聖華世界 @ wiki内検索 / 「機甲師団」で検索した結果
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機甲師団
自由都市同盟都市同盟軍機甲師団 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] 自由都市同盟は都市同盟軍の誇る、主力艦隊。 機甲師団と言うと、旧世紀の人間からすれば戦車部隊を考えてしまうが、さにあらず。 都市同盟軍の機甲師団は、陸上艦による艦隊を指して言うのである。発足は第三次聖帝戦争勃発直後の聖華暦611年。 このときアルカディア帝国とカーライル王朝・聖王国は、戦費の足しにするために、旧型の履帯式陸上戦艦を多数同盟に売りつけたのである。 初期の機甲師団は、この履帯式陸上戦艦による艦隊であった。 もっとも同盟側としては、時代遅れになって的にしかならない骨董品を黙って売りつけられたりはしなかった。 帝国に対しては、可能な限り値切りに値切って安値で買い叩いた。そして聖王国からは、旧式艦の処分をしてやるんだか... -
アヴァランチ
機甲師団第八師団アヴァランチ [解説] 自由都市同盟を護る主力艦隊である機甲師団の1つ。この師団は全機甲師団中で最も新しく、バフォメット事変直前の聖華暦833年秋口に第一次の編制が完了した。 司令官はアーヴィング・ギールグッド中将。 なおこの師団は通常、トリロビーテ北方面に派遣されている。バフォメット事変の際には呼び戻され、最終局面の第三次バフォメット襲撃戦では第一師団リベリオン、第二師団プントエートと共に、多数の魔獣を相手に獅子奮迅の活躍を繰り広げた。 -
ミシディアン
機甲師団第六師団ミシディアン [解説] 自由都市同盟を護る主力艦隊である機甲師団の1つ。 この師団の特徴として、その擁する機兵の9割が重機兵であると言う事だ。そして重機兵を運用するために、保有する機兵母艦の多数が単段式発着甲板を持つ軽機兵母艦である。多段式発着甲板を持つ正規機兵母艦だと、重機兵は頭がつっかえたりして二段目、三段目の発着甲板からは出撃できない事があるのだ。 重機兵と陸上戦艦、重陸上巡航艦に重厚に護られている機甲師団であると言う理由で、魔王級魔獣バフォメットの第二次侵攻に際し、この機甲師団の旗艦はアンドレイ・スプーン准将の座乗艦として選ばれる。だがスプーン准将の支離滅裂な指揮により、第三師団フラタニル、第四師団クレッセン、第五師団タイタニアは壊滅。撤退を進言する第六師団ミシディアン提督のヨランダ・ウォレス准将をスプーン准将は罵倒。スプーン准将は提督を、女はこ... -
オズワルド・ファルコナー
オズワルド・ファルコナー准将 [解説] 元機甲師団・第五師団『フラタニル』の司令官であった提督。故人。バフォメット事変の際に乗艦を撃沈され、死亡。享年41歳。男性。 機甲師団提督の中では影が薄く、良くも悪くも普通の軍人という雰囲気であった。もっとも准将にまで出世し、機甲師団の1つを預かっていたと言うだけで普通では無い証拠なのだが。自分よりも後輩であるアンドレイ・スプーン准将の指揮に従わざるを得なかった時にも、内心はともかく表面的にはなんら文句も言わずに従った。ただし旗艦を撃沈された際に、通信が繋がっていた随伴艦通信員の証言によると、旗艦撃沈間際にスプーン准将とヤブ・クルーリヒト議長を罵倒する言葉を吐いていたらしい。 性格は普通の軍人。内心を表に出す事はめったにどころか全く無く、同盟政府に忠実であると見られていた。 -
タイタニア
機甲師団第五師団タイタニア [解説] 自由都市同盟を護る主力艦隊である機甲師団の1つ。 その中でも高速艦のみを採用して構成されており、有事に際しての即応部隊的な師団であったのだ。しかしながらこの師団は、魔王級魔獣バフォメットの第二次侵攻に際し、アンドレイ・スプーン准将の軽率な指揮により、第三師団フラタニル、第四師団クレッセン、第六師団ミシディアンと共に壊滅の憂き目に遭う。 旗艦である高速陸上戦艦が戦艦種にしては耐久性に劣っていた事もあり、部隊壊滅の際に旗艦も撃沈されて司令官である提督も戦死。残存兵力は第三師団フラタニルの指揮権を掌握したモーゼス・ディラック准将(当時)の指揮下に入り、その後撤退する。 バフォメット事変の際の司令官は、故オズワルド・ファルコナー准将。 以下が、第五師団タイタニアの編制である。 高速(巡航)陸上戦艦×1(旗艦):機兵11機搭... -
アンドレイ・スプーン
...業後、作戦参謀として機甲師団総司令部勤務となる。 32歳(聖華暦833年)という年齢よりやや老けて見え、血色が悪く肉付きの薄い顔。 といっても容貌そのものは悪くないレベルだが、目つきと口もとがなんかイラッとくる。 前述のように士官学校を首席で卒業した点では秀才であるが、後述する事柄により戦略面においてはほぼ無能であった。 バフォメット事変 後々まで自由都市同盟に禍根を残したのがバフォメット事変である。 スプーン准将はバフォメットの第二次進行において、機甲師団の総指揮を拝命した。 スプーン准将は個人的なコネで作戦案を都市同盟政府最高評議会に持ち込み、これを最高評議会は「軍部からの作戦案」として承認した。 これらは政治家(ヤブ・クルーリヒトなど)とスプーン准将の利害が一致し、それを受け入れる世論の土壌があったことに起因している。 スプーン准将はバ... -
