【ニンテンドー ゲームキューブ】

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【ニンテンドー ゲームキューブ】 - (2025/08/13 (水) 17:09:18) のソース

&bold(){ニンテンドー ゲームキューブ}とは、家庭用のゲーム機。
#contents(level=2)
*概要
&table_color(,#cccccc)
|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):#center(){''ニンテンドー ゲームキューブ''}|
|#amazon(B00005QDJQ)|~#left(){他言語}|Nintendo Gamecube (英語)|
|~|~#left(){発売元}|任天堂|
|~|~#left(){メディア}|8cm光ディスク|
|~|~#left(){CPU}|PowerPC Gekko 485MHz|
|~|~#left(){GPU}|ATI Flipper 162MHz|
|~|~#left(){発売日}|2001/09/14 (日本)|
|~|~#left(){値段}|25,000円&br()→19,800円&br()→14,000円|
|~|~#left(){日本販売数}|404万台|
|~|~#left(){世界販売数}|2,174万台|
|>|>|#center(){[[【ニンテンドー ゲームキューブ】/ゲーム]]}|
任天堂が発売した家庭用ゲーム機の一種。公式略称は『キューブ』や『GC』。~
[[【NINTENDO64】]]の後継機。開発時には「ドルフィン」というコードネームで呼ばれていた。そのため、ゲームキューブソフトにはイルカを模した地形やドルフィンにちなんだ名前のものが出てくることも多い。~
開発コンセプトは「''かつてない最高傑作のテレビゲーム機''」。

任天堂のハード本体では初のディスクメディアを採用。DVDを元にした独自規格の8cmディスクにより高速読み込みを実現した。ただし8cm故、12cmDVDには容量で劣る。そのため、ゲームによってはディスクが複数用意されている物も少なからず存在する。~
スペックはピーク時のものよりも安定性を重視し、数字にこだわらない高性能機として作成された。~
そのため当時のハードの中でも高く安定したスペックを誇り、他ハードとのマルチプラットフォームの作品では処理落ちが殆ど発生せずにロードが速いと言った具合に性能面で優れたハードとなった。

コントローラは64から改良を重ねたツインスティック式へと変わり、大きく押しやすいAボタン、押し込みの深さによって操作が変わるL・Rトリガーボタンを採用。~
[[【大乱闘スマッシュブラザーズDX】]]の影響により、以降の任天堂ハードもこのコントローラへの対応を続ける事となる。

セーブには別売りのメモリーカードが必須。

本ハードで出たゲームソフトの殆どは、ダウンロード版や[[【バーチャルコンソール】]]といった配信が全く行われず、(任天堂のゲームソフトでは)長らく[[【スーパーマリオ 3Dコレクション】]]や[[【ペーパーマリオRPG(Switch)】]]などカップリング移植やリメイクしか行われていなかった。~
しかし[[【Nintendo Switch 2】]]向けに[[【ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics】]]が配信。ようやくオリジナル版が配信される形となった。

*販売実績
ソフトは64時代のグラフィックを新調した程度で目新しさが少なく、シリーズ最新作の[[【スーパーマリオサンシャイン】]]・[[【ゼルダの伝説 風のタクト】]]・[[【マリオカート ダブルダッシュ!!】]]と言った目玉タイトルはコンセプトの問題も含めてイマイチな結果に終わってしまった上、サードパーティのタイトルも殆どがマルチプラットフォームでの販売となり、独占タイトルがそれほど発売する事も無かった。

二度の値下げを行ったものの、ソフト不足により販売台数は64から更に下回り、据え置きハード事業では前世代に続き苦渋を味わう事となってしまった。

*周辺機器
-''ニンテンドー ゲームキューブ ワイヤレスコントローラ ウェーブバード''~
2002/12/05発売。4,500円(税別)。~
無線コントローラ。単3形乾電池2本、またはゲームボーイアドバンス専用バッテリーパックで動作する。~
振動機能は無い。

-''ニンテンドー ゲームキューブ メモリーカード59''~
2001/09/14発売。1,400円(税別)。~
59ブロックまでのセーブデータを保存できるメモリーカード。~
Wiiにも対応しており、そちらでGCのゲームを遊ぶ場合に使用する。

