トラヴィス・エイドリアン - 聖華世界 @ wiki

トラヴィス・エイドリアン

[解説]

帝国の公安第6特務部隊所属の軍人で階級は中尉。
元暗黒騎士の弟子で、後述する理由により落伍者となった。
『見明の魔眼』を持ち、幾らかの暗黒闘気を操る事が出来る(暗黒剣技や暗黒魔法は習得していない)。

短くかり揃えた茶髪に青眼、肌は浅黒く、身長190cmを超える大男。年齢34歳(聖華暦834年)。
普段は物静かで紳士然としており、温和な笑みをたたえている。

敬虔な黒竜教信徒で、教義を忠実に護り、か弱き者に手を差し伸べ、護り、教え、救う事を信条としている。

その一方で、魔族への激しい憎悪を抱き、魔族を狩り取る事を至上の喜びとしている。
そういった意味で人格的にイってしまっている。

二本の長剣と大量に隠し持つ投擲用ナイフ、魔石爆薬を武器として、今日も陽気に魔族ハンティングに勤しんでいる。

落伍者となった経緯

彼は17歳である暗黒騎士の弟子となり、厳しい修行に明け暮れていた。
才能はあり、1年そこそこで暗黒闘気を習得する。

これから暗黒剣技や暗黒魔法の修行に移ろうという時期、彼は自らの師匠が魔族と通じ、帝国への背信を行っている事を知ってしまった。

帝国への忠誠心から師匠の行いを許す事は出来ず、自らの手で師匠を討ち取ってしまう。
その為、師匠殺しとして逮捕され、拘禁される事となった。
後に師匠の不正が明るみとなり赦されたのだが、他の暗黒騎士に師事する気にもなれず、落伍者となった。

しかし、師匠を唆し悪事に走らせ、自分にこのような仕打ちをした魔族には深い憎しみを覚え、彼奴等を帝国から殲滅する為に公安第6特務部隊へ入隊をしたのである。

セリフサンプル

「はじめまして、私はトラヴィス・エイドリアンと申します。以後見知りおきを。」

「黒竜教信徒同士で争うのは良くありませんね。殴って良いのは魔族と魔獣だけですよ。」

「魔族風情が、俺の前を歩く事など断じて赦さん。」

「悔い改めよ、そうすれば楽に殺してやろう。」