、
見た目に反して攻め手が少なく一連の攻撃を捌ききる相手には容易く反撃を許してしまうことも少なくない。
防御系のシステムは通常のガードと起き上がり時無敵+HAのクイックスタンディング、通常攻撃をキャンセル可能なマニュアルガードなど。
マニュアルガードはボタンを押し続ける事で永続的に判定が発生する一見高性能な[[ブロッキング]]技だが、ブロック毎に少量のライフを失う。
しかしながら空中攻撃から下段攻撃が続けて出る崩山撃や二種の打撃投げ、発生保障の1ゲージ技である血柱など
攻めと守りを同時に行うスキルは豊富なので、それぞれを使いこなせれば凶悪な強さを発揮する。

AIはキャラの代理公開を行っているQK2Key氏がAIパッチも公開している。 
4段階に設定することができ、デフォルトのLv3でも相当な強さを誇る。2011年10月現在、Lv4(Max)にて狂入りしたとの報告もある。
素早い動きでガンガン攻めるので見ていて爽快だが、ガードやアッパースラッシュなどおよそバーサーカーの強さとは無縁のスキルを多用し
通常ゴアを一通りガードされると次の通常攻撃からゴアクロスを使わないなどわざと大きな隙を見せるため付け入る隙は用意されている。
連戦で猛威を振るいながらも並キャラにワンチャンでひっくり返されるなど暴走時防御力70パーセント減少の紙っぷりと併せて、
実にすかっと、どっかの[[月の姫>蓬莱山輝夜]]のように、ケリが付くのはあっという間である。
デビュー戦の[[オールスターゲージ増々トーナメント]]一回戦で[[毛利元就]]に勝利したことを皮切りにじわじわと知名度を上げ、
同タッグトーナメントではデビルポンキッキの愛称を、大盛りトーナメントでは赤いポン酢弁当と呼ばれた。


参考動画
&nicovideo(sm11192896)
&nicovideo(sm9555069)

**出場大会
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''削除済み''
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