#contents() ---- *大したことないけど 【[[ドンチャコス]]】 いい加減にしなさい!これは、アナタにとって、とても &color(red,){いい話ではナイ} んデスよ!? 【[[ソフィア]]】 だから何度も &color(red,){いいって言ってる} でしょ!?どうして分かってくれないの!? 【[[エリザ]]】 二人とも、少し落ち着いて……。 【[[マイス]]】 な、なんだ!? 【ソフィア】 わたしは何も &color(red,){正しいこと} は言ってないわ! 【ドンチャコス】 ワタシはそれが &color(red,){間違ってナイ} と言っているのデス! 【ソフィア】 どうしてパパはわたしのことを &color(red,){疑って} くれないの!? 【ドンチャコス】 それはこっちのセリフでは &color(red,){ありまセン} !そこまで言うならもう &color(red,){勝手にしナイで} ください! 【ソフィア】 そうさせてもらうわ! あ……。 ………………。 【エリザ】 ソフィア! もう……。 すみません、マイスさん。お恥ずかしいところをお見せして……。 【マイス】 いえ、そんな……。 【エリザ】 これでいいんですか?お父様。 【ドンチャコス】 &color(red,){イイわけナイ} でしょう!もう放っておきなさい! 【エリザ】 もう……。二人とも、本当に素直じゃないんだから。 マイスさん。すみませんが、ソフィアを探してきていただけませんか? 【マイス】 え……? 【エリザ】 よろしくお願いします。ワタシはお父様を説得しておきますので。 【マイス】 わ、分かりました。 ''エリザに話しかける'' 【エリザ】 ソフィアなら、まず友達のところに行くと思います。 あの子、ああ見えてさびしがり屋なので。 ''ドンチャコスに話しかける'' 【ドンチャコス】 ソフィア……。 どうしてワタシのように、 &color(red,){ひねくれた} ものの取り方が &color(red,){できる} のでしょう……。 【エリザ】 言葉は正しいですけど、心のほうが間違ってますよ、お父様。 【マイス】 …………。 ''[[カリン]]に話しかける'' 【カリン】 そういえば、さっきソフィアが……。 【マイス】 え!?来たの!? 【カリン】 ……ような気もする?(夢だったかも……) 【マイス】 また寝てたんだね……。 ''[[トゥーナ]]に話しかける'' 【マイス】 ねえ、トゥーナ。ソフィアを見なかった? 【トゥーナ】 ガジと一緒に出て行くのを見たけど。 【マイス】 どこに行ったか分かる? 【トゥーナ】 ソフィアの場所は教えられない。教えるなって言われてるから。 【マイス】 あ……。そっか、ごめん。 【トゥーナ】 ただ、ガジが外に出るときは、鉱石を採りに行くとき。でも、寒いところは苦手みたい。 【マイス】 え……。 【トゥーナ】 …………。 【マイス】 ……ありがと! ''トゥーナに話しかける(2回目以降)'' 【トゥーナ】 ソフィアはガジについていった。 ガジがよく行く場所は、プリベラの森 見届ける瞳、ソル・テラーノ砂漠 眠る竜骨、オッドワードの谷 頂の鳥居……。 そこに行く時間もだいたい決まってるから……町の人に聞けば、分かるかもね。 ''武器屋二階へ行こうとする'' 【マイス】 (……今は入れないのかな?) 【トゥーナ】 2階はちょっと散らかってるから、今はダメ……。 【[[ダリア]]】 ガジガジ?夕方頃にアトリエの近くで見たような見てないような。 【カリン】 ガジ?店番してるときに見ることはあるかな。牧場に行くときに会ったことはないけど。 【[[ヘーゼル]]】 ガジかい?ああ、夕方頃にプリベラの森に歩いてくのをよく見るね。 詳しい時間は覚えちゃいないけど、ここら辺に住んでる人間なら、もしかしたら分かるんじゃないかい? 【[[さくや]]】 ガジはん?ウチはあまりお昼頃お店を開くけど、あんまり見た覚えはないなあ。 【[[ペルシャ]]】 ガジさん?うーん、旅館からは見たことないよっ! 【[[しののめ]]】 ガジはんですか? …………。 申し訳あらへんけど、お客はんの情報は、他のお客はんにはお伝えせんようにしてますねん。 【マイス】 忘れてるってことは……。 【しののめ】 はい? 【マイス】 いえ……なんでもありません。 【[[マリオン]]】 ガジ?さあ。診察と調合で忙しくて、外なんて見てる暇もないもの。 【マイス】 ……主に調合だよね。 