アルベール・スロスマン(Albert Slosman)は、フランス人のエジプト学者で、本人の弁によれば情報工学の博士号を取得しているという。
著書には、『死者の書』の翻訳だという『生の向こう側の書』(Le Livre de l'au-delà de la vie, 1979)のほか、『アトランティスの生き残り』(Les Survivants de l'Atlantide, 1978)、『エジプト人モーセ』(Moïse l'Égyptien, 1981)、『エジプト人に従った天文学』(L'Astronomie selon les Égyptiens, 1983)などがある。
ノストラダムス関連
1954年には「パリのいちばん大きな週刊誌」に『予言集』初版刊行400周年を祝う記事を載せたというが、
ロベール・ブナズラの書誌を見る限りでは確認できない。
スロスマンによるノストラダムス関連の文章は、現在確認できる範囲では、エリザベート・ベルクールの著書
Nostradamus trahi, 1981(邦訳『
裏切られたノストラダムス』1982年)の序文だけである。
なお、邦訳版には「フランス第一のノストラダムス研究家」という肩書きがあるが、原書にはない。
最終更新:2009年11月30日 22:57