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依頼3(ソフィア) - (2010/08/30 (月) 21:33:24) のソース

#contents()

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*大したことないけど
【[[ドンチャコス]]】
いい加減にしなさい!これは、アナタにとって、とても &color(red,){いい話ではナイ} んデスよ!?

【[[ソフィア]]】
だから何度も &color(red,){いいって言ってる} でしょ!?どうして分かってくれないの!?

【[[エリザ]]】
二人とも、少し落ち着いて……。

【[[マイス]]】
な、なんだ!?

【ソフィア】
わたしは何も &color(red,){正しいこと} は言ってないわ!

【ドンチャコス】
ワタシはそれが &color(red,){間違ってナイ} と言っているのデス!

【ソフィア】
どうしてパパはわたしのことを &color(red,){疑って} くれないの!?

【ドンチャコス】
それはこっちのセリフでは &color(red,){ありまセン} !そこまで言うならもう &color(red,){勝手にしナイで} ください!

【ソフィア】
そうさせてもらうわ!
あ……。
………………。

【エリザ】
ソフィア!
もう……。
すみません、マイスさん。お恥ずかしいところをお見せして……。

【マイス】
いえ、そんな……。

【エリザ】
これでいいんですか?お父様。

【ドンチャコス】
&color(red,){イイわけナイ} でしょう!もう放っておきなさい!

【エリザ】
もう……。二人とも、本当に素直じゃないんだから。
マイスさん。すみませんが、ソフィアを探してきていただけませんか?

【マイス】
え……?

【エリザ】
よろしくお願いします。ワタシはお父様を説得しておきますので。

【マイス】
わ、分かりました。


''エリザに話しかける''
【エリザ】
ソフィアなら、まず友達のところに行くと思います。
あの子、ああ見えてさびしがり屋なので。


''ドンチャコスに話しかける''
【ドンチャコス】
ソフィア……。
どうしてワタシのように、 &color(red,){ひねくれた} ものの取り方が &color(red,){できる} のでしょう……。

【エリザ】
言葉は正しいですけど、心のほうが間違ってますよ、お父様。

【マイス】
…………。


''[[カリン]]に話しかける''
【カリン】
そういえば、さっきソフィアが……。

【マイス】
え!?来たの!?

【カリン】
……ような気もする?(夢だったかも……)

【マイス】
また寝てたんだね……。

''[[トゥーナ]]に話しかける''
【マイス】
ねえ、トゥーナ。ソフィアを見なかった?

【トゥーナ】
ガジと一緒に出て行くのを見たけど。

【マイス】
どこに行ったか分かる?

【トゥーナ】
ソフィアの場所は教えられない。教えるなって言われてるから。

【マイス】
あ……。そっか、ごめん。

【トゥーナ】
ただ、ガジが外に出るときは、鉱石を採りに行くとき。でも、寒いところは苦手みたい。

【マイス】
え……。

【トゥーナ】
…………。

【マイス】
……ありがと!

''トゥーナに話しかける(2回目以降)''
【トゥーナ】
ソフィアはガジについていった。
ガジがよく行く場所は、プリベラの森 見届ける瞳、ソル・テラーノ砂漠 眠る竜骨、オッドワードの谷 頂の鳥居……。
そこに行く時間もだいたい決まってるから……町の人に聞けば、分かるかもね。

''武器屋二階へ行こうとする''
【マイス】
(……今は入れないのかな?)

【トゥーナ】
2階はちょっと散らかってるから、今はダメ……。


【[[ダリア]]】
ガジガジ?夕方頃にアトリエの近くで見たような見てないような。


【カリン】
ガジ?店番してるときに見ることはあるかな。牧場に行くときに会ったことはないけど。


【[[ヘーゼル]]】
ガジかい?ああ、夕方頃にプリベラの森に歩いてくのをよく見るね。
詳しい時間は覚えちゃいないけど、ここら辺に住んでる人間なら、もしかしたら分かるんじゃないかい?


