集うは御子の旗の下 プレイログ:インターミッション1 その1

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プレイヤーキャラクター一覧





その1


その2



  文字色説明

  GM  PC発言、描写など PL発言・雑談など
  ノルン  PC発言 PL発言・雑談など
  クーロン  PC発言 PL発言・雑談など
  沙華  PC発言 PL発言・雑談など
  キャメラ  PC発言 PL発言・雑談など
  ロバート  PC発言 PL発言・雑談など
  カナタ  PC発言 PL発言・雑談など


開始前雑談



  [雑談] メインタブが3枚……同時進行ってことね
  [雑談] はい
  [雑談] 2人までなら影分身できるよ!
  [雑談] 影分身って……w
  [雑談] すげえ! 早すぎて指が10本に見える!
  [雑談] メイン サブ ボブ トム
  [雑談] 誰だトムとボブ

  [雑談] 現時点でやりたいシーンなど決まっている人はいます?
  [雑談] 最初言った通り、ソロシーン1つ欲しいです。タイトルは『融ける』で。
  [雑談] あと、前回のセッションで言った通り、カナタさんと絡むシーンやりたいですねってのを実行したいのとー
  [雑談] クーロンさん来たら兄貴について話すのをやりたいのとー
  [雑談] 今固まってるのはそれくらいかな! 暇だったらノルンさんやロバートさんとも何かと理由つけて絡みたい!
  [雑談] いちおうありますー 欲望まみれの6シーンぐらい。
  [雑談] ・クーロンくんとテレモ話
  [雑談] ・キャメラさんに治療される
  [雑談] ・アレクセイさんに弟子入り希望
  [雑談] ・沙華さんに過去の話を聞きに行く
  [雑談] ・ロバートさんと飯を食う
  [雑談] ・ノルンと詩魔法特訓
  [雑談] このうち3つぐらいできればうれしいなって感じです。キャメラさんとは共有できるので
  [雑談] 特にアレクセイさんとの話だけはしておきたい
  [雑談] (女装特訓……?)
  [雑談] そういわれると思って立ち絵を作成しておきました!!!!!
  [雑談] 作業の時に一足はやく見てきましたw >女装
  [雑談] なんと
  [雑談] www
  [雑談] ww
  [雑談] 意外とそれっぽく(特に笑顔が)出来た気がしてます(できたとは言ってない)
  [雑談] 楽しみですね
  [雑談] これは是非メインで見たい
  [雑談] ですね! (メイン1でないと立ち絵が出ない)
  [雑談] (えっまじで今回あの立ち絵使うことになるのか8困惑))
  [雑談] がんばろ
  [雑談] 1でやりましょうね、楽しいね
  [雑談] 別に使えとは言ってないw
  [雑談] wwwww
  [雑談] 期待しておけよ、みんなー! ほんとに笑い顔だけそれっぽいですからねー!!
  [雑談] いやあ楽しみ
  [雑談] とりあえずこの戦争中の護衛依頼のスタンスについて沙華さんと話さないとかな……
  [雑談] 戦争中も継続として同じところの配属にしてもらうか、戦争中は一時凍結(終わり次第復旧)か、
  [雑談] 戦争にあたって完全に契約を切ってしまうか まあ継続の場合多分GMが困るけど……
  [雑談] ですね 最初(第2話)は崩さないつもりですが
  [雑談] 護衛依頼はどうしますかねぇ
  [雑談] そだ、沙華さんの手が空いたら、キャメラの詩を何かの拍子に聞いてパスタリエだとわかっちゃう奴やりたいです
  [雑談] あ、いいですなパスタリエ
  [雑談] キャメラはIPDの自覚がないので、「お前IPDじゃね?」って言うかどうかは……お任せします……
  [雑談] とりあえずメイン2か3の都合が取れ次第、カナタさんとのシーンやりたいのと、
  [雑談] ソロシーンはもう書いてあるのを流し込むだけなので
  [雑談] ですね、キャメラさんとお話ししたい





「母なる塔、それぞれの望郷」

  GM主導 イリューシャ・南朝・レギーナ・デクス・ヤン・オーラフ


オープニング「母なる塔、それぞれの望郷」

  BGM:ひいらぎの帆
    from 黒い瞳のノア(ガスト, 1999)
    Composed by 阿知波大輔



エナ奪還から数日。
エレミア人政権側のメディアにおいても、御子イリューシャの出現とエナ失陥は連日大きく報じられ、
情勢への対応どころか、拘束されたエナ市幹部の扱いすらいまだに定まらないなど混乱は続いている。

一方、当の大鐘堂はというと、これまで地下にあった拠点をエナ宮殿へ移す作業に追われていた。
できるだけ短期間のうちに移転を終える必要があるため、大鐘堂関係者だけでなく
多くの市民もボランティアとして参加している。

とはいえ、不特定多数の市民に任せるには不適当な物品もそれなりの数が存在し――



レギーナ:「じゃあ、これをお願いね」
デクス:「このベッドだけですか? 他の物は?」
レギーナ:「御子室のものはこれが最後だよ。
  ジャドさんがうまく整理してくれたから、他のは少人数で運んじゃった」