【[[マージョリー]]】 ガジかい? ああ、13時ごろに、よくオッドワードの谷のほうから歩いてくるのを見かけるねえ。 平日の昼は暇だからね。そうやって窓の外を眺めてうとうとするのがワタシの日課なんだ。 【[[ラスク]]】 ガジ?ああ、13時ぐらいにここを通るよ。いつも大樹のほうに歩いていくかな。 【[[ショコラ]]】 ガジさん?そういえば、お店の休憩時間、お昼ご飯を食べてるときに良く見るかなー。 12時から15時くらいの間だね。 【マイス】 その時間、あの勢いで食べ続けてるんだ……。 【[[グルテン]]】 ガジさんですか?すみません。調理に集中しているので、お店の外までは目が届かないのですよ。 【[[モニカ]]】 ガジさん?知らないよー。 【シア】 ガジさんですか?大樹を見てるとき、たまにすれ違いますよ。 大樹に居るのは14時から2時間ぐらいですね。 【[[ウェルズ]]】 ガジ? ああ。店に居るとき、外を歩いているのをよく見かけるな。だいたい15時から16時の間だ。 行き先は知らんが、雑貨屋も姿は見てるんじゃないのか? 【[[イオン]]】 ガジさん? …………。岩のように静かに魚と水に向き合うのが、偉大なる釣りマスターってもんよ。 【マイス】 つまり? 【イオン】 魚以外は眼中にナシ! 【[[カルロス]]】 ガジ?あいつがどうかしたのか? 【マイス】 いえ、ちょっと……。 【カルロス】 ガジはいいヤツだよな。鍛治一直線で、いい武器作ってくれるし、包丁だって研いでくれるんだぜ。 なにより、うちの妹に近づかないからな! ''特定の時刻に特定のマップへ行く'' 【ソフィア】 マイス……。 【マイス】 探したよ、ソフィア。 【ソフィア】 …………。 【ガジ】 さて……材料もそろったし、そろそろ帰ろうかナ。 お前たちも、こんなところで話してないで、とりあえずウチに来るといいヨ。 【マイス】 ねえ、ソフィア。一緒に帰ろう。 【ソフィア】 …… &color(red,){いい} わ。 【マイス】 それなら早く……って逆なのか。じゃあ、いつまでそうしてるつもりなの? 【ソフィア】 パパが謝るまで。 【マイス】 …………。 そういえば、ケンカの原因って何だったの? 【ソフィア】 それは……。 ……どうでも &color(red,){よくない} でしょ。 【マイス】 よくないから聞いてるんだけど……。 【ソフィア】 とにかく!わたしは帰らないから! 【マイス】 エリザさんも心配してるよ。 ドンチャコスさんだって、口ではああいってるけど……。 いや、口で言ってる方があってるのか。 【ソフィア】 ……分かってるわよ。 でも、いくらわたしのためって言われても、それで大事なものまで取りあげられたら……。 そんなの、 &color(red,){嬉しい} に決まってるじゃない! 【マイス】 ……じゃあ、もう一度、きちんとそれを伝えに行こうよ。 ソフィアとあんな風に口げんかできるのは、ソフィアのことを本当によく分かってる人だけだと思うしね。 【ソフィア】 …………。 ……分かった。 【マイス】 うん。 【ソフィア】 でも、その……。マイスは付いてこないの? 【マイス】 ソフィアがそういうならね。 【ソフィア】 ……じゃあ、 &color(red,){付いてこないで。} 【マイス】 分かった、付いて行かない。 【ソフィア】 …………。 【マイス】 …………。 それじゃ、一緒に行こうか。 【ソフィア】 ―――― …… &color(red,){イヤよ。} ''ヴィヴィアージュ邸'' 【ドンチャコス】 ソフィア……。 【ソフィア】 パパ……。 ごめんなさい、パパ。やっぱりわたし……。 【ドンチャコス】 どうやらワタシの &color(red,){勇み足ではナかった} ようデス……。 【ソフィア】 え? 【ドンチャコス】 ソフィア。 これからもパパを &color(red,){ののしって} くれまセンか? 【ソフィア】 そんなの……。 &color(red,){イヤ} に決まってるじゃない! 【エリザ】 ああ、本当に良かった……。 【マイス】 そ、そうですね……。 【エリザ】 マイスさん、あなたのおかげです。本当にありがとうございました。 【マイス】 僕は何もしてませんよ。エリザさんがドンチャコスさんを説得してくれたおかげです。 【エリザ】 そんなことありませんよ。ほら、あの子の元へ行ってあげてください。 【マイス】 え?でも……。 【エリザ】 いいから、早く。 【マイス】 あ、はい……。 良かったね。ソフィア。 