協力してください

ペルシャ
ん?どうしたの?

マイス
あ、掲示板を見たんだけど。

【ペルシャ】
あ、そうなんだーっ!
じゃあじゃあ、早速だけどアンケートに答えてね!

【マイス】
アンケート?

【ペルシャ】
苦手な雨も吹き飛ばせっ!あったか~いお風呂についてのアンケートですっ!
といいちっ!えーと、湯船の温度はどれくらいがお好みですか?

【マイス】
ええ!?いきなり聞かれても……。

熱い・ぬるめ・冷たい
▼熱い
【ペルシャ】
良い面の皮してますねーっ!

【マイス】
いや、それほめ言葉じゃない……。

▼ぬるめ
【ペルシャ】
このチキン野郎が。

【マイス】
え!?

【ペルシャ】
って、どこかの旅人さんがケンカしてたよ。
ぬるいと鳥さんになれるんだね!

【マイス】
……ちょっと鳥肌が立ったかも。

▼冷たい
【ペルシャ】
プールのつもりですか?

【マイス】
ご、ごめんなさい。


【ペルシャ】
といに!

【マイス】
あ、続くんだ……。

【ペルシャ】
うーんと、お湯の色はどんな色が好きですか?

乳白色・茶褐色・虹色
▼乳白色
【ペルシャ】
白に見えるやつほど黒!

【マイス】
え!?

【ペルシャ】
ってさくちゃんが言ってたけど、マイスくんも黒が好きなの?

【マイス】
……王道の展開だね。

▼茶褐色
【ペルシャ】
含鉄泉の代表的な色だね!鉄が酸化してあの色のお湯になるんだよ!

【マイス】
あ、まともな答え……。

【ペルシャ】
じゃあじゃあ、普段は鉄さん、温泉に入りたがらないんだよね?
なんで参加してくれないのかなあ?

【マイス】
いや、その「さんか」じゃなくて。

▼虹色
【ペルシャ】
あれ!?そんな色の入浴剤ないよーっ!

【マイス】
え?

【ペルシャ】
誰かが勝手に付け足しちゃったみたい。誰かな~?いつの間に~?
まあいいや。

【マイス】
あっさり水に流したね。

【ペルシャ】
お湯だよ?

【マイス】
……うん、そうだね。


【ペルシャ】
それじゃあ最後の質問です!
お湯の肌触りに希望はありますか?

さらさら・ぬるぬる・ぽりぽり
▼さらさら
【ペルシャ】
マイスくんはあとくされないのが好きなんだね!

【マイス】
1つのお湯に縛られてるよりは……。いや、表現おかしいよね?

▼ぬるぬる
【ペルシャ】
ベトベトな感じ?

【マイス】
うーん……。

【ペルシャ】
ぎとぎと?

【マイス】
あ、遠くなった。

▼ぽりぽり
【ペルシャ】
え!?それってどんなの!?あたしもソレがいいなーっ!

【マイス】
ぼ、ボケ殺し……。

【ペルシャ】


【ペルシャ】
アンケート終了~!
全て答えるのに掛かった時間はよくわかりませんでしたーっ!
じゃ、これは残念賞です。

【マイス】
え!?何が!?

【ペルシャ】
それじゃー、また次回!

【マイス】
次もあるの!?


依頼を達成しました!



材料ちょーたつをお願いします

【ペルシャ】
もしかして、掲示板のこと?

【マイス】
うん、入浴剤の材料を採ってくればいいんだよね。

【ペルシャ】
そうっ!新しい入浴剤を作りたいから、イカを持ってきてねっ!

【マイス】
え!?

【ペルシャ】
どうしたの?

【マイス】
入浴剤の材料……だよね?

【ペルシャ】
そーだよ?

【マイス】
そう……なんだ。

【ペルシャ】
それじゃあ、よろしくねっ!

イカを渡す
【ペルシャ】
あ、持ってきてくれたんだね。ありがと~っ!

【マイス】
どういたしまして。

【ペルシャ】
でも、残念なお知らせがあるのです……。

【マイス】
どうしたの?

【ペルシャ】
さくちゃんがね、掲示板を見てあたしのところに来てくれたんだけど。
イカ墨を入浴剤にするって言ったら、汚れるやんってー。

【マイス】
……そりゃあね。

【ペルシャ】
だから、新しい入浴剤はあきらめるね。
あ、でもでも、イカはおいしくいただきます!

【マイス】
あれ?そういえば、ペルシャってイカが好きなんだっけ?

【ペルシャ】
昔『イカとマグロ』っていう話を聞いたことがあるんだけどねー。
マグロは毎日必死で泳いでたのに、最後は巨大イカと決闘して、
ついに食べられちゃうの。
だからイカはダメです。あたしが食べます。

【マイス】
そ、そう……。

【ペルシャ】
じゃあイカはもらうねっ!その代わりに、これを差し上げます。
じゃあ、またなにかあったらよろしくねっ!