-''ニンテンドー ゲームキューブ メモリーカード251''~
2002/07/19発売。2,000円(税別)。~
251ブロックまでのセーブデータを保存できるメモリーカード。こちらもWiiに対応。~
ただし[[【ポケモンボックス ルビー&サファイア】]]のように、ゲームによっては対応していない。

-''ニンテンドー ゲームキューブ D端子ビデオケーブル''~
2001/09/14発売。3,500円(税別)。~
D端子付きテレビに映像を出力する専用ケーブル。

-''ニンテンドー ゲームキューブ コンポーネントビデオケーブル''~
2001/09/14発売。3,500円(税別)。~
コンポーネントビデオ端子付きテレビに映像を出力する専用ケーブル。

-''ニンテンドー ゲームキューブ S端子ケーブル''~
2001/09/14発売。2,500円(税別)。~
S端子付きテレビに映像を出力するケーブル。SFC・64のものと同一規格なのでそちらで代用可能。

-''ニンテンドー ゲームキューブ ステレオAVケーブル''~
2001/09/14発売。1,500円(税別)。~
いわゆる三色端子。SFC・64と同一規格。

-''ニンテンドー ゲームキューブ モノラルAVケーブル''~
2001/09/14発売。1,200円(税別)。~
黄色と白の2端子。SFC・64と同一規格。

-''ニンテンドー ゲームキューブ ACアダプタ''~
2001/09/14発売。3,000円(税別)。~
本体に同梱されているコンセント。単独で別売りもされている。

-''ニンテンドー ゲームキューブ GBAケーブル''~
2001/12/14発売。1,400円(税別)。~
[[【ゲームボーイアドバンス】]]シリーズと繋げ、特定のゲームで通信プレイが行える。~
バラ売りの他、一部の特定のゲームのみ同封されている。

-''[[【ニンテンドー ゲームキューブ ゲームボーイプレーヤー】]]''~
2003/03/21発売。5,000円(税別)。~
[[【スーパーゲームボーイ】]]のGC版。該当記事参照。~
後期の方には同梱版の本体も発売した。

-''ニンテンドー ゲームキューブ ブロードバンドアダプタ''~
2002/10/03発売。3,800円(税別)。~
本体裏の空洞部分に刺して使用。LANケーブルで繋いぐ事で複数本体での通信プレイや一部ゲームのオンラインプレイを楽しめる。

-''ニンテンドー ゲームキューブ モデムアダプタ''~
2002/09/12発売。3,800円(税別)。~
モジュラーケーブルを電話線につなぐ事で一部ゲームのオンラインプレイを楽しめる。

-''ニンテンドー ゲームキューブ SDカードアダプタ''~
2003/07/18発売。~
SDカードに対応したアダプタ。一部のゲームでデータ保存を行える。

-''タルコンガ''~
2003/12/12発売。3,000円(税別)。~
[[【ドンキーコンガ】]]などで使用するタル型のコントローラ。

-''ニンテンドー ゲームキューブ マイク''~
対応ゲームに付属。メモリカードスロットに刺して使うマイク。

-''マットコントローラ''~
[[【Dance Dance Revolution with MARIO】]]に付属。踏んで操作するマット型のコントローラ。


*関連項目
**関連ハード
-[[【NINTENDO64】]]~
前世代機

-[[【Wii】]]~
次世代機

**その他の関連項目
-[[【ニンテンドー ゲームキューブ Nintendo Classics】]]

*余談
-起動時にどれか1つのコントローラーのZキーを推しながら起動すると、起動音が変化する。さらに、4つのコントローラー全てのZキーを押しながら起動すると、太鼓の音になる隠し要素がある。
-本体の頑丈さはとにかく話題にされており、ハンマーで叩いたり高所から落としたりしても問題なく起動する事が話題となった。~
その頑丈さと持ち運びできる取っ手がついていることから、&bold(){鈍器にもなるゲーム機}と呼ばれていたことも。&s(){よい子は振り回さないこと。}
-システムメニューでゆっくりと流れるBGMを早回しで聞くと[[【ファミリーコンピュータ ディスクシステム】]]の起動音になる。

*コメント
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