年の差なんて
523 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/06/25(水) 20:24:27 ID:???
鬱シナリオ「年の差なんて」(4~5レベル用)
PCは父娘ほどに年の離れたカップルから仕事の依頼を受ける。
ある遺跡に眠る「若返りの薬」を回収してきて欲しいという。
男:40歳。薄汚いハゲ親父。50歳以上と言われても違和感がない老け顔。
女:16歳。美少女。年齢よりも子供っぽい。
熱烈に愛をアピールしているのは美少女の側で、中年はかなり消極的。
美少女は以前から男を愛していたが、16歳になってようやく両親から結婚を認められたらしい。
「愛があれば年の差なんて関係ないわ!」と美少女。
「こんなに老けた相手だとすぐに愛も冷めるだろうに・・・」とハゲ中年。
しかし2人とも「若返りの薬」さえあればうまくいくという点では意見が一致している。
2人について情報を集めるなら以下の事実が判明する。
男は顔に似合わず敏腕の官吏で、地位も収入も安定している。
かつて悪徳業者に騙された美少女の両親を救ったのが2人の付き合いの始まりらしい。
美少女は何年も前から男に惚れこみ求愛していたが、両親が「まだ早い」と止めていた。
男も以前は乗り気だったらしいが、時間が経つにつれて徐々に距離を取るようになっていった。
「こんなに年齢差があると世間体が悪い」「私みたいな貧相な男じゃあ君とバランスが取れないだろう」etc.
そんなハゲ中年も若い頃は美形だったらしく、昔の彼を知る人間は例外なく「時間は残酷だ」と言う。
遺跡の内容は省略。「若返りの薬」の入った瓶を発見して持ち帰れば任務達成。
ちなみに薬の効果は年齢が約半分になるというもので、分量は1人分。
薬を受け取った2人は喜び、いきなり美少女の側がその薬を飲む。
すると美少女の体が縮んで8歳の美ロリっ娘になり、中年男が「うっひょーーーっ!!」と歓喜の叫びを放つ。
「素晴らしい、今すぐ結婚しよう!ハアハア…」と息を荒くするハゲ親父。
それを聞いた幼女は喜び、舌足らずな口調で「大好き~」と薄汚い中年男の首に抱きつく。
我慢できなくなったハゲ中年は幼女の唇をブチュブチュと吸う。
そう、中年男は重度のロリコンだった。
書類上はともかく、見た目的には完全に犯罪行為なので鬱。
土の味
525 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/06/25(水) 20:33:36 ID:???
上のを見て考えたんだが
ダークハーフエルフ美少女ソーサラーシャーマンシーフノラキンメイド
が最強なんじゃないかと思えてきた。
吟遊詩人シナリオ「土の味」
PCは酒場の親父を通じて、近くの森のある謎の美少女から夜に依頼を受ける。
この森は最近ゾンビなどが大量に住むようになっており、十分な実力の冒険者でないと受けられない。
依頼は簡単に思えるもので、ある箱を近くの大きな町の大きなファリス神殿まで運んで欲しいとのこと。
箱はかなり重く、振るとザラザラという音がする。箱は完全に密封されており、中身は分からない。
輸送中は、夜を問わず昼を問わずアンデッドが寄ってくる。箱をファリス神殿に持ってくれば依頼達成。
この土が何なのかを推察し、ファリス神殿に適切な依頼をできればシナリオ成功。
【真相】
箱の中にはある退治された強大なノーライフキングの邪な土が入っていた。この土はノラキンの死後も不浄な力を持ち続けており、
並の聖水では浄化できないどころか聖水が腐り、土から発せられる瘴気を吸った者の精神力を奪い、さらにアンデッドを招きよせる危険な土。
もちろん持ち主はダークハーフエルフ美少女ソーサラーシャーマンシーフメイド。ある邪神官が持ち込んだこの土のせいで
森にアンデッドが舞い込むようになった。アンデッド嫌いのダークハーフメイドは一計を案じ、これを大都市のファリス神殿に送りつけようと画策。
そこで冒険者を使うことを思いついた。ちなみにあらゆる「交渉」は無駄とする。
不老不死
560 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/06/27(金) 17:35:36 ID:???
>>558
>【病気にならず怪我も治りやすい健康な体】
それってヴァンパイアって言わなくね?
