【ルフィアン】

ルフィアン とは、【罪と罰 ~地球の継承者~】のキャラクターの総称。

プロフィール

ルフィアン

種族

食用生態系から派生した攻撃体

初登場

【罪と罰 ~地球の継承者~】

原始的昆虫類を基盤に改造された人造の食用生態系から派生する狂暴な攻撃体。
営巣である北海道より南下し、首都侵攻に至る。既存の様々な生命体に擬態し、その活動範囲を陸海空に展開させている。

ルフィアンの元になった生命体が生み出されたきっかけは、人類は世界規模の暴発的な人口の増加によって飢餓状態に陥ったことによるもの。
また、飽和状態にある世界平和…増大の一途にある人口と全人類的な生活基準の向上によって地球の異常環境は拡大し、自然生態系の崩壊は確定的とされた。
そこで人智は大規模な飢餓災害の到来を回避すべく、非常食用として火星入植用に創造された「新生態系」を地球へと入植、人類の為の「食用生態系」の確立を計画し、全人口抑制、在来生態系の維持と回復が軌道に乗るまでの「一時的な飢餓状態の脱却」を目的とした、日米共同による計画が始まった。
しかし食料有事は先行し、世界各国で食料を巡る暴動が頻発。

後に「新生態系」から派生するルフィアン(対人排撃種)が日本全土を席巻する事となるが、各国は自国の治安維持を優先し、日本に対する世界の軍事的支援はなされていない。
民間組織である「武装ボランティア」のみが、東京の治安回復を目的として日本に上陸している。

その生命体は、蔓延する人工の有害毒素の浄化能力を備える上に短期間での爆発的な「産卵」サイクルで繁殖する。
「彼ら」は本能に刷り込まれた「共食い行為」と、外敵となる在来種を欺く「擬態能力」によって食物連鎖を内包し、在来生態系に対する干渉を極度に押さえられている。
また、新生態系自体は10年で時限的に死滅する様に「設計」されていると同時に、即効性の高いキラーウィルスの開発もなされ、新種の地球環境への組み込みの安全性を高めているとされていた。

しかし「人類の食用としてのみ存在し得る」新生態系の本能は自身に問う。
「自分達の繁殖速度は、ヒトによる捕食速度に劣る」。
そして「人口の統制」こそが、人間とのより良き共存関係を築く手段であると結論した。「彼ら」は、対人掃討行為を本能とする攻撃体を派生させ、自ら人口統制を強行し始める。
以降「ルフィアン」と呼称される攻撃体は人的形跡を辿って日本列島を蹂躙を開始する。さらに、対抗策とも言えるキラーウィルスは「ルフィアン災厄」の最中に紛失されてしまった。
一部の世界世論では「短期間での人口統制を実現させる『益獣』」と見る声もある。
在来種は元より、やがて人間や人工兵器にすら擬態を始めるルフィアンの行軍は、人口が新生態系の理想とする「適正頭数」にまで「調整」されない限り、終わることはない。
(公式サイトより引用・一部改変)

作品別

【罪と罰 ~地球の継承者~】

Stage0-0,1-1,1-2,2-1,2-2,2-3,3-1,3-2で登場。
2-1,2-2では武装ボランティアが何らかの形で保有していたものが【アイラン・ジョ】【アチ】を襲う。
2-3ではアチが見せた幻という形であるが【サキ・アマミヤ】が引き連れていた。
元々食用のために生み出された生命体から派生したため、サキがあぶり焼きにしているシーンもある。
劇中では明かされなかったが、実はルフィアンは開発段階でG&R社によってブラッドの血液が組み込まれており、「擬態能力」はこれが由来。
無害に設計したはずのの新生態系が、人類への攻撃に出るような凶暴な種へと派生したのもこの血が起因。
G&R社もブラッドも「授血」の内容を完全に理解しきれてはいないものの戦いが必要される状況が発生することを見込んで新生態系への「授血」を画策したのである。 ひどいマッチポンプである。

能力・武器

  • 擬態
    在来種は元より、人間や人工兵器にすら擬態することが可能。

元ネタ推測

  • Ruffian(英語で「悪党」「ごろつき」「やくざ者」)

関連キャラクター

コメント

全てのコメントを見る?

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2023年01月18日 18:21