地下の奥まった場所にある一室。御子イリューシャの部屋とは別の、他よりはやや豪華な部屋。
大きなベッドの前で一組の男女が話している。

女性のほうはレギーナ。ちょうど名前の挙がったジャドと二人で御子付き女官を務めている。
フードを被った若い見た目の男性は、以前から大鐘堂に協力する者の一人、エナでダイブ屋を営むデクスだ。


デクス:「りょーかい。じゃあさっさと運んじゃいますか」

そう言うとデクスは、とても一人や二人では運べなさそうなサイズのベッドの前に進みでる。
何やら呪文を唱えるような素振りを見せると、突如、ベッドが宙に浮く。


  [雑談] お、新キャラ
  [雑談] テル族か

レギーナ:「おー、何回見てもすごい」
デクス:「これくらいならお安い御用ってことでね。じゃ、行きましょう」

彼のフルネームはデクス・ネネ・リートフェルト、トランスレートを能力とするプルーネのテル族だ。
メタ・ファルスでは、澪の民とは別に、ごく少数のテル族が人間に交じって暮らしている。
彼はその能力を買われ、これまでもエナの外から秘密裏に物資を輸送する任務に関わってきた。

レギーナを先頭に、予め確保された動線に従い、ベッドがゆっくりと飛んでいく。
目指すは、地上のエナ宮殿の裏庭に面した一室。


レギーナ:「これだけ大きな物を動かせるなら、人も運べるんじゃないの?」
デクス:「一応は。さすがに物に比べれば気を使いますが」
レギーナ:「パスタリアにも行ける?」
デクス:「さすがにそれは勘弁して下さいよ……僕も一度だけやったことはありますが、
  ただでさえ雲海の上で一瞬たりとも気が抜けない上に、敵の防空網まであるので」

レギーナ:「そっか。……お母さん、お父さん、どうしてるかなあ」
デクス:「……」

  [雑談] パスタリエに残された家族……うっ(涙)







同時刻。引っ越し作業は、宿屋「銀の鐘」でも行われていた。
多数の志願兵が集まったために銀の鐘を始めとする宿はどこも満室で相部屋が常態化していたが、
エナ奪還の結果、残ることを希望する者を除いた全員がエナ宮殿併設の兵舎に移ることになった。

そんな志願兵の一人であるヤンもまた兵舎に引っ越すことになり、
荷物をまとめて出発する間際、宿の入口で女将のアリアンに挨拶をしている。



ヤン:「女将さん、今までお世話になりました」
アリアン:「いいってことよ。それより、あんたが実家からもらってくる食材でうちも助かってたから、
  親御さんにはよくお礼を言っておいておくれ」

ヤン:「はい」
アリアン:「ところで……ずいぶんな大荷物じゃないか? 他の人の3倍くらいはあるんじゃないか」

やや年老いた女将が指摘するように、ヤンの隣に置かれている台車には
荷物があふれんほどの山積みになっていて、少し動かしただけでも車輪が悲鳴を上げる。


ヤン:「あー……実家から取ってくるものは食材だけじゃなかったので。
  やっぱり手近にあるほうが便利ですから、つい」

アリアン:「兵舎だって基本は相部屋だろう? 少しは整理したらどうだい」
ヤン:「……善処します」

ヤンの悪びれない態度に、女将は肩をすくめる。


  [雑談] 片づけられない系?
  [雑談] 汚部屋マンなのか、それとも……
  [雑談] 単純に物が多すぎる系 捨てられないに近い

アリアン:「まったく……家が近くにあるのも考え物だねえ。
  ところで、今日の夜の送別会には来てくれるんだろう?」

ヤン:「もちろん行きますよ」
アリアン:「そりゃよかった。残る人もいるとはいえ半分以上は出て行くわけだし、
  今日は腕によりをかけていい料理を出すから期待していておくれ」

ヤン:「女将さんの料理を食べるのも、今日で最後か」
アリアン:「いや別に、食事だけの客でも歓迎するよ? 明日からは通常営業だから、しっかり稼がないと。
  あんたも、もし宿を探している人を見かけたら、うちを宣伝するんだよ」

ヤン:「はい、はい」

  [雑談] ほほえましいなあ
  [雑談] キャメラはこの時点でエナ宮殿の兵舎いったんだろな 多分画面外で荷運びもしてた







エナ宮殿エントランスホールの一角には、ひっきりなしに行き交う人や物の交通整理を行う
臨時の指令所が置かれ、移転作業の進行に関する情報はすべてここに集まることになっている。

