ソドム

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ソドム - (2019/12/18 (水) 11:14:58) のソース

#ref(sodom-al.jpg,,left,width=260,float,title="NIP ON DIE SKI!"(訳:嫌いじゃねぇよアンタ))
&br()&br()&br()&br()&br()
&size(25){&b(){&color(navy){&i(){"MESSY. FULL ON NAIL!"&br()(訳:多くは語らねぇ!)}}}}

 初出作品: [[ファイナルファイト>ストリートファイター#id_6ef5d8ad]]
 出身地: アメリカ
 生年月日: 不明
 身長: 208cm
 体重: 108kg
 スリーサイズ: B148 W98 H103
 血液型: A型
 好きなもの: スシ、ゲイシャ、ジャパニズム追求、ジャパニーズアイテム収集
 嫌いなもの: [[ガイ]]
 特技: 水芸
 キャッチコピー: マケルナソドム ココニアリ (ZERO3)
 CV: [[高木>アドン]][[渉>バーディー]] (ZERO3)
#clear

『[[ファイナルファイト>ストリートファイター#id_5b9ffb09]]』シリーズおよび『[[ストリートファイターZERO]]』シリーズに登場するキャラクター。

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***キャラクター設定
[[ベルガー]]率いる犯罪組織[[マッドギア]]の元幹部。
相当な[[日本好き>ギース・ハワード]]でありジャパニズム探求に余念が無いが、
[[日本兜>ビシャモン]]、「死」と「心」が混ざったような[[まったく新しい漢字>風雲黙示録]]が書かれている[[アメフト>ジョニー・マキシマム]]のプロテクター、
[[ジーンズ>シン・ジーナス]]に[[足袋>草薙柴舟]]と[[草鞋>高嶺響]]という奇妙過ぎる出で立ち。
更に[[十手>ラファエロ]]や[[二刀流を用いて>柳生十兵衛]][[戦うスタイル>バージル]]等、[[その日本観は勘違いも甚だしいことになってしまっている>チップ・ザナフ]]。

『ストリートファイターZERO』では禅寺で修行を積んで(尤も住職には熱心さは買われても理解はされなかったようだが…)「サトリ」を習得し、
「ワビサビ・マインド」の重要さを知る。
そして武器を古物商で購入した権力の象徴である十手に持ち替え、「ジャパニーズ・マーシャルアーツ」なる独自の格闘技を体得した。
帰国した後は崩壊したマッドギアを立て直すために尽力し、
初代『ZERO』のエンディングでは[[昔の仲間達>ダムド]]と共に「魔奴義亜(マッドギア)」&link_anchor(*1){*1}として再興することを誓い合う。
『ZERO2』のエンディングでは同志を求める為に再び日本を訪れ、最もパワフルな格闘家である[[スモウレスラー>エドモンド本田]]を勧誘しようとする。
ちゃんとまわしを締めて土俵に上がっているのはいいのだが、''兜を被ったまま乱入''している。お前は[[覆面>ロビンマスク]][[レスラー>グリフォンマスク]]か。
『ZERO3』に至ってはシャドルー基地を''「「イッセ・イチダイ」ノBIGショウブ!」「「[[カミカゼアタック>キャプテン・サワダ]]」ノCHANCEナリ!!」''と叫びながら、
''トラックによる特攻でサイコドライブ諸共破壊''している。
後から来た[[春麗]]と[[ナッシュ]]には[[本物の“サムライ”>シルバーサムライ]]と評されたりと、[[同作の>ダルシム]][[彼等並>ザンギエフ]]にぶっ飛んだエンディングである。
余談であるが、トラックによる特攻は[[倒された方>ベガ]]もやっていたりする。
|無茶しやがって…(3:22~)&br()&nicovideo(sm945449)|

また[[ロレント]]のエンディングにおいて、彼がサイコドライブを使った洗脳・支配を否定したことに感銘を受け、彼の理想国家建設に協力を誓っている。
このように悪人というポジションには就いているが、仲間思いで情に厚かったり、自身の犠牲を省みなかったり、
[[ガイ]]を嫌っているが、マッドギアを壊滅させられたこととは関係なく、自分の間違った日本観を指摘されたことが理由である等、
純粋な悪人とは言い難い描写をされている。それでもマッドギアにこだわるのは居心地がいいからだろうか。