ヨランダ・ウォレス
ヨランダ・ウォレス准将 [解説] 元機甲師団・第六師団『ミシディアン』の司令官であった提督。故人。バフォメット事変の際に乗艦を撃沈され、死亡。享年42歳。女性。 自由都市同盟都市同盟軍機甲師団の司令官では、数少ない女性提督。第二次バフォメット襲撃戦に於いては、後輩であるアンドレイ・スプーン准将の指揮下に入り、しかも一時的な措置とは言えど提督席をスプーン准将に明け渡す事に、非常に鬱憤を溜めていたらしい。現実を見ずに支離滅裂で理屈に合わない指示を次々に下すスプーン准将に、幾度も理を解いて説得したのだが、その都度スプーン准将に罵倒され侮辱された。 最終的にはスプーン准将を射殺直前までいったらしいのだが、彼女が発砲するのと乗艦のブリッジがルクス級魔獣により吹き飛ぶのと、どちらが早かったかは不明である。 性格的には同盟政府に忠実な、理想的な軍人女性。であったのだが、最期にスプ... -
中央軍
...大きく分けて中央軍、機甲師団、都市同盟海軍、南部諸国連合軍の4軍から構成されている。その中でも中央都市アマルーナをはじめとした北部地域の防衛活動を行っていると共に、他の3軍に対し指揮権限で優越しているのが中央軍だ。 ちなみに全4軍の軍令を管轄する参謀本部は、中央軍に所属する。その他、都市同盟軍研究所(開発局)や都市同盟中央情報局と言った様々な機関も、中央軍の組織図に含まれる。また自由都市同盟加盟国がそれぞれ抱えている各国軍は、ある程度の自由裁量権を持ち加盟国各国の裁量に従うが、基本は中央軍の麾下に入ってその指示に従う事になる。ただし各国軍はあくまで同盟軍の様な存在であり、直接に同盟政府の手足となって働くのはやはり中央軍そのものの持つ兵力である。 ちなみに重大犯罪や軍内部の犯罪を摘発する軍警察だが、これも組織図上では中央軍の管轄下にある。ただし軍警察は広く同盟全土で活動す... -
リベリオン
機甲師団第一師団リベリオン 自由都市同盟を護る主力艦隊である機甲師団の1つ。 その中でも最初に編制された艦隊であり、全艦隊の中で最精鋭かつ弱点の無い、万能な編制になっている事が特徴である。 司令官は宿将アデルバード・ビスマルク大将。 以下が、第一師団リベリオンの編制である。 陸上戦艦×1(旗艦):機兵15機搭載 大型機兵母艦×1:機兵51機搭載 正規機兵母艦×2:1隻あたり機兵42機搭載 軽機兵母艦×3:1隻あたり機兵30機搭載 重陸上巡航艦×2:1隻あたり機兵6機搭載 軽陸上巡航艦×10:1隻あたり機兵3機搭載 強襲揚陸艦×2:1隻あたり機兵26機搭載 陸上駆逐艦×30:機兵搭載能力なし 陸上輸送艦×4:1隻あたり運用機兵2機搭載(貨物として予備機を1隻あたり20機積載) 大型機動揚陸艇×2:1隻あたり機兵15機搭載 小型機動揚陸艇×26(陸上戦艦、陸上巡航艦... -
クライブ・レーヴェンハルト
... 都市同盟軍・第七機甲師団『パルチザン』を率いる提督。 階級は大佐。 -
クレッセン
機甲師団第四師団クレッセン [解説] 自由都市同盟を護る主力艦隊である機甲師団の1つ。 その中でも機兵母艦とそれを防衛する陸上巡行艦、陸上駆逐艦を中心に構成されており、陸上戦艦は保有していないという割り切った編制になっていた。言わば空母打撃部隊的な師団であったのだ。しかしながらこの師団は、魔王級魔獣バフォメットの第二次侵攻に際し、アンドレイ・スプーン准将の軽率な指揮により、第三師団フラタニル、第五師団タイタニア、第六師団ミシディアンと共に壊滅の憂き目に遭う。 更に旗艦である大型機兵母艦を撃破され、司令官である提督も戦死。残存兵力は第三師団フラタニルの指揮権を掌握したモーゼス・ディラック准将(当時)の指揮下に入り、その後撤退する。 バフォメット事変の際の司令官は、故ブライアン・ホールディン大将。 以下が、第四師団クレッセンの編制である。 大型機兵母艦×1... -
アデルバード・ビスマルク
アデルバード・ビスマルク 大将 [解説] 機甲師団・第一師団『リベリオン』の司令官となる提督。 18歳の折り少尉で初陣を飾って以来、50年もの軍歴の間に大将まで出世した宿将。 性格は厳格で誇り高いが、他者に対しては好々爺として接することが多い。 若年者に対しても、きちんと接する器量の持ち主で、都市同盟軍の将兵からも尊敬されている。 妻がいるが、2人の息子は戦死してしまっている。 -
プントエート
機甲師団第二師団プントエート 自由都市同盟を護る主力艦隊である機甲師団の1つ。 その中でも建国初期から運用され続けていた艦隊の一つであり、所属する人員の練度が高いことからあらゆる企業や研究所の実験兵器の試験運用にアサインされている。 中でもロココ設計所は師団がバロカセクバに駐屯していることから直接支援を行うことが多く、実質的にロココ設計所の実験部隊のような側面もある。 833年以降、司令官はロココ設計所がから出向しているサリア・カーティス准将が勤めている。 以下が、第二師団プントエートの編制である。 オカモト級強襲投擲戦艦 一番艦タワー・オブ・サン(旗艦):有人機兵12機搭載 二番艦レジェンド・オブ・トゥモロゥ:無人機兵24機搭載 三番艦ルール・オブ・フォレスト:無人機兵24機搭載 サルバドール級近接機動揚陸母艦×2:1隻あたり機兵35機、戦闘用従機5機搭載 ... -
