従属都市シュタインガルド
[解説]
聖華暦785年にロード・シュタイン伯爵によって新設された聖王国南部に存在する都市。
街を作るに辺りシュタイン伯が自らの資材をなげうって都市の工事と入居者の募集を行った。
周囲を山に囲まれ、都市の横をガルド川が流れている。
大昔から存在する古城の跡地を中心にして都市が形成されており、古城はリフォームして領主館として使われている。
街を作るに辺りシュタイン伯が自らの資材をなげうって都市の工事と入居者の募集を行った。
周囲を山に囲まれ、都市の横をガルド川が流れている。
大昔から存在する古城の跡地を中心にして都市が形成されており、古城はリフォームして領主館として使われている。
シュタインガルドはシュタイン伯の私設都市であるが、従属都市として聖王国に属しており、国に税金を払うことで都市の領主として認められている。
都市の横を流れるガルド川から砂金の取れる街だったが、数年で粗方取りつくしてしまい、今はもう取れない。
都市経営が上手くいかなくなり、シュタイン伯は野盗やごろつきを雇い、人身売買や傭兵業で収益を集めるようになった。
都市の横を流れるガルド川から砂金の取れる街だったが、数年で粗方取りつくしてしまい、今はもう取れない。
都市経営が上手くいかなくなり、シュタイン伯は野盗やごろつきを雇い、人身売買や傭兵業で収益を集めるようになった。
この都市で暮らしていた元住民は、ほとんど奴隷として扱われ強制労働で死んでいるが、一部は監獄に収容されている。
上納金をしっかり国に納めているのと、辺境という理由で、聖騎士団による査察は行われなかった。
上納金をしっかり国に納めているのと、辺境という理由で、聖騎士団による査察は行われなかった。
聖華暦798年に謎の爆発事故が起き、都市は壊滅的な被害を受ける。
その事後処理として、聖騎士団による調査が入り、都市の実態が明らかとなった。
しかし、責任を取るべきシュタイン伯は爆発事故で死亡していたこともあり、うやむやとなってしまう。
その事後処理として、聖騎士団による調査が入り、都市の実態が明らかとなった。
しかし、責任を取るべきシュタイン伯は爆発事故で死亡していたこともあり、うやむやとなってしまう。
後に聖王国議会によって別の役人貴族が着任し、渓流を楽しむ観光都市として生まれ変わっている。
現在の都市人口は1500人程度。
現在の都市人口は1500人程度。