『
予言あるいはその年の四季の驚異の転回』(Propheties ou Revolution Merveilleuse des quatre saisons de l'an)は、1565年に
リヨンの
ジャン・ジェラールによって出版されたミシェル・ド・ノストラダムス(
ノストラダムス2世)の著書。
正式名
- PROPHETIES OV REVOLVTION MERVEILLEVSE des quatre saisons de l'an
- Et apparition des grands et tres-horribles signes, Comettes, Estoilles et Tremblement de terre qui pourront advenir depuis l'an present jusqu'en l'an 1567
- PAR M. DE NOSTRADAMUS
- A LYON. PAR IEAN GERARD. M.D.LXV.
- 予言あるいはその年の四季の驚異の転回。
- いとも恐るべき大いなる徴候、彗星、星々の出現、そして地震が今年から1567年までに起こるかもしれない。
- M. ド・ノストラダムスによる。
- リヨンにて、ジャン・ジェラールによる。1565年。
内容
八つ折版でノンブルのない96ページ分で構成されている。
扉の裏面には
ノストラダムス(2世?)の肖像画が掲載され、最後のページには十二宮図が掲載されていたという。
所蔵先
現存しない。
アンリ・ボードリエの書誌でジュバン(Jubin)という私人の蔵書に基づいた言及がある。また、20世紀初めのデルピー(Delpy)の書誌には、
リヨンのある書庫(un bibliothèque lyonnaise)に唯一残っていると書かれていた。
関連する版
1567年と1568年に
リヨンの
ミシェル・ジューヴは、よく似た題名の著書を出版した。内容の比較ができないので断言はしかねるが、再版の可能性がある。
最終更新:2011年04月11日 22:15