ラスコー級装甲機兵母艦
... 都市同盟軍第二機甲師団プントエートに半数が配備されている。 -
ジャイルズ・ギルモア
ジャイルズ・ギルモア中将 [解説] 元機甲師団・第三師団『フラタニル』の司令官であった提督。故人。バフォメット事変の際に乗艦を撃沈され、死亡。享年51歳。男性。 自由都市同盟議長ヤブ・クルーリヒトに近しい派閥の人間であった。しかしながらバフォメット事変に於いて、自身より階級の低いアンドレイ・スプーン准将の指揮に従わねばならなくなり、議長に対し若干の隔意を抱いていた。だがそれが芽吹く事も無く、スプーン准将の不適切な作戦指示により、乗艦であった第三師団旗艦を新型魔獣ルクス・レウィスの攻撃により撃沈され、戦死する。 性格は長い物には巻かれ、強きにおもねり下の者には横柄にあたるため、人望はあまり無かった。 -
サナミア・レーヴェンハルト
... 同盟軍第七機甲師団パルチザンの団長クライブ・レーヴェンハルト大佐を父に持つ。 父が子離れしてくれなくて迷惑している。 軍に入るのも猛反対された。 軍服 搭乗機 魔装兵ファルネウス・リンデ [テーマ] -
ブライアン・ホールディン
ブライアン・ホールディン大将 [解説] 元機甲師団・第四師団『クレッセン』の司令官であった提督。故人。バフォメット事変の際に乗艦を撃沈され、死亡。享年53歳。男性。 自由都市同盟議長ヤブ・クルーリヒトとはあまり馬が合わない。しかしながら軍人たるもの政治に関わるべきではないとの信念を持ち、同盟政府からの命令であれば文句も言わずに従う人物でもあった。バフォメット事変に於いても同盟政府からの命に従い、自身より階級の低いアンドレイ・スプーン准将の指揮下に入る。これが災いして、スプーン准将の不適切な作戦指示により乗艦であった第四師団旗艦を新型魔獣ルクス・レウィスの攻撃により撃沈され、戦死する。 性格的には四角四面の軍人であり、部下には厳しいが公平であって、そう言う面では信頼を勝ち得ている。しかしながら内心で、第一師団リベリオン提督である宿将アデルバード・ビスマルク大将に対する深い... -
サルバドール級近接機動揚陸母艦
... 都市同盟軍第二機甲師団プントエートに配備された2隻には艦首ブレードに発炎機甲が搭載され、攻撃力が向上している。 なお、魔導炉や推進装置の高出力化や35基のリニア・アクセル・カタパルトの搭載、近接戦闘用の大型ブレードの装備等により、現在の速度を維持しながら想定される運用をするためには火砲類を一切搭載することが出来なくなってしまっている。 -
アーヴィング・ギールグッド
アーヴィング・ギールグッド中将 [解説] 機甲師団・第八師団『アヴァランチ』の司令官となる提督。バフォメット事変の際、52歳。10代の頃に訓練学校を経て、士官学校の推薦を受け取り進学、少尉任官。きっちり任務をこなして昇進を重ね、軍大学へと進んで高級軍人への道を進んだ。 そして陸上巡航艦副長、軽機兵母艦艦長、正規機兵母艦艦長、大型機兵母艦の艦長、その後小艦隊の提督を歴任。少将に昇進した際に、第八師団『アヴァランチ』の提督となり、その後に勲功を立ててもう1階級昇進した。 性格は柔軟で、部下がはっちゃけたとしても、ある程度までなら笑って許す。しかし限度を超えると、笑って厳罰を下すので、その事を知っている部下たちはあまりはっちゃけたりしない。作戦は堅実で隙が無いため、同僚からは信頼を受けている。第一師団『リベリオン』の提督、アデルバード・ビスマルク大将とは盟友。ちなみに彼は政治... -
フラタニル
機甲師団第三師団フラタニル [解説] 自由都市同盟を護る主力艦隊である機甲師団の1つ。 元々は自由都市同盟には珍しく、陸上戦艦、重陸上巡航艦を主軸とした打撃部隊であった。ただし機兵戦力を保有していないわけではなく、充分な数の機兵母艦も随伴していた。しかしながらこの師団は、魔王級魔獣バフォメットの第二次侵攻に際し、アンドレイ・スプーン准将の軽率な指揮により、第四師団クレッセン、第五師団タイタニア、第六師団ミシディアンと共に壊滅の憂き目に遭う。 当時の司令官は故ジャイルズ・ギルモア中将。彼はヤブ・クルーリヒト議長に近しい派閥の人間であり、自身より階級の低いスプーン准将の指揮に従う事に内心忸怩たる想いは抱えていたものの、素直にスプーン准将の作戦指揮に従った。結果、彼は乗艦を撃破され、戦死するのであるが。 以下がバフォメット事変以前の、第三師団フラタニルの編制である。 ... -
キングストン級大型機兵母艦
...に、第一から第八の各機甲師団に1隻ずつ配備されている。この艦種を旗艦としている師団もあるが、必ずしもこの艦種が旗艦というわけではない。艦自体の耐久力を最優先して陸上戦艦を旗艦にしている師団も存在するし、部隊の特性に合わせた旗艦を持っている師団もある。 この艦は、同盟の機兵母艦に特徴的な二段式の発着甲板を艦体左右に一組ずつ二組備えており、見た目は双胴船の様にも見える。発着甲板を備えた左右の艦体は、中央の小ぶりな本体を挟み込む様にして接続されている。 発着甲板前方には大型のリニア・アクセル・カタパルトが装備されているが、獣翼機用には対応しておらず、大きく仰角を取って射出する事はできない。 機兵搭載数は基本で51機。更にぎりぎりまで露天係止なりすれば、無理矢理にではあるが合計67機まで運用可能。だがそこまで詰め込む事は、滅多に無い。艦名は、過去の同盟軍人より取られている。... -
