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ソードワールドRPG225



天使のいる街

547 名前:1/2[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 17:15:53 ID:???
鬱シナリオ「天使のいる街」(3~4レベル用)

■背景
数ヶ月前、アノス辺境の遺跡で美少女の姿をした天使が発見された。
古代王国時代に魔術師に召喚されてそのままになっていたらしい。
この美少女天使は近くの街に護送され、神の使徒として崇拝の対象となっている。

■導入
PCはちょうどその街を訪れたとする。もちろん神殿に向かうはず。
ファリス神殿には天使の姿を見ようと毎日大勢の人間が詰めかけている。
神殿には純白の翼を生やした美少女がいて、無邪気な笑顔で集まった市民に手を振る。
この天使は魔術師に言葉を奪われたため何も喋れないらしいが、市民たちは彼女の姿を見るだけで幸せな気分になっている様子。
そして司祭たちは集まった信者に対し熱心にファリスの教えを説いていく。
美少女天使のおかげでファリス神殿は大賑わいで、寄進の額も以前の数倍に跳ね上がったらしい。

PCが神殿を出ると、一人の神官から「仕事を頼みたい」と密かに声をかけられる。
神官はあの天使がどうも怪しいと語る。
この街の神殿を預かる司祭が数人の護衛と共に遺跡から保護してきたらしいが、
天使が魔術師に召喚された例などこれまでに一件も見つかっていない。
遺跡に向かい、本当にあの美少女が天使なのか調べてほしいと神官は語る。
報酬はそれなりの額を約束される。

■真相(1)
問題の遺跡は召喚魔術師というより創造魔術師の研究所っぽい雰囲気がプンプン。
罠を突破して最深部に辿りつくと巨大な水槽が設置された広間がある。

広間に残された資料を読めば真相が判明する。
実は例の美少女天使は本物の天使ではなく、魔術師が伝承を元に再現した人造生物だった。
性格も天使らしいものに設定しているがもちろん神聖魔法の能力はない。
天使は一体のみ完成しており、合言葉を唱えればすぐに目覚める状況にあったことが分かる。

548 名前:2/2[sage] 投稿日:2008/11/17(月) 17:16:56 ID:???
■真相(2)
以下は資料に載っていない真相。
数ヶ月前、偶然にも人造天使の存在を知った街の司祭は、自分の神殿の活性化に彼女を役立てようと考えた。
実はこの街は国内の都市で特に信者の数が少なく、司祭は肩身の狭い思いをしていた。
嘘ではあるが誰も傷つかないのでファリスも許してくれると司祭は判断したのだった。

司祭の思惑は当たり、天使を見ようと大勢の市民が神殿を訪れるようになった。
心優しい人造天使は司祭の話を聞くと快く同意し、従順に役目を果たしている。
(ちなみに天使が喋れないという設定は神聖魔法を使えないことをごまかすためで実際は会話可能)

この真相に辿りつくかどうかはPCの想像力次第。

■冒険の結末
正直に依頼者に事実を報告した場合、彼は使命感に燃えて真相を世間に訴える。
これによって少しずつ世論は傾いていき、やがては「邪悪な魔法生物を天使と偽った司祭を殺せ!」まで発展する。
司祭と美少女天使と少数の支持者は大勢の暴徒に襲撃され、罪人として処刑されてしまう。
宗教問題に関わりたくない領主はひたすら傍観。
この後、新たな司祭には依頼者であった神官が就任する。1000経験点。

PCが事情を酌量して司祭の嘘を認める方向で動くなら、それはそれでOKとする。
不満に思った依頼人が難癖をつけて報酬を減らそうとするが一応は1000経験点。
ただし将来的に嘘がばれた場合、PCも共犯とされてしまう点には注意。

過去なき恋人

574 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 02:01:54 ID:???
超英雄ダークハーフエルフ美少女ソーサラ-シャーマンプリーストファイターシーフバードセージレンジャーメイドに足コキして貰いながら考えた鬱シナリオ「過去なき恋人」

■背景
オラン近郊で……おおうっ……遺跡があふっ、あふっ。バレン導師にふうああああっ!
……ふう。なんかもういいや。

血塗られた聖母

585 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/21(金) 20:09:27 ID:???
『血塗られた聖母』

