#image(beholder.jpg,) TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)に登場するモンスター。 球体に巨大な一つ目と口がついており、さらに先端に小さな眼のついた多数の触手を頭頂部につけた異形をしている。 巨大な球体に一つ目、頭頂部に触手、とバックベアードと共通点も多いが全くの別物であるので注意。 (一部ゲームのバックベアードではビホルダーを意識したような能力をつけられる時もあるが) 「behold」は「見つめる、注視する」という意味の英語。[[メガオプティックブラスト>サイクロップス]]の掛け声と言えば分かりやすいだろうか。 主な能力は以下の通り。 -巨大な一つ目から発せられる魔法無効化光線 全ての魔法が打ち消され、魔法の水はただの水に、魔法の武器はただの武器になる。 -触手の眼から各種凶悪な光線を発する 石化、分解、即死など。 分解を受けると復活も出来ない。 このように凶悪な能力を持っているため、キャンペーンシナリオのラスボスを務める事もあるほど。 ただし、あくまで「視線」による能力のため、視界外にさえ出れば無効化することも出来る。 #region(close,鈴木土下座ェ門) ジャンプの漫画『BASTARD!!』においてビホルダーを出した際、権利関係のクレームを受けた。 その為、コミックスでは見た目と名前を変えての登場となり、その際担当の鈴木氏が土下座して謝った事からこの名がついた。 似たような話として、『FINAL FANTASY』の1作目に登場したビホルダーが、移植版において「イビルアイ」と名前と姿を変えられた事もある。 #endregion ---- **ゲームにおけるビホルダー 1996年にCAPCOMが開発したベルトスクロールアクションゲーム『ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ』にもボスモンスターとして登場する。 原作通りの魔法無効化や被攻撃中に割り込む反撃などで、対処法を知らないプレイヤーの数々を全滅させた。 反撃は「4ヒット以上のコンボ」なので、攻撃のヒット数を抑えることで対処可能。 その性質上、どうしても地味でチマチマした戦いを強いられるため、プレイヤーの精神的にもなかなか辛いものがある。 ---- **MUGENにおけるビホルダー procyon氏が制作したビホルダーが存在する。 原作通りの攻撃を行い、相手を睡眠状態にする泡を出したり、自動反撃を行う他、アンチマジックレイで投げ以外の超必殺技を無効化したりする。 適当に技を出す程度の簡易的なAIも標準で搭載されているが、睡眠攻撃など結構凶悪な性能なので、簡易的ながら結構な強さとなっている。 アンチマジックレイは原作通り背後からの攻撃には無力なのだが、シングル戦の場合そこを突くのは難しいだろう。 また、タッグ戦ならタッグ戦で、''後ろの方に居座られるだけでキャラによっては詰む''。 ***出場大会 #list_by_tagsearch([大会],[ビホルダー],sort=hiduke,100) ***その他 [[単発!良キャラ発掘絵巻]](part69)