サリア・カーティス
サリア・カーティス 准将 [解説] 都市同盟軍・第二機甲師団プントエートを率いる若き女性提督。 年齢は34歳、階級は准将。 元都市同盟軍研究所所属であり、技術開発の分野以外にも秀で、ルワ魔導女学校を首席で卒業、軍事工学研究部門で6年間あらゆる兵器の開発に携わっていた。 彼女の設計する兵器群は特殊な物が多く、研究所の中でも異端児として扱われていたが、830年にロココ設計所からその才能を見込まれスカウトされた。 それから3年間でサリアは多くの兵器開発に携わり、それらの実証試験にプントエートの操手達がアサインされた。 またそれらの兵器群と並行してサリアはロココ設計所及びロココグループ造船部門を担当するマナスタ造船所による合同プロジェクトを主導し、オカモト級強襲投擲戦艦タワー・オブ・サンを設計した。 タワー・オブ・サンは833年に就役し、以後艦隊司令官が乗... -
モーゼス・ディラック
モーゼス・ディラック少将 [解説] 機甲師団・第三師団『フラタニル』の、現司令官である提督。バフォメット事変の際、48歳。当時は『フラタニル』の弐番艦艦長で准将であり、階級や席次がジャイルズ・ギルモア中将の次席であったため、師団の次席指揮官でもあった。 バフォメット事変に於いてはギルモア中将がアンドレイ・スプーン准将の軽率な指揮により戦死した後、支離滅裂なスプーン准将の指示を守ると見せかけて巧妙なサボタージュを行い、自艦隊だけでなく第四師団クレッセン、第五師団タイタニアの残存兵力を取りまとめて集結させ、戦力の保全を図る。更にスプーン准将の座乗艦であった第六師団ミシディアンの旗艦が撃沈され、スプーン准将が戦死したのを確認するや、第六師団の残存兵力も自艦隊に吸収して整然と撤退を行った。残念ながらこの時点で、4個師団の残存兵力は1個師団にも満たなかったのであるが。 その後のバ... -
都市同盟軍
...軍、南部諸国連合軍、機甲師団、都市同盟海軍の4部隊から構成され、最高指揮官たる元帥の元に統括管理されている。 都市同盟軍は自衛をするための軍隊、すなわち他国からの侵略行為及び魔獣災害に対処する為の部隊であり、「専守防衛」を組織理念として掲げている。 主だった人員、機兵などは加盟都市(加盟国)から提供される。 供出された兵力に関しては軍事参謀委員会により、兵力使用の計画が作成され、具体的な配置がされた後、部隊が結成されると防衛区画が割り当てられる。 なお、加盟国が独自に抱えている国軍の扱いに関してだが、これらの自国軍は同盟への加盟が可決された時点で自動的に同盟軍に組み込まれる。 その為、加盟国軍は同盟軍と同じ階級システムが採用される。 これらの部隊についてはある程度の自由行動権が与えられており、加盟国の裁量で動かす事も可能となっている。 こういった事情も... -
インプレジナブル
...ナブルは、都市同盟軍機甲師団第一師団リベリオンの旗艦となっている。そして聖華暦833年~834年のバフォメット事変を当然の如く生き残ったこの艦は、自由都市同盟の市民たちから都市同盟軍の象徴の様に見られている。 武装 2連装41cm主砲×4(前方2、後方2) 2連装20.5cm副砲×6(右舷3、左舷3) 2連装雷槍発射管×4(前方2、後方2) 爆雷投射機×2 80mm対機兵連装魔導高角砲×8 40mm対機兵連装魔導機関砲×16 15.5mm対人/対機兵魔導機関銃×32 12.7mm対人魔導機関銃×多数 スペック 攻撃力 S- 防御力 S+ 速度 80km/h 航続力 C+ 機兵搭載数 15機 全長 355m 全幅 242m(左右エンジンナセル含む) 魔導障壁 全方位型1基 -
ピーター・ジョージ
...急ぎ大量生産されて各機甲師団やその他の艦隊へ配備されている。なおネーム・シップである一番艦ピーター・ジョージは何度かの近代化改修を受けつつ、今も現役艦として再編中の第三師団フラタニルに所属している。 [兵装] 単装魔導主砲×1基(艦前方1基) 側面固定式爆雷投射機×4基(片側2基、側面) 二連魔導機関砲×6基(主艦体前方2基、左右副艦体前方後方に1基ずつ計4基) 噴進弾発射管×4基(主艦体前方側面に2基ずつ計4基) センサーアレイユニット(ブリッジ上部に1基) [その他] ピーター・ジョージは百年戦争終結間際の、自由都市同盟都市同盟軍の歩兵である。階級は二等兵。彼は機兵への適性が低く、機装兵どころか従機の操手になる事すらできず、歩兵として百年戦争への自由都市同盟介入戦へ参戦する。そして彼は徒歩による偵察行の最中、ギルガメア王国はギルガメア王立軍の奇襲部隊と遭... -
共通NPC一覧