【導入】
とある町に近い木々で見通しの悪い道、そこを歩く冒険者一行が一人の若者が倒れているのに出くわします。
若者は満身創痍で苦悶の表情で「母さんが……」と言って息絶えます(GMは「生死判定に失敗して、最後の一言は演出」とぶっちゃけて下さい)。
襲撃者の姿は既になく、探しても痕跡しか残っていません(追跡していっても、いずれは痕跡を見失います)。
近くの町に連絡すると衛視がやってきて調査をします(連絡しなくても、いずれ誰かが知らせます)。
若者が毒の刃で滅多挿しという手口から、最近近隣の町で起きている連続殺人の一件だとわかります。
程なく噂を聞きつけ、身内かもしれないと言う鍛冶屋見習いの少年がやってきて身元確認をします(もちろん、若者は少年の身内で彼は暫く大泣きします)。
少年と若者は同じ孤児院で育った仲で、若者は3年前に、少年は先週からこの町で就職し、同郷という事でちょくちょく連絡をとっていたそうです。

【依頼】
この町の衛視隊長の初老の男から、冒険者達に依頼が来ます。
彼はまず連続殺人について説明し、自分の調査によると犠牲者は全員、同じ孤児院の出身である事がわかったと告げます。
犠牲者やその仲間達は結構あちこちの町に分散しているし、年も離れているため、互いに連絡を取ることはあまりありません(犠牲者の若者と少年は、たまたま同じ町で年も近かったため交友があったのです)。
衛視隊長は、原因を探るために一度その孤児院を探ってくれ、と依頼してきます(他領のそれなりに離れた村なので、彼やその配下は勝手に調査に行けないのです)。
PCが依頼を受けると、ようやく泣き止んだ少年からも、ついでに孤児院に手紙(若者の死と少年の就職の報告)を届けるように頼まれます。

586 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/21(金) 20:11:59 ID:???
【孤児院】
正式名称「マーファの御手孤児院」は、近隣の市町村のマーファ神殿が共同出資で作った孤児院で、とある農村のはずれにあります。
10年くらい前までは司祭などもいたのですが、現在は司祭ではない一人の女性が30人くらいの子供を育てています(年長の子が子守や家事を手伝ったりしているので、女性一人でもなんとかやってけるのです)

【女性】
30代半ばの女性で、慈母というより姐さん風で口も悪いし厳しいのですが、親身に子供達の世話をしているので、「母さん」として慕われています。
15年位前にとあるマーファの司祭(既に故人・スポンサーの神殿の一つに所属)に連れて来られて以来ここで働いており、それまでは冒険者をしていたそうです。
農繁期には子供達と一緒にバイトをするため、村人とは普通の近所づきあいしており「口は悪いがいい人だ」という評判ですが、距離をとっているのか特に友達のように親しい人はいません。
エピソード「孤児院の子供が病気になったときは一生懸命看病し、死んでしまった時は我子のようにさめざめと泣いていた」)。
孤児院が財政難の時には、何日か出かけては金を持って戻ってくる事が何度もあり、今でも昔のつてで冒険者の仕事をしているのだと噂されています。

【到着後】
女性に会って若者の死を告げると、彼女は顔を曇らせます(少年の就職については僅かに顔をほころばせます)。
調査の事について話す・話さないに関わらず、彼女は最近の連続殺人について言及し、「昔の冒険者時代、敵対した相手の復讐かもしれない」と語ります。
若者の死について、子供達を悲しませないように子供や村人には極力知らせないように頼んできます。
そして子供達には「先日ここから巣立った少年が、無事就職できた」事を伝えて、お祝いのパーティー(ここでは恒例です)を開きます(もちろん、PCも誘われます)。