ちょうど今は、ベッドを運び終えたデクスとレギーナが報告に現れたところだ。
目の前ではメカニック兼工兵のゼフが問い合わせをしている。



ゼフ:「台車が何台か壊れて作業に支障が出そうだから修理してくれ、と言われたが
  作業場に置いてあったはずの替えの部品が見当たらん。今どこにある?」


指令所に詰めている職員のオーラフは、一見すると多数のメモ書きが乱雑に貼られただけの
巨大なボードを一瞥しただけで、すぐさま目的の情報を特定して答える。


オーラフ:「D2ホールに仮置き中です。まだしばらく荷物は動かないので
  修理する時間はあると思いますが、どのくらいかかります?」

ゼフ:「1時間で終わらせる」
オーラフ:「分かりました。遅れが出ない限りは、こちらへの完了報告は不要です」
ゼフ:「了解だ」

回答を得たゼフは速足で門から出ていき、オーラフは新しいメモを1つ書いてボードに貼る。


  [雑談] もうそろそろ名前が覚えられなくなってくる予感が……
  [雑談] 本編で出る時は立ち絵と一緒に出るだろうし、その辺は大丈夫かと
  [雑談] 頑張って覚えて……名前
  [雑談] ソウデスネ……がんばります
  [雑談] GMだってチャパレのタブが多すぎて間違えそうになる
  [雑談] 想像するだけでやべえ
  [雑談] 今、一体何人分存在してるんだろう……?
  [雑談] 立ち絵のない人も含めると10はくだらなさそう
  [雑談] タブ自体は11個ある 「GM」とかも含めて
  [雑談] ひぇ……
  [雑談] うへあ……

オーラフ:「次は……デクスさん、お疲れさまです。レギーナも」
レギーナ:「御子室、荷物運びは全部完了」
デクス:「僕は手が空きました」
オーラフ:「デクスさんは次は……地下3層にある11番倉庫に行ってください。
  具体的な作業内容はその場にいる人から。場所は分かります?」

デクス:「10番倉庫の隣ですよね? 大丈夫です」
オーラフ:「それではお願いします」

待ち行列を成す一群のメモから一枚を外して処理済みの箱に移すのを、レギーナは感心した様子で見ている。


レギーナ:「よくそれだけの手際で処理できるよね」
オーラフ:「メモを書いている時点で情報の半分くらいは頭に残ってるから。
  パスタリアに居た頃はこういう仕事が多かったので、もう慣れてる」

レギーナ:「パスタリア、か……」
オーラフ:「? なにか?」

作業進行表の御子室の列に「完了」と書き入れたところで、オーラフは手を止めて尋ねる。


レギーナ:「いや、何とかして手紙くらいは送れないかなー、と」
オーラフ:「ラクシャクならともかく、パスタリアは……難しいなあ」
レギーナ:「うん。さっきちょっとデクスさんとも話したけど、同じ答えだった」
オーラフ:「確かに彼の能力なら手紙をパスタリアまで飛ばすことはできるかもしれないけれど、
  それを指定した相手に届けるところまでは無理じゃないかな」

レギーナ:「だよねー……」

ひとつ大きなため息をつくレギーナ。


オーラフ:「ご両親、です? 手紙の送り先は」
レギーナ:「うん。 ……オーラフは、手紙を送りたい人はいないの?」

数秒の間があってから、力なく首を振って答えるオーラフ。


オーラフ:「……もういない。おそらくは」
レギーナ:「あ、ごめん」
オーラフ:「いや、構わない。こっちに来てからは誰にも話してなかったことだし」
レギーナ:「……いつかは、話してくれる?」
オーラフ:「今はまだ。でも、そのうちに」
レギーナ:「うん」

  [雑談] つらいなあ
  [雑談] 悲しい







夕刻。この日に予定されていた作業は遅滞なく終了し、ボランティアの市民はそれぞれの家に帰った。
まだ住人の少ないエナ宮殿には、一足早く夜の静寂が訪れる。

裏庭に面した、今日設置されたばかりの大きなベッドのある一室。
市街地の反対側にあるこの部屋には町の喧騒は届かず、
大きな窓からは、巨大な歯車の荒涼とした平原と、右手よりにそびえる塔の姿を一望できる。


  BGM:傷もてるわれら 光のなかを進まん
    from ゼノギアス(スクウェア, 1998)
    Composed by 光田康典



イリューシャ:「地下暮らしはもうおしまい。今日からはここが私たちの家ですよ」

広い部屋に人影は二人だけ。車椅子に乗っている老いた女性は、無言でうなずく。
イリューシャは車椅子を塔のほうに向けて話を続ける。


イリューシャ:「でも、ここを終の住み家とするつもりじゃいけない。
  私たちはあの場所を目指さなくては」

???:「私はここでも、外に出られただけでも満足ですよ。ありがとう」
イリューシャ:「いいえ。きっと、南朝さまも、あの場所に」

車椅子の女性は、先代御子・南朝(みあさ)。

足掛け28年にわたって御子を務めた彼女は、戦乱による心労と長きにわたる地下での生活、
そしてどうしても不安定にならざるを得ないダイキリティ投与によって
まだ41歳とは思えないほど年老いて見える。