...ハルト (大佐 第七機甲師団・師団長) サリア・カーティス(准将 第二機甲師団・師団長) ジェリー・アームストロング (士官候補生) ジェローム・ジャッジ (中尉) ジェナ・スホーンデルヴルト (中尉) ジャイルズ・ギルモア (中将、故人) ジャスター・マクグレイ (大尉) フーゴ・グラッツラ・ディンフィンブルム (中尉) ブライアン・ホールディン (大将、故人) ブリジット・アームストロング (士官候補生) モーゼス・ディラック (少将) ユキ・エーデルシュタイン (少佐) ヨランダ・ウォレス (准将、故人) ララ・エルナンド (中尉) ルージー・アームストロング (士官候補生) ロナン・レナン (大尉) 冒険者組合/冒険者エルネスト カイクス (事務員→訓練中隊指揮官/教官) カシワギ (訓練中隊隊員) ダウルツ チェスター ホルヘ・ソブリノ レオニート ジェイド・クォーツ フレ... -
ユキ・エーデルシュタイン
...評価される。幾つもの機甲師団が壊滅したその穴埋めのために、中央軍に於いても機兵母艦機動部隊を結成する事になり、その指揮官にならないかと勧誘される。彼はそれを受諾し、まずは単艦行動の機兵母艦艦長として経験を積む。その後正式に機兵母艦、軽陸上巡航艦、陸上駆逐艦などで構成された機兵母艦機動部隊が創設され、彼はその指揮官となった。この部隊は、機装兵で攻撃力を充当し、軽陸上巡航艦、陸上駆逐艦で索敵する。相手より速く敵を発見し、奇襲するための部隊である。 [搭乗機] 機装兵『ラーズグリーズ』 [セリフサンプル] 「 突然ですが、指揮官としての心得その1、敵を欺くにはまず味方から。 その2、相手を常に、"勝ってる" と思い込ませろ。 そしてその3 『準備が一番、知力は二番 』」 「限られた兵力しか無いのなら、問題の根元に集中させ一気呵成に叩く。 戦... -
組織
...局 各国軍 軍警察 機甲師団第一師団 リベリオン 第二師団 プントエート 第三師団 フラタニル(バフォメット事変で壊滅 現在再編中) 第四師団 クレッセン(バフォメット事変で壊滅) 第五師団 タイタニア(バフォメット事変で壊滅) 第六師団 ミシディアン(バフォメット事変で壊滅) 第七師団 パルチザン 第八師団 アヴァランチ 都市同盟海軍 南部諸国連合軍ラ・カルト統合軍(バフォメット事変で壊滅 現在再編中) クメール防衛軍(バフォメット事変で半壊 現在再編中) ギルガメア王立軍(バフォメット事変で壊滅 現在再編中)ブラッド・ハウル(解隊済み) スクラップ・ドッグス バラライカ共和国軍(バフォメット事変で壊滅 現在再編中) 冒険者義勇軍 魔族軍魔竜兵団 魔人兵団 魔獣兵団 不死兵団 [冒険者関連組織] 冒険者組合管理委員会冒険者組合自衛部隊冒険者組合機兵隊(バフォメット事変で壊... -
魔導計算機
...同盟軍の艦隊は、まだ機甲師団の名前も無い小規模艦隊であったが、この歯車式計算機により砲の命中精度は相応に向上した。 聖華暦783年: 自由都市同盟の現場は、歯車式計算機の限界に苛立っていた。 その下からの圧力は上層部を動かし、旧人類の電子計算機を模倣した魔導計算機の開発計画がスタートする。 聖華暦792年: 自由都市同盟に於いて、最初期型の魔導計算機が開発される。 これは電子計算機が素子内での電位差による0、1の切り替えで1ビットの二進数を表現するのに対し、内部のエーテルの粗密で0、1を表す事で内部メモリへの記憶や演算処理装置による演算を行う仕組みであった。 またこの装置は最初から旧人類の電子計算機を模倣して造られていたため、最初から『プログラム内蔵方式』のアーキテクチャを採用している。 旧人類が電子計算機開発の黎明期に、様々なアーキテクチャを試して... -
デァ・グロース・シルド
デァ・グロース・シルド [解説] カーライル王朝・聖王国西部域の都市オルフェウスに拠点を置く、クルセイダー第三師団。所属クルセイダーの数は132名。聖華暦821年以降、アウトクルセイダーであるウィルフレッド・ウォーディントンが師団長の座に在る。 クルセイダー師団の中では、極めて普通で一般的な存在。師団長たるアウトクルセイダーの指揮のもと、副長や副官、参謀がそれをサポートし、全体が規律正しくまるでひとつの生物の様に動く。単純な集団戦闘に於いては、全師団中で最強とも言えるだろうが、微妙に地味であるためか一般からはそう思われてはいない。ただし軍事の玄人は、この師団の実力を正しく評価している。 設立は聖華暦498年。当時規模が肥大化していた第一師団レーヴェン・クロイツを、のれん分けする形で設立された経緯がある。その時点で第一、第二両師団を縁の下の力持ちとして文字通り下支えする事... -
クルセイダー
クルセイダー [解説] 聖騎士長直轄の聖王国最強の騎士団『クルセイダーズ』に所属する聖騎士の総称。 クルセイダーズは七人のアウトクルセイダーと呼ばれる隊長が率いる7つの師団から構成される。 聖痕を持つ聖騎士のみが入団資格を持ち、厳正な入団試験を合格した者のみが所属できる。 [入団資格について] 絶対条件として聖痕を持つ聖騎士である事と。 下記のいずれかの条件を満たしたクルセイダー候補生が入団資格を得られる。 現役のクルセイダーに5年以上従者として仕えた者 現役のクルセイダーから推薦状を得た者 巡礼の旅において聖王国に利する何かしらの利益を齎した者 構成師団 前述したようにクルセイダーズはアウトクルセイダーが率いる7つの師団から構成され、それぞれの師団には約100数十名のクルセイダーが配属される。 聖華暦800年代、現在に存在するクルセイダーの数は800... -