588 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/21(金) 20:13:41 ID:???
【真相】
彼女はカーディスの女司祭にして暗殺者で、心底邪悪な人間です。
15年前にカーディスに捧げるために赤子の大量誘拐殺人をして、マーファの司祭に捕らえられ、とある罰を受けました。
その罰とは、クエスト「自分が殺した赤子と同数の子供を、一人前に育てる事」です(一人前の定義は15歳以上で自活可能、という事です)。
以来、彼女はクエストを早く終了させるためだけを目標に、一生懸命子供達を育てました(病気の子を嘆いたのは自分の刑期終了が長引くからです)。
マーファの司祭の目論見は「長年子供を育てていれば、やがては愛情を持つだろう」というものでしたが、彼女は完全な悪であるため、自分を束縛していた子供達に対して却って深い憎悪を抱いています。
時々行く資金稼ぎとは実は暗殺の仕事で、最近の彼女はその行き帰りに、一人前になった(=クエスト対象から外れた)子供達を殺していたのです(導入部で死んだ若者も、彼女の仕業です)
そして今日、PC達によって知らされた鍛冶屋見習いの少年の就職で、クエストの規定の数は達成されました。

【戦闘】
就職祝いのパーティーはいつもより盛大に行われます。
そこで振舞われるご馳走には、遅効性の毒が盛られています(味で気づかれないよう微量なので、PCには効果がないでしょうが、子供達の大半は苦しみながら死にます)
また、彼女はPCに泊まっていくように勧めます。
そして夜、彼女は正体を現します。
まずは育児の間は封印されていた暗黒魔法(クエストの結果とはいえ、カーディスの教えに反する行為です)で、子供達のゾンビを作り(魔晶石も幾つも使います)、生き残った子供達を血祭りにあげます。
その後彼女は、子供のゾンビを率いて村に焼き討ちをかけます(孤児院に泊まらなかった場合、ここでゾンビとの戦闘になります)。
女暗黒司祭とゾンビの群れ(現存の30+墓場から掘り起こした分+犠牲になった村人)を倒したらミッション達成です。

589 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/21(金) 20:15:06 ID:???
【その後】
衛視隊長に事件を報告すると、過去の赤子誘拐殺人やマーファ神殿の記録などを調べて裏づけをとってくれ、彼から報酬(マーファ神殿からの口止め料込み)がもらえます。

【ポイント】
孤児院の描写に力をいれましょう。
子供達に名前と個々の性格を設定付け、数々のエピソードを駆使してPC達に好感を持ってもらいましょう。
女暗黒司祭も正体を明かすまではなるべく善人に見せましょう。
そして、PCに止められないように毒殺&ゾンビ化は密やかに素早く行わせましょう。
ゾンビ退治の際、誰のゾンビか・PCの攻撃がどこを破壊したかと言うことを克明に語りましょう。

死神の絵筆

596 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/11/22(土) 18:20:41 ID:???
鬱シナリオ「死神の絵筆」(3~4レベル用)

PCは大商人の娘(美少女)から密かに仕事を依頼される。
彼女の父が後援者となっている若い画家がいるのだが、現在スランプに陥っている。
そこで彼のために古代遺跡から魔法の絵筆を取ってきてほしいという。
その絵筆があれば自分の思い通りの絵を描ける(絵の達成値に+2)。
魔法の力に頼るのは良くないかもしれないが、スランプ脱出の手助けになれば…と少女は語る。
もちろんその若い画家に恋しているのが見え見えの態度。

遺跡で魔法の絵筆を回収して少女に渡せばシナリオ達成とする。
ただし宝物鑑定して達成値が15以上なら絵筆の隠された魔力が判明する。

■事件の真相
問題の筆とは暗殺用に生み出された道具だった。
その筆で人物画を描くと、絵の達成値を魔法強度とする「デス」が描かれた相手に発動する。
そして依頼者はその事実を知っている。
実は自分を振った画家に復讐するのが彼女の目的だった。
何か理由をつけて彼女の絵を描かせ、死ぬと同時に画家の人生を滅茶苦茶にするつもりだった。

依頼を受けた時点で彼女の身辺調査をすれば画家に触られたことは明らかになる。
また絵筆を魔術師ギルドで鑑定してもらえれば真の魔力も判明する。
(ただし絵筆に死の効果があると伝えても少女は驚いた振りをして一応受け取ろうとする)

■冒険の結末
結果として少女の望みを叶えることができた場合のみシナリオ成功とする。
仮に思惑を見抜いて絵筆を渡さなかった場合でも、自暴自棄になった少女は画家を刺し殺すのであまり変わらない。

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最終更新:2009年10月30日 14:40