体力の衰えは激しく、御子の座をイリューシャに譲ってからは病に伏すことも多くなった。
現在では、大鐘堂関係者の前にすら姿を現すことはめったにない。


南朝:「たぶん、私が行く場所は、あっちの方だから」

そう言って南朝は、顔を塔のある方向のさらに右の壁へと向ける。
その方角にあって思い当たる場所は一つしかない。――約束の丘。


  [雑談] 先代様……
  [雑談] 先代様……!
  [雑談] 間に合わせたい……

イリューシャ:「そんなこと、言わないで。
  ……それに、あっちのほうはまだエレミア人に占拠されてるから」

南朝:「それじゃしょうがないわねえ」

必死に紡いだ言い訳を軽い調子で流す南朝。イリューシャの表情は険しい。


イリューシャ:「みじめな地下からここまで這い上がれたのだから、塔にもきっと……
  いいえ、絶対に、戻れる。戻してみせる」

南朝:「……」

沈黙。外はいよいよ暗さを増し、窓には二人の対照的な姿が映る。


南朝:「イリューシャ、あなたは、どうか私のようにはならないで。
  無理をしたら、自分の身に余るような行動をしたら、それは必ず自分の身に返ってくる」

イリューシャ:「そんな、私は……」
南朝:「イリューシャはもうすぐ16歳でしたね。普通の女の子ならようやく独り立ちを考え始めるような年頃。
  それなのに、こんな世の中を背負わせてしまって……ほんとうにごめんなさい」

イリューシャ:「そんな、こと、少しも……思って……」

南朝:「きっと、戦争も、もうちょっとで終わる。
  その後であなたがきっと幸せに暮らせるようになることを考えると、こんなことしか言えないけれど。
  どうか……自分の命を、大切にして。私の最愛のイリューシャ。
  私のほんとうの娘ではないけれど、あなたを娘と思わない日は一日もなかった。だから……」


イリューシャ:「……」

車椅子の後ろで、雫が一つ、磨かれた石の床へと落ちた。




  [雑談] 間に合わせる為にエレミア人サクサク狩らなきゃ……(なお攻撃力は
  [雑談] 攻撃力は任せろードロドロ
  [雑談] テンション上げて奪還するぞ!(モチベUP)
  [雑談] みあささま…………
  [雑談] うう……
  [雑談] 絶対にパスタリアを取り戻そうな……
  [雑談] うん





引っ越しの際の一幕

  クーロン・ノルン


  [雑談] さあ、クーロンさん。オハナシアイの時間ですぞ!
  [雑談] うおおおおおおお いくぞー!
  [雑談] (何話そうかな)
  [雑談] ちなみにノルンさんの呼び方だけはもう決めてます
  [雑談] なんやて
  [雑談] それで、状況設定はどんな感じにしましょうか?
  [雑談] 適当に宮殿の宿舎あたりにしようかなあと考えてました ばったり会うのにちょうど良さそうなので
  [雑談] 適当にいけばなんとかなるってやつだ いいでしょう、受けて立ちます
  [雑談] てきとーが一番重要なところですね!



宮殿の宿舎にて、自分の荷物の荷解きを終えたノルンは、
まだ荷解きが終わっていない人を手伝うべく宿舎を彷徨い歩いていた。


一方、クーロンは一族から受け取った荷物の整理に頭を抱えているようです……


ノルン:「ヤンさんのところはもう片付いていたし……困っていそうな人に声をかけてみようかな」
クーロン:「……まったく、荷物多すぎるんだよなぁ、ったく」 ぐちぐち
ノルン:「あっ、片付けが終わっていないなら手伝いましょうか?」
クーロン:「んー……ん? 手伝ってくれるのか? ありがとな」 スペースを空けて
ノルン:「凄い量の荷物ですね……」
クーロン:「これな。みんなが持ち寄ったからすごい量になっちまったよ……」 うなだれる
ノルン:「はい! 凄いですね……あっ、この辺は衣類ですね」
クーロン:「おう、それは……そっちに頼もうか」 適当に指さして
ノルン:「はーい。割れ物はそのままにしておいた方がいいですよね」
クーロン:「あぁ、助かるよ」

クーロン:「……俺、クーロンっていうんだ。君は?」 なにげなく
ノルン:「私はノルンって言います。よろしくおねがいしますね!」
クーロン:「ノルン、な。覚えたぜ」
ノルン:「年が近そうな方が居てうれしいです」
クーロン:「あぁ、そうだな。俺、15なんだけど、ノルンは?」
ノルン:「私は14になりました。これから一緒に戦う者同士、仲良くなれるとうれしいです!」
クーロン:「へぇ。俺もこっち来て間もないから、こちらこそ頼むよ」

クーロン:「ちなみにさ、ノルンはどうしてこんなところに来たんだ? その年で戦うなんて……
  俺が言えたことじゃないけどさ」

ノルン:「こっちの荷物は箱に詰めてっと。
  うーん、私エナの出身なんです。だから御子様のお話はずーっと聞かされて育ちました。
  御子様がこの町に逃げ延びたことも」

クーロン:「手際いいなぁ……それで?」
ノルン:「御子様は私たちの希望。だから私たちの希望のために、
  御子様をお守りするため、全力を尽くすのは当然のことです」

クーロン:「……いいじゃん、それ。俺もそんな風に考えてここに来れたらなぁ……」
ノルン:「じゃあクーロンさんはどうしてここに来ようと思ったんですか?」
クーロン:「……アレクセイのおっちゃんにスカウトされたのが一番大きいな。他にも理由はあるんだけど……
  そういうのって、後付けみたいなものだし。いの一番はスカウトが原因だよ」

ノルン:「あのアレクセイさんにスカウトですか!? すごいじゃないですか!!!!!」
クーロン:「お、そうか? いやぁ、俺もあんな強そうな人に見染められるとは思わなくてよ……」
ノルン:「え、後でサインもらいに来てもいいですか?」
クーロン:「サイン……? うーん、考えとくよ」