【[[さくや]]】
ガジはん?ウチはあまりお昼頃お店を開くけど、あんまり見た覚えはないなあ。


【[[ペルシャ]]】
ガジさん?うーん、旅館からは見たことないよっ!


【[[しののめ]]】
ガジはんですか?
…………。
申し訳あらへんけど、お客はんの情報は、他のお客はんにはお伝えせんようにしてますねん。

【マイス】
忘れてるってことは……。

【しののめ】
はい?

【マイス】
いえ……なんでもありません。


【[[マリオン]]】
ガジ?さあ。診察と調合で忙しくて、外なんて見てる暇もないもの。

【マイス】
……主に調合だよね。


【[[マージョリー]]】
ガジかい?
ああ、13時ごろに、よくオッドワードの谷のほうから歩いてくるのを見かけるねえ。
平日の昼は暇だからね。そうやって窓の外を眺めてうとうとするのがワタシの日課なんだ。


【[[ラスク]]】
ガジ?ああ、13時ぐらいにここを通るよ。いつも大樹のほうに歩いていくかな。


【[[ショコラ]]】
ガジさん?そういえば、お店の休憩時間、お昼ご飯を食べてるときに良く見るかなー。
12時から15時くらいの間だね。

【マイス】
その時間、あの勢いで食べ続けてるんだ……。


【[[グルテン]]】
ガジさんですか?すみません。調理に集中しているので、お店の外までは目が届かないのですよ。


【[[モニカ]]】
ガジさん?知らないよー。


【シア】
ガジさんですか?大樹を見てるとき、たまにすれ違いますよ。
大樹に居るのは14時から2時間ぐらいですね。


【[[ウェルズ]]】
ガジ?
ああ。店に居るとき、外を歩いているのをよく見かけるな。だいたい15時から16時の間だ。
行き先は知らんが、雑貨屋も姿は見てるんじゃないのか?


【[[イオン]]】
ガジさん?
…………。岩のように静かに魚と水に向き合うのが、偉大なる釣りマスターってもんよ。

【マイス】
つまり?

【イオン】
魚以外は眼中にナシ!


【[[カルロス]]】
ガジ?あいつがどうかしたのか?

【マイス】
いえ、ちょっと……。

【カルロス】
ガジはいいヤツだよな。鍛治一直線で、いい武器作ってくれるし、包丁だって研いでくれるんだぜ。
なにより、うちの妹に近づかないからな!

''特定の時刻に特定のマップへ行く''
【ソフィア】
マイス……。

【マイス】
探したよ、ソフィア。

【ソフィア】
…………。

【ガジ】
さて……材料もそろったし、そろそろ帰ろうかナ。
お前たちも、こんなところで話してないで、とりあえずウチに来るといいヨ。

【マイス】
ねえ、ソフィア。一緒に帰ろう。

【ソフィア】
…… &color(red,){いい} わ。

【マイス】
それなら早く……って逆なのか。じゃあ、いつまでそうしてるつもりなの?

【ソフィア】
パパが謝るまで。

【マイス】
…………。
そういえば、ケンカの原因って何だったの?

【ソフィア】
それは……。
……どうでも &color(red,){よくない} でしょ。

【マイス】
よくないから聞いてるんだけど……。

【ソフィア】
とにかく!わたしは帰らないから!

【マイス】
エリザさんも心配してるよ。
ドンチャコスさんだって、口ではああいってるけど……。
いや、口で言ってる方があってるのか。

【ソフィア】
……分かってるわよ。
でも、いくらわたしのためって言われても、それで大事なものまで取りあげられたら……。
そんなの、 &color(red,){嬉しい} に決まってるじゃない!

