【ティラノサウルス】

ティラノサウルス とは、実在したとされる動物。

プロフィール

ティラノサウルス

他言語

爬虫綱

竜盤目

ティラノサウルス科

初登場

【スーパーマリオ オデッセイ】?

約6800万~6600万年ほど前の北アフリカ大陸に生息したとされる肉食恐竜。
ティラノサウルスという名称は属名を表しており、属の種として認められているのは「ティラノサウルス・レックス」という種のみである。そちらは「Tレックス」の略称で呼ばれる事が多い。

恐竜の代表格として有名であり、2本の足を使って大地を駆けたと予測されている。
化石から推定されるティラノサウルスは体長11~13m、体高4~6m程だということがわかっている。
肉食恐竜の中でもかなりのサイズを持つが、現在では同程度の体長の肉食恐竜はそこそこの数が発見されている。

その中でも特徴的なのはそのマッシブな骨格で、前述の同程度の大きさの恐竜たちよりかなりゴツい体格をしている。
肉食恐竜としては珍しい完全な立体視のできる頭骨を持っており、二つの目が真正面を向くようにして付いている。単純な視界の範囲は目が左右についている生物より狭くなるが、右目と左目のそれぞれの視野が大きく重なることで、物と物との距離を正確に測ることができる範囲が広くなるため、正面にいる獲物との距離を正確に測ることができる。
巨大で肉厚な牙と合わせて狩りに長けた生態をしていたとされる。

化石しか存在しないため、よく見かける緑や茶のカラーリングは想像上のものである。
また、それをいい事に様々な珍説が公開されており、近年では羽毛説が有名か。(これに関してもティラノサウルス及び近縁種の鱗に覆われた皮膚の化石が発見されていることから、ネットに出回っているような全身が羽毛に包まれたかのような容姿だった可能性は低いとされている)

恐竜の代表格であるため、フィクション作品においては恐竜モチーフのキャラクターの原型になっている事が多い。
中にはティラノサウルスが直接出てくる作品も存在する。ものによっては【ドラゴン】のように火を吐く場合もある。

作品別

【スーパーマリオ オデッセイ】?

マリオシリーズのキャラクターとは思えないようなリアルな造形をしている。
ダイナフォー、スチームガーデン、ニュードンク・シティに登場。
ダイナフォーでは眠っているが、後者2つのステージでは気づかれたり一定のポイントに到達すると襲ってくるほぼ無敵キャラであり、スピードや変化するBGMもあって少々おっかない印象である。

眠っていたり気絶している時はキャプチャーする事が可能(この時は身体に触れてもダメージは受けない)。起きている時は身体に触れるとダメージを受けてしまう。都市の国の個体はキャプチャーする事が出来ない。
巨大な恐竜をキャプチャーする事は【キャッピー】にも負担がかかるようで、一定時間キャプチャーし続けると強制的にキャプチャー解除になる。(強制解除になった場合、ティラノサウルスは初期出現位置に戻される。)
操作すれば見た目の迫力に違わずすさまじいパワーを持ち、大岩や巨大なワンワンをも粉砕できる。
強制解除される前にL/Rボタンで任意解除すればティラノサウルスはその場で気絶したままになり再度キャプチャーすればまた一定時間経過するまではキャプチャーし続ける事が可能。

実際に存在していたとされるティラノサウルスよりも遥かにデカく、足の指一本が既に【マリオ】より大きい。

どうぶつの森シリーズ

「Tレックスのあたま」「Tレックスのからだ」「Tレックスのしっぽ」として化石が登場している。

関連キャラクター

余談

  • 首藤剛志が考案したポケットモンスターシリーズの劇場版第3弾の初案に登場する予定があった。内容は発掘されたティラノサウルスの化石が突然動き始め、全てのものを踏み潰しながらどこかへと向かっていき、それを見た【オーキド博士】が「こうなることは分かっていた」と口走り、ポケットモンスターの世界のみんなが力を合わせてそれを止めるというものだった。
    これは企画当時、151匹の【ポケモン】を使い切ってしまい、【ポケットモンスター 金・銀】の発売が遠のいていた事で新しいポケモンも使用できなかったので、ティラノサウルスを中心とした群像劇にする事で『ポケットモンスター』の各キャラクター達を再利用した話を展開しつつ、世界観の謎に一石を投じるのが狙いであった。
    【人間】とポケモンしか存在しないポケットモンスターシリーズの世界観の謎を示唆する内容で、それが原因で没になるかと思われたが、プロデューサーである久保雅一からは「無機質なものに、意識が宿り動きだすというストーリーはヒットしない」という理由で却下された。これは『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡!』が無機物暴走で大失敗してしまった事による経験が原因とされている。(参照:第211回 幻の第3弾から『結晶塔の帝王』へ)
    当時の世界観的には内容は問題なかったようであるため、この企画が通っていればポケットモンスターシリーズの世界観の見かたが大きく変わったと思われる。
    なお、後にティラノサウルスをモチーフにしたポケモンとして、【チゴラス】【ガチゴラス】が登場している。

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最終更新:2023年10月01日 11:25