▲対戦相手のレッド・ベアー。羽田が育て上げた屈強の戦士だ。
あなたは心の昂ぶりを抑えつつ、決戦の地・コロシアムへと足を踏み入れた。すでに観客席は超満員、発せられる声援と怒号は、熱狂という名の狂気に姿を変えて、あなたを迎え入れる。
ゴングが鳴り、バトルフィールドへ一歩一歩確実に近づく。近づくにつれ、心臓の鼓動が、次第に速まっていくのを感じる。心なしか喉も渇いてきた。おそらくこの渇きを潤せるのは、対戦相手の返り血だけだろう。…勝利の女神はどちらに微笑む?
イベントAでルールを聞いたあと、ダンジョン・デスマッチに臨むことになる。目的はもちろん、対戦相手の戦士レッド・ベアーを倒すこと…なのだが、目的を達成するにあたって重要なのは、このコロシアムに落ちているアイテムをひとつ残らず回収することと、ある程度のレベルアップだ。ボスの部屋はふたつあるが、どちらに入ってもイベントは同じ。都合のいい方に入ればいい。
レッド・ベアー戦の前に起こる命名イベントでは、こだわりがなければ「ダレス」と入力。このイベントでも自分で入力を拒否した場合は、属性がわずかばかりロウに傾いてしまうので注意。
またコロシアムのエントランスには、歴代チャンピオンの像が並んでいる。すぐ戦いに臨むのもいいが、まずはここで心の準備を整えてみてはどうだろう。もしかしたら、懐かしい人に会えるかもしれない。
1 フリッツヘルム
2 レッガースラム
3 カイザーアーマー
4 リベットナックル
LV2 デモノイドスパルタン
LV3 デモノイドオラクルス
LV3 幽鬼ガキ
LV4 凶鳥チョンチョン
LV5 屍鬼ゾンビ
LV6 外道スライム
LV7 デモノイドヘラクルス
いずれもザコばかりと言いたいところだが、現状ではそうも言ってられないのが本音だろう。岡本の借金のせいでろくな装備も整えられない今のあなたでは、どれも強敵のはず。しかし逃げてばかりではレッド・ベアーに勝てないので、敵の数が少ない場合は積極的に戦い、レベルアップをすることでHPの回復を済ます方法を取ろう。
BOSS 戦士レッド・ベアー(お宝:スターグローブ)
コロシアムのアイテムをすべて回収し、かつある程度レベルアップを重ねているならば、勝てない相手ではない。戦いでは毒矢があれば使ってしまうのもいい。レッド・ベアーの攻撃力を激減させることができるので、一方的な展開を期待できる。こうなれば楽勝だろう。
さて見事戦いに勝利すれば、羽田のジムがあったビルが岡本のジムとなり、あなたはセンター市民の資格を得られる。莫大な優勝賞金で借金も完済したため、ヴァルハラ・ダウンタウンでの買い物も可能になる。
しかしのんびりと休息を取る暇もなく、あなたには次なる試練が待っている。まずはセンターから少年を捜しに来たというテンプルナイトのヒロコと共に、マダムの館へ行くことになる。使いの者から招待状をもらったはずなので、館の前のガードマンも通してくれるはずだ。早速マダムの館に行ってもかまわないが、せっかくなのでダウンタウンで買い物をするのもいいだろう。カジノで遊ぶのも悪くない。景品の強力な武器を手に入れられれば、今後のゲーム展開は楽になる。
ヒロコを仲間にするさい、連れて行くか行かないかで選択肢が出るが、「YES」と答えた場合はロウに、「NO」と答えた場合はカオスに傾く。いずれも影響力は小さいが、いきなり「YES」と答えてしまうのではなく、最初は「NO」、次に「YES」と答えると、ロウとカオスのバランスをうまく保つことができる。現段階では属性の傾きを最小限に抑えた方が、ゲームは楽に進むため、選択肢はバランスを考えた答え方にすることをお勧めする。