吟…いやただの思いつきシナリオ「不老不死」
PCは町の魔術師協会からの依頼を耳にする。何でも近年ある古代帝国の遺跡の入り口が発見され、発見した農民曰く
これは周辺の町村で民謡となって伝わる「不老不死の玉座」がある城という。しかし入り口を発見した農民らが再度入り口に戻ったとき、
謎の一団に襲撃され、農民は行方不明、遺跡も奪われてしまったという。遺跡の調査と、そこに潜む脅威(含一団)の排除が依頼の内容。
民謡は以下の通り。
「ここの王様長寿が取り柄、百を超えてもまだ死なぬ。ここの王様百回襲われ、だけど治世は一千年。
王様何度も襲われた、だけど王様一度も死なず、剣も火炎も痛くない。
王様千年生き延びた、玉座も千年生き延びた、金無垢絢爛豪華な玉座、王が死んでも生き延びた。だけど王様なぜ消えた?」
さらに調査を進めると、こんな伝承が残っていた。
「王を殺すに神様要らぬ、王は不死には程遠い。王を殺すに玉座は要らぬ、お前が1人いればいい。」
さらに調べると、歌の続きが残っていた。
「王の家族はみな死んだ。王の家臣は逃げ出した。王の領民みな消えた。王と玉座が残るのみ。
王は寂しくなったので、玉座を残して旅立った。王は千年玉座は万年、あとには玉座が残るのみ。」
遺跡内部にはまさに巨大な城のような構造であり、その最奥部には例によって敵がいる。敵のリーダー格は玉座に座っており、
リーダーはまさに不老不死の如く切っても突いても魔法でも死なない。しかしなぜか席を立とうとしない(攻撃も魔法も座ったままで行う)。
遺跡の脅威をすべて排除したらシナリオ終了。必要(?)に応じて内部に宝を配置するのもよい。
【真相】
玉座はまさに不老不死で、座った者に永遠の命を授ける。食事も不要、座る限りは永久にその姿を留める。
ただし、立席すると効果が消える。また座る前に受けていた傷は治らない(失血死もありうる)。また精神力には限界がある。
戦士の屍
687 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/02(水) 17:57:31 ID:???
しんみりシナリオ「戦士の屍」
PCはあるエルフの学者から魔導機文明遺跡の調査依頼を受ける。
なんでもその学者が見つけた魔道具がある遺跡の鍵となっており、その奥に「戦士の屍」と呼ばれるなにかが隠されているのだという。
しかしPC達が学者の家を訪ねるとすでに件の魔道具が盗まれており、「戦士の屍」を狙っているらしい犯人を追うためにすぐさま遺跡へ向かう。
遺跡内部はひどく迷宮化しており、依頼人も「戦士の屍」が魔剣である可能性を指摘していた。
PCが最深部に到達するとそこには魔道具を盗んだ犯人がいる。彼は、依頼人によって貶められた(と思い込んでいる)学者だった。
「これが戦士の屍だ!」
と学者が魔道具を起動させると、遺跡自体が動きだし、巨大な魔法生物となる。
・戦士の屍とは魔導機文明において作られた超巨大兵器。
・しかし魔剣を部品としていたため兵器自体が魔剣化し、暴走。周囲の空間を迷宮化したため、大破局においても使用されなかった。
・学者はこれを大規模な八つ当たりに利用。自分が死んでも周辺すべてを焼け野原にするまで攻撃をやめないように命令した。
これを止めようとするPCに、遺跡が語りかける(事前の伏線で幽霊とか出すべきか)。曰く、「戦士の屍」の動力部を破壊すれば、レビテーション等で自重をささえている遺跡を止められる。とのこと。
途中のドゥーム軍団を突破すると、そこには6ルーンフォークの少女がいる。彼女は、魔剣となった遺跡を動かすための「使い手」であり、大破局の後も生かされ続けていた。
「ああ、ご主人様は生きてるんだ……良かった」
ルンフォ少女は依頼人の従者であり、つまり依頼人はルンフォ少女を開放するために今回の依頼をしたのだ。
ってなスプリガン。
ゴーヤマーの使徒
746 名前:1/2[sage] 投稿日:2008/07/06(日) 12:19:47 ID:???
