Euge

 ラテン語 euge は「よし」「お見事」などの意味で用いられる間投詞。この読み方はアナトール・ル・ペルチエが提示し、エドガー・レオニピーター・ラメジャラーが支持した*1

 ピエール・ブランダムールは、その読み方をあまり説得的でないとしてengeの誤記の可能性を示した。ブリューノ・プテ=ジラールジャン=ポール・クレベールが支持している*2

 かつてのクレベールは、ベール湖(étang de Berre)の古称ウギウム(Ugium)の可能性を示していた*3。地名と捉えるのはマリニー・ローズも同じで、シャラント県のオージュ(未作成)(Auge)、もしくは古称がアウゲンシス(Augensis)だったオーシュ(未作成)(Auch)ではないかとしている。

登場箇所



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用語
最終更新:2009年09月20日 11:24

*1 Le Pelletier [1867b], Leoni [1982], Lemesurier [2003b]

*2 Petey-Girard [2003], Clébert [2003]

*3 Clébert [1982]