エクスデス

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エクスデス - (2012/12/24 (月) 20:57:13) のソース

#image(091024dis02_400.jpg,title=こうみえて頭脳派)

&font(30,b,i,blue){「死の世界へ行くがいい!」}

『[[ファイナルファンタジーV>レナ・シャルロット・タイクーン]]』に登場する敵キャラクターであり、同作におけるラスボス。
500年前にムーアの大森林の一本の木に邪悪な心が集まって誕生した存在なので、ゴツい外見に似合わず正体は植物。
名前は「死(Death)を超える者(Ex-)」という意味らしい。
賢者ギード(亀)によって封印されていたが約30年前に封印を破り復活するも、それを察知した暁の4戦士によって再び封印される。

しかし再度封印を破り、全てのクリスタルを破壊して無の力を手に入れようとする。
その過程で3つの世界にて暗躍。分断されていた二つの世界を統合したり、手に入れた無の力で世界の都市の大半を次元の狭間に送ってしまうなど、
実はFFシリーズだけでなく創作全般でも珍しいほどの圧倒的な戦果を挙げている悪役だったりする。
[[最終的に無の力を手に入れたかに見えたが>ファランクス]]、決戦の最中、力を制御出来ず無に呑み込まれてしまう。
そして無の力に呑み込まれた結果、様々な生物、魔物が融合したような巨大な怪物「ネオエクスデス」に変貌。
エクスデスとしての自我も完全に崩壊し、全てを無に還すべく主人公達の前に立ちはだかる。

基本形態(上記イラスト)では暗黒魔導師と言う肩書きを忘れてしまうくらいマッチョなお姿をされている(腕とか)が最終決戦時は、
邪悪な心を持った樹木と言う設定が反映された巨大な樹木の化け物のような姿を見せる。
カラーは違えど、前作FF4に登場した暗黒騎士に通じるデザインをしており、特に魔法使いでありながら[[筋肉モリモリ>ダッチ・シェーファー]][[マッチョマン>T-8P型]]である点、
中盤から強い印象を残す点などFF4のゴルベーザと似ている面が多い。

魔導師らしく「メテオ」「フレア」「ホーリー」と様々な高位魔法を自在に操る一方、物理攻撃である「しんくうは」でも軽々と即死級のダメージを叩き出す。
さらには倒されても小さなトゲの状態から復活するなど植物由来の再生力・強い生命力によってほぼ不死身であり、無の力抜きでも実に強大な力を持っている。
人間の邪悪な心の集合体という設定故か、FFシリーズのラスボスとしては珍しく作中で人間味を感じさせる場面が比較的多く、
[[不出来な部下>ギルガメッシュ]]に悩んだり怒ったりするなど妙に可愛らしい面もある。
他にも、
-独特な笑い方''「ファファファ」''
-''「カメェェェッー!」''&link_anchor(*1){*1}
-「なぜ、「無」の力が消えるのだ!?''えーい'' これでもくらえっ!!」
-「無とはいったい……''うごごご!!''」
-「宇宙の 法則が 乱れる!」&link_anchor(*2){*2}
など印象的な台詞も多く、邪悪な存在であるはずなのにプレイヤーからけっこう愛されているという不思議な状態になっている。
後述するDFFが発売されてからは、それがより一層顕著になったように感じられる。

#region(『ディシディア ファイナルファンタジー』では)
対戦アクション『ディシディア ファイナルファンタジー』(DFF)でも、カオスサイドとして登場。
CVは石田太郎氏、声優としての主な役は『[[ルパン三世]] カリオストロの城』のカリオストロ伯爵役や『刑事コロンボ』のコロンボ役(2代目』、
『OVA版ジャイアントロボ』の混世魔王・樊瑞、『宇宙戦艦ヤマト完結編』の[[ルガール>ルガール・バーンシュタイン]]大総統、『銀河英雄伝説』のハイドリッヒ・ラング(二代目)。
映画の吹き替えではニコニコではおなじみの『コマンドー』に出演する敵役のベネットの吹き替えをやっていたりする。
ゲームオリジナルのキャラのCVを担当するのは本作が初めて。あと某寺の住職らしい。

移動速度がありえないほど遅いが、相手の攻撃を特殊なガード技でガードするとそこから高性能なブレイブ、
HP攻撃につなぐことが出来る。その代わりほとんどの技の出が遅く自分から攻めるのは極めて苦手である。
CPUのエクスデスがほとんど要であるガードを使わず、ワープとHP攻撃を繰り返すため、レベル100のCPUエクスデスをパターンにはめてボコボコにし、
経験値を稼ぐいわゆる''エクスデス道場''が発売直後に発見され、エクスデスはプレイヤーから敬意を持って&b(){[[先生]]}と呼ばれる親しまれる様になった。
(同じく最弱候補であり経験値稼ぎの良き相手である[[皇帝]]と合わせて「校長」「教頭」とも)
経験値をあげるアクセサリーやボーナスを組み合わせれば一戦で数十レベルは稼げるため効率がよく、多くのプレイヤーのレベル上げの友となった。

