聖華世界 @ wiki内検索 / 「機兵技術系譜」で検索した結果
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機兵技術系譜
機兵技術系譜 機兵の所属勢力、技術系譜などの情報まとめ。 [旧大戦期 第一世代機兵] [新人類解放軍] 八機神始祖の幻装兵 カイザル・ディエス・アルカディア(八機神・全ての幻装兵及び機兵の祖・Plan001)派生機修祓の幻装兵 ザラシュトラ・リグ・アヴェスター(TASフレーム対応機・WARESによる鹵獲、改造・PlanEX) 量産機深淵の幻装兵 アビサル・ディエス・イレ(量産機・Plan014) 迅雷の幻装兵 アークイヴァス(Plan016) 未明の幻装兵 シエン・ノヴァ・エラ (八機神・Plan002) 白光の幻装兵 ヴァイス・エクス・マキナ (八機神・Plan003)量産機燭光の幻装兵 ザイン・ソル・マキナ(量産機・Plan017)派生機壁の幻装兵 デモン・デウス・マキナ(復元機・Plan038) 破裂の幻装兵 アメノハバキリ (八機神・Plan004)派生機轟砲の幻装... -
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模型メイキング
...譜は下記を参照。 機兵技術系譜 [模型レギュレーション] 陸戦オンリー (飛行不可) -旧大戦期の幻装兵やLEVなど、飛行できる機体自体は最古の時代に存在していたが、現代の機兵は飛行不可。詳しくは「飛行について」を参照。 ホバー機体OK -機兵用のホバー推進装置は600年代以降から存在する。登場当初は欠陥機構だが、800年代では実用可能レベルまで改善されている。700年代では可変機に搭載されている事が多い。 ビーム兵器無し -基本的に機兵用の光学系兵装は存在しないが、LEVであれば搭載可能。(制限はあるが) ヒート系武器OK -溶断兵装が登場するのは600年代から。帝国の機兵レギオンに搭載されていたのが有名。 携行火器OK(威力が低い) -魔導砲を始めとした遠距離武装は数多く存在する。大概は威力が低かったり、連射が効かなかったり何かしらの問... -
国立アマルーナ総合学院
「国立アマルーナ総合学院」 [解説] 自由都市同盟の首都アマルーナに設立された国立教育機関の1つ。 小等部、中等部、高等部、そして大学部をも備えた自由都市同盟で最大規模を誇る名門校であり、総合学院の名に恥じず、基礎教育から専門分野まで様々な学問を学ぶことが出来る。 設立は、自由都市同盟の成立時期と言われている。 当時から旧人類について研究を進めていた自由都市同盟では、旧時代の教育機関では小等部で6年、中等部で3年、高等部で3年、大学部で4年、学習を受けることが一般的であることを知った。 そして学問分野での旧人類への対抗意識(要は我々だって同じ年数で学びを得ることが出来るぞ!と言うもの)と同盟が成立して間もない混迷の時代であったのを良いことに、教育制度の地盤固め、他国に弱みを見せぬよう国立校は見るからに大規模であることを見せつけるべきであると謳い、旧人類の教育制度を真... -
サルバトーレ銀行
サルバトーレ銀行 [解説] ガフ・カーリンの違法経済活動を担う組織。銀行と名乗っているが決して全うな銀行ではない。 クモの巣のように自由都市同盟全土に網を広げ、ヤミ金融や違法送金、組織の資金洗浄などの活動を日々行っている。 とくにヤミ金融部門は債務者を借金漬けにして搾取するだけでなく、政府当局や機兵技術者を手練手管で罠に落とし、借金の棒引きをちらつかせて協力させる悪辣な手口を得意としている。 頭目は幹部のピエトルッチョ・コルヴィーノ。 -
シャドウゲイル
「機装兵シャドウゲイル」 [解説] 正面 背面 エウロ重工業で戦術実証用機兵として開発されたシュタイフの量産試作機。 グライデンパックの格納機構等を排し、複雑な可動部を減らすことによってメンテナンス性を向上させている。またグライデンパックの構造にも大きくメスを入れており、スパゲッティー状のルーンの配置を徹底的に見直しフェアリーによる簡易的な補助制御システムを導入するこによってある程度熟達した操手が運用することが前提ではあるが、原型よりは扱いやすい物に変更されている。 また機体各部に噴射式推進装置が搭載され複雑な戦闘機動の制御も行えるようになった。 本機はエウロ重工業における無人機兵技術のテストベッドにも採用され、フォーミュラ・クエストのチームで試験運用が行われている。 -
教育について
教育について [解説] 聖華世界における教育制度と各国の教育機関をまとめています。 [自由都市同盟] 自由都市同盟における教育制度は、小等部6年、中等部3年、高等部3年、大学部4年、大学院2年~5年という物が主流である。 ただし義務教育と言う物は無い。 しかし一般市民程度に裕福な家庭であれば、最低小等部ぐらいまでは子供を学校に通わせるのが普通になっている。 各学校での教育内容は、次のような物である。 小等部:幼年の子供に基礎教育を施す。ここが最終学歴である者も多い。寒村の貧農などは、小等部にすら通えない者もいる。 中等部:ある程度の高等教育を施す。同盟市民の5割はここが最終学歴。 高等部:極めて高度な教育を施す。一般の同盟市民には、ほぼ縁が無い場所。 大学部:都市同盟軍士官学校とほぼ同等の学府。教育内容は極めて専門性が高い超絶的に高度な物となる。エリート中の... -
狩装兵