依頼を達成しました!
宝箱は毎日ケンコー卵



お風呂でアルバイト

【マイス】
ねぇ、ペルシャ。掲示板のことなんだけど……。

【ペルシャ】
あ、マイスくんもアルバイトしたいんだっ!

【マイス】
え!?

【ペルシャ】
やったーっ!
今日は特別にキレイにしたい気分だったんだーっ!
まさに以心伝心ってやつだねっ!
なんとなくマイスくんの心の声が聞こえる気がするよっ!

【マイス】
いや、心の声より先に、まず話を聞いて……。

【ペルシャ】
さ、レッツゴーっ!


旅館『都』風呂場
【マイス】
ふう……やっと終わった。
って、なんで普通に手伝っちゃってるんだろう……。

【ペルシャ】
マイスくん、終わったー?

【マイス】
あ、うん。終わったよー。

【ペルシャ】
じゃあちょっと待っててねー。
こっちもあとちょっとで終わるからー。

【マイス】
分かったー。
……じゃあ、ちょっと休んでようかな。
…………。

【ペルシャ】
終わったーっ!

【マイス】
……っは!

【ペルシャ】
ごめんねー。待たせちゃって。

【マイス】
いや、大丈夫だよ。でも、すごい丁寧にやってるんだね。

【ペルシャ】
あはは。そんなことないよー。
ただ、お掃除中は、なるべく人魚にならないように気をつけてるから、
どうしても時間がかかっちゃうんだあ。
人魚になっちゃうと、もっと時間がかかっちゃうしねー。

【マイス】
あ、そっか……。

【ペルシャ】
ふう……。これで道具の片付けも終わり、と。

【マイス】
その足でお風呂屋をやるの、大変じゃない?

【ペルシャ】
そうだねー。ちょっと大変なときもあるかなあ。
でも、このお風呂はあたしだから。

【マイス】
え?

【ペルシャ】
あのねー。
あたし、なにをやってもトロいから、海では一人ぼっちだったんだー。
お魚さんたちは友達だけど、やっぱり言葉がわかんなかったし……。
海の中はいっつも暗くて静かで、あたしの周りにはあたしの声しか聞こえなったの。

【マイス】
…………。

【ペルシャ】
この町に来たのはね、話ができる友達が欲しかったから。
そこで最初に出会ったのが、さくちゃんだったんだよ。
さくちゃんはね、なんにもできないあたしに、モップを渡してくれたの。

【マイス】
いきなり?モップを?

【ペルシャ】
うん!働かざるもの食うべからずって!

【マイス】
……さくやらしいね。

【ペルシャ】
最初はね、ここを磨くのに一日かかっちゃった。
でも、へとへとになって終わったら、さくちゃんが笑ってくれたの。
ほら、できたやん、って。
あの日、さくちゃんがあたしをくれたんだよ。
だからね、あたしはこのお風呂を大事にするんだ。

【マイス】
…………。

【さくや】
ペルちゃーん?おらへんのー?

【ペルシャ】
あ、さくちゃんが探してるっ!
それじゃ、あたしは行くねっ!

【マイス】
あーー
…………。

【ペルシャ】
あ、そーそーっ!

【マイス】
わっ!

【ペルシャ】
これ、今日のお礼ねっ!それじゃ!


依頼を達成しました!
宝箱の中身はイカとどすこいハチマキ



メンバー募集!

旅館『都』
【ペルシャ】
あ、マイスくんだ!

【さくや】
ついに新メンバー登場やね!?

【マイス】
いや……まだ入るって決めたわけじゃあないんだけど。
とりあえず、メンバーって何のことなの?

【ペルシャ】
漫才のメンバーだよ。

【マイス】
漫才?

【さくや】
実はな、ウチら、客引きのために漫才をしようと思うてんけど。
正直ウチら二人やと、ご覧の通りちょっと微妙やから、
もう一人とりあえず入れてみましょうってことなんよ。
と、ゆうわけで!

【ペルシャ】
ようこそマイスくん!

【さくや】
ようこそ!

【マイス】
……大丈夫かなあ。


旅館『都』ペルシャの部屋
【さくや】
ほんなら、とりあえずマイスはんの実力を見せてもらおか。
審査員はウチのおかんや。

【マイス】
いや、そもそもまだやるとも言ってないんだけど……。

【ペルシャ】
マイスくんはタイミングを見計らって突っ込みを入れてね!
あ、突っ込みって言っても、本当に突き刺したりしたらダメだよ?

【マイス】
それは……。

【さくや】
ペルちゃんは最初勘違いして、ウチの頭にマグロを突っ込もうとしたもんなあ。

【マイス】
マグロ!?

