Albanin

 Albanin詩百篇第8巻40番だけに登場する語。

 アナトール・ル・ペルチエはイタリアのアルバの住民を指す語としつつ、ここではサトゥルヌス主義者と対置されて、キリスト教徒の意味とした*1
 アルバの住民やアルバ公の軍隊を指すという解釈はエドガー・レオニピーター・ラメジャラーも展開した*2
 なお、標準的なフランス語でアルバの住民のことは、アルバン(Albain)という。

 他方で、ジャン=ポール・クレベールは、Albanois (アルバニア人)が押韻のために語尾変化しただけと判断した*3

 マリニー・ローズは、詩の舞台がトゥールーズである以上、4行目の Albanin もその地名だろうとし、市内のノートルダム=ド=ラ=ダルバード聖堂(Nostre-Dame-de-la-Dalbade)があるダルバード地区に住む人の意味ではないかとした*4



関連項目



※記事へのお問い合わせ等がある場合、最上部のタブの「ツール」>「管理者に連絡」をご活用ください。
最終更新:2010年11月12日 23:00

*1 Le Pelletier [1867b]

*2 Leoni [1961], Lemesurier [2003b/2010]

*3 Clebert [2003]

*4 Rose [2002c]