クーロン:「……はは、いやぁ、こっちに来てからこんなに話したの、初めてだよ。
  俺、箱入り息子だったってのがよーくわかったし……」

ノルン:「別にたいそうな理由が必要というわけじゃないと思いますよ。だから気にしないで」
クーロン:「ありがとな。……あぁ、なんかデジャブ感じると思ったら、ノルン、メイランに似てるなぁ……」
ノルン:「? ……ありがとうございます?」
クーロン:「……ん、あ、最後のは忘れてくれ」
ノルン:「はーい。じゃあ、もうそろそろ終わりますし、私行きますね」
クーロン:「――よしっと。あぁ、ほんと、ありがとな。また会ったら話そうぜ!」 笑顔で見送る

ノルン:手を大きく振って終わりです
クーロン:こっちも振り返させてもらいましょう



  [雑談] かんぺきっ
  [雑談] さいっこー!

  [雑談] 呼び捨てでした。理由:メイランに似てるから
  [雑談] 誰とでも打ち解ける感じがそっくりだなぁって思ったので勝手に認定しちゃいました
  [雑談] やったね





初めての外の世界

  沙華


沙華にとっては、初めての突提の外。
いくらでも広い空に、走り回れる空間、知らない人たち。

記憶の中にある“知らない”景色を実際に眺めることが、なんと甘美で美しい物か!
歴史をもとに小説を書いている間、よぎるいくつもの風景と顔。そういうものの現実味が増していく。


……傍らの護は、人間そっくりにもテルにも変化していて姿が一定しない。
沙華が天井近くの本を指さすと、偉丈夫に変身して取ってくれた。


沙華:「ありがとうね。私」

ドッペルは皆、左右で色が違う瞳をしている。必ずどちらかは、沙華の二色と同じだ。

突提に隔離され、澪の民と呼ばれるようになったのは何人前の話だったか。
新しい地を、不安と共に見回したことを覚えている。

今日の分の日記をしたためながら、沙華は今の御子と……
かつて一度だけ、何かで遠目に見た、青い御子の姿を思った。

いずれはこの自分もドッペルと化し、次の自分になった時、どんな顔でこの日々を思い出すのだろう?




  [雑談] おつかれさまでした!
  [雑談] メイン2でぶちまけられる独自設定の塊。
  [雑談] 何年前じゃなくて何人前なのがつらいな
  [雑談] だってローの護はドッペルというから! 過去世の自分のドッペルということにした!
  [雑談] しゅごい……
  [雑談] 良いなあ そういう設定をどんどん膨らませられるのつよい





家への手紙

  ノルン


お母さんに手紙を書こう。大聖堂の試験に合格したこと、これから宮殿の方へ行くこと、それから……

ノルン:「結局、お母さんとは話せずじまいになってしまいました」

それから何を書こうか。試験でいいパートナーに巡り合えたこと。先輩にご飯をおごってもらったこと。

ノルン:「手紙、読んでもらえるといいなあ」

ノルンと母親との仲は良いとは言い難い。
レーヴァテイルとして目覚めた娘を母親はどう扱っていいのかわからなかった。
I.P.Dによる暴走が少なからず起きていたことも関係をギクシャクさせる一因になっている。
いつか、暴走してしまうのではないか……不安と緊張が親子の間に漂っていた。


それでもノルンはいつかまた母と笑い合える日が来ることを願っている。

ノルン:「きっと御子様のお役に立てるように誠心誠意がんばります。
  理想郷が完成したらお母さんとずっと一緒に笑って暮らせるよね」


したためた手紙を机の上に置き、小さな荷物をもって宮殿へと向かう。

ノルン:「大丈夫。これから全部よくなっていくはずですから。 ……がんばらなくちゃ」

後ろは振り返らなかった。



  [雑談] ノルンさんありがとうございました!
  [雑談] ふぃー緊張した……
  [雑談] この手紙は届くのだろうか……
  [雑談] どうなんでしょうかね?





「融ける」

  キャメラ


  [雑談] 時間軸としては第一話後、エナ奪還前です



ヴァニスが残してくれたものは本当に少ない。使い込まれた短い小刀と、キャメラと同じ色の遺髪と。

墓に入れるために遺髪は確保したけれど、亡骸は正しく弔ってやることが出来なかった。
父母を送った時のような葬儀もなく、参るべき墓もなく。まだ、兄が居なくなった事を、どこか信じられずにいる。

ふとした拍子に元気な様子を見せてくれるのではないか。また大鐘堂のために一緒に戦ってくれるのではないか。


 * * *


暗い部屋の中。かつては兄と共同で使っていた、エナ地下空洞の一角だ。
冷たい寝台にはまだ消毒液や薬品の臭いが染み付いているように思えて、
故に兄が居た頃の事を思い出してしまうのだろう。

兄が占めていた場所は、まだぽっかりと空いていて、いつでも彼が帰ってこれるようになっている。

……詮無い話だ。キャメラはかぶりを振り、自分の荷物の中から掌大のクリスタルを取り出した。
レーヴァテイルにとっての生命線、ダイキリティ。
まだ体調不良は出ていないが、たった一日でも寝込みたくない今、投与管理は厳密に行っている。