鬱シナリオ「ゴーヤマーの使徒」(3~4レベル用)
冒険者の店にいたPCは一行は、スコットという若い富豪から護衛の仕事を頼まれる。
彼にはキャロルという婚約者がいて、女優として活動中なのだが、その女性が何者かに狙われているらしい。
PCに課せられる任務は、その女性を守り同時に何者の犯行かを明らかにすること。
キャロルは女優をしているだけあって非常に美しい。
狙われる心当たりを尋ねても、彼女は何も分からないという。
しかし盗賊ギルドで情報を集めれば、彼女が何かうさんくさい団体と関わっていることが分かる。
それを問い詰めるなら、キャロルは「スコットには言わないで下さい」と懇願して自分の過去を語る。
数年前、仕事上の問題で挫折しそうになった彼女は自暴自棄になり邪神の集会に参加した。
参加者の全員が覆面をしているという不気味な集会で、彼女はすぐに参加を後悔した。
その後は邪教徒との関わりを断ち、なんとか女優として一人前になった彼女だったが、数週間前に突如「貴様の過去を知っている」という文書が届いた。
彼女も覆面で顔を隠していたのに、どうやら身元がばれていたらしい。
キャロルは独自の調査でそいつらの崇める邪神がゴーヤマーだと突き止めた。
彼女によると、この街には醜い男女から成る小規模なゴーヤマー教団が暗躍しているという。
キャロルは何度か教団側と話し合い、自分に関わらないよう頼んだが、そいつらは頑として聞き入れなかった。
そしてついには彼女の命を奪おうと、組織ぐるみで襲い掛かってくるようになったらしい。
キャロルの話を裏付けるように、彼女を暗殺しようとする連中はいずれも覆面をしている。
覆面の下には醜い顔が隠されており、女性ゴーヤマー信者の場合は「美人なんて死ね!」と泣きながら訴える。
これが男性信者だと「なんで美人は俺たちの相手をしてくれないんだ!」になる。
キャロルを狙うゴーヤマー教団の構成員は10人。
そいつらが次々と襲いかかってくるが、なぜか教主にあたる女司祭だけは姿を見せない。
9人目を捕らえた時点で、以後の襲撃や暗殺はバッタリと途絶える。
747 名前:2/2[sage] 投稿日:2008/07/06(日) 12:20:24 ID:???
■事件の真相
実はゴーヤマーの教主はキャロル自身(彼女は「高慢」の側面を体現している)。
彼女は劣等感にまみれた醜い連中を見るのが愉快でたまらず、女優と教主の二重生活を続けていた。
自分も覆面を被り醜女の振りをしつつ、信者の劣等感を煽って楽しんでいた。
しかし醜い男女の相手をするのもそろそろ飽き、スコットとの結婚も決まった。
そこで彼女はあと腐れなく教団を壊滅させることにした。
教主として「美女キャロルを殺せ」と信者に命じ、自身は万全の体勢で待ち受ける。
信者が全員捕らえられたら過去を忘れ楽しい新婚生活を送る予定だった。
■冒険の結末
PCが真相に気づかなかったなら、おそらく教主は逃げたのだろうという結論になり、スコットとキャロルはPCに依頼の終了を申し出る。
2人はPCに大きな感謝を見せ、以前にも増して仲睦まじい関係になる。
やがてPCは2人が結婚し楽しく暮らしているという話を聞く。
もしPCが真相に気づいてキャロルを問い詰めたなら、彼女は全力で否定してスコットを頼る。
スコットは「なんと失礼な連中だ!」と激怒してPCを解雇する。
このあたりの展開はGMが適当にアドリブで対応し、結果に応じて適当に経験点を渡す。
不遇な母子
922 名前:1/2[sage] 投稿日:2008/07/10(木) 01:51:23 ID:???
鬱シナリオ「不遇な母子」(1~2レベル用)
PCは街のファリス神殿から依頼を受ける。
ある村に司祭として派遣された女性が、突如その村から去っていった。
噂では彼女の幼い息子が思い病気にかかり、その看護に専念するためらしい。
女司祭は仕事振りも真面目で、このまま聖職を辞することになっては非常に惜しい。
息子の病気は高司祭が治すと約束するので、どうか女司祭を説得して連れ帰って欲しい…という依頼。
女司祭が派遣された村でも、彼女がいなくなったことは惜しまれている。
30歳ぐらいの美女で、尊大なところがなく誰に対しても親切だった。
夫を早くに亡くし、今年で8歳になる息子を非常に可愛がっていた。
そして、その息子の様子がおかしくなると女司祭はすぐに村を去ったらしい。
女司祭の行方を知るのは村に1人しかいない。
それは女司祭に想いを寄せるマーファ信者の狩人で、密かに周囲を捜索して彼女が移り住んだ山小屋を発見していた。
内気な彼はなかなか女司祭に声をかけることができなかったが、PCが一緒にいるなら、と案内を申し出る。
PCは狩人に案内され、問題の山小屋に向う。
小屋は閉め切られているが、扉を叩けば女司祭が緊張した表情で顔を出す。
息子は奥のベッドに寝かされているらしいが決して姿を見せない。
女司祭は「もう私たちのことは放っておいて下さい」と繰り返すが、
PC(と狩人)が熱心に説得した場合のみ、諦めた表情で息子の真実を話す。
923 名前:2/2[sage] 投稿日:2008/07/10(木) 01:52:27 ID:???