また『ファイナルファイト』の時点では普通に会話していたが(『マイティファイナルファイト』参照)、
『ZERO』シリーズになると上記のような&b(){ソドム語}と称される妙な英語を話すようになってしまう。
一応翻訳も併記されているが、その殆どが一致しない。&link_anchor(*2){*2}

『ファイナルファイト』の説明書では「好きな食べ物: スシ・&b(){[[ゲイシャ>芸者]]}」と書いてあったりする。
もちろん[[人食い>妖怪腐れ外道]][[民族出身>魔獣ジンメン]]とかいうことはない。つまりそういう意味なのか、それとも意味を知らないだけか……。

その後のシリーズではプレイヤーキャラクターにはならず、『ウルIV』ではマッドギアステージの背景で登場したり、
[[ポイズン]]のストーリーでは「焼鳥屋を始めた」と語られている。
ただ、『ストV』と連動して開設された「シャドルー格闘家研究所」では「出るの?出ないの? 登場はどうなる事か」と言われているため復活の可能性も…?

余談であるが『[[ロックマン]]6 史上最大の戦い!!』に登場する8ボスのヤマトマンは、このソドムがデザインモチーフである。
投稿者が自らソドムがモデルだと記したという。
//ソースは『クラブカプコン 創刊号』 http://dokidokigakuen.seesaa.net/article/295173214.html

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***キャラクター性能
**『ファイナルファイト』
『[[ファイナルファイト>ストリートファイター#id_6ef5d8ad]]』ではステージ2のボスとして登場し、
非常に数多くのプレイヤーを苦しめファンの間で「初心者殺し」の異名で呼ばれた。この時の武器は刀である。
打撃に対して強い耐性を持っており、なかなかまともなダメージを与えられない。
また掴みに行こうとすれば強力な斬撃や非常に攻撃[[判定]]の広い突進技「変位抜刀霞斬り」が来ることになり、迂闊に近付くことすらままならない。

彼に限らず2面のボスが強いのはカプコンのお約束である。
『ファイナルファイト』では大抵ボスはお付きのザコと同時に出現するが、ソドムとはタイマンで戦う。
これは彼の「ブシドー・スピリッツ」に則っているためらしい。
何故か彼のみやられ[[ボイス]]に専用のものが使用されており(ボスも含めて他の敵キャラで専用なのは[[女(?)キャラ>ポイズン]]と[[ラスボス]]だけ)、
SFC版では容量の都合か、汎用のやられボイスが彼のやられボイスに差し換えられた。
また、流用というとFC版の『マイティファイナルファイト』ではソドムが2面ボスなのは同じだが、4面に彼の&b(){兄}が登場し、
5面のボスラッシュでも本人達を差し置いて、&b(){さらに上の兄}(いずれも外見はソドムそっくり)が登場するので、
&b(){ボスの半数がソドム一族}というすごいことになっている。お前はどこの[[アンドレ一家>ヒューゴー]]だ。

