ゲッセル とは【ゼノブレイド3】のキャラクター。
ゲッセル |
||
性別 |
男 | |
---|---|---|
種族 |
人間 | |
声優 |
梶原岳人 | |
初登場 |
【ゼノブレイド3】 |
ケヴェス軍に所属する兵士。
種族としてはハイエンターに近く頭に二枚の翼を持つ。
二期生だった頃、ノア達と共にコロニー9で訓練をしていた兵士の一人。
性格は悪く基本的に他人を見下し、喧嘩っ早いランツとはしょっちゅう揉めていた。
使用するブレイドはシンプルな長剣だが、訓練でランツに敗北したり、ノアにブレイドすら使わずに取り押さえられてしまう等、一個人としての戦闘技量はさほど高いものではなかった。
その一方で模擬戦においては日頃から見下しているヨランに対し同じチームメンバーが「成績最下位なので無視していい存在」と見下している中で「あいつの回復能力自体は本物だ」と適切な判断を下した上で作戦を取り、見事ノア達に勝利している。
しかし、ランツの「ああいう奴ほど実際の戦場では早く死ぬ」という言葉の通り、訓練成績は良かったようなのだが、訓練期間終了後にコロニー8へ転属された後に戦死した様子。
その後ランツのサイドストーリーで再登場。
コロニー8で死亡した後にキャッスルで肉体を再生され、執政官エイチの下に配属。
再生されて僅か二年、つまり回想の頃と同じ二期生の姿でノア達の前に立ち塞がる。
モデリング節約のため致し方なし。
エイチは「争闘の火時計」と呼ばれるアグヌス兵は愚か味方の命すら吸収する特殊な火時計を使用しており、それをフル活用するために仲間すら平然と見捨てる戦法を取る等、コロニー9にいた頃以上に下劣な性格と化しているが、結局ノア達に敗北。
そしてエイチと共に争闘の日時計も破壊されたため、彼自身も戦闘から解放された。
しかしながら、二期生という未熟な状態で「戦うことが全て」と教えられてきた彼にとって「戦闘からの解放」というのは彼の生き方全てを奪うも同然の仕打ちであり、喜ぶどころか「俺はこれからどうすれば良いんだよ!」とただただ困惑するばかりであった。
その後、ランツの紹介で生き残った同期兵と共にコロニー4へと配属され、そこからコロニー9へと転属。
コロニー9内で与えられた戦闘とは無縁の仕事をこなして過ごしている他、戦い以外の生き方を見つけたことで性格も軟化して丸くなった様子。
これだけなら「ちょっと出番の多いサブキャラ」程度の存在なのだが、多くのユーザーに
成長する前の【ゼオン】に勘違いされる
という珍事を引き起こしているキャラクターである。
なぜかというと、まずゼオンが初登場時、特に事情説明もないままいきなりノア達のコロニー9所属の旧知として現れるのが原因である。
まだ物語が本格的に始動して間もない頃に、新キャラが主人公と「こういうこともあったよな」とあまりにも自然に会話するため、
多くのユーザーが「この新キャラひょっとして回想か何かに出てきてたか?」と記憶の糸を手繰り寄せるのだが、
というヒーロークエストからわかるゼオンの特徴を辿っていくと
ちょうどゲッセルの特徴が当てはまってしまうのである。
その結果、かなりのユーザーに
「回想に出てきたあの感じの悪いハイエンターの子供が心身ともに男前の軍務長に成長したんだなぁ」
と勘違いされ、
ランツのサイドストーリーで再登場した際に
「こいつゼオンじゃなかったの!?」
と驚かれるという嘘のような事例が頻発している。
回想のムービーを見ると顔つきといい使用しているブレイドといい、ゼオンとは完全に別人なのだが、
第1話のメインシナリオのムービーに限定しても1時間半近くあること
からプレイ中に回想シーンを見直すのは難しく、
逆にゲッセル自身はというと件の回想シーンでも
ゲッセルと言う名前を殆ど呼ばれず
、逆に回想シーン以外だとサイドストーリーに突入するまでほとんど存在を触れられない……といった妙な偶然がいくつも重なった結果このような事態に陥ったものと思われる。