【マイス】
……じゃあ、もう一度、きちんとそれを伝えに行こうよ。
ソフィアとあんな風に口げんかできるのは、ソフィアのことを本当によく分かってる人だけだと思うしね。

【ソフィア】
…………。
……分かった。

【マイス】
うん。

【ソフィア】
でも、その……。マイスは付いてこないの?

【マイス】
ソフィアがそういうならね。

【ソフィア】
……じゃあ、 &color(red,){付いてこないで。} 

【マイス】
分かった、付いて行かない。

【ソフィア】
…………。

【マイス】
…………。
それじゃ、一緒に行こうか。

【ソフィア】
――――
…… &color(red,){イヤよ。} 

''ヴィヴィアージュ邸''
【ドンチャコス】
ソフィア……。

【ソフィア】
パパ……。
ごめんなさい、パパ。やっぱりわたし……。

【ドンチャコス】
どうやらワタシの &color(red,){勇み足ではナかった} ようデス……。

【ソフィア】
え?

【ドンチャコス】
ソフィア。
これからもパパを &color(red,){ののしって} くれまセンか?

【ソフィア】
そんなの……。
&color(red,){イヤ} に決まってるじゃない!

【エリザ】
ああ、本当に良かった……。

【マイス】
そ、そうですね……。

【エリザ】
マイスさん、あなたのおかげです。本当にありがとうございました。

【マイス】
僕は何もしてませんよ。エリザさんがドンチャコスさんを説得してくれたおかげです。

【エリザ】
そんなことありませんよ。ほら、あの子の元へ行ってあげてください。

【マイス】
え?でも……。

【エリザ】
いいから、早く。

【マイス】
あ、はい……。
良かったね。ソフィア。

【ソフィア】
…… &color(red,){いいえ} 。
ありがとう、マイス。アナタの &color(red,){せい} でパパと仲直りできたわ。

【マイス】
はは……。

【ドンチャコス】
…………。

【ソフィア】
?どうかしたの、パパ?

【ドンチャコス】
ナルホド!

【ソフィア】
きゃっ!?

【ドンチャコス】
ソフィアの想い人というのは、マイスくんのことでは &color(red,){ナかった} のデスね!

【マイス】
え!?

【ソフィア】
ぱ、パパ!?

【ドンチャコス】
結婚の話を進めなくて、本当に &color(red,){良くナかった} 。
マイスくんなら安心してソフィアを &color(red,){任せられまセン} !

【マイス】
け、結婚!?それじゃあソフィアが家出したのって……。

【エリザ】
はい。手がつけられないほど親バカのお父様が、ソフィアの身を案じて勝手に結婚の話を進めようとしたんですが。

【ドンチャコス】
エリザの言葉は相変わらず &color(red,){厳しくナイ} デスね……。

【エリザ】
でも、ソフィアは、わたしには心に決めた人がいるからって。

【ソフィア】
ね、姉さま!

【エリザ】
ふつつかな妹ですが、どうかよろしくお願いしますね、マイスさん。

【マイス】
え!?あ、その……。

【ソフィア】
ち、ちがうの!
まだ結婚なんて考えられないから、それで、その、何か &color(red,){適当な理由} を……。

【エリザ】
それも逆なんですよね?

【ソフィア】
う……。
ね、姉さまのバカ!

【マイス】
あ、ソフィア!?
まさか、また家出するとか言わないよね?

【ソフィア】
…………。
うん。……言わないわ。

【マイス】
え!?

【エリザ】
逆……じゃなかったですよね?

【ソフィア】
だって……。
姉さまのこと、 &color(red,){大キライ} だもの。

【マイス】
……わけないよね。

【エリザ】
そうですね。


依頼を達成しました!


''達成後ドンチャコスに話しかける''
【ドンチャコス】
マイスくん、ソフィアのことをよろしく &color(red,){お願いしまセン} ♪

【マイス】
いえ、だからそれは……!