【ソフィア】 …… &color(red,){いいえ} 。 ありがとう、マイス。アナタの &color(red,){せい} でパパと仲直りできたわ。 【マイス】 はは……。 【ドンチャコス】 …………。 【ソフィア】 ?どうかしたの、パパ? 【ドンチャコス】 ナルホド! 【ソフィア】 きゃっ!? 【ドンチャコス】 ソフィアの想い人というのは、マイスくんのことでは &color(red,){ナかった} のデスね! 【マイス】 え!? 【ソフィア】 ぱ、パパ!? 【ドンチャコス】 結婚の話を進めなくて、本当に &color(red,){良くナかった} 。 マイスくんなら安心してソフィアを &color(red,){任せられまセン} ! 【マイス】 け、結婚!?それじゃあソフィアが家出したのって……。 【エリザ】 はい。手がつけられないほど親バカのお父様が、ソフィアの身を案じて勝手に結婚の話を進めようとしたんですが。 【ドンチャコス】 エリザの言葉は相変わらず &color(red,){厳しくナイ} デスね……。 【エリザ】 でも、ソフィアは、わたしには心に決めた人がいるからって。 【ソフィア】 ね、姉さま! 【エリザ】 ふつつかな妹ですが、どうかよろしくお願いしますね、マイスさん。 【マイス】 え!?あ、その……。 【ソフィア】 ち、ちがうの! まだ結婚なんて考えられないから、それで、その、何か &color(red,){適当な理由} を……。 【エリザ】 それも逆なんですよね? 【ソフィア】 う……。 ね、姉さまのバカ! 【マイス】 あ、ソフィア!? まさか、また家出するとか言わないよね? 【ソフィア】 …………。 うん。……言わないわ。 【マイス】 え!? 【エリザ】 逆……じゃなかったですよね? 【ソフィア】 だって……。 姉さまのこと、 &color(red,){大キライ} だもの。 【マイス】 ……わけないよね。 【エリザ】 そうですね。 依頼を達成しました! ''達成後ドンチャコスに話しかける'' 【ドンチャコス】 マイスくん、ソフィアのことをよろしく &color(red,){お願いしまセン} ♪ 【マイス】 いえ、だからそれは……! ''達成後エリザに話しかける'' 【エリザ】 うかつです。 ソフィアの逆言葉を聞いて、ちょっとホッとしてしまいました。 ---- *あなたと居るとつまらないから(正体バレ前) ''ヴィヴィアージュ邸'' 【ソフィア】 あ、マイス。手紙、読んでくれた? 【マイス】 うん。 【ソフィア】 そ、そう……。 それで、その……。わたし、氷原に咲く花が &color(red,){大キライ} なんだけど。 【マイス】 ? 【ソフィア】 えっと、だから……。 だから、マイスと居ても &color(red,){つまらない} から、一緒に行ってもいいかな、なんて……。 【マイス】 あ、うん。じゃあ、一緒に行こうか。 【ソフィア】 …………! …… &color(red,){イヤ} よ。 【エリザ】 …………。 ……すみません、ちょっと。 【マイス】 え? 【エリザ】 ソフィア、ちょっと頼みたいことがあるの。 【ソフィア】 ? 【エリザ】 その、あまり人には聞かれたくないお話なので……。 【マイス】 あ、じゃあ、僕は先に外に出てますね。 【エリザ】 すみません。 ''マイス、出て行く'' 【ソフィア】 &color(red,){よくあること} ですね。姉さまが頼み事なんて……。どうかしたんですか? 【エリザ】 …………。 ソフィア。私と一つ約束してください。 【ソフィア】 え……? ''ヴィヴィアージュ邸前'' 【マイス】 エリザさん、なんだって? 【ソフィア】 ……うん。 【マイス】 ソフィア? 【ソフィア】 あ、うん。別に何も―― …………。 【マイス】 ソフィア? 【ソフィア】 ……行きましょ。 ''氷原に咲く花'' 【マイス】 ……きれいだね。 【ソフィア】 うん……。 【マイス】 でも、ちょっと寒いかな。 【ソフィア】 うん……。 【マイス】 …………。 ねえ、ソフィアはここのどこがきれいだと思ったの? 【ソフィア】 え? それは……。 …………。 …………。 【マイス】 ねえ、ソフィア。さっきからずっと元気がないみたいだけど……。 【ソフィア】 あ……。 【マイス】 エリザさんと話してからだよね。なにかあったの? 【ソフィア】 それは……。 …………。 ……もう帰りましょ。 【マイス】 え? …………。 もしかして、僕、ソフィアに嫌われるようなことしたかな? 