狩装兵 [解説] カナド製の機兵の総称。 カナド人が『狩り』を行う際に使用される武具、故に『狩装兵』。 狩装兵は三大国家とはまるで異なる技術系譜を歩んでいる。 部族ごとに製造工程も特色も異なり、和風な意匠が強い機体が数多く存在する。 部分的に科学技術が継承されているが幻装兵の魔導炉製造に関する技術は失われている。 尚、従機クラスの機体でもカナド人が作った物であれば、それは狩装兵にカテゴライズされる。 [200~500年代] カナド狩装兵アーチ・ド・ランクル アイオン・カタール アヴァール・ロードラ ガウウル・ザンバー スパルタン シン・ゴルムナ・コウ レンドル [600年代] カナド狩装兵【災禍旅団】師鬼 シデン専用レギオン改二 チュドーヴィシチェ朱鬼 無明 明来 [700年代] カナド狩装兵シン・カザス メメント・モリ ... -
ヴェラスティール・アンク
ヴェラスティール・アンク [解説] 聖王国に所属する機兵。もともとは700年代にシリウス船団で運用された第6世代機兵ヴェラスティールであったが、シリウス戦役に参加した聖王国出身の騎士が対戦した際に、その聖王国の紋章によく似たシルエットに感銘を受け、「この機体は聖王国にこそふさわしい」と考えて残骸を持ち帰り、レストアした物である。 その騎士はもともと同盟のカルマッド社製の機兵カヴァリエーレを主に使用する騎士団出身だったので、そのつてでカルマッド社に機体を持ち込み修復を依頼した。 シリウス船団の機兵技術は時代の最先端を行っていたので、カルマッド社も苦労しながらも精力的に取り組み、失われた部分の再現のみならず、さらなる改造まで施された。 主な改造部分は、両下腕に装備された双剣『ウィンド・カッター』の搭載である。これ... -
キルシェオム・ミュラー
概要 アルカディア帝国軍に所属する機兵技術者 聖華暦 830年当時25歳 陽気な性格と突き抜けた行動力が取り柄の女性技術者。 素晴らしい発想力で新たな機兵やその装備を考えつくので新進気鋭の天才技術者と評価され、一時は皇帝直轄領に本拠を置く機兵開発局に勤務していた。 聖華暦 823年の機兵装備開発計画『カヴァレビー』に参加。そこで完成させた"グライデンパック"は性能は申し分ないものの十全に扱える者がいないほどピーキーなものであった。 加えて本人の信念もあり、どうしても実用性のためスペックを抑えるという方向での開発はうまくいかず、最終的にお蔵入りにされることとなった。 その後も開発を続けてるも誰も扱えない超高性能な試作品ができるばかりでお蔵入りにされ続け、結局、機兵開発局から追い出されることになる。 その後も各領地の機兵開発局を渡り歩いては倉庫の肥やし... -
エリベルト・エルナンド
エリベルト・エルナンド [解説] 自由都市同盟は都市同盟軍の技術大佐。58歳(聖華暦834年当時)の男性。聖華暦799年の技術中尉時代に、アーク・スフィアのひな形を作成した功績が有名。 更に言うならば、彼は都市同盟軍研究所(開発局)の軍事工学研究部門を率いている。彼は若手や後輩技術者に対する理解もあり、彼らの突飛な発想なども否定せずに、彼らを丁寧親切に育成している。 その一方で、頭の固い他の軍高官たちの振舞いに頭を痛めており、若手や後輩技術者たちをその横暴から守るのに、いつも悩んでいたりする。かの英才技術者ダライアス・アームストロング技術中佐が好き勝手やれるのも、彼のおかげである部分が大きい。 にこやかで穏やかな、初老の紳士。人当たりも柔らかく、対人交渉能力に長ける。だがその実、結構な行動派でもあり、『轟砲の幻装兵 ヴェイルー・ヌ・ザアンティス』の発掘の折には、発掘責任者と... -
ヘパイストス
ヘパイストス [解説] フォーレンハイト家が直々に運営する機装兵生産工場。 ヘパイストスの機装兵はエウロ重工業、ジオニスタ重工業からの技術系譜を色濃く受け継いでおり、装甲や出力こそ並よりやや高い程度ではあるがその本領はどんな環境でも扱える環境への順応性と地形踏破能力、そして行動持続時間である。 国軍機としての特性を色濃く反映しており、明らかに対外派兵を視野に入れているなどと言われているがフォーレンハイト家はこれについてノーコメントを貫いている。 [フォーレンハイト機装兵のメイキングについて] ベースはジオニック系やテイワズのMS(できれば百錬、漏影など)をベースとしつつ全体的に武骨な印象になるようまとめてください。 また、地形踏破性を高めるため、極端に足の可動域が狭くなるようなデザインは避けてください。 -
ヴェイルー・ヌ・ザアンティス
「轟砲の幻装兵 ヴェイルー・ヌ・ザアンティス」 [解説] 本来この機体は旧大戦末期に、八英雄・刀神イザナギの搭乗機である破裂の幻装兵 アメノハバキリの予備機として建造された。 しかし、ある事件によりこの機体は、数奇な運命を辿る事となる。 旧人類の希望たる超兵器、第5期LEV。 その技術の根幹をなす、搭乗者支援用の生体演算ユニットLCE(ルシと呼称)、しかもその開発最終段階の最新型「ヴァレーリヤ」を、何の因果か未覚醒のままに鹵獲してしまったのである。 当時の機兵技師たちは第5期LEVに手を焼いている同胞を救うために、機兵にLCEを搭乗させて操手のサポートをさせる事を発案。 その実験機として、建造中であった本機が選ばれた。 しかし本機の最終的な完成を待たずして旧大戦は終結。 その後なんらかの事故により、本機は研究施設がそのまま古代遺跡となって... -
ノーサンバランド
