▲記憶喪失のあなたを拾ってくれたトレーナーの岡本。戦士に休息はない。
ミレニアム内でも比較的自由なエリアであるヴァルハラに、ひとりの青年が現れた。記憶を失くしたその青年は、ジムトレーナーの岡本に引き取られる。青年の持つ人並みはずれた身体能力に一筋の光を見い出した岡本は、自分のすべてを青年につぎ込んだ。
決勝戦がまじかに迫る中、それまで一定の速度を保っていた時間の流れが、急激にそのスピードを速め始めた。穏やかな日々は予想外に……いやシナリオ通りに、崩壊へと進みつつある。
まずゲームスタート開始時にヴァーチャル・バトラー(以下VB)に放り込まれるが、ここでレベルが1上がらないとゲームが進まない。VBでは仮に全滅してしまってもゲームオーバーにはならないので、何度でもトライして経験値を稼ごう。レベルが上がったあとジムから出ようとすると、岡本から魔貨をもらえるはずだ。
しかしせっかく魔貨を持っていても、岡本の借金が原因で買物はできない。ダウンタウンで買物ができるようになるのは、コロシアムでチャンピオンになったあとだ。そこでまずはイベントAの場所へ行こう。命名イベントが起こる。次にVBに入ってスティーブンから悪魔召喚プログラムを受け取る。さらにもう一度VBに入って命名イベントを起こす。最後に占いの館で3回目の名前命名イベントを起こせば、ダウンタウンのイベントはだいたい終わりだ。
名前はあなたの好きなように付けて問題ないが、一応デフォルトネームを書いておくと、イベントAが「ザイン」、VBが「ギメル」、占い屋が「ヒロコ」となる。このとき、「ザイン」と「ギメル」の名を何も入力しないで終えると、勝手にこの名が付くが、その場合わずかながら属性がロウに傾いてしまう。これはのちに起こる命名イベントも同様だ。デフォルトネームでゲームを進めるにしても、一応は自分で名前を入力しておいた方がいいだろう。

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LV1 屍鬼ゾンビドッグ
LV2 悪霊ポルターガイスト
LV3 幽鬼ガキ
LV1 屍鬼ゾンビドッグ
LV2 デモノイドスパルタン
LV3 デモノイドオラクルス
LV3 ウィルスメビウス
LV6 地霊ノッカー
LV6 外道スライム(L1)
LV7 妖樹オードリー(L2)
LV6 邪鬼グレムリン(L3)
LV10 妖獣ガルム(L4)
LV6 邪鬼グレムリン
LV6 外道スライム
LV8 夜魔アルプ
LV12 魔獣ケットシー
LV12 妖精ジャックフロスト
LV12 屍鬼ボディコニアン
LV13 妖精ジャックランタン
ヴァルハラで一通りイベントを終えたあとは、とりあえずVBでレベル上げをおこなうといい。しかしVBでは経験値はもらえても魔貨やMAG、アイテムは得ることができない。したがって、いくら安全であるとはいえ、いつまでもVBに篭っているようではダメだ。ある程度自信がついたら、ダウンタウンを出て羽田ビルやメシア教会へ向かおう。
VBで注意すべき悪魔は、デモノイドオラクルス。集団で現れてジオを連発されるとひとたまりもない。ましてあなたはまだひとり。ヴァーチャルな世界での死は問題ないが、これが現実であれば……と思うとゾッとする。いずれ嫌でも戦うことになるが、現段階では無理せず逃げた方がいいかもしれない。