従機 ダック・ボウ
[解説]
城攻めに使われる巨大弩砲と破壊された従機の稼働可能なパーツを組み合わせた応急処置的な機体。
移動が面倒な弩砲の運用を簡便にするために行われた、現地改造機の愛称である。
移動が面倒な弩砲の運用を簡便にするために行われた、現地改造機の愛称である。
メインとなるのはあくまでも弩であり、単体での戦闘は出来ないが移動はできる程度に破損した機体に弩を括りつければそれがダック・ボウとなる、程度の物だったが、移動に手間がとられる弩の威力を保ったまま、従機の機動力を得られる現地改修が聖王国の一部上位騎士の目に留まり、再設計の末城攻め用従機として作り直された。
その性質上防御能力は無きに等しく、また、1機や2機で運用した所で効果は薄い。
さらに近接戦闘など考えるのもおこがましい、というか腕が無い。
巨大弩砲に足を生やした機体、というコンセプトが生み出す最大の利点。
「安い上に大量生産できる、その気になれば現地でジャンクから組み上げられる」という特徴を最大に生かした結果だった。
さらに近接戦闘など考えるのもおこがましい、というか腕が無い。
巨大弩砲に足を生やした機体、というコンセプトが生み出す最大の利点。
「安い上に大量生産できる、その気になれば現地でジャンクから組み上げられる」という特徴を最大に生かした結果だった。
その運用上ボルトの再装填は必須であるが、ダック・ボウの乗組員から「再装填の不備」を常に指摘され続けた結果、正式に従機「ダック・ボウ」として生産されたタイプは、対機兵・対人用のカートリッジを搭載可能となり、その装填に関してかなりの簡易化がなされている。
ただし、使用するボルトの大きさの都合上、対城ボルトは人力装填に頼らざるを得ない状況となっている。
……弩の端から鏃が飛び出すほどの巨大なボルトを装填する以上、仕方のない事ではある。
……弩の端から鏃が飛び出すほどの巨大なボルトを装填する以上、仕方のない事ではある。
仕様
武装:弩砲×1
乗員:1名+2名(2名は弩の操作の為)
乗員:1名+2名(2名は弩の操作の為)