軽機兵 ノーサンバランド imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] 聖華暦810年に自由都市同盟の企業、シームド・ラボラトリーズ社によって開発された、最低機兵の流れを汲む機動力重視の小型軽機兵。 聖華暦803〜806年にかけて相次いで開始されたギルガメア王国及びバラライカ共和国両国との共同開発事業によって得られた技術を集約、反映する形で開発が進められており、ギルガメア王国の小型軽機兵フードラム及びクレッセント、バラライカ共和国の小型軽機兵レンフルー及びエディンバラなどの機体群とは高度に共通規格化がなされている。 そのため、ノーサンバランドの機体構造やその外見は、プロミネンス系の技術が色濃く反映されたクレッセントを除く、フードラム、レンフルー、エディンバラの3機種と共通点が多い。 もっとも、これらの機体の共通の祖先... -
ユースティティアの天秤
ユースティティアの天秤 [解説] 自由都市同盟に拠点を置く、比較的規模の大きな冒険者ギルドで、設立時期も最古参の部類にはいる。 また同盟内の冒険者ギルドの中でも、上位の実力を誇っており、聖華暦830年代においては、同盟でも指折りの最上級ウォルである女性、メルティア・ヴァーリスがギルドマスターを務めている。 ギルドとしてのモットーは「責任を伴った自由を謳歌せよ」というもので、ギルドメンバー達の活動にはかなり高い自由度が認められていることが特徴。 もっとも、犯罪行為やユースティティアの天秤の名を汚すような行いをした場合には、厳正な処分が下されることになるため、あくまで〝責任を伴った自由〟であることを忘れてはならない。 聖華暦830年代において、正規のメンバーが65名程度所属しているほか、後述のシームド・ラボラトリーズ社とのスポンサーパートナーズ契約に基づいて派... -
バルクウェイ公国
「バルクウェイ公国」 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [ショートストーリー] アルダン公王は、栄光の頂点にいた。そう彼は思った。しかしそうでは無かった。 彼が公王位に就いた祝いに、帝国は聖王国に莫大な額を贈り、聖王国の辺境伯である超人的な鍛冶師/機兵技術者であるジカルド卿に、公国の旗印となる機装兵を造ってもらえる様に依頼したのだ。 公王は有頂天になり、完成した機装兵を大事にするあまり、損耗が耐えられずに封印状態にしてしまったほどだった。 そして、それが彼の栄光の、本当の頂点だった。 公国の主力産業は、国営の麻薬農場により供給される麻薬を、帝国以外の国へと卸す、麻薬産業だ。 その取引で得た莫大な金を、この国は南方への諜報に費やしていた。 公王からすれば、帝国は自分たちが流す正確な情報を元... -
マリウス
試作型軽機兵 マリウス imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] ドギー系最低機兵の流れを汲むフードラムなどの最低機兵様軽機兵の試作型に当たる機体でギルガメア王国軍、機兵開発局によって開発された。 この機体は正式採用を狙って開発されたものではなく、聖華暦796年にシームド・ラボラトリーズ社より研究用として贈与された軽機兵オートクレールを同社から出向という形で合流した機兵技師の指導の元、リバースエンジニアリングする形で得られた技術の実証実験機という側面の強い機体であった。 具体的には、機走輪(スピナー)や射出式アンカーネイルの搭載とオートクレールに仕様されている軽機兵用小型フレームの採用とそれに伴う操縦槽の配置変更などが行われている。 この後、聖華暦798年には試作型軽機兵マリウスでの実証実験で得られたデータ... -
テムレット・アームスフィア
テムレット・アームスフィア [解説] レイ・アームスフィアの父親。聖華鍛冶師協会に所属する機兵技師。 次世代型機兵開発計画「聖焔計画」の開発主任であり、聖華暦603年よりこの極秘計画の為に自由都市同盟のセプテム・レータスへと移住した。 聖焔計画は難航し、いくつもの試作機が同計画内で建造されたが、いずれも満足の行く性能には至らなかった。 この計画の集大成として完成するのが名機ノヴレスだが、完成に至るまで実に10年の歳月が費やされる事となった。 -
フェルジンバーグ
重機兵 フェルジンバーグ [解説] 聖華暦834年の半ばに、自由都市同盟冒険者組合本部に所属する機兵技師ダライアス・アームストロング技術中佐(都市同盟軍より出向中)が実験目的で製作した、第六世代機兵である重機兵。あくまで試作実験機であり、実用機では無い。 基本的な部分はアイオライト・プロダクション製のフレーム設計ツールキット『フレディック(FRame Design Tool Kit)』を用い、機装兵『キャットフィッシュ』用のフラタニティ・フレームを単純にスケールアップした物が用いられている。またその他魔力収縮筋や魔導炉、コード・スフィアなど等は、既存の在り物を寄せ集めかき集めて造られた。これで普通にバランスが取れた普通にまともに稼働できる機体を完成させられると言うのは、開発者のセンスによる物が大きいと言えよう。 この重機兵の最も特徴的な部分は、操縦槽である。この機体の操... -
ノクス・コカトリス
機装兵 ノクス・コカトリス ヴェイパール追討大隊旗下、第11追討部隊 通称レークヴィエム隊 隊長 エルナ・ジルベール大尉の専用機体。 グライデンパックによる戦術実証機 シュタイフに乗っていたがグライデンパックを十全に扱える様になり、シュタイフ自体の性能に満足出来なくなった為新たに調達された。 ジルベール家の財源は民の為に、部隊資金は隊員達に使って欲しい為、機体への費用をなるべく抑える為に新造では無い現存するノクス系機体のパーツを掻き集めて組み立てられた。 機動系はシュタイフに内臓されていたグライデンパックを外付け装備に戻し搭載することにより、シュタイフ時よりも小回りが効き機動力の向上が見込まれた。同時に操縦性が劣悪になるが、エルナの操縦技術で問題なく扱えている。 カラーリングはシュタイフのメイン色であった黄色、帝国軍色の黒、そして... -
