蛮族の秘宝
856 名前:1/2[sage] 投稿日:2007/05/20(日) 10:16:47 ID:???
鬱シナリオ「蛮族の秘宝」(6~7レベル用)
高レベル冒険者として名高いPC一行は大都市のファリス神殿に雇われる。
その神殿は何年も前からファリスの失われた祭器を捜索していたが、
最近になってそれが小さな蛮族の集落に安置されていることが判明した。
実は数百年前、隆盛を誇ったその蛮族が街を襲い祭器を奪ったのだった。
蛮族は現在では衰退し、100人足らずの弱小部族となって辺境で細々と暮らしている。
ファリス神殿は彼らと交渉し祭器を譲ってくれるようにと頼んだ。
しかし彼らは祭器を部族が守るべき秘宝だと主張し、譲渡を断固拒否した。
PCに課せられる使命とは、次の交渉団の護衛として蛮族の集落まで同行すること。
報酬は適正な額を約束され、前金も規定通りに支払われる。
「あくまで平和的な交渉ですから、彼らを威嚇するような行為は謹んで下さい」
と交渉責任者の司祭(柔和そうな中年男性)はPCに注意を促す。
蛮族の集落は街から10日ほどの山奥にある。
出発して7日目、交渉団に参加する若い神官が耐え切れないという表情でPCに訴えかける。
彼曰く、ファリス神殿の上層部は非道な陰謀を企てている。
神殿は残虐な盗賊団に「秘宝」の情報を漏洩し、集落を襲わせるように仕向けた。
盗賊団は蛮族を皆殺しにして秘宝を奪うだろう。
神殿がPCを雇った真の理由は、その盗賊団を倒して祭器を得るためにほかならない。
ファリス神殿が「善良な蛮族」から祭器を奪うことはできない。
そこで盗賊団を利用して、「合法的に祭器を取り戻す」という状況をつくった・・・
しかし話が終わらないうちに神官は仲間に取り押さえられてしまう。
騒ぎに気づいた交渉団の司祭は穏やかに笑って彼の話を否定する。
「そんな神官の話を信じるのですか? 我々がそんな非道な真似をするはずがないでしょう」
口ではそう言うものの、目からは「空気嫁」とオーラが放射されている。
857 名前:2/2[sage] 投稿日:2007/05/20(日) 10:17:49 ID:???
下級神官の話によると、到着予定日の前日に盗賊団の襲撃は行われるという。
急げば襲撃の日に間に合うが、司祭や彼の配下は体調不良を訴えて急ぐのを拒否する。
選択1:神官を信じる(司祭を置いて集落に急ぐ)
PCが到着すると、ちょうど盗賊団が蛮族の村を襲撃している。
ある程度の数を減らせば盗賊団はあきらめて撤退していく。
蛮族はPCに手厚く礼を述べるが、秘宝だけは決して渡そうとしない。
交渉団も翌日に追いついてくるが、勝手な行動をしたと司祭は怒り狂い、契約不履行だとして前金の倍返しを要求する。
また街でもPCに関する悪い噂が立つようになり仕事が激減する。
選択2:司祭を信じる(予定通りのペースで進む)
一行が到着した時には蛮族の集落は焼き払われており、生存者もほとんどいない。
少数の生存者に話を聞くと、盗賊団が襲撃して秘宝を奪ったという。
司祭は義憤に燃えた表情で盗賊団の追撃を主張する。
追いついて盗賊団を倒せば、秘宝(ファリスの祭器)を取り戻すことができる。
生き残った蛮族は「もう部族は滅びたので我々には必要ない」として秘宝の所有権を放棄する。
司祭は満面の笑みで街へと帰還する。PCにも多額の報酬が支払われる。
最終更新:2009年10月28日 17:36