【ペルシャ】
サンマは痛いかなって思って。

【さくや】
マグロは重かったけどな。
とにかく、ここやってタイミングで、鋭い一撃をお願いするわ。

【ペルシャ】
サンマだね。

【さくや】
カジキや。

【マイス】
突込みだよ。

【さくや】
うん、その調子や!ほんならやってみよか。


旅館『都』ロビー
【さくや】
どーも、えらいお待たせしました。
さくやです。

【ペルシャ】
ペルシャで~す♪

【マイス】
えーっと……。

マイスです・マグロです
▼マイスです
※下の会話に続く

▼マグロです
【ペルシャ】
そうだったんだーっ!

【さくや】
そんなわけないやん。って、マイスはんは突っ込みやろ?

【マイス】
ごめん……つい。


【さくや】
えー、本日はうちらの漫才を見に来てくれはってありがとうございます。
皆さんほんまに暇人なんですね。

流す・なんでやねん
▼流す
※下の会話に続く

▼なんでやねん
【さくや】
10ポイント獲得。

【マイス】
え!?なにそれ!?


【さくや】
けど、暇やゆうんは別に悪いことやない思うんよ。

流す・なんでやねん
▼流す
※下の会話に続く

▼なんでやねん
【さくや】
まだ前フリやっちゅうねん!

【マイス】
あ、ごめん……。


【ペルシャ】
そうだよねー。悪いのはイカだもの!

【さくや】
へ?何が?

【ペルシャ】
マグロを見習いなさいっ!

ごめんなさい・なんでやねん
▼ごめんなさい
※下の会話に続く

▼なんでやねん
【ペルシャ】
だって、マグロは泳ぎ続けないと呼吸が出来なくなっちゃうから!

【マイス】
いや、そこじゃなくて……。

【ペルシャ】
生きてくことが戦いなんだよっ!

【マイス】
ご、ごめんなさい……。


【さくや】
ま、まあ、やっぱし暇なんはあかんな。
時間もて余すと、意味分からんこととかやってまうし。

【ペルシャ】
漫才とかねっ!

【さくや】
…………。……そうやな。

【ペルシャ】
どうだった?おかあ…あ、えーとっ!
おかみさん。

しののめ
…………。とってもおもしろかったですえ。


旅館『都』ペルシャの部屋
【ペルシャ】
あー、楽しかった!ね!?

【マイス】
ま、まあ……。

【さくや】
やっぱりトリオ漫才は失敗やったな。
おかんには受けてたみたいやけどおかんやしな。

【ペルシャ】
ほら、さくちゃんも楽しかったって!マイスくんのおかげだよー。
はい、ありがとねっ!

【マイス】
えーと……どういたしまして……。

【さくや】
三人やと役割ちゃんと決めたほうがええかもなあ。
いまいち個性が出し切れてへんゆうか……。

【ペルシャ】
やっぱりみんなでやるとおもしろいねーっ!
じゃ、またね~!

【マイス】
…………。


依頼を達成しました!
宝箱の中身はイカ



困ってる

【ペルシャ】
手紙、読んでくれたの?

【マイス】
うん、なんかホラーみたいになってたけど……。

【ペルシャ】
実はねー、掃除用のモップにヒビが入ってて、
力を入れると折れちゃいそうなの。

【マイス】
うわ……すごい使い込んでるね。

【ペルシャ】
そりゃあねっ!毎日お掃除してるもん!
ピカピカのお風呂に入って、みんなピカピカ!
夜が来なくなったらどうしよっか!?

【マイス】
大丈夫。来るから。

【ペルシャ】
でもでも、モップがこれだとしっかり磨けないから困ってたのっ!

【マイス】
もうボロボロだもんね。
ソロソロ新しいのに買い換えた方がいいのかも……。

【ペルシャ】
ダメだよっ!

【マイス】
え?

【ペルシャ】
丈夫なクモ糸で補強すれば大丈夫ってガジさんは言ってたのです。

【マイス】
あ、そうなんだ……。
じゃあ、丈夫なクモ糸を取ってくればいいんだね?

【ペルシャ】
うん!


依頼中にペルシャに話しかける
【ペルシャ】
丈夫なクモ糸だよ?カブじゃないよ!?
プリベラの森のイカじゃなくて糸を吐くやつのだよっ!

【マイス】
うん、分かって……。って、イカ!?


ペルシャに丈夫なクモ糸を渡す
【ペルシャ】
あ、丈夫なクモ糸だ!
これでお風呂をピカピカにできるよっ!ありがとーね、マイスくん!

【マイス】
どういたしまして。

【ペルシャ】
ピカピカのお風呂を見たら、みんなもっともっとお風呂を
好きになってくれるよ!
よーし、お掃除がんばるぞーっ!