**『ZERO』シリーズ
#ref(sodom01.gif,,title="SORRY DIE ZING!"(訳:俺がイチバンだな!))
『ZERO』においては十手による長いリーチと、[[投げ技>コマンド投げ]]が強力なパワータイプのキャラとして設定されている。
またジャンプの軌道が低いうえに滞空時間は短いため、対空で落とされにくいのもメリットだろう。
『ZERO2』では1/1024の確率で[[ステージ]]が変わったり(『ZERO2 ALPHA』ではそちらがデフォルトになった)、
『ZERO3』ではX-ISM限定で武器が刀に戻り、専用の[[BGM]]も用意されたりと何かと優遇である。
色んな意味でスタッフに愛されたキャラと言えるだろう。
……言えるのだが、何故か彼は毎回[[バグや胡散臭い挙動の持ち主>トキ]]で、
-『ZERO』では何故か終わり際[[ガード不能の立ち強キック>七枷社]](某攻略雑誌で魔法のキックと呼ばれていたとか)
-『ZERO2』では[[オリコン>オリジナルコンボ]]中の相手に「シラハキャッチ」を決めると&b(){相手の}オリコンが持続する、通称「無限オリコン」
-『ZERO3』では特定の状況で「テングウォーキング」を出すと打撃無敵になる、通称[[%%「ムテキング」%%>シン(北斗の拳)]]「無敵テング」
と「無限オリコン」以外はどれもソドムに有利なバグばかり。
しかも後述の理由で「シラハキャッチ」をオリコン使ってくる相手に出すことは、[[誤爆>暴発]]以外にほとんど出番が無いので実践では心配無い。
この中でも「無敵テング」は元々無敵技を持たないソドムの大きな強みであるが、
投げられ[[判定]]は残っているので、熟練のプレイヤー相手では迂闊に出すと逆に投げられてしまう。
バグではないが何故か彼は&b(){画面端でなければ[[起き攻め]]を回避出来る}「後転移動起き上がり」と呼ばれる特殊動作を持っており、
これもソドムの強みになっている(こっちは投げられ判定が消える)。

基本性能も上述の通り無敵技こそ無いものの、優秀かつ使い所がハッキリしており、
-全体的に判定の強い[[通常技]](特にスライディングするしゃがみ強Kが強く、中距離で当てるとガードされても有利。これだけで有利を付けられるキャラも)
-弱中強を使い分けることで間合い取り・対空・連続技に使える「ジゴクスクレイプ」
-隙こそ大きいものの、発生0F・空中判定も持ち・連続技に組み込み込める[[打撃投げ]]「ダイキョウバーニング」
-発生の速さこそ「ダイキョウバーニング」に劣るものの、攻撃を受けるとノーカウンターで吹き飛ぶ為無敵テングに繋げることが出来る「ブツメツバスター」
-弱ならガードさせて有利・対空可能なスパコン「メイドノミヤゲ」
と[[必殺技]]・スパコンも優秀。
ただし[[死に技]]も多く、
-前述の「ほとんど出番が無い」のは通常攻撃もで、&b(){[[中段]]専用(上段は取れない)当身なのにジャンプ攻撃にほぼ無意味}という「シラハキャッチ」
-下段[[すかし]]技だが範囲がやたら狭い「ヤグラリバース」
-二回転[[コマンド]]を要求するにも関わらず無敵ほぼ無し・&b(){[[暗転後ジャンプで回避可能>ハイパーボム]]}な「テンチュウサツ」
//うろ覚えだけど、ZERO2までは見てからジャンプじゃ間に合わなかったような。
と、死に技はとことん死んでいる。「テンチュウサツ」はともかく「シラハキャッチ」「ヤグラリバース」は割と化けやすいのもマイナス。
ちなみに技のネーミングに「冥土」「仏滅」と言う言葉が入っているのは、
''忌み言葉を含めることで精神的ダメージをアップさせる意味合い''があるらしい。何を学んできたんだ。
ソドムを使う上でメインになるであろうV-ISMに搭載されているオリコンも強力で、[[永パ>永久]]も可能だがオリコン難易度は高い。
下記の脆さと相まってワンミスでひっくり返されてしまうことも。
他に喰らい判定が大きい・無敵技が無いので切り返しに乏しい(ゲージが無いと「無敵テング」ぐらいしかやることが無い)と言う弱点はあるものの、
『ZERO3』では[[豪鬼]]・[[ダルシム]]に次ぐ強キャラ。
キャラによる有利不利は少なく、上位2キャラに対してやや不利が付く程度か。
&s(){イロモノ}個性的なキャラにもかかわらず、いま一つ人気が無いのが最も致命的な弱点だろうか。
過去のトラウマは拭えない……。

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**MUGENにおけるソドム
シラハキャッチはMUGENの仕様限界上、上中段どちらも取れることが多い。