ギルガメア王立軍
ギルガメア王立軍 [解説] 南部諸国連合の一国、ギルガメア王国が保有している国軍であり、広義では南部諸国連合軍の一部である。 その歴史は聖華暦462年、ギルガメア王国の建国にまで遡る。 この王国は人魔大戦期に、戦禍を逃れてきた元アルカディア帝国人が建国した国家である。 当初は小さな寄り合い所帯の集落であったが、似たような集落が幾つも集まって武装勢力化、今現在の王都メザリアの位置に都市国家を建設した。 この都市国家メザリアが、更に周辺の集落や街々を飲み込んで成立したのが、現在のギルガメア王国だ。 都市国家メザリアが建設された際、元々が武装勢力であったため擁していた兵力は、そのままメザリア自衛軍として再編された。 そして聖華暦462年に国がギルガメア王国へと変わったとき、メザリア自衛軍もまた名称を変え、ギルガメア王立軍となったのである。 その... -
アスメニャ・アスピーダ
アスピーダ級陸上戦艦三番艦アスメニャ・アスピーダ [解説] 聖華暦804年に就役し、聖華暦821年に艦隊旗艦として大規模改装を受けて、クルセイダー第三師団デァ・グロース・シルドの新たな旗艦として配備された陸上戦艦。通常のアスピーダ級よりも装甲が厚く、代わりに巡航速度がわずかに落ちる。高いダメージコントロール能力はそのままなので、装甲が厚くなった事により戦場で長時間耐え、長時間指揮を継続できる。 武装などはまったく標準型のアスピーダ級と変更点は無く、機兵運用能力に於いても同じく変更は無い。 第三師団デァ・グロース・シルドがエスペランサ級陸上戦艦を艦隊旗艦として使用しなかったのは、第三師団の特質として師団長直卒の部隊が高速で先行したり、単独行動をしたりする事は全く考えられなかったためである。あまりに速度が速く、単艦行動に適したエスペランサ級は、第三師団には向かなかったのだ。... -
緋獅子騎士団
緋獅子騎士団 [解説] 聖王国のアウトクルセイダー、アルトゥール・ローレントが立ち上げたと伝えられる騎士団で、聖王国北部の森林都市ヘイゼルニグラートを拠点としていた。 この拠点は後にクルセイダー第七師団 カシードラル・ホロウが設立された際に、拠点に残された資料と共に引き継がれており、直接ではないもののカシードラル・ホロウの前身となった騎士団ともいえるだろう。 人魔大戦時期に活躍したクルセイダーで構成された師団規模の騎士団であったとされ、最大規模を誇っていた時期には、他のクルセイダー師団と同じく、100名程度のクルセイダーが所属していたと考えられるが、現在にまで、その名前が残っているのは、団長であるアルトゥールをはじめ、人魔大戦最終局面に参戦していたとされる13名のみである。 なお、この13名はその全員が人魔大戦の中で消息を絶っており、ただ1人の生存者も確認されていない... -
パトリオート・ランツェレータ
パトリオート・ランツェレータ [解説] 聖王国西部域の都市ルーフェンに拠点を置くクルセイダー第五師団。 所属するクルセイダーは120名を数える。 聖華暦834年ではアウトクルセイダーのヴェンデル・ゴットホルトが師団長を務めている。 聖華暦510〜515年ごろの設立であるが、当時の資料が一部紛失しており、詳しい設立時期や経緯についての情報が欠落してしまっている。 この師団の特色は、聖王国への忠誠心が非常に高く、愛国者が非常に多い事だと言える。 その愛国心は裏返ってアルカディア帝国への敵愾心となり、国境紛争などでは非常に積極的に行動している。 また帝国に限らず、聖王国に敵対する存在はこれを許さず、叛逆行為が見とめられれば同じ聖騎士団でも殲滅する為に動き出す。 魔族との戦いにも聖拝機関に進んで協力し、一種の狂信的な戦闘行動を喜んで行うほどである。 一般... -
ギデオン・ガルブレイス
ギデオン・ガルブレイス [解説] 後の世に十二使徒として知られるカーライル王朝・聖王国のクルセイダーの一人。聖華暦837年に、第三師団デァ・グロース・シルドに所属していた事が知られている。当時の年齢は26歳。一人称は公式にはわたし、私的には俺。 クルセイダーというだけで普通ではありえないのだが、それでも『普通に』強く、『普通に』三女神教を信奉し、『普通に』民衆に対し人情に篤い。と言うか、第三師団デァ・グロース・シルド自体が目立つ特色の無い、『普通に』強力な師団なのだが。 彼は元々聖痕持ちである以外は才能の低い、極めて凡庸な聖騎士の一人であった。しかし第三師団デァ・グロース・シルドに所属が許された際のアウトクルセイダーであるウィルフレッド・ウォーディントンのお言葉に、彼は感激する。 『普通である事は悪ではない。君は普通のまま努力し、その力を得た。今後も普通であり続け、幾... -
シド・バルレッタ