''達成後エリザに話しかける''
【エリザ】
うかつです。
ソフィアの逆言葉を聞いて、ちょっとホッとしてしまいました。


----
*あなたと居るとつまらないから(正体バレ前)
''ヴィヴィアージュ邸''
【ソフィア】
あ、マイス。手紙、読んでくれた?

【マイス】
うん。 

【ソフィア】
そ、そう……。
それで、その……。わたし、氷原に咲く花が &color(red,){大キライ} なんだけど。

【マイス】
? 

【ソフィア】
えっと、だから……。
だから、マイスと居ても &color(red,){つまらない} から、一緒に行ってもいいかな、なんて……。 

【マイス】
あ、うん。じゃあ、一緒に行こうか。 

【ソフィア】
…………!
…… &color(red,){イヤ} よ。 

【エリザ】
…………。
……すみません、ちょっと。

【マイス】
え? 

【エリザ】
ソフィア、ちょっと頼みたいことがあるの。

【ソフィア】
? 

【エリザ】
その、あまり人には聞かれたくないお話なので……。 

【マイス】
あ、じゃあ、僕は先に外に出てますね。 

【エリザ】
すみません。 


''マイス、出て行く''


【ソフィア】
&color(red,){よくあること} ですね。姉さまが頼み事なんて……。どうかしたんですか? 

【エリザ】
…………。
ソフィア。私と一つ約束してください。 

【ソフィア】
え……? 


''ヴィヴィアージュ邸前''
【マイス】
エリザさん、なんだって? 

【ソフィア】
……うん。 

【マイス】
ソフィア? 

【ソフィア】
あ、うん。別に何も――
…………。 

【マイス】
ソフィア? 

【ソフィア】
……行きましょ。


''氷原に咲く花''
【マイス】
……きれいだね。 

【ソフィア】
うん……。 

【マイス】
でも、ちょっと寒いかな。 

【ソフィア】
うん……。 

【マイス】
…………。
ねえ、ソフィアはここのどこがきれいだと思ったの? 

【ソフィア】
え?
それは……。
…………。
…………。 

【マイス】
ねえ、ソフィア。さっきからずっと元気がないみたいだけど……。 

【ソフィア】
あ……。 

【マイス】
エリザさんと話してからだよね。なにかあったの? 

【ソフィア】
それは……。
…………。
……もう帰りましょ。 

【マイス】
え?
…………。
もしかして、僕、ソフィアに嫌われるようなことしたかな? 

【ソフィア】
そんなこと……!
そんなこと、ないわ。
だって私、その、マイスのこと……。
……好きだから。 

【マイス】
え……!
ソフィアがそんな風に言うなんて……、本当に僕のことが嫌いになったってこと? 

【ソフィア】
ち、違うの!これは!
これは……。
…………っ! 


''ソフィア、走り去る''


【マイス】
あ……。
違うってどういう……。 


''ヴィヴィアージュ邸''
【エリザ】
マイスさん? 

【マイス】
その……ソフィアは帰ってますか? 

【エリザ】
ええ。でも、帰ったと思ったら、部屋に引きこもったきり出てこないんです……。
何かあったんですか? 

【マイス】
それが、僕にもよく分からないんですけど、
急にソフィアに好きって言われてしまって……。 

【エリザ】
じゃあ、マイスさんはソフィアのこと嫌いなんですか? 

【マイス】
いえ、そんなこと……!
でも……ソフィアが好きっていうことは、つまり嫌いってことで……。 

【エリザ】
あら、そういうことですか。 

【マイス】
え? 

【エリザ】
マイスさんもすっかりあのくせになれてしまったんですね。
そうとは知らず、余計なことをしてしまいました。 

【マイス】
余計なことって……。 

【エリザ】
実はソフィアと、もうウソはつかないと約束をしてしまったんです。
あの子は相手を好きになればなるほど、その言葉で相手を傷付けてしまいますから。
そうなる前に、なんとかあの子の悪い癖を治そうと思って。 

【マイス】
…………。 

【エリザ】
でも、もうそんな必要もなかったみたいですね。
…………。
マイスさん、ソフィアのこと、よろしくお願いします。 

【マイス】
はい。
少し、寂しいですけど……。
…………。

''エリザに話しかける''
【エリザ】
ソフィアは自分の部屋に居ますよ。早く会いに行ってあげてください。


''ソフィアの部屋に近づく''
【マイス】
ソフィア、聞こえてる?