【ソフィア】 そんなこと……! そんなこと、ないわ。 だって私、その、マイスのこと……。 ……好きだから。 【マイス】 え……! ソフィアがそんな風に言うなんて……、本当に僕のことが嫌いになったってこと? 【ソフィア】 ち、違うの!これは! これは……。 …………っ! ''ソフィア、走り去る'' 【マイス】 あ……。 違うってどういう……。 ''ヴィヴィアージュ邸'' 【エリザ】 マイスさん? 【マイス】 その……ソフィアは帰ってますか? 【エリザ】 ええ。でも、帰ったと思ったら、部屋に引きこもったきり出てこないんです……。 何かあったんですか? 【マイス】 それが、僕にもよく分からないんですけど、 急にソフィアに好きって言われてしまって……。 【エリザ】 じゃあ、マイスさんはソフィアのこと嫌いなんですか? 【マイス】 いえ、そんなこと……! でも……ソフィアが好きっていうことは、つまり嫌いってことで……。 【エリザ】 あら、そういうことですか。 【マイス】 え? 【エリザ】 マイスさんもすっかりあのくせになれてしまったんですね。 そうとは知らず、余計なことをしてしまいました。 【マイス】 余計なことって……。 【エリザ】 実はソフィアと、もうウソはつかないと約束をしてしまったんです。 あの子は相手を好きになればなるほど、その言葉で相手を傷付けてしまいますから。 そうなる前に、なんとかあの子の悪い癖を治そうと思って。 【マイス】 …………。 【エリザ】 でも、もうそんな必要もなかったみたいですね。 …………。 マイスさん、ソフィアのこと、よろしくお願いします。 【マイス】 はい。 少し、寂しいですけど……。 …………。 ''エリザに話しかける'' 【エリザ】 ソフィアは自分の部屋に居ますよ。早く会いに行ってあげてください。 ''ソフィアの部屋に近づく'' 【マイス】 ソフィア、聞こえてる? 【ソフィア】 ………… …… &color(red,){聞こえない} 。 【マイス】 …………。 もうウソはつかないんじゃなかったの? 【ソフィア】 あ……。 …………。 【エリザ】 …………。 ''エリザ、出ていく'' 【ソフィア】 マイスは……、どっちが &color(red,){キライ} なの? 【マイス】 え? 【ソフィア】 素直じゃないわたしと、正直なわたしと、どっちが &color(red,){キライ} ? 【マイス】 うーん……。 決められない、かなぁ。 【ソフィア】 え……? そんなの……。 そんなの、おかしいわ。どっちも全然違うわたしなのに……。 【マイス】 …………。 ねえ、ソフィア。 実は君に、ずっと黙ってたことがあるんだ。 【ソフィア】 ……いきなり何? 【マイス】 本当は……。 …………。 ''マイス、変身する'' 【マイス】 ソフィア。扉を開けてよ。 大事なことだから……。きちんと顔を見て伝えたいんだ。 【ソフィア】 …………。 ''ソフィア、出てくる'' 【マイス】 これが僕の秘密だよ。 【ソフィア】 ……! マイス……なの? 【マイス】 うん。 僕は人間とモンスターのハーフで、だから、どちらの姿にも変身することができるんだ。 だから―― 僕も、自分がモンスターなのか、人間なのかよく分からない。 【ソフィア】 …………。 【マイス】 ねえ、ソフィア。さっき言ったよね? まったく違う自分なのに、そのどっちも好きだなんて、おかしいって。 ……こんな僕は、嫌い? 【ソフィア】 それは……! そんなの……。 …………。 …… &color(red,){大キライ} に決まってるわ。 【マイス】 え……。 【ソフィア】 &color(red,){大キライ} よ、マイス。 ''マイス、再度変身する'' 【マイス】 ……ありがとう、ソフィア。 【ソフィア】 ……うん。 ''抱き合う2人'' 依頼を達成しました! ---- *あなたと居るとつまらないから(正体バレ後) ''ヴィヴィアージュ邸'' 【ソフィア】 あ、マイス。手紙、読んでくれた? 【マイス】 うん。 【ソフィア】 そ、そう……。 それで、その……。わたし、氷原に咲く花が &color(red,){大キライ} なんだけど。 【マイス】 ? 【ソフィア】 えっと、だから……。 だから、マイスと居ても &color(red,){つまらない} から、一緒に行ってもいいかな、なんて……。 【マイス】 あ、うん。じゃあ、一緒に行こうか。 【ソフィア】 …………! …… &color(red,){イヤ} よ。 