ジェダイ
機装兵 ジェダイ [解説] 聖華暦817年に聖王国が開発した新型の第六世代機兵。 ミーレス系列の技術系譜の最新モデルとなっており、ミーレス系の正統後継機。 機体名の由来はJustice Enforcer Never Die これを略してJeDie(ジェダイ)と呼ぶ。 頭部には固定式の魔晶球、各部の装甲は必要充分の強度と、運動性を両立させた重量バランスでまとめられている。 魔導炉は背部に背負うタイプのバックパック形式が採用されており、バックパックに接続される形で噴射式推進装置(バーニア)が装備されている。 バーニアの加速性と機動性は700年代中期の高機動型に迫るものがある。 更に、補給時にはバーニアを基部ごと交換することで迅速な戦線復帰を可能としている 最新型という事もあり、まだまだ配備数は多くない。(ソルダ... -
レアルタ・ジータ
「機装兵 レアルタ・ジータ」 [解説] ジータ系列と呼ばれる機兵群の一つ。 ジータ系列機は、聖華暦700年代に一世を風靡した機兵技師、カトル・ビーダーフェルトの代表作である。 当機『レアルタ・ジータ』は最初期型の『ジータ・オリジン』の設計思想を残しつつ、聖華暦800年代の技術で再構成された機体である。 ただし浮揚形態への可変機構はオミットされ、機装兵形態での高い戦闘能力を活かす機体になっている。 この機体は、聖華暦790年代に発動した調律計画の一環として開発が開始された。 その計画において、アイオライト・プロダクションとロココ設計所が共同開発したのが、当機体である。 胴体、頭部など機体の本体にはアイオライト・プロダクションのジータ系技術が投入されたが、その四肢にはロココ設計所のヴェーチェル系列機の技術が用いられている。 浮揚形... -
アイリス社
アイリス社 [解説] アルカディア帝国の機兵製造メーカーで、意欲的な軽機兵の開発を行っている。 聖華暦606年創業。門閥貴族ファリオン公爵家の出資により設立された。 当時、アルカディア帝国ではカーライル王朝・聖王国との開戦に向けてジオニスタ重工業を中心とした次世代機兵の開発が進められていた。 しかし、機兵の開発を一企業に委ねるのは危ういと考えたファリオン公は独自に機兵企業を立ち上げて兵器開発の一本化に待ったをかけた。 ファリオン公は企業設立に辺り、民間の機兵企業から優秀な機兵技師や設計士を集め、選りすぐりの開発チーム『insigne(インシグネ)』を中心とした開発環境を整えた。 アイリス社はジオニスタ重工業に対抗して立ち上げられた企業ではあるが、門閥貴族が出資しているため、国営に近い待遇を持つ企業となっており、事業立ち上げに際してジオニスタ重工業で開発中であ... -
ルント・デルフィン
「ルント・デルフィン」 [解説] 自由都市同盟、鍛治師組合に所属する機兵技師。27歳。 レーヴェンハルト家とは家族ぐるみの付き合いがあり、サナミア・レーヴェンハルトとは幼馴染。 両親は同盟内で家庭用品から装兵部品まで広く扱うデルフィン商会を経営しており、幼い頃から機装兵を目にすることが多かった為、幼い頃から技師を志すようになり、同盟の技師シュウ・フォールズに弟子入りする。 シュウの工房から独立した後も「オヤジさん」と慕い、工房に顔を出すことも多い。 性格は基本的にはおおらかで真面目だが、機装兵の事になると、周りが見えなくなることも多い。 また、鈍感であり、サナミアから向けられる想いには気がついていない。 ルント自身もサナミアに対して家族愛以上の想いを抱いているが、気恥ずかしさからつい昔の癖で子供扱いしてしまうため一向に関係が進展しない。 しか... -
フィアラール・フィーア
フィアラール・フィーア imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] 聖華暦782年にマンマルズ&バーダーズと合流したシームド・ラボラトリーズより販売が開始されたフィアラールの4つ目のモデルので、第六世代機兵に相当する。 旧マンマルズ&バーダーズの獣翼機技師達と、シームド・ラボラトリーズの軽機兵技師達が合同で開発にあたっており、軽機兵由来の技術と獣翼機由来の技術が統合されているのが特徴である。 この際、基礎設計から全面的に見直しが行われているため、結果として、これまでのフィアラールシリーズとは一線を画する、より人型に近いデザインとなっている。 加えて、滑空機能のため、広い可動範囲が必要な腕部や、跳躍力の確保や着地時の衝撃吸収性能の確保が必要な脚部の関節は非常に特殊な構造となっており、見た目の印象としては、鳥人族に近い。 ... -
ジカルド
「ジカルド」 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] 本名「ジカルド・ラクト・ファミリア」と言うカナド人で、かなりの老齢だが矍鑠としている。聖華暦300年代の人間で、凄まじい技量を持つ鍛冶師/機兵技師。聖王国の辺境の都市に住み着きながら、ある時点まで基本的に中立を貫き、諸国に様々な機装兵——そのいずれもが、名機と称えられている——を手掛け、送り出している。 最終的にはその偉業を称え、聖王国から貴族位を与えられ、辺境伯ジカルド卿となる。だがその頃から、量産が効く主力機兵になり得る機体はあまり建造せず、主に少数のカスタム機を手掛ける様になった。例外は聖王国のオーラ・グラム・ザンカイ(オウラ・オウム)であろうか。おそらく聖王国への義理立てであろう。 前期においては、ゼスキア王国の主力機ツヴァン・ダード、アルカディア帝国に贈... -