それゆえ一時は最弱キャラとも呼ばれていたが実際は相手の攻撃を適切にガードできれば極めて強力な上級者向けキャラであったことが発覚。
現在はフレアが反射できることが判明した[[皇帝]]に最弱の座を明け渡している。ウボァー。
また、ストーリーではやたらに「無」という言葉を使いたがる。レベルを上げればゴルベーザと同じくあの名台詞も喋ってくれる。%%でもその亀はいないよ先生。%%

ストーリー面ではこの一言。「扱いがどこか下っ端風味」。
意気揚々と出てきて宿敵には逃げられる、[[女>ティナ・ブランフォード]]子供相手から見逃して欲しいと言われ高笑いして忠告して見逃す、
敵に内通してる裏切り者ゴルベーザを粛清に来たら居合わせた敵に返り討ち、策謀をめぐらせる[[皇帝]]からは無能な破壊者呼ばわり、
最終的にはラスボスへの壁として立ちはだかってお前達も滅ぶのだと一応威厳は出してはいるが、
この後にはストーリーで暗躍してきた[[皇帝]]、この世界の始まりと真実を知るガーランドが控えているので……。

続編の『ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー』(DDFF)でも登場、高性能なハイガードが弱体化した代わり、
攻撃型のブレイブ攻撃・HP攻撃の発動前の隙を諸ガード技でキャンセル出来るというトンデモ効果がつきめでたく強キャラの仲間入りを果たした。
同様にCPUも強化された事もあり「エクスデス先生」改め「[[教官>ハイデルン]]」「軍曹」と呼ばれるようになったとかならないとか。
ちなみに''公式のディレクターインタビューによると開発陣は『僕らは敬意を込めて「[[教授>ネロ・カオス]]」と呼んでいます(笑)。』''([[(笑)まで本文>アサギ]])との事。

本編ストーリーにおいては、次元の裂け目からイミテーションを発掘し、それを手駒として用いてカオス陣営の大躍進に貢献しているが、
同僚であるはずのゴルベーザが敵側のカインに心を動かされた結果、戦いにおいて手を抜き味方のイミテーションの足止めをされて敗北する。

公式配信ストーリーでは、[[元部下>ギルガメッシュ]]も同じ陣営に召喚されたのだが元上司であるエクスデスの事をまったく覚えておらず、
元主のために働けと説得すると、エクスデス配下の同僚と勘違いして腕試しを挑んで来られてしまう。
戦いが終わった後、軽く記憶を取り戻して主であるエクスデスの為に共に働こうエクスデスと自分がボケた発言をしたことで
ギルガメッシュは自分の間違いに気づくが、とき既に遅し、次元の狭間に逆戻りとなってしまう、と言う展開……。

キャラクター紹介によれば、元の世界の記憶をほぼ全て持っているらしい。
ネオエクスデスに変貌を遂げたときの台詞やネオエクスデスになった時の技も使いこなせるのはそういう事なのだろう。
もっとも、ストーリー面では原作においてエクスデスと関わりのある連中は揃いも揃ってエクスデスの事を覚えておらず、
その事を指摘しても上記のような事になってしまったり、急いでいるからと宿敵には逃げられるという大ボスでありながら扱いの軽さが、哀愁を感じさせる。
#endregion

エンカウントボイス集
&nicovideo(sm6134277)上記の動画には収録されていないが動画投稿者のマイリストからDDFF版の同様の動画を見る事が出来る、
石田氏によって吹き込まれた威圧感溢れ非常に生き生きとした例の笑い声を上げる先生の様は一見の価値ありである。
''「カメェェェッー!」もあるよ!''

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**MUGENにおけるエクスデス
長らく[[お覇王]]に[[跳ね飛ばされるだけの>バイト]]役目しか無かったが、hurea氏の製作したものが登場。
[[神竜]]や[[オメガ>オメガ#omegaff]]同様に原作のドットを使用したもので、攻撃方法もそれに倣っている。
一切移動できない代わりに[[ハイパーアーマー]]状態で、画面下のATBゲージが溜まると攻撃を行う。
//また、同氏による「ネオエクスデス」も存在し、こちらも原作に倣ったものになっている。
//ネオエクスデスの公開が停止していたので一旦コメントアウトしています

#region(エクスデス)
体力が半分以上ある時は相手のジャンプ力を低下させる「じゅうりょく100」や、30秒後に相手を即死させる「しのせんこく」、
割合ダメージを与える「グラビデ」「ほのお」、スリップダメージを与える「バイオ」など多彩な技を使い、
体力半分以下になるとガ系魔法で力押しと、原作のトラウマを彷彿とさせる非常に再現度の高い出来に仕上がっている。
全ての攻撃がガード不能(一部は[[ブロッキング]]も不可)で、大半は相手の位置をサーチするため[[AI殺し]]だが、
プレイヤー操作ならタイミング良くダッシュやバックステップすれば回避できるものも多い。
アーケードのボスに設定すれば十二分にその役目を果たしてくれるだろう。
また、ライフの数値は原作通り''32768''と非常に高いが、防御力は低めなので全くダメージが通らないという程ではない。
ただし被弾時に若干の無敵時間があり、コンボゲー・弾幕勢など単発火力の低いキャラだと苦労する。