【エリザ】 …………。 ……すみません、ちょっと。 【マイス】 え? 【エリザ】 ソフィア、ちょっと頼みたいことがあるの。 【ソフィア】 ? 【エリザ】 その、あまり人には聞かれたくないお話なので……。 【マイス】 あ、じゃあ、僕は先に外に出てますね。 【エリザ】 すみません。 【ソフィア】 &color(red,){よくあること} ですね。姉さまが頼み事なんて……。どうかしたんですか? 【エリザ】 …………。 ソフィア。私と一つ約束してください。 【ソフィア】 え……? ''ヴィヴィアージュ邸前'' 【マイス】 エリザさん、なんだって? 【ソフィア】 ……うん。 【マイス】 ソフィア? 【ソフィア】 あ、うん。別に何も―― …………。 【マイス】 ソフィア? 【ソフィア】 ……行きましょ。 ''氷原に咲く花'' 【マイス】 ……きれいだね。 【ソフィア】 うん……。 【マイス】 でも、ちょっと寒いかな。 【ソフィア】 うん……。 【マイス】 …………。 ねえ、ソフィアはここのどこがきれいだと思ったの? 【ソフィア】 え? それは……。 …………。 …………。 【マイス】 ねえ、ソフィア。さっきからずっと元気がないみたいだけど……。 【ソフィア】 あ……。 【マイス】 エリザさんと話してからだよね。なにかあったの? 【ソフィア】 それは……。 …………。 ……もう帰りましょ。 【マイス】 え? …………。 もしかして、僕、ソフィアに嫌われるようなことしたかな? 【ソフィア】 そんなこと……! そんなこと、ないわ。 だって私、その、マイスのこと……。 ……好きだから。 【マイス】 え……! ソフィアがそんな風に言うなんて……、本当に僕のことが嫌いになったってこと? 【ソフィア】 ち、違うの!これは! これは……。 …………っ! ''ソフィア、走り去る'' 【マイス】 あ……。 違うってどういう……。 ''ヴィヴィアージュ邸'' 【エリザ】 マイスさん? 【マイス】 その……ソフィアは帰ってますか? 【エリザ】 ええ。でも、帰ったと思ったら、部屋に引きこもったきり出てこないんです……。 何かあったんですか? 【マイス】 それが、僕にもよく分からないんですけど、 急にソフィアに好きって言われてしまって……。 【エリザ】 じゃあ、マイスさんはソフィアのこと嫌いなんですか? 【マイス】 いえ、そんなこと……! でも……ソフィアが好きっていうことは、つまり嫌いってことで……。 【エリザ】 あら、そういうことですか。 【マイス】 え? 【エリザ】 マイスさんもすっかりあのくせになれてしまったんですね。 そうとは知らず、余計なことをしてしまいました。 【マイス】 余計なことって……。 【エリザ】 実はソフィアと、もうウソはつかないと約束をしてしまったんです。 あの子は相手を好きになればなるほど、その言葉で相手を傷付けてしまいますから。 そうなる前に、なんとかあの子の悪い癖を治そうと思って。 【マイス】 …………。 【エリザ】 でも、もうそんな必要もなかったみたいですね。 …………。 マイスさん、ソフィアのこと、よろしくお願いします。 【マイス】 はい。 少し、寂しいですけど……。 …………。 ''エリザに話しかける'' 【エリザ】 ソフィアは自分の部屋に居ますよ。早く会いに行ってあげてください。 ''ソフィアの部屋に近づく'' 【マイス】 ソフィア、聞こえてる? 【ソフィア】 ………… …… &color(red,){聞こえない} 。 【マイス】 …………。 もうウソはつかないんじゃなかったの? 【ソフィア】 あ……。 …………。 【エリザ】 …………。 ''エリザ、出て行く'' 【ソフィア】 マイスは……、どっちが &color(red,){キライ} なの? 【マイス】 え? 【ソフィア】 素直じゃないわたしと、正直なわたしと、どっちが &color(red,){キライ} ? 【マイス】 うーん……。 >どっちも嫌いじゃない・どっちも好き ▼どっちも嫌いじゃない 【ソフィア】 そんなの……。 ▼どっちも好き 【ソフィア】 え……? 【マイス】 それに、僕も人間とモンスターのハーフだから。 【ソフィア】 あ……。 【マイス】 じゃあ、ソフィアはモンスターのときの僕は嫌い? 【ソフィア】 それは……。 …………。 &color(red,){大キライ} に決まってるじゃない……。 【マイス】 ……そっか。 ありがとう、ソフィア。 【ソフィア】 ……うん。 依頼を達成しました! ----