モール
従機 モール [解説] 聖華暦834年、自由都市同盟冒険者組合本部に自由都市同盟都市同盟軍より出向中の機兵技師ダライアス・アームストロングが設計開発した、地盤/岩盤掘削作業用の大型従機。 従機としては相当に大型で、全高は8メートル弱、一般の機装兵より少々ばかり低いかというところだ。 これは基本的にOTEC計画(海洋温度差発電所および完全電化工業都市群建設計画)の中核施設である、海洋温度差発電所を建設するために必要であったがため、深度1,000mメートルまでの坑道を掘り進める目的で製作された。 しかしながらこの大型従機は、バフォメット事変で大打撃を受けた自由都市同盟各地より、声高に求められる事となる。 これは各地の鉱山に於いて、このモールを坑道掘削および採掘補助に用いた場合、その効率がこれまでとは桁違いに上がると言う試算が出た事が原因である。 そし... -
アッシュ・デルフィン
アッシュ・デルフィン [解説] 14歳(覚醒時10歳) 8年前のバフォメット襲撃事件において両親を含む肉親を全て無くし、天涯孤独となってしまった後、難民として生活していたが、復興が進む中で自由都市同盟、鍛治師連合に所属する機兵技師であり、幻装兵の研究家でもあるルント・デルフィンに引き取られデルフィン家の養女となった。 と、世間にはそういう経歴で通っているが、その正体は始祖の幻装兵 カイザル・ディエス・アルカディアに対するカウンターとして製造されながらも起動前に旧人類側に奪われてしまった修祓の幻装兵 ザラシュトラ・リグ・アヴェスターを運用するために製造された人工生命体、L.C.E.〝BLACKMORE〟である。 830年代後半、自由都市同盟、冒険者組合に所属するギルド、栄光の宴を中心とした複数のギルドからなる調査団によって行われた大規模な旧人類本拠点の調... -
ブラウェ・ローゼ
魔装兵『ブラウェ・ローゼ』 [解説] 自由都市同盟への亡命者ユストゥス・ゲルステンビュッテルが、カーライル王朝・聖王国より同盟へと持ち込んだ、ゲルステンビュッテル家に伝わる純魔法行使型高位魔装兵。似た名前の従機が存在するらしいが、完全に偶然である。 この機体は特殊なエーテル出力増幅機構を持つ。これを解析した同盟冒険者組合の機兵技師は、それの簡易型を開発。同盟の新型魔装兵『マガ・ウルグス』や、その他の機体に搭載した。 これだけであれば、とても素晴らしい魔装兵であるのだが……。この機体には、操手を選別する特殊なプロテクト機構が搭載されている。この機体は、ユストゥス・ゲルステンビュッテルの様な『ゲルステンビュッテル家の血筋の者』でない限りは起動する事ができないのだ。 技師の予想では、幻装兵か1.5世代機兵と呼ばれる初期の精霊機に搭載されていた物のコピーかもしくはシステムを... -
ピエトルッチョ・コルヴィーノ
ピエトルッチョ・コルヴィーノ imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] フェルティリジーロ出身。41歳(聖華暦835年時点) ガフ・カーリンの幹部級構成員で、ヤミ金融や地下銀行の元締めである。サルバトーレ銀行という違法金融組織を自ら保有している。 もっとも金貸しは部下に任せ、彼自身は債務者の中から機装兵技術者や政府職員、とくに公安関係者とその親族をピックアップし、弱味につけ込んで協力者に仕立て上げることで権勢を拡大している。 武闘派組織の幹部として舐められないためにパーソナルカラーの紫で塗装されたリャグーシカ(ガフ・カーリン仕様)を所持し、部下の機体もパーソナルカラーである紫に染め抜いて「サルバトーレ隊」と称してはいるが、実のところ本人に余り操手としての能力はない。 -
マガ・ウルグス
魔装兵 マガ・ウルグス [解説] 聖華暦830年代半ばに、自由都市同盟は都市同盟軍が独自開発した魔装兵。 第六世代機兵である。 基礎設計は、自由都市同盟冒険者組合に出向している機兵技師ダライアス・アームストロング技術中佐。 細部をブラッシュアップして完成させたのが、都市同盟軍研究所(開発局)のエリベルト・エルナンド技術大佐である。 ちなみに量産先行型の運用テスト機が完成したのが834年12月、量産第1号機がロールアウトしたのが835年11月の事だ。 この魔装兵が造られた理由は、自由都市同盟の都市同盟軍における、致命的なまでの魔装兵による支援戦力の不足がある。 いや、正確にはリャグーシカ改の様な、魔法放射型のいわゆる法撃型魔導砲と呼ばれる機構を搭載した、法撃型魔装兵ならばある程度の数は揃っていた。 しかし、法撃型魔装兵は単... -
第六世代機兵
第六世代機兵 [解説] 聖華暦700年代において建造された機装兵を、第六世代機兵と呼ぶ。 この時期の機兵が、それ以前の世代と異なる点、それは新型骨格「フラタニティ・フレーム」を採用しているか否かである。 無論、コスト他の問題で、700年代の機体であってもフラタニティ・フレームを採用していない機種も存在する。 そう言った機体であっても第六世代機兵相当の性能を満たせば、第六世代機兵と呼ばれる。 (これは聖王国製ミーレス系列の直接の発展機や、アルカディア帝国製レギオン系列の直接の後継機に多い。) このフラタニティ・フレームを採用することで、機兵の機体は各部の可動域が飛躍的に拡大し、その延長線上で、別の形態へと変形する機体も出現する様になった。 その1つが、700年代の自由都市同盟機装兵技師にして操手であるカトル・ビーダーフェルトが生み出した名機「... -