数か月前の晩、彼女の預かるマーファ神殿はバンパイアに襲われた。
バンパイアは強大であり、簡単な神聖魔法しか使えない彼女が勝てる相手ではなかった。
邪悪なバンパイアは瀕死の女司祭に対し2つの道を選ばせた。
1.村人全員を犠牲にして彼女と幼い息子だけを見逃す
2.息子を生贄に捧げて彼女と残りの村人全員を見逃す
女司祭は苦渋の末「2」を選んだ。
バンパイアは約束を守り、息子をレッサーバンパイアにすると笑いながら去っていった。
女司祭は息子が病気になったことにして村を去り、息子を自分の血で生き長らえさせていた。
バンパイアの下した命令によって、息子は彼女の言うことだけは聞いてくれる。
「せめて私が寿命で死ぬまでは見逃して下さい……」と女司祭は懇願する。
この話を聞いた狩人は「バケモノを育てる悪魔め!」と手のひらを返して女司祭を罵倒する。
彼は村に戻り、街のマーファ神殿に連絡して討伐隊を送ると口走る。
■ひたすら傍観した場合
PCが止めないなら、狩人は女司祭の制止を振り切り村へと走り去っていく。
そしてそんな彼をレッサーバンパイア息子が後ろから襲いかかり殺す。
(息子は母親の話が続いている間に念のため小屋の外に脱出していた)
その後の展開はGMが適当に考える。
■その他の場合
展開に応じてGMがアドリブで対処。各人の行動方針は以下を参照。
・狩人はレッサーバンパイア息子を決して許そうとしない。女司祭も軽蔑すべき対象。
・女司祭は自分のせいでレッサーバンパイア化した息子を必死に守りたいと考えている。
・レッサーバンパイア息子は母親の言うことは聞きつつ、事態をややこしくなる方向に誘導する(悪意で)。
・マーファ神殿はレッサーバンパイアの育成を決して認めようとしない。
■冒険の結末
深く思い悩んで意思決定すればシナリオ成功とする。
自然発生
969 名前:1/2[sage] 投稿日:2008/07/10(木) 22:47:56 ID:???
鬱(?)シナリオ「自然発生」(推奨レベル1~3)
PCはとある廊下学者から依頼を受ける(セージ判定に成功するとその筋では有名な酔狂学者だと分かる)。
何でも彼の自説「ファラリス神官自然発生説」を検証すべく、ある遺跡に巣食う生物を殲滅してくれ、という依頼。
学者曰く、遺跡はファラリス信者の集会場だったらしい。そのような場所では何も無くともファラリス信者が沸く、という仮説を立てた。
その仮説の裏づけのため、その洞窟に誰も生物がいないように計らってくれ、そしてもし中で実際にファラリス信者が「自然発生」したら
その顛末について語ってくれ、そして何か自然発生に関連しそうな遺物があったら持ち帰ってくれ、というのが依頼。
そのため、ファラリス系の建造物などは壊さないでほしい、とのこと。
その後、別のファリス神官からも依頼を受けられる。ある実力あるファリス入信者が、神官になりたいと言いだした。
しかし、その神殿の司祭は昇進試験のためにあの遺跡で討ち死にしたとされるファリス神官に由来する物を取ってくれば
神官になれると説明した。そこで、勉強一筋で冒険をしたことのない彼に同行してやってほしいとのこと(報酬あり)。
受けようと受けまいと入信者は強制的に同行する。ただし受けなかった場合は装備などは勝手に回収する。
入信者はセージ1のみで戦力にならない(が意気込みは十分ある)。老科学者も洞窟入口まで同行するがそこからは動かない。
遺跡内部には「ファリス神の言葉が刻まれた錆びた棍棒」「同様の盾」「同様の聖印」を持った(ゴブシャか)ゴブリンが存在し、
それぞれ共通神聖魔法1~3レベルを使う。セージかプリースト判定に成功すればそれらの装備によって魔法が使えるのだと分かる。
「これが神官からの依頼の物に違いない」と意気揚々と身につける。身に着けると共通神聖魔法1~3レベルを使えるようになる(重複しない)。
さて最深部。例によってザコを全て掃討すると奥の祭壇跡で何か儀式をしていたゴブシャが自殺する。
ほどばしる血液、その頭に輝く謎の兜。「これに違いない」と意気揚々とかぶる。辺りに響く荘厳な、神々しささえ感じる声が響く。
「おお、ファリス様!」と感極まって祈りを捧げる。その声の正体とは…
973 名前:2/2[sage] 投稿日:2008/07/10(木) 23:12:41 ID:???