#region(ですからー氏製作 ZERO3+スト4アレンジ仕様)
-ですからー氏製作 ZERO3+スト4アレンジ仕様
『ストIV』のように[[セービングアタック]]とEX版必殺技を再現。死に技だったヤグラリバースは、
EX版では宙返りの後にテングウォーキングでガシガシ攻撃する技になっている。それでも微妙な性能なことには変わりないが。
また、「ソウマトウ」というオリジナル[[超必殺技]]を搭載している。これは[[当て身技>当て身投げ]]で、攻撃を食らった瞬間刀で一閃して打ち上げるというやたら格好いい技。
強力な[[AI]]もデフォルトで搭載されている。
|プレイヤー操作(「ソウマトウ」を拝めるのは2:26辺りから)&br()&nicovideo(sm14665434)|

#endregion
#region(Splode氏製作 ZERO3仕様)
-Splode氏製作 ZERO3仕様
Z-ISMをほぼ再現。[[エフェクト>ヒットエフェクト]]はMUGENデフォルトのまま。
シラハキャッチは地上通常技を捕ることが出来ないが、逆に空中技は取ることが出来る性能になっている。
テンチュウサツのコマンドは一回転+PK同時押しに変更。
デフォルトで対人用のAIが搭載されているため、かつては様々な動画で見かけることが出来た。

#endregion
#region(M.M.R.氏製作 ZERO3+アレンジ仕様)
-M.M.R.氏製作 ZERO3+アレンジ仕様
現在は入手不能。
選択したボタンによりイズムセレクトが可能。常に刀装備が特徴のソドム。
[[イズムで刀と十手を持ち替えるシステムはMUGENでの再現が非常に難しいので仕方ない>○○だからしょうがない]]。
V-ISMのオリコンは残像がやたらゆっくりなので原作のようには使えない。

#endregion
#region(Fido氏製作 アレンジ仕様)
-Fido氏製作 アレンジ仕様
現在は入手不能。
氏のシリーズ、ストリートファイターメガミックス仕様。
#endregion



#image(sodom02.gif,title="CAN I AND THEM!"(訳:守りがあめぇよ!))

&size(22){&b(){&color(navy){&i(){"GOTS AND DEATH!"(訳:まぁまぁ、よかったぜ!)}}}}

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***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ソドム],sort=hiduke,100)
-[[閃いたネタでタッグ大会>>https://nico.ms/sm4328311]]
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[ソドム],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ソドム],sort=hiduke,100)
#co(){
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ソドム],sort=hiduke,100)
''非表示''
#list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[ソドム],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[K&K]]
[[MUGEN STORIES INFINITY]]
[[MUGENの住人~無限剣客浪漫譚~]]
[[こちらMUGEN区MUGEN公園前警察署]]
[[ナイトメア・ハンターズ]]
[[なこるる茶屋]]
***プレイヤー操作
[[単発!良キャラ発掘絵巻]](part60、ですからー氏製)

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){1}}
『ストリートファイター X 鉄拳』でこの「魔奴義亜(マッドギア)」がステージの一つとして再登場している。
「魔奴義亜」なだけあってステージ全体が和の雰囲気に包まれている。
BGMがラウンド1、ラウンド2以降、最終ラウンドの三種類用意されており、
その中には『ファイナルファイト』で使用されたBGMのアレンジも存在する。
更にはストクロ未参戦の歴代マッドギア幹部達があちこちに存在する非常に豪華なステージになっている。
&s(){最終的に[[ハガー市長>マイク・ハガー]]にブッ壊されるんだけどな!}

&aname(*2,option=nolink){&color(red){2}}
実は日本語の韻がそのまま英単語化されているだけ。
上記で挙げた"MESSY. FULL ON NAIL!"の場合は「飯、風呂寝る!」。
他にも"WHY LAW,SET EYE!(訳:モノによっちゃ許すがな!)"で「賄賂・接待」など枚挙に暇がない。
こうして見れば、実は意外と意味が通じるように出来ているのだ。それが相手に伝わるかどうかは別問題だが。

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//棒使い,アメリカ人,未解読言語,中ボス,刀,覆面,パワーキャラ