人馬機兵
人馬機兵 [人馬機兵及びバーゼル族の起源] 人馬機兵とは、上半身が人型、下半身が馬の胴体をした特殊な機装兵である。 聖華暦830年代においてこの機種はカナド人の一部族が用いている他、アルカディア帝国、カーライル王朝・聖王国、そして自由都市同盟の三大国において稀に見る事ができる。 しかし元々は、旧大戦期に新人類解放軍に協力して戦った、亜人たちが用いていた人馬の幻装兵 スレイプニール・グリュン・ヴァルトにその起源を求める事ができる。 人馬の幻装兵 スレイプニール・グリュン・ヴァルトは、旧大戦当時多数生産され、亜人たちが搭乗していた。 そして亜人たちは旧大戦終結後、始祖皇帝ユーゼス・アルカディアの大虐殺に反発して新人類解放軍と離別して強化個体Heizを率いて北方カナドの地へ去った刀神イザナギに従い、共に北へと去る。 その際にスレイプニール・グリュン・ヴァルト... -
サナエ族
サナエ族(サナエ・ファミリア) [解説] 常設交易都市ムサシを拠点とする小規模ファミリア。 遊牧エリアは小さいが、魔獣や鋼魔獣を狩猟し、素材や食肉を常設交易都市ムサシを通じて輸出することで生計を立てている。 また、コバルト・ヴェスパと呼ばれる蜂型の魔獣を利用して、蜂蜜や毒矢、美しい殻を使った細工物などの生産を行う養蜂業も盛んである。 戦力は、狩装兵サキモリを中心として常時即応30機体制を維持している。 放浪時代から使われているネゴロという狩装兵もあるが、イメージの悪さと防御の薄さが相まって数は少ないようだ。 さらに一点ものの機体がいくらか(数は変動するが10機は超えない)ある。 交易を始めてから三大国家から輸入された旧型従機もあるにはあるが数は少ないし、農地の開墾やがれきの撤去などの作業に用いられ、戦力とはみなされていない。 このようになっているのは、サナエ・ファミリ... -
ムスカリ
第四期LEV ムスカリ 設定 禁忌の地に存在する古代遺跡からバラバラの状態で発掘された第四期LEVだと思われる機体。左側のマニュピレーターと両足首から下はどこを探しても発見できず、周辺に落ちていたどこの装甲か分からないものやフレームと思われるものを一切合切ロドスへ持ち帰り、修復することを試みた。 操手はシオ・ザイーツ。 一緒に発掘されたパイロットサポート用の人格型AIムー(本名は機体名と同じムスカリだが操手であるシオはムーと呼んでいる。本人はムスカリと呼んで欲しいようだが…)の助力により、おおよその形には復元できたとは思われる。もっとも、柔軟に動かせる程度までしか復元できず、勿論のことLEVの特徴でもあるエネルギー伝導装甲は復元できなかった。 復元できたとはいっても、明らかに機体のバランスがおかしい。通常の状態でも腕は地面に触れてしまいそうな程に長く、脚は腕... -
機兵適性
機兵適性 機兵適性とは、文字通り機兵に対しての適性を意味している。 機兵適性は魔導炉適性と操縦適性の2種類に分ける事ができる。 前者は機兵の魔導炉を起動できるかどうか、後者は操縦桿の増幅角に対する適応力を現す。 魔導炉適性 炉の適性については1と0、つまり起動できるかできないかのみである。 聖華暦800年代の新人類のおよそ6割は機兵の魔導炉を起動できるが、4割の人間は炉を起動できない。 これはその人間が持つ魔力の性質と炉に刻まれている術式の相性に問題がある為だ。 体質的なものである為、炉を起動できないものが機兵を動かすには何らかの補助装置が必要になる。 従機に関しては炉の術式がデチューンされていて起動のハードルが低くなっている。 その為、約9割の人間が従機の炉を起動できる。 かつて200~400年代では炉を起動できる人間は3割程しか存在せず、従機でさ... -
リジー
リジー [解説] 25歳(聖華暦836年) 女性 グライフリッター第7小隊隊長。 全身を装甲服で覆ったバイパーの素顔であり、あどけなさの残る顔立ちと短く切り揃えられた赤毛が特徴的。 明るく真面目で人当たりの良く、初対面の相手から好意的な印象を受けやすい性格。 趣味は休日に3歳年下の妹と一緒にショッピングをすることやスイーツ店を巡ること。 仕事のオンオフの切り替えがはっきりしており、私情を一切表にしない割り切った態度をとる。 油断を誘うために時としてこの姿で殺害対象の前に現れることもある。 初めて人を殺したのは12歳の時で、父の病死を境に虐待を行うようになった母から妹を守るため、母の就寝中にナイフにより殺害した。 二度目の殺人は4年後。奴隷商人の一団に姉妹共々誘拐され、そこで二人組の男に強姦されそうになった所を咄嗟に近くにあったペンで首を突き刺し殺害、さらに... -
第二世代機兵
第二世代機兵 [解説] 聖華暦200年初頭、初の魔導工学のみによる機装兵ラルグ・カリキュラが、聖王国の手により完成する。 この機体を始め、主としてこれより100年間にわたり開発された機種を、第二世代機兵と呼称する。 第二世代機兵の条件は、次の通り。 科学技術と称されるものを用いておらず(金属を精錬し部品の形にする冶金術など、本質的な意味で科学に相当する物は用いている模様。 だがしかし、そう言った「高度でないもの」は科学技術と認識されていない模様。勝手なものである。)、魔導工学のみで建造されている事。 第三世代機兵以降の条件を満たしていない事。 次の世代へ 第三世代機兵 前の世代へ 1.5世代機兵 -
4.5世代機兵