シド・バルレッタ [解説] 聖王国、クルセイダー第七師団、カシードラル・ホロウ旗下の騎士団、藍鶫騎士団の副長の1人であり、第2部隊隊長を務める上位クルセイダーで、聖華暦840年時点での序列は32位。 もともと、シドはアウトクルセイダー、アヴェルラ・アルベルティーニによるクルセイダー第七師団、カシードラル・ホロウ再編成前の第七師団に所属していた、当時序列14位の上位クルセイダーであったのだが、聖華暦805年頃の国境紛争において、部下を庇うために負った傷が原因で持って生まれた聖痕を失い、一旦はクルセイダーを引退している。 クルセイダー引退後、シドは、聖騎士であり友人でもあったロベルト・ベルコリーニ2世の誘いを受けて、彼の息子、ロベルト・ベルコリーニ3世の指南役としてベルコリーニ家に仕える騎士となった。 ロベルト・ベルコリーニ3世にとって、シドは聖騎士としての在り方や... -
エスペランサ
エスペランサ級戦艦 [スペック] 全長 310m 機兵搭載数 15機 [解説] 聖華暦778年にメシュラム重工により開発されたクルセイダー師団の主力艦としての運用を前提とした量産型陸上戦艦。 聖華暦800年代時点において、改型ロードス級戦艦から続く機兵の搭載を前提としたホバー推進装置搭載型陸上戦艦の中で最新型に分類される艦船である。 本艦は、クルセイダー師団による運用が前提とされているため、艦自体の直接戦闘能力よりも聖王国における最大戦力であるクルセイダー達の機兵をいち早く前線に届けることこそを主眼に置いた設計となっており、陸上戦艦としては速力が高く、機兵搭載数も多いなど、どちらかといえば強襲揚陸艦に近い特性をもった艦船である。 とはいえ、けして艦自体の性能が低いというわけではなく、速力を中心に基本性能の高性能化が図られており、火力や防御性能という点で比... -
ユーキライデン・ジス・アルクブレード
ユーキライデン・ジス・アルクブレード imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 [解説] 800年代現在における『剣聖』にして、クルセイダー第一師団『レーヴェン・クロイツ』の師団長、アウトクルセイダー第一席。 -
ロベルト・ベルコリーニ3世
ロベルト・ベルコリーニ3世 [解説] 代々有力な聖騎士を輩出してきた名家ベルコリーニ家の現当主。 聖華暦830年当時、第四階梯聖騎士として聖騎士団において大隊を率いていたが、聖導教会の腐敗と騎士団の癒着の実情を目の当たりにし、聖導教会と聖騎士団への失望から、聖騎士としての地位を返上することを決意する。 せめて志のある若者の教育に努めようと教導隊への転属願いを出していたところ、アウトクルセイダーの新任による再編が進んでいた第七師団 カシードラル・ホロウに所属する藍鶫騎士団、その当時の団長であったドロースト・ソコロフに、その人柄と才能を買われ、聖痕の移植を含めたクルセイダーへの推薦と勧誘を受ける。 当初は断るつもりではあったものの、第七師団、そしてドローストの志を知るうちに、自身の命をかけるに足ると判断し、クルセイダーの道を進むことを選ぶ。 そうしてクルセイダー候... -
エーリッヒ・エルサルバドル
エーリッヒ・エルサルバドル [解説] カーライル聖王国を守護する四聖騎士団の一つ銀狼騎士団の第五階梯聖騎士、師団長の立場にいる人物だ。 年齢は45(聖刻暦838年現在)の男性、立派な口ひげと七三分けの髪が特徴的であり、その剣術、操手としての実力と指揮官の才能、能力としては師団長としての位に申し分ない物を持っている。……最も、逆に言えばそれ以上に際立った才のない、凡庸な師団長である。 彼は帝国と聖王国の国境付近に位置する前線基地、砦町アルギスの最高責任者、総司令官を担当している。 聖騎士、傭兵ともに所属するアルギス、両者ともに管理し前線の防衛、大変な仕事である事に加えて中央から外れた辺境勤めである。……が、聖騎士団内部での権力争いや不正行為などの腐敗を感じ、エーリッヒはそれに嫌悪を感じていた。 アルギスでの勤務は彼自身が望んだ事であり、国の防衛は騎士の誉れだと言う誇り... -
翠犀騎士団
翠犀騎士団(スイセイ騎士団) [解説] 第七師団 カシードラル・ホロウに所属する騎士団。 防御を重んじた戦い方を得意としており、カシードラル・ホロウに所属する騎士団の中で藍鶫騎士団に次ぐ規模を誇る。 平時には聖都ヴァース・ラン近郊を拠点とし、藍鶫騎士団と共に教導隊としてクルセイダー候補生の訓練を担っているが、戦時には第七師団の主力戦力として、正面きっての防衛戦や持久戦を担当する。 -
藍鶫騎士団
藍鶫騎士団(ランツ騎士団) [解説] 第七師団 カシードラル・ホロウに所属する騎士団で、団長はロベルト・ベルコリーニ3世 攻撃を重んじた戦い方を得意としており、カシードラル・ホロウに所属する騎士団の中で最大の規模を誇る。 平時には聖都ヴァース・ラン近郊を拠点とし、翠犀騎士団と共に教導隊としてクルセイダー候補生の訓練を担っているが、戦時には第七師団の主力戦力として、正面きっての総力戦や奇襲時の切り込み部隊としての役割を果たす。 -
ヴァース・アンセム