キャメラ:(これも、兄さんにやってもらっていたっけ)

右腕のインストールポイントを隠すリボンを、口で咥えて解く。
左手は無いので、代わりに座り込んだ太腿にダイキリティを挟んで固定し──その切っ先に、己の右腕を押し付けた。


キャメラ:「……ッ!!」

ぶわっ、と地獄の業火でも浴びたかのように脂汗が湧き出る。
それでも悲鳴は噛み殺し、ある程度ダイキリティが“刺さった”ことを認めると、今度は腕を壁に押し付けた。


キャメラ:「ぐ、あぅ、いっ……はい、れッ……!」

痛みに竦む本能を踏み潰し、全力でインストールポイントにねじ込む。
全て挿入し終え、肌と冷えた壁とがぶつかり合うと、ふっと痛みが和らいだ。


  [雑談] おお、延命剤シーン入れてきた
  [雑談] なんと力業な……

キャメラ:「……は、ぁ、うぅ……」

これで暫くは安泰。流れ出していた涙を拭って、まだ痛みが残っている気がする腕を、自分の身体で抱き締める。

キャメラ:(兄さんは、投与の後は、いつも褒めてくれたっけ)

よく我慢したな、えらいぞ、良い子だ──そんな感じの事を言って、痛む腕をさすって、頭も撫でてくれた。
たったそれだけのことだったけど、今はあの温もりがいとおしい。


キャメラ:「兄さん……寂しいよ」

キャメラ:「私、兄さんが思ってたほど、強い子じゃないんです」

キャメラ:「苦しい、寂しい、怖いよ……兄さん……」


 * * *


 『融ける』

 とある村の傍ら、森の深くに小さな泉がありました。
 その泉は、古くから人々の生活に根付いていました。
 泉に宿る精霊もまた、人々の営みを見守り、時にはこっそりと手助けすることもありました。

 しかしある時、村を疫病が覆い尽くしました。
 一人、また一人と倒れ、弔う余力も無く腐り果ててゆきます。
 精霊には、彼らの病を治す力はありませんでした。

 娘が一人、泉のほとりを訪れました。
 彼女は山のような洗濯物を抱え、けほけほと咳き込みながら一つ一つ手洗いしてゆきます。
 シーツや服に染み付いた死人の腐肉が、精霊の泉に溶けてゆきました。

 洗えば洗うほど消えてゆく汚れ。
 冷たい水は、掌に残った温もりすら奪い去ってゆく。
 泉の前で、娘は涙します。死した彼らの記憶すら残らない、そのことに。

 腐った血を、肉を、そして魂の破片を贄として食らった精霊は、ほんの僅かばかりの奇跡の力を得ました。
 精霊は、娘が洗った衣服に祝福を宿します。
 次にそれを身に付ける者が、病を乗り越えることが出来るようにと。

 一人、また一人と、村人たちは死の床から立ち上がりました。
 嘗ての地獄が嘘のように、村は復興してゆきます。
 失われた記憶と引き換えに。

   METHOD_HYMME_MELT=AWAY/. 詩の想いより




  [雑談] あーそういうことか! 「融ける」って
  [雑談] 沙華も自力だろうなぁ、延命剤は
  [雑談] 延命剤はねーー 家族でもない他人に頼めることでもないし、
  [雑談] インスポ見せても良いような友人はエナまで来れなかったし、って感じで自力で頑張ってる
  [雑談] やっぱり自力ですよねー 普通は
  [雑談] その上残った腕にインスポがあって、逆の手が欠損してるってのは運がなかったと思う
  [雑談] なので脚と壁を使って頑張ってる





護衛契約の話

  ロバート・沙華


  [雑談] あー護衛のはさくっと終わらせておきたい?
  [雑談] 出だし私からやります? 図書館向かえばいいですかね


ロバート:「さて、生き残るには情報が不可欠だ。近隣の魔物の特性を集めた図鑑……
  いや、戦争における戦術の方が今は重要か?」


そう呟き図書館へ向かい、蔵書を漁っている途中で沙華を見つけるロバート。

沙華:一心不乱に本をひっくり返してます。ジャンルは歴史書。

ロバート:「そういえば、この戦争に加担した時点で護衛の契約をどうするか、決めてなかったな」
沙華:「そうだったわね。私はこの戦争を最後まで見届けるつもりだけれど、あなたはどうするの?」
ロバート:「俺も最後まで見届けるつもりだが、かといって同じ場所に配属されるとも限らないから
  護衛についてはどうするか」

沙華:「そうねぇ……やっぱり、今は私たち大鐘堂に組み込まれてるし」
ロバート:「まず一つ、戦争中も護衛契約は有効として上層部に同じ配属になるように掛け合ってみる。
  次に一つ、戦争中は依頼の一時凍結とし、戦争終了後に契約の再開とする。
  最後に一つ、護衛契約の終了、だな。
  こういうのはしっかり決めないと。曖昧にしておくと後で拗れる可能性がある……」

