ケテル城

ケテル城

ストーリー

魔王ルシファー
▲ついにその正体を現すルシファー。勝負の結末や、如何に!?

 意外にもケテル城は静寂に包まれていた。それはルシファーの余裕の現れでもあるのか?この静けさが、逆にあなたの不安を煽る。しかし同時に、ある種の興奮も、あなたは感じてもいた。幾多の強敵と戦ってきた戦士としての勘が、そうさせるのだろう。

 ルシファーの気配……それはあたかも大きな漆黒の沼に身体が沈むような感覚である。気配が強くなるにしたがい、足が思うように進まない、いや動かない。はたしてこの城から生きて帰れることができるのだろうか!?

イベントガイド

 ゲーム中、もっとも広いダンジョンである(前作のカテドラルに比べれば、それでも大したことはないと言えるが)。1Fに多少の施設があるものの、宝箱や宝石は一切なく、敵出現率も高めだ。無駄にウロウロと歩いて、魔王ルシファーと戦う前にMPを使い切ってしまわぬよう注意したい。しかしレベル上げをするのであれば、このケテル城はかなり便利なダンジョンである。

 ケテル城にはルシファーのほかに魔王ベルゼブブがいる。どちらに会うにしても、まずは3Fに行かなくてはならない。しかしただでさえ広いのに、階段がたくさんあるので迷ってしまう。1Fではまず入口より北に位置する階段1を昇るのが正解だ。階段1を昇れば、3Fに行くことができる。以降は、目的によって進行ルートが変わる。

  • 魔王ベルゼブブの部屋まで
    3F階段12→階段17→階段21
  • 魔王ルシファーの部屋まで
    3F階段10→階段15→階段20→落とし穴4→階段13→以下一本道

 ルシファールートの場合は階段13を上がってしまえばあとは一本道なので、省略する。ここまでくれば間違えようがない。
 ベルゼブブはストーリー上は会わなくても問題はないのだが、倒せばかなりの経験値が入るので、余裕があれば倒しておこう。倒すことで悪魔合体で造れるようにもなる。なおあなたがカオス属性の場合は戦闘が発生することはない。

 最後にイベントAについてだが、ここには魔王ルキフグスがいる。以前、どこかの街でルキフグスが魔貨を作っているという話をしていた女がいたが、覚えているだろうか?ルキフグスとは戦闘になることはないが、あなたのレベル次第で台詞が若干変化する。

出現悪魔

1F~2F

LV47 邪神テスカトリポカ
LV48 妖精ティターニア
LV49 外道オールドワン
LV49 堕天使ガープ
LV50 妖獣マンティコア
LV54 邪鬼ギリメカラ
LV57 堕天使アガレス
LV59 邪鬼ヘカトンケイル

3F

LV43 邪龍ニーズホッグ
LV47 邪神テスカトリポカ
LV50 鬼女ボルボ
LV50 妖獣マンティコア
LV53 邪神ニャラルトホテプ
LV54 邪鬼ギリメカラ
LV57 堕天使アガレス
LV59 邪鬼ヘカトンケイル

4F~6F

LV46 邪龍キングー
LV49 魔王ロキ
LV50 鬼女ボルボ
LV50 妖獣マンティコア
LV53 邪神ニャラルトホテプ
LV55 鬼女ランダ
LV57 堕天使アガレス
LV59 邪鬼ヘカトンケイル

7F~9F

LV46 邪龍キングー
LV49 外道オールドワン
LV49 魔王ロキ
LV50 妖獣マンティコア
LV53 邪神ニャラルトホテプ
LV55 鬼女ランダ
LV60 妖獣ベヒモス

 敵出現率が高く、HPが高い悪魔が勢ぞろいで、まともに戦っていると精神的に疲れてくる。まず物理攻撃を反射するギリメカラとランダ、攻撃力と攻撃回数が凶悪な邪鬼ヘカトンケイルは、ムドで一気にケリをつける。魔神アタバクや魔神カルキといった仲魔がいれば、これらの悪魔は苦労しない。造り方は「最終決戦の前に…」のページに記載してある。

 そのほかには邪神ニャラルトホテプに注意。魔法を反射するだけでなく、麻痺引っかきが厄介だ。ということは合体で造り、麻痺引っかきを連発させるとかなり役に立つ悪魔なのだが、これはやや邪道か。

BOSS 魔王ベルゼブブ(お宝:蠱毒皿)

 ロウもしくはニュートラルルートのときは戦闘となる。味方を混乱させるテンタラフーや、一撃必殺のムドオン、さらには麻痺噛みつきに呪いをかける「バエルの呪い」と、かなりいやらしい特技と魔法を有する。HPは約6700と、先の魔王マーラと比べ約2倍なので、長期戦を覚悟したい。
 まずパーティーはなるべく呪殺魔法を無効化できる仲魔で構成する。これだけでもだいぶ違うはずだ。そして、回避力が高いことを考慮して、仲魔は特技で攻撃する。もちろん、タルカジャをかけるのを忘れずに。なおベルゼブブは攻撃回数が1回しかないので、物理攻撃でやられる心配はまずないだろう。

BOSS 魔王ルシファー(お宝:-)

魔王ルシファー
▲ルシファーの回避力は異常。ほとんどの攻撃は避けられてしまう…。

 変身したルシファーはかなり強い。HPは約8500、攻撃回数は3~5回と多く、そして一番厄介なのが、パーティー全員を魅了する特技「悪しき輝き」だ。これで自滅しないよう、「聖なる者」「反魔法」などの防御相性を持つ悪魔を中心にパーティーを構成する。またルシファーの回避力は異常なまでに高く、並みの悪魔の攻撃はまず当たらない。やはりこれまで同様、仲魔は特技で攻撃するのが基本となる。なお、カオスルートのときは戦闘が発生せず、その場でルシファーが仲魔になり、ストーリーが進む。

 ルシファーとの戦いで地味に辛いのがマハブフーラだ。回復担当の仲魔がこれを喰らって、回復魔法をかけられずに行動不能になるパターンが非常にまずい。魔法そのものを無効化する悪魔に回復魔法を継承させるなどして、このようなピンチを回避しよう。天津神ツクヨミが適役である。また特技「天罰」を使えるロウの仲魔がいるのであれば、優先して召喚し、戦闘に参加させる。いっきにHPを削ってくれるはずだ。ルシファーを倒すのはなかなか骨が折れるが、ムドオンなどの一撃必殺の魔法を使ってこない分、まだ戦いやすい相手と言える。メディアラハンを2ターンに一度かけ続けれることができれば、時間はかかるものの、勝てる見込みは十分にある。がんばってほしい。

 さて見事ルシファーを撃破した、あるいは仲魔にしたら、あなたの属性によってストーリー進行が大きく分かれる。ロウルートであるなら次はラストバトルだ。休む間がないので、厳しい戦いになるだろう。ニュートラルルートであれば地下世界に行って九頭龍と戦う。まずは魔界で十分に準備をして挑もう。カオスルートはルシファーと共に方舟へ。直後にボスバトルが控えているので、気を抜かぬよう、注意されたし。


最終更新:2019年02月16日 16:33