ヴァース・アンセム [解説] 聖華暦480年にセライナ・クレセリオが組織したクルセイダー部隊。 800年代、現在におけるクルセイダー第二師団である。 836年時点での所属団員数は団長、副団長を含めて50名。 クルセイダー師団の中でも、かなり異質な集団。 その最たる理由が団長となるアウトクルセイダーの選出方法である。 一般的にはアウトクルセイダーは任命制であり、前任が最上位もしくは上位クルセイダーの中から後任を選ぶ。 しかし、この部隊のアウトクルセイダーは聖剣エル・ヴァースによって選ばれる。 聖剣の継承者となった者は職業、身分、性別を問わず、この部隊の団長となることを聖王国の法によって定められている。 聖剣エル・ヴァースの継承者は現在に至るまでに7名存在し、その全てが若い女性である。 基本的に聖剣は武術の心得がある者を継承者に選ぶ傾向があるが、全くの素人であ... -
シュヴァリエル・ジルヴァーナ・シルド
機装兵シュヴァリエル・ジルヴァーナ・シルド [解説] クルセイダー第三師団デァ・グロース・シルドの上位クルセイダー、後の十二使徒の一員であるギデオン・ガルブレイスの愛機。彼が上位クルセイダーとして第三師団の一部隊を任された際に与えられた。 機装兵『シュヴァリエル』をベースにした強化型の機体ではあるが、ギデオンはあえてこの機体を魔法剣士型魔装兵へ改装しなかった。それよりも彼は、その分の予算を使って自分の麾下の部隊員たちの乗機を強化する事を選んだのだ。 そして彼の部隊は、単体としてよりも全体としての戦闘能力が極めて高い部隊となったのである。 ちなみにこの機体は、『普通に』通常の『シュヴァリエル』よりも一回り戦闘能力が高い。とび抜けて強力な点こそないが、弱点も無い上に、魔装兵化された機体の弱点である継戦能力も極めて高いのだ。 -
フェガロフォス・ランヴォ
月虹の幻装兵 フェガロフォス・ランヴォ [解説] 聖王国において雲集の幻装兵ツラック・イェンシングの残骸を修復した復元幻装兵。 元のツラック・イェンシングからのパーツはTASフレームが脚部を除いて7割程度、装甲に至ってはほぼ全損の状態であった為、大幅に改修されている。 幸い魔導障壁発生装置は無事であった。 本機の特徴は、なんと言っても上半身のTASフレーム、特に両腕の人型には無い可動域の広さが注目される。 その可動域の広さは通常の機兵には不可能な挙動を可能とし、近接戦においては相手のあらゆる死角を突く事が出来る。 この幻装兵はクルセイダー第五師団『パトリオート・ランツェレータ師団長の専用機として運用されている。 固定装備 ○アミナ・エギエネス 左肩の前後に3枚2対で外套状に装備されているバインダー状の装甲。 カ... -
レーヴェン・クロイツ
レーヴェン・クロイツ [解説] アウトクルイセイダー第一席である剣聖 ユーキライデン・ジス・アルクブレードが率いるクルセイダー第一師団。 部隊規模は120名。( 艦隊運用の一般聖騎士は除く ) 大戦艦アイネデルンを旗艦とし、エスペランサ級戦艦10隻から構成される陸上艦隊。 それぞれの艦には上位クルセイダーが一名ずつ配置され部隊長となって艦を運用する。 基本的に大規模な紛争などが起きない限りは艦隊を組んで行動することはなく、部隊長が行動方針を決め傘下のクルセイダーたちはそれに沿って動くことになる。 なおレーヴェン・クロイツの隊員にはかなり自由度の高い行動権が与えられており、自己の判断で独自に動くことも可能。 なぜここまで大雑把な組織運用が許されているのかと言うと、師団長であるはずのユーキライデンが余りにも自由奔放で殆ど部隊をほったらかしにしているからである。 団長... -
レイラ・フォイルナー
レイラ・フォイルナー 聖華暦835年時 年齢20歳 階級 第二階梯聖騎士 かつて栄華を極めていたが、没落により衰退したフォイルナー家の一人娘。 たゆまぬ努力によって16歳でリトア騎士養成学校を首席で卒業し、エリートコースを進むことで、フォイルナー家の再興を目指していた。 騎士道と徳操を重んずる、聡明で真直ぐな性格だった。 第四次聖帝戦争時(聖華暦840年時) 年齢25歳 階級 第三階梯聖騎士 第44独立遊撃中隊(通称スペルビア中隊)を率いる。 聖華暦838年に自身の所属していた師団の師団長が暗殺された際、最も近くにいた人物として拘留。その後の杜撰な捜査や証拠の隠蔽、改竄により無実の罪で投獄された。 2年間の監獄生活の後に懲罰部隊へ配属。歩兵中隊を率いて陸上戦艦の破壊を命じられる。結果としてこの作戦は多少の犠牲は払うも、陸上戦艦... -
ウィルフレッド・ウォーディントン
ウィルフレッド・ウォーディントン [解説] クルセイダー第三師団『デァ・グロース・シルド』師団長を務めるアウトクルセイダー第三席の人物。柔らかい物腰で、一見するとそれほど恐ろしさは感じない人物。しかしながらその柔和な笑顔の下には、鋭い牙が隠れている。 滅多な事で怒る事は無いが、彼を怒らせたら最後、その笑顔を崩さないままにありとあらゆる手段を用いて、叩き潰されてしまう事は確実である。その手段には、物理的、肉体的な物ばかりではなく、政治的手段で社会的に叩き潰される事も含まれる。 まあだがしかし、彼は紳士的で理性的な人物であるため、そこまで怒る事はまず無いだろうし、逆鱗に触れそうになったならきちんと警告してくれる。その警告を聞かない様な阿呆も、まれに居るのだが。 彼はカーライル王朝・聖王国を愛しており、法皇派と枢機卿派の対立には心痛めている。灰の革命の際には他の協力者たち... - @wiki全体から「機甲師団」で調べる