4.5世代機兵 [解説] 聖華暦500年代においては、魔導工学の急激かつ一足飛びな進歩発展により、同時期に様々な革新的機兵関連技術が多数開発された。 これに対応するために、試作機や実験機と言う名目で、それこそ爆発的なほど多数の種類の機兵が一遍に出現したのである。 だがそのうちの多数は、実際には役に立たない物であったりもした。 上の図は、『オルレオン』と言うこの時代の実験機の1つである。 この機種は、バーニア機構の実験機であったのだが、当時はまだバーニア出力が低かった事もあり、軽量化するために装甲は紙の様に薄く、骨格までもが脆く、それにより操縦が困難を通り越す至難であって、扱える人間が僅かしか居なかった。 はっきり言ってしまえば欠陥機であった。 この時期、こう言った様々な実験機が数多く作られており、必然的にそれは単品生産の品々であった。 だが第四世代にて既に、機... -
小機兵
小機兵 ウィッシュスター社が後の特殊技術研究所となる集団から提唱された子供向けの乗り込み型玩具。 基本的には外骨格スーツであるが、これを着込んだからと言って別に筋力や移動速度の増強がされる訳ではない、単に機兵の姿を模したガワを動かせるだけである。 しかしそれが子供達にウケた。いつの時代でも、特に男の子は格好いいものには弱い。ましてそれが機兵ともなれば更に、である。 そして、子供が扱う事を念頭に設計されたこの玩具には、斬新かつ徹底的な安全装置がこれでもかと組み込まれた。 最も判りやすい所をあげれば、挟み込み防止センサや、目の保護装置としてのターゲットサイト表示機能付きHMD機能搭載ゴーグルや脱いだ状態であればボタン一つで収納可能なサイズにまで腕足を折りたたむ機構、専用の装置を利用しないと外せないネジなど、子供達が扱う上での安全性を保つためのさまざまな機能がふんだんに搭... -
第一世代機兵
第一世代機兵 [解説] 旧大戦中期において、新人類側に突如出現した新兵器。 今現在(聖華暦800年代)の機装兵の祖であり、科学技術と魔導技術のハイブリッド機である。 ただしその割合は、科学8割、魔導が2割と大きく科学サイドに偏った物である。 魔導が用いられているのは、魔導炉や転換炉と言った中枢部のみであり、当時幻装兵を建造した者たちが、いかに信頼性を大事にしていたかの証左であろう。 科学の粋を尽くした素材により機体が構成されているため、今現在の機兵と比して余りに強力すぎる魔導炉の出力にも耐え、そのパワーをいかんなく発揮して機体を駆動することができる。 例を挙げれば魔力収縮筋である。 これも当時の科学力において限界レベルの技術で合成された特殊繊維を用いているため、超常的な魔導炉の出力に破断することもなく、圧倒的な腕力、脚力、膂力を機体にもたらしている。 ... -
デモクロン・オーラム・マグヌス
精霊機 デモクロン・オーラム・マグヌス [解説] 建国期に一世を風靡した稀代の錬金術師エルメス・トリスメギストスが建造した超巨大精霊機。 デモクルという聖遺物を動力源にしている。 デモクルは聖華暦98年頃にアルカディア帝国で出土した直径120cmの緋色をした水晶のような球体の事である。 この球体からは100マギアを超える非常に強力なエーテルの波動が発せられている。 聖遺物とされているが、実のところ中に精霊がいるのかは不明である。 球体はあらゆる手段を講じても傷一つ付かず、意思ある者が中から語り掛けてくる事もなかった。 デモクルを発掘したエルメス・トリスメギストスはこれを無限機関として用いる事を思いつき、自身の生涯を掛けた一大プロジェクトとして建造されたのがこのデモクロン・オーラム・マグヌスである。 デモクロン・オーラム・マグヌスとは全長約100mの... -
第五世代機兵
第五世代機兵 [解説] 聖華暦600年代、第三次聖帝戦争期に活躍した装兵が、第五世代機兵と言われる機体群である。 この時期、各国の軍事ドクトリンは大きく変わっている。 ホバー技術の向上、造船の効率化は相乗効果を及ぼし、従来のキャタピラではなくホバー駆動で航行する陸上艦隊が誕生したのである。 そして機兵はこの陸上艦艇によって目的地まで……戦場まで運ばれる、艦載機となった。 艦載機としての性質を備えねばならない以上、機兵には単独での航続力よりも、派手な機動性能の方が必要とされたのである。 結果として卵と鶏の、どちらが先だったのか。 機兵は噴射式推進装置(バーニア)という圧縮空気を用いた跳躍機構が開発されたことにより、必要とされた派手な機動性を獲得した。 そして同時に、魔導工学とルーン技術の進歩により、通信機という魔導器が完成。これまでよりも充実した、集団戦対... -
下部アリーナD
ランク1 傭兵名 機兵名 説明 ランク2 傭兵名 眞怒月光(マッドゲッコー) 機兵名 覇孋帝(ハリティー) 説明 女性のみの傭兵チーム「エリニュス」のリーダーを務める。トッケイヤモリのリザードマン女性。もともと派手な体色に加え、若いころに全身に入れ捲った炎のタトゥーが威圧的である。機体は打ち捨てられていた軽機兵をリザードマン用にカスタマイズしたもの。さすがに天井張り付きはできないが、アリーナの壁を走るぐらいの芸当は可能な軽快な機体である。ただし耐久力は高くなく、一発いいのをもらえばダウンしてしまうこともしばしば。 ランク3 傭兵名 インポータンス 機兵名 ペイリミット 説明 傭兵活動を始めてから懐に入る大量の金で金銭感覚が壊れてしまうことを恐れている傭兵。常に金の有り難みを感じられるように、月額の使用限度額を自ら定めており、支払いが超過しないように立ち回っている。同業者... -
水上機兵母艦