製作者の並々ならぬ愛とこだわりを感じられる良キャラである。
AIは搭載されていないが、''何でもいいからとにかく攻撃を出せば強い''という性質上、無くてもさほど問題は無いようで、
[[ランク>MUGENキャラクターのランク付け]]的には凶最上位~狂下位の強さと思われる。

(笑)氏による外部AIも存在する。適用するとバグが同時に修正される。
&nicovideo(sm16424817)
#endregion
//#region(ネオエクスデス)
//フレア氏が制作したネオエクスデスが存在する。
//原作同様4つの部分に分かれ、それぞれが独立したステータスを持っている。
//(攻撃部位は「右上」「右下」「左上」「左下」)
//各部位の大きな特徴は以下の通り。
//-右上:HPは50000。物理攻撃や真空波等の打撃攻撃が中心だが、ディスペルも使用。
//-右下:HPは55000。行動は画面全体攻撃のアルマゲストのみ。本体が震え出したらコレが来るサイン。
//-左上:HPは55000。「宇宙の 法則が 乱れる!」の後にグランドクロスを使用する部位。HPが減るとメテオも使用。
//-左下:HPは60000。様々な魔法攻撃や一定確率で石化するデルタアタック等を使用する。
//また、残り1体になると発狂し、どの部位が残ったかに関わらず「真空波」「メテオ」「アルマゲスト」等を二連続で使い始める。
//この時だけ、HPを1桁にする「ミールストーム」も他の技からの連携でのみ使えるようになる。
//また、ネオエクスデス最大の特徴たる「グランドクロス」だが、これは、現時点で以下の7種類の状態異常のうちのいずれかを発動するものになっている。
//-毒:一定時間ライフが減る
//-石化:一定時間行動不能になる
//-沈黙:パワーゲージが使えなくなる
//-暗闇:攻撃命中率が下がる(一定の確率で攻撃が無効化)
//-瀕死:ライフが1桁になる
//-死の宣告:頭上に49カウントが出現し、0になると即死
//-即死:無条件で即死
//ライフの数値は上記の通り猛烈に高いが、初期設定であればカンフーマンの普通の攻撃でも一回で3000近いダメージを与えられる為、
//プレイヤー操作ならば太刀打ちできなくもない。ただ、AIだと[[それを認識しにくい>AI殺し]]訳で…
//#endregion


#image(1313159777aU4FoG_R.gif,title=ファファファ!)

&font(30,b,i,blue){「カメェェェッー!」}
&s(){[[スコーピオン>スコーピオン(モータルコンバット)]]が似たようなセリフを言っていた?たぶん気のせい。}

***出場大会
**エクスデス
#list_by_tagsearch_cache([大会],[エクスデス],sort=hiduke,100)
//''更新停止中''
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//''凍結''
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//**ネオエクスデス
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//''更新停止中''
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//''凍結''
//#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ネオエクスデス],sort=hiduke,100)
//***出演ストーリー
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&aname(*1,option=nolink){&font(red){*1}}
自身の宿敵といえる賢者ギードに邪魔された時に飛び出した台詞。
発言者の名前が表示されていない上に''あまりにも唐突に異様なキレ方をしている''ため、ギードの鳴き声と言うか掛け声と誤解されることもあるが、
れっきとしたエクスデスの台詞である。
#region(ギードVSエクスデス(YouTube))
2:20~辺りから対決
&youtube(http://www.youtube.com/watch?v=GEDTRTJLWnU)
FF5では上記のように二人とも''超高速で戦っている''(ギードも亀なのに素早い)のだが、
DFFでは何故かうってかわって非常に鈍足なエクスデス先生になってしまった…
#endregion
後のGBA版FF5ではエクスデスの顔グラ付きで喋っているため、分かりやすくなった。
あと「カメェェェーッ!」ではなく''「カメェェェッー!」''である。お間違えなく。
#region(GBA版・問題のシーン)
#image(GBA.jpg,title=ものすごく怒ってらっしゃる先生)
#endregion

余談だが、DFFにおいてはエクスデス専用武器としてギードの髭と言う装備が存在する。
……この戦いで引っこ抜いたのか?

&aname(*2,option=nolink){&font(red){*2}}
正確にはネオエクスデスの台詞、と言うか戦闘中のナレーション。
結構誤解している人も多いようだが、''元々漢字表記''であり、決して「うちゅうの ほうそくが みだれる!」なんて書き方ではない。
&b(){「うちゅうの ほうそくか゛ みた゛れる!」}なんてもってのほかである。
//タグ管理用スペース
//ラスボス,魔法使い