リリマ - 聖華世界 @ wiki

リリマ

[解説]

メカニカの子らの一人。
年齢は10歳。
腰まで伸ばした茶色の長髪が特徴的で、一部が外側へ向かって跳ねている。
内向的で自己肯定感が極端に低いが、そんな自分を変えたいと考えている。
幼少の頃は劣悪な環境で育ったが、その時偶然聞いた歌に勇気付けられ、自分もいつかは誰かを勇気付けられる歌が歌えるようになりたいと考えている。
ベル・トーンが将来の夢を尋ねた際には"虹色の翼を持ったどこまでも声を響かせられる歌姫様"になりたいと答えている。

8歳頃まで父親のもとで生活していたが、父親は酒癖が悪く、リリマに対しても頻繁に暴力をはたらいていた。
しかしある日を境に家に帰ってこなくなり、一人取り残された彼女は貧民窟を彷徨う。
生き延びる術も何も知らなかった彼女は路頭に迷い、飢えに倒れかけたが、その時偶然聞こえた歌に導かれて、同じように貧民窟で暮らす少年のダッケルと出会う。
貧民窟で子供だけで生き延びる術などを教わりながら2年間共に過ごしていたリリマは、次第にダッケルを兄のように思うようになっていた。

メカニカでもダッケルとは常にくっついて離れようとせず、しばしばダッケルの足を引っ張ってしまうこともある。
だが、嫌がられているようなこともなく、二人はいつも一緒にいる。

セリフサンプル

「リ…リマ、……わたし。」

「わたしね……いつか歌姫さまに、なりたい。……にじ色の、つばさで……どこまでも歌を届けられる。」