水上機兵母艦 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] 水陸両用装兵を多数搭載し、水上/水中戦闘における基地の役割を果たす水上艦艇。 海軍を持っているのが自由都市同盟だけであるため、同盟にしか存在しない艦種。 元々基本的に、水上輸送艦や水上巡航艦(巡洋艦)、水上駆逐艦などの水上艦艇に水陸両用機兵を搭載する母艦機能を付けたのが始まり。 聖華暦619~632年の海賊戦争時には、既に水上輸送艦改装型の、初歩的な水上機兵母艦が出現している。 後に700年代には陸上艦の機兵母艦からの技術フィードバックにより、水陸両用機兵格納庫の構造などが進歩する。 しかし水陸両用機兵の発艦は、基本的に魚雷発射管から発展した発進サイロを使用。 このため陸上艦の機兵母艦とは異なり、発着甲板は持っていない。 一応、場合によっ... -
第四世代機兵
第四世代機兵 [解説] 聖華暦400年代においては、ごく一部を除いた機兵全般において規格化の動きが進んでいる。 大半の装兵には、いくつかの「素体」型があって、たとえ特注機であろうとも素体を選び、それの各部調整と外装の変更のみで機体ごとのオリジナリティーを出している。 この規格化が進んだ機装兵群を、第四世代機兵と言う。 一方で、この時代にも存在する正真正銘の特注機(ガウウル・ザンバーやシルバ・リオンなどがその代表)だが、これらは第四世代機兵の進歩した技術を用いてあっても、あくまで第三世代機兵もしくはその亜種とされる。 ちなみにここまで進化すると、能力的に他の一般の機体からかけ離れていても、きちんと戦列に並んで正しい意味での集団戦が可能である。 そのため、第二世代機兵には分類されない。 第四世代機兵の条件は、次の通り。 第三世代機兵の条件を満たしているこ... -
第三世代機兵
第三世代機兵 [解説] 聖華暦300年代において、ゲア・ガロウドを始めとする集団戦を行うための能力を持った機体が、アルカディア帝国軍により出現する。 この技術はしばしの間帝国軍だけの物であったが、後に扱いこそ広く一般販売される一般機であるが、各国主力機兵をはるかに凌駕する機装兵ラグナス・サンズが出現。 なおこのラグナス・サンズは、ガロウド種を保有する帝国以外の大小の国々で、主力機兵として購入される。 ラグナス・サンズは、各国(と言うか聖王国)主力機兵の構造に、ガロウド種を解析して得た集団戦のための機能を盛り込んだ物であったらしい。 第三世代機兵の条件は、次の通り。 第二世代機兵同様に、魔導工学のみで建造されている事。 最低限の集団戦のための機能や仕様を持つ事。 ゲア・ガロウドは集団行動を行うための均一な機体能力を持ち、部隊指揮のための簡易通信機(発光... -
機兵
機兵(きへい) [解説] 機兵とは北米大陸の新人類が使用する最強の武具である。 鋼の鎧兜に身を包んだ機械と魔導仕掛けの巨人。 身の丈は8m弱。中に人が乗り込み、巨体を操る。 鋼の肉体は飛び道具を易々と跳ね返し、その膂力が振るう太刀は大地を揺るがす。 魔獣と呼ばれる人類種の天敵から身を守る為に建造された巨大な鋼の鎧。 [機兵の仕組み] 操縦槽の中に操手が乗り込む。 操手が魔力を練り上げエーテルを体から放出する。 魔導炉がエーテルをくみ上げ、エーテル出力を増大させる。 出力の上がったエーテルが、魔導炉から転換炉と呼ばれる油圧機構に流し込まれる。 転換炉から黒血油が、機兵の全身に張り巡らされた筋肉状のパーツ、魔力収縮筋に注がれる。 魔力収縮筋の中に油が送り込まれる事で魔力収縮筋が伸縮し、この伸縮現象の運動エネルギーで機兵は稼働する。 [機兵... -
獣翼機
獣翼機 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] 獣翼機とは、鳥人族専用の獣装機のことで、鳥人族のもつ高度な滑空能力を機兵規模で再現することを目的に開発された機体カテゴリである。 なお、新人類や他の亜人では、起動や機兵として最低限の動きを行うことまではできたとしても、獣翼機の最も大きな特徴である滑空機能を使用することはできない。 というのも、この滑空機能は、操縦槽に備え付けられた専用のインターフェイスを通して鳥人族の翼を接続することで、鳥人族の細やかな翼の動きを機体の腕などに装備される風切板と呼ばれるスタビライザーの動きに反映させるという機能を組み込むことで実現されたもののため、そもそも身体に翼が無いとこの風切板を動かすことができないのだ。 また、仮に動かせたとしても聖華暦830年時点における技術力では、空中での... -
エーテル索敵機
エーテル索敵機 [解説] エーテル索敵機とは、陸上艦や軍事拠点、あるいは機兵に装備される索敵機器のことである。 一般的に普及しているものとしては、エーテル・ロケーターと呼ばれるものとマギア・シーカーと呼ばれるものの2つのタイプがあるが、それぞれに以下のような長所短所があり、使い分けられるのが普通である。 エーテル・ロケーター マギア・シーカー 仕組み 魔法波を放ち、返ってきた反射波を解析 範囲内の魔力反応を検知 長所 ・探知範囲が広い(聖華暦800年代において機兵に搭載されているもので10kmほど)・小型化が可能 ・乱戦状態でも探知可能・探知精度が高い 短所 ・乱戦状態では機能しない・探知精度が低い・地形の影響を受ける ・探知範囲が狭い(聖華暦800年代において陸上艦に搭載されているもので7kmほど早期警戒管制機に搭載されるもので5kmほど)・小型化が不可能・燃... - @wiki全体から「機兵技術系譜」で調べる