ギンヌンガガプ - 聖華世界 @ wiki

ギンヌンガガプ

[解説]

この魔法は現在の所フギンのオリジナルであり、まがりなりにも制御できる、と言える範囲で使える者はフギンのみである。
この暗黒魔法は術者が指定した範囲の反物質を急激に増大させ、その範囲にある物質を崩壊させる魔法だ。
基本的に効果範囲は直線上、射程距離は3～5ｍと短いが、任意の範囲にある反物質を触れること自体が死を意味するような濃度まで引き上げるという無茶をする以上、近距離用の魔法となるのは至極当然ともいえる。
フギンは己の持つ槍の先端をこの魔法の起点とする事が多く、突き出した槍の先から漆黒の世界がにじみ出るように溢れ出す光景は、見る者により根源的な恐怖を感じさせるだろう。
その姿は、まさに「世界の裂け目」であり、制御を一つ間違えば洒落でも冗談でもなく、世界の割れ目が作り出されるかもしれない。
当然ウル・ハガルの大出力と、フギンの魔力制御のみによって立つ一撃必殺の大技に類するものであり、フギン自身も機体と同一化している時でなければとても制御できるものではない。

[詠唱]

「来たれ、深き闇、暗き影、呑み込め、喰らえ、打ち滅ぼせ　ギンヌンガガプ」