沙華:「同じ場所に配属されたら契約続行、されなかったら中断、とか?」
ロバート:「状況次第で内容がコロコロ変わるのは色々と難しくてな……」
沙華:「うーん、“沙華は”そういうの詳しくないのよね……終了条件は、“沙華の”死亡……になるのかな」

  [雑談] ただ死亡と書いたら面倒になるプラルラ

ロバート:「……とりあえず戦争中は一時凍結、でいいか?
  戦争中に同じ配属になった場合は護衛関係なく護れるだけ護るしな」 
死亡発言に少しばかりびっくりしつつ
沙華:「うん、それでいいと思うわ」
ロバート:「わかった、それで行こう。
  じゃあ俺は戦争や戦術について調べてくる。またな」 
蔵書漁りに戻ります
沙華:「ええ、また」
  
という沙華の隣には、いつの間にか銀色の目の女が立っていた





詩魔法特訓?

  カナタ・ノルン


  [雑談] じゃあ次、ノルン&カナタの女装特訓ですね!!(語弊)
  [雑談] ひどいwwwww字面がwwwwww
  [雑談] 女装特訓始まるのかー
  [雑談] 楽しみです
  [雑談] 導入は任せました
  [雑談] 導入任されちまった



詩魔法が使いたい!
そういうカナタは女性しか詩魔法が使えないということに気づき、対策を練っていたのであった。
そんな中、ノルンへと相談するためにカナタは彼女の部屋を訪ねる……


  [雑談] 対策www
  [雑談] そりゃ対策練りますよ


カナタ:「おーい、ノルンー! 詩魔法の特訓しようぜー!」
ノルン:「はい! 行きます!」 ガチャコン

  [雑談] メカニカルなドア音
  [雑談] めかにかーる

カナタ:「よ! 今日も元気そうで何よりだ!」
ノルン:「威力の向上ですか? 速さ上げます? それとも合体必殺技2の開発ですか!?」 最後だけ勢いよく
カナタ:「そりゃあ、がった――」

カナタ:首を三回ほど振る

ノルン:「開発しないんですか……」
カナタ:「いや、その手にはもう4回乗った! そろそろステップアップの時期だ!」

  [雑談] 4回乗ったのかw

ノルン:「ハイ! ステップアップ! いい響きです!」
カナタ:「オレも詩魔法が使えれば、ノルンと合わせてさらに火力の上がった詩が謳えるはず!
  つまり、オレが詩魔法を使えるようになるのが一番の近道!」

ノルン:「わかります! ドーンでバーンなトンファー(?)ですね! 胸がたぎります!」
カナタ:「そうだ! というわけでノルン! いや、ノルン先生!!!!」
ノルン:「はい! なんでしょう!」

カナタ:「詩魔法の仕組みを教えてください」 ドゲザー
ノルン:「うーん……」 急にテンションが下がる

  [雑談] 突然テンション下がってて草

ノルン:「エートですね、詩魔法の仕組み、ですか……
  こう、ぶわーっと沸き上がった感情を、ひゅーって、ブーンってして……
  そのう、どっかーーーーーんって感じです……たぶん」

カナタ:「お、おう! つまりこう、感情の高ぶりを、こう、何とかするんだな!」
ノルン:「コツはチュドーンって感じです。チュドーン」

  [雑談] チョドーン
  [雑談] メインの語彙力

ノルン:「わかります……?」
カナタ:「そうだな」
カナタ:「ちゅどーん」
カナタ:「わかんねえ……」
ノルン:「いいえ! チュドーンです! そこお間違えなく!」
カナタ:「なるほどな、チュドーン!」
カナタ:「わっかるかー!!!!!」 lof yeeelを地面にたたきつける

  [雑談] メイン1がギャグを通り過ぎてChaosに突入し始める
  [雑談] ノリツッコミw

ノルン:「あああ、一応大切な本でしょう! これ!!!」
カナタ:「あああしまった、つい!」

  [雑談] 一応
  [雑談] わらっちゃうww

ノルン:「うーん……なんて説明したらいいんでしょう……
  ドーンってなってバーンってなってヒューってなってチュドーンなんです。
  詩魔法について説明して欲しいと言われましても、感覚で使ってるからうまく言葉に表せないというか……」

カナタ:「いやしかし、そのへんレーヴァテイルの感覚なのか。難しいな……」
ノルン:「とりあえず気合です! 気合! 何とかなりますって!!!」
カナタ:「……ノルン。いいか、いまから大事なことを教える」
ノルン:「はい」
カナタ:「世界には二種類ある。気合を入れて何とかなるものと、気合を入れても何とかならないもんだ。
  そしてオレはここ数日間、ガルーダ相手に必死に気合を入れて戦った。詩魔法が使えればあんなトリ公いちころだ、と。
  今は謹慎中だが、でもそんなことはいいんだ、重要なことじゃない」


カナタ:「――ノルン。オレはな、気合じゃ詩魔法が使えなかったんだ」

  [雑談] 「――士郎。僕はね、正義の味方になりたかったんだ」
  [雑談] のテンポでお読みください。

ノルン:「……! それは……」
カナタ:「つまり、何か別の原因がある。オレになくて、ノルンたちにあるもの……」
ノルン:「髪の毛、でしょうか……?」
カナタ:「いや違う! これが答えだと思いたくないが、ズバリ、女性らしさだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