【ソフィア】
…………
…… &color(red,){聞こえない} 。 

【マイス】
…………。
もうウソはつかないんじゃなかったの? 

【ソフィア】
あ……。
…………。 

【エリザ】
…………。 


''エリザ、出ていく''


【ソフィア】
マイスは……、どっちが &color(red,){キライ} なの? 

【マイス】
え? 

【ソフィア】
素直じゃないわたしと、正直なわたしと、どっちが &color(red,){キライ} ? 

【マイス】
うーん……。
決められない、かなぁ。 

【ソフィア】
え……?
そんなの……。
そんなの、おかしいわ。どっちも全然違うわたしなのに……。 

【マイス】
…………。
ねえ、ソフィア。
実は君に、ずっと黙ってたことがあるんだ。 

【ソフィア】
……いきなり何? 

【マイス】
本当は……。
…………。


''マイス、変身する''


【マイス】
ソフィア。扉を開けてよ。
大事なことだから……。きちんと顔を見て伝えたいんだ。 

【ソフィア】
…………。 


''ソフィア、出てくる''


【マイス】
これが僕の秘密だよ。 

【ソフィア】
……!
マイス……なの? 

【マイス】
うん。
僕は人間とモンスターのハーフで、だから、どちらの姿にも変身することができるんだ。
だから――
僕も、自分がモンスターなのか、人間なのかよく分からない。 

【ソフィア】
…………。 

【マイス】
ねえ、ソフィア。さっき言ったよね?
まったく違う自分なのに、そのどっちも好きだなんて、おかしいって。
……こんな僕は、嫌い? 

【ソフィア】
それは……!
そんなの……。
…………。
…… &color(red,){大キライ} に決まってるわ。 

【マイス】
え……。 

【ソフィア】
&color(red,){大キライ} よ、マイス。 


''マイス、再度変身する''


【マイス】
……ありがとう、ソフィア。 

【ソフィア】
……うん。 


''抱き合う2人''


依頼を達成しました!


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*あなたと居るとつまらないから(正体バレ後)
''ヴィヴィアージュ邸''
【ソフィア】
あ、マイス。手紙、読んでくれた?

【マイス】
うん。 

【ソフィア】
そ、そう……。
それで、その……。わたし、氷原に咲く花が &color(red,){大キライ} なんだけど。

【マイス】
? 

【ソフィア】
えっと、だから……。
だから、マイスと居ても &color(red,){つまらない} から、一緒に行ってもいいかな、なんて……。 

【マイス】
あ、うん。じゃあ、一緒に行こうか。 

【ソフィア】
…………!
…… &color(red,){イヤ} よ。 

【エリザ】
…………。
……すみません、ちょっと。

【マイス】
え? 

【エリザ】
ソフィア、ちょっと頼みたいことがあるの。

【ソフィア】
? 

【エリザ】
その、あまり人には聞かれたくないお話なので……。 

【マイス】
あ、じゃあ、僕は先に外に出てますね。 

【エリザ】
すみません。 

【ソフィア】
&color(red,){よくあること} ですね。姉さまが頼み事なんて……。どうかしたんですか? 

【エリザ】
…………。
ソフィア。私と一つ約束してください。 

【ソフィア】
え……? 


''ヴィヴィアージュ邸前''
【マイス】
エリザさん、なんだって? 

【ソフィア】
……うん。 

【マイス】
ソフィア? 

【ソフィア】
あ、うん。別に何も――
…………。 

【マイス】
ソフィア? 