「供物は獲たり。人の子よ、我が祝福を受けるがいい。自由あれ。」
…どう聞いてもファラリスの神です。そして栄誉あることに神から直接ファラリスの真髄と技能を授かるのでした。
さあ若い神官はファラリス神そのものから超強烈なダークインパルスとダークプリースト・ファイター技能、
そしてなぜか気前のよかった我らファラリスの神はしもべ(任意選択、ゴブリンゾンビでも可)まで召喚してしまいました。
若い神官は嘆きと悲しみとダークインパルスで精神が破壊され、狂ったように襲い掛かります。倒すと例の遺物が残ります。
報酬は対立し、中での出来事を学者に話し遺物を学者に渡すか、ファリス司祭に信者の一件を話して遺物を渡すかで分かれる。
司祭に渡すと「なるほど、初代のファラリス信者もこのように発生するのですね。これはいずれアノスへ送ります。」と言い、報酬を渡す。
神官を問い詰めると真相が分かる。この後のことは後のシナリオにつなげるべきだろう。
学者に渡すと「なるほど、こうして信者は自然発生するのか」と納得する。入信者がファラリス神と交信できたことについて述べると
非常に驚き、それを抜きにしても報酬を相場よりかなり多めに渡し、口止め料も含まれると暗に示唆する。
どうやら司祭には知られたくないらしい。司祭への報告は慎重に考えねばならないだろう。
後日学者は真相に気がつき冒険者に依頼を頼む。この後のことは後のシナリオにつなげるべきだろう。
【真相】
実は自然発生説は真っ赤な嘘。
司祭も詳しくは知らないのだが、あの神殿に例の装備を置いておくとファラリス神官が突如現れるのでそれを討伐したり冒険者に依頼して
ファリス教内での名声を高めているのであった。なお「置いておくと突如現れる」と考えており、ファラリス神が降臨するとはまったく知らない。
神官が入信者の末路について知ると、薄々そんな気がしていた神官は装備を本気でアノスへ送ろうと考えている。
一方的とはいえ条件付とはいえファラリス神と交信できる装備という物は神器と言えるほどの物なのだ!
学者は実はアノスの秘密内偵員であり「自然発生」について不信感を抱いた上層部やファラリスの力が色濃く残る例の遺跡などについて、
大司祭などの意向で遺跡の調査をしていたのであった。入り口に残ったのも「そのため」。
片棒担ぎ
977 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/07/11(金) 00:43:50 ID:???
糞欝キャンペーン「片棒担ぎ」
PC達はとある大商人から隊商の護衛を依頼される(適当に山賊や野良モンスターと戦わせてミッション達成させる)。
それをこなせば、また次の護衛を頼まれる(同上)。
ただし、毎回、積荷については「高価な品なんでバレると盗賊に狙われる」と教えて貰えなかったり、
ありきたりの高価な品だと教えられるものの、「高価な品なんで厳重に封がしてある」ので実物は拝めない。
何度も依頼をこなせば信用されて、PC達だけで危険なルートでの荷運びなどを任される。
実はこの商人は悪人です。
ただし、他人を直接害してやろうと考えていませんのでセンスイービルには引っ掛りません。
また、取引は誠実に行うのでガードトレーディングも無効です。
単に、扱う品を選ばない――奴隷とか麻薬とか毒薬とか――だけです。
また、取引相手に対しては誠実ですし、使用人への待遇も悪くはありません。
GMは途中から、PC達に次第に不信感を募らせるようにしてください。
近頃誘拐事件が発生している ⇒ 大きな馬車での荷物運搬(人攫いから買った奴隷にスリープをかけて外国の奴隷商人に売るのです)
魔法薬と説明された液体の入った箱(音でわかります)を運ぶ ⇒ 毒殺事件発生。
ユニコーンの密猟があり角が奪われた ⇒ 細長い箱を運搬する任務、等々
やがて大商人の悪行は官憲にばれ、PCも取調べを受けます。
「善意の第三者」である事を主張すれば、やがて釈放されますが、GMはどのミッションで何を運び、それによって如何なる悲劇が起きたかをPLに克明に説明しましょう。
最終更新:2009年11月14日 21:19