▲アスタロトの身体より、イシュタルとアシュターが解放された。
海は生命の母である。それは魔界にあっても同じであった。しかし今は母たる神がいない。かつてビナーを治めていた地母神イシュタルは、唯一神によってその身を魔に堕されたという。あなたは魔王アスタロトの辞世の句を思い出し、ビナーに生命の光を取りもどさせた。
一方で、あなたはザインのことを気にかけていた。復活した邪神セトの行方も気になる。一体どこへ飛び去ったのか?……ザインの動向を探るべく、再びエデンへと足を運ぶ。
ビナーでは地母神イシュタルの復活イベントがある。魔王アスタロトを仲魔にしたのち、イベントAの神殿に行くと、アスタロトが地母神イシュタルと魔神アシュターに分離し、以後、このふたりを合体で造ることができるようになる。アシュターはレベルが40で、これからの戦いを考えると戦力としてはそれほど期待できないのだが、イシュタルは別だ。優秀な防御相性と、メディアラハン・サマリカームの回復魔法が非常に心強い。今後の戦いに備え、是非とも仲魔にしておきたい逸材だ。
- 堕天使ガープ+龍王ヴリトラ+鬼女ランダ=女神ラクシュミ…A
A+夜魔ニュクス=魔王アスタロト
- 龍王ミズチ+魔獣セルケト=聖獣ビャッコ…B
B+鬼女ランダ=地母神イシュタル
堕天使ガープはゲブラー2Dで、龍王ヴリトラはゲブラーのほか、ビナーにも出現する。鬼女ランダもビナーに出現はするが、なかなか仲魔にしにくい。粘り強い交渉が必要だろう。
イシュタルのイベントを終えたら(別にこのイベントをこなす必要はないのだが)、次はコクマに行くのではなく、エデンに行ってザインの様子を見る。神殿を壊して飛び立った邪神セトが、エデンに降り立ち、ザインと合体するという重要なイベントを見ることができる。
エデンにはセンター22Fから行くことになるのだが、エデンの門を守るケルビムは、属性がロウの者以外を、エデンに入れてくれはしない。このケルビムのチェックを通過するためには、属性を誤魔化すことができるというフーリーの羽衣が必要となる。フーリーはビナー2Dフィールドの海で水浴びをしているので、その隙を狙って羽衣を盗んでしまおう。羽衣を手に入れたら、センターへ行く。このときセンターのBARで22Fのパス・コードのヒントが聞けるので、必ずチェックしておこう。
▲ザインとセトとの合体。ルシファーとサタン、役者は揃った。
エデンの南の森に行くと、ザインと邪神セトが合体し、ザインは大天使サタンとなる。もしあなたの属性がロウであれば、サタンはその場で仲魔になってくれる。レベル99の強力な悪魔なので、今後の戦いでは彼の力が大いに役に立つだろう。逆にロウ以外であれば、問答無用で地下世界に落とされる。
ロウの場合はサタンの力なしではケテル城の城門を開くことができないため、必ずこのイベントをこなしておく必要がある。
サタン復活後は、再びビナーへと戻る。フーリーに羽衣を返してあげれば、あなたのアビリティがすべて1アップするので、必ず返してあげよう。なお、フーリーの羽衣を必要としないロウルートでも、このイベントは起きるので、心は痛むが盗んでおいて損はない。それにしても盗んだ人間に幸運をもたらすとは、なかなかフクザツなイベントである。
LV33 妖鬼ヤクシニー
LV35 妖鳥マッハ
LV38 妖鳥モリーアン
LV45 鬼女ゴルゴン
LV48 龍王ヴリトラ
LV48 妖精ティターニア
LV50 鬼女ボルボ
LV55 鬼女ランダ
注目はなんといっても鬼女ランダ。物理攻撃を反射する悪魔なので、戦う場合は注意が必要。しかし仲魔にすれば合体材料としてかなり使える。ロウでは会話で仲魔にできないが、その場合は、
- 妖精ティターニア+妖鳥モリーアン=堕天使ガープ…A
- A+龍王ヴリトラ=鬼女ランダ
で、造ることが可能である。なお会話で仲魔にできるにしても、出現率はそれほど高くない上に、会話の途中で逃げられてしまうこともしばしばだ。こういうときは青銅の箱を使うのが一番。まず初めて会ったときは倒してデビルアナライズに登録しておく。そして青銅の箱を使い、呼び出す。このとき、壁を背にして青銅の箱を使う。
そして出現したランダに話しかけて、「友好的」で会話をスタートさせるのだが、ランダに限らず女魔の場合はまず初めに「わらわの色におなり」「奴隷におなり」「ペットになりたいのね?」の質問が来る確率が高い。これらの質問ではYESと答えるといきなり魅了されてしまい、その後、話せる状態ではなくなってしまう。こうなるとターンが経過するのを待つしかないのだが、CHARM状態では味方に被害が出てしまうため、ターンを経過させるのも一苦労だ。しかし壁に背を向けている場合はESCAPEが有効である。なぜなら、後ろに壁がある場合は、逃走が必ず失敗するからだ。CHARMによる被害を出さずに、確実に1ターン経過させることができるのである。このようなちょっとしたテクニックを使って、青銅の箱の節約に努めることも、大量の悪魔を集める必要があるときは大切なことだ。