【ソフィア】
……行きましょ。


''氷原に咲く花''
【マイス】
……きれいだね。 

【ソフィア】
うん……。 

【マイス】
でも、ちょっと寒いかな。 

【ソフィア】
うん……。 

【マイス】
…………。
ねえ、ソフィアはここのどこがきれいだと思ったの? 

【ソフィア】
え?
それは……。
…………。
…………。 

【マイス】
ねえ、ソフィア。さっきからずっと元気がないみたいだけど……。 

【ソフィア】
あ……。 

【マイス】
エリザさんと話してからだよね。なにかあったの? 

【ソフィア】
それは……。
…………。
……もう帰りましょ。 

【マイス】
え?
…………。
もしかして、僕、ソフィアに嫌われるようなことしたかな? 

【ソフィア】
そんなこと……!
そんなこと、ないわ。
だって私、その、マイスのこと……。
……好きだから。 

【マイス】
え……!
ソフィアがそんな風に言うなんて……、本当に僕のことが嫌いになったってこと? 

【ソフィア】
ち、違うの!これは!
これは……。
…………っ! 


''ソフィア、走り去る''


【マイス】
あ……。
違うってどういう……。 


''ヴィヴィアージュ邸''
【エリザ】
マイスさん? 

【マイス】
その……ソフィアは帰ってますか? 

【エリザ】
ええ。でも、帰ったと思ったら、部屋に引きこもったきり出てこないんです……。
何かあったんですか? 

【マイス】
それが、僕にもよく分からないんですけど、
急にソフィアに好きって言われてしまって……。 

【エリザ】
じゃあ、マイスさんはソフィアのこと嫌いなんですか? 

【マイス】
いえ、そんなこと……!
でも……ソフィアが好きっていうことは、つまり嫌いってことで……。 

【エリザ】
あら、そういうことですか。 

【マイス】
え? 

【エリザ】
マイスさんもすっかりあのくせになれてしまったんですね。
そうとは知らず、余計なことをしてしまいました。 

【マイス】
余計なことって……。 

【エリザ】
実はソフィアと、もうウソはつかないと約束をしてしまったんです。
あの子は相手を好きになればなるほど、その言葉で相手を傷付けてしまいますから。
そうなる前に、なんとかあの子の悪い癖を治そうと思って。 

【マイス】
…………。 

【エリザ】
でも、もうそんな必要もなかったみたいですね。
…………。
マイスさん、ソフィアのこと、よろしくお願いします。 

【マイス】
はい。
少し、寂しいですけど……。
…………。

''エリザに話しかける''
【エリザ】
ソフィアは自分の部屋に居ますよ。早く会いに行ってあげてください。


''ソフィアの部屋に近づく''
【マイス】
ソフィア、聞こえてる?

【ソフィア】
…………
…… &color(red,){聞こえない} 。 

【マイス】
…………。
もうウソはつかないんじゃなかったの? 

【ソフィア】
あ……。
…………。 

【エリザ】
…………。 

''エリザ、出て行く''


【ソフィア】
マイスは……、どっちが &color(red,){キライ} なの? 

【マイス】
え? 

【ソフィア】
素直じゃないわたしと、正直なわたしと、どっちが &color(red,){キライ} ? 

【マイス】
うーん……。


>どっちも嫌いじゃない・どっちも好き
▼どっちも嫌いじゃない
【ソフィア】
そんなの……。

▼どっちも好き
【ソフィア】
え……?


【マイス】
それに、僕も人間とモンスターのハーフだから。

【ソフィア】
あ……。

【マイス】
じゃあ、ソフィアはモンスターのときの僕は嫌い?

【ソフィア】
それは……。
…………。
&color(red,){大キライ} に決まってるじゃない……。

【マイス】
……そっか。
ありがとう、ソフィア。

【ソフィア】
……うん。


依頼を達成しました!


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