【マイス】
ペルシャは本当にお風呂が好きなんだね。

【ペルシャ】
うん!お風呂も、お風呂に入ってくれる人もみんなみーんな大好きだよっ!
もちろん、マイスくんのこともねっ!

【マイス】
あ……うん。

【ペルシャ】
あ、そうそうっ!これは今日のお礼ね!


丈夫なクモ糸を受け取った。


【マイス】
……え?

【ペルシャ】
どうしたのー?

【マイス】
いや……これ、丈夫なクモ糸だよね。

【ペルシャ】
うん。

【マイス】
なんのお礼だっけ?

【ペルシャ】
丈夫なクモ糸を持ってきてくれたお礼。

【マイス】
…………。


依頼を達成しました!



お風呂……

旅館『都』ペルシャの部屋でイベント
【ペルシャ】
あ、マイスくん……。

【マイス】
ペルシャ!?どうしたの!?

【ペルシャ】
なんでもないよー……。

【さくや】
なんでもないことないやろ!
働きすぎて倒れるやなんて、どんだけ商売好きなんよ!

【ペルシャ】
へへー……。
あ、それよりお風呂のこと……。

【さくや】
あ・か・ん!
おかんがやってくれてるから、ペルちゃんは大人しゅう休んどき!

【ペルシャ】
でも……。

【さくや】
ええから!

【ペルシャ】
……はーい。


旅館『都』ロビー
【マイス】
ペルシャ、大丈夫かなあ。

【さくや】
ここのところ、いつも以上に張り切っとったしなあ。
ただでさえ、風呂のことになると頑張りすぎてまうのに……。
いくら仕事が大切やゆうても、自分が倒れてもうたら意味ないやん……。

【マイス】
…………。

【さくや】
ま、大事ないみたいやし、すぐ元気になる思うけど。
でも、ペルちゃんは焼きイカが大好きやから、
見舞いにでも持ってったら元気になるんと違うかな。

【マイス】
焼きイカか……。そうだね。持っていってみるよ。

【さくや】
マイスはんが来てくれるだけでも十分喜んでた気いするけどな。

【マイス】
え……?


依頼中にさくやに話しかける
【さくや】
ペルちゃんは焼きイカが大好きやし、
見舞いにでも持ってったら元気になるんとちゃうかな。
にしてもペルちゃん、なんであんなに焼きイカが好きなんやろ?

【マイス】
……マグロの敵だかららしいよ。

【さくや】
は?


依頼中にしののめに話しかける
【しののめ】
ペルちゃん……。
大丈夫やろか……。


依頼中にペルシャに話しかける
【ペルシャ】
お風呂、大丈夫かなあ……。


ペルシャに焼きイカを渡す
【ペルシャ】
あ、焼きイカだー。おいしそー。
なんだか悪いな、こんなに優しくしてもらっちゃって……。
早く元気になって、もっともっとがんばらないとね……っ!

【マイス】
……無理しなくてもいいよ。

【ペルシャ】
え……?

【マイス】
さくやが怒ってたよ。
ペルシャはもっと自分のことを大切にしないとダメだって。
僕もずっと引っかかってたんだ。
なんだか、ペルシャはお風呂がないと自分はダメだって言ってるみたいで……。

【ペルシャ】
……うん、そうだよ。

【マイス】
え?

【ペルシャ】
お風呂がなくなったら、あたし、また何もできないコになっちゃうもん。
そしたらさ、せっかくさくちゃんがあたしを作ってくれたのに、
またなくなっちゃうよ。

【マイス】
…………。
人に誰かを作ることなんてできないんじゃないかなあ。

【ペルシャ】
え……?

【マイス】
さくやがペルシャを作ったわけじゃなくて、
さくやに会って、ペルシャが変わったんだよ。
それで、ちょっとだけ幸せになれたんだよ。
きっと。

【ペルシャ】
……しあわせ?

【マイス】
元気になったら、どこかに遊びに行こう。
ペルシャと一緒にどこかに行きたいんだ。

【ペルシャ】
…………。
……うん。


旅館『都』ロビー
【さくや】
ペルちゃん、もうだいぶようなったみたい。
マイスはんが来てくれて助かったわ。
ウチがどんだけ止めても、ほとんど言うこときかへんし。
あ、それとこれおかんから。
ウチの子がいつもお世話になってます、やって。

【マイス】
いや、僕はなにも……。

【さくや】
今は忙しゅうて顔出されへんみたいやけど、
おかんもペルちゃんのことはすっごい心配してたからな。
マイスはん、気いつけな、ペルちゃんに変な事したら
後ろからおかんにばっさりやられるで。

【マイス】
ま、まさか……。

【さくや】
ほんなら、これからもペルちゃんのことよろしゅうな!


依頼を達成しました!
宝箱の中身はかんじき



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最終更新:2010年09月27日 00:49