  [雑談] それだけ!を使って力説するようなことかwww

ノルン:「なるほど!」
カナタ:「だからノルン!」
ノルン:「はい」
カナタ:「オレは! 一縷の望みをかけて! 女装するぞッ!!!!!!!!!!」

  [雑談] 自分で書いてて辛くなってきた
  [雑談] 草生やしすぎて
  [雑談] もうなにがなにやら
  [雑談] カナタ本当に大丈夫か……w いや最初に女装ネタ言い出したの私なんだけど……


ノルン:「えっ……大丈夫ですか?」
カナタ:「結構マジで、色々考えて検証してみたがこれぐらいしか思いつかねえ」
ノルン:「熱は……ないみたいですね」
カナタ:「なんで急に冷静になるんだよお前」
ノルン:「あっ、すみません。何事も挑戦ですよね。応援してます」
カナタ:「おい、ちょっと熱が冷めてるのなんでだよ。あーいーよみとけよー! おまえマジでやってやるからなー!」
ノルン:「さあ、今日も気合入れて頑張っていきましょう! メイク道具も必要ですよね! お貸しします!」
カナタ:「お、おう。よっしゃ、やるだけやってみっか!」
ノルン:「さあ! さあ! さああああ! やりますよう!!!!!」
カナタ:「お、おう!」

ノルン:「着替えるにも場所が必要ですよね。部屋の中へどうぞ!
カナタ:「おし! やるだけやってみようじゃねーか! サンキューノルンお邪魔します!」
ノルン:「髪留めなどはありますか? 必要なものがあれば言ってくださいね」
カナタ:「服かな!!!!! あと詰め物!」
ノルン:「体格的に合う服があるでしょうか……? あ、タオル持ってきますね。
  着替えができるまで外でお待ちしております。出来上がったら呼んでくださいね」

カナタ:「任せた。 ……ん? 女装? 女装……
  あー、なんでこんなタイミングで思い出すんだよ……」




そして、準備が始まってから数十分後……

カナタ:「できたぞー、のるーん」
ノルン:「ドアを開けても大丈夫ですか? 開けますよ?」
カナタ:「OKだー」
ノルン:「じゃあお邪魔しまーす」

  [雑談] でたーwwwww
  [雑談] 隣が……w
  [雑談] 立ち絵ってさ、めんどうだよね
  [雑談] !!!??!?!??!??
  [雑談] これ普通にかわいいやつでした
  [雑談] 素材の良さとは
  [雑談] しかたない、僕には画像編集技術はなかったんだ

カナタ:「どうよ」
ノルン:「カナタさーん!?!?!? ちょ、えっ……? え…………??????
  ただのびしょうじょがいる」


  [雑談] この笑顔だけはカナタっぽい

ノルン:「肩幅は? 足の毛は???」
カナタ:「しつれーな。オレも頑張ればこのぐらい。
  足の毛はもとから薄いから剃ったし、ゆったりした服をきれば肩幅はごまかせんだろ。
  ちょっとばかし肩はこう、あれだが」

ノルン:「美人過ぎてキャラというものを忘れてました。すみません」

  [雑談] 足の毛を剃っただけで美脚ができると思うなよ……そういうやつはもとから美脚なんだ……
  [雑談] だろうねえ
  [雑談] 素材はよかった……?
  [雑談] トンファー美脚キック
  [雑談] 筋肉質だけど、細マッチョ系なのかもしれない
  [雑談] あ、細マッチョ系で考えてました 元から
  [雑談] 今度からカナタさんと喧嘩したときの罵倒に「やーいカナタさんの美脚ー!」も含めておきますね
  [雑談] wwwww
  [雑談] こうして噂が拡大再生産されるのであった
  [雑談] トンファー美脚モアイキック

ノルン:「これならきっとイケますよ! 成功しますって!!!」
カナタ:「ま、これでやってみるか! よし、それじゃ、試してみるか」

カナタ:「……」

カナタ:「で、詩ってどうやって紡ぐんだ?」

ノルン:「さあ? ダイブ屋さんにでも行ってみますか?」
カナタ:「こう、感情の高ぶりがぶわーっときて、ひゅーってブーンってしてどっかーん! だろ?」
ノルン:「そうですけど、あれは紡ぐっていうより……」
カナタ:「それ、オレにダイブできるのか……?」
ノルン:「ダイブしたら紡げるって聞きました! ダイブできなかったら、ちょっとわからないです」
カナタ:「そうか! じゃあできなかったら無理だな!」
ノルン:「悲しいけれどそういうことになるんじゃないでしょうか……」
カナタ:「なんで今回は『気合で何とかなります!』って言ってくれねーんだよおお!!」
ノルン:「気合でどうにかならないこともあるってさっき言ってたじゃないですかー!?」
カナタ:「そうだった! オレじゃねーか! どうすんだよこれ!」 本ビターン
ノルン:「ぎゃああああああ!!!!! 本がーーーーー!!!!!」
カナタ:「あああああやっちまったああああ!!!」

  [雑談] いい天丼w

ノルン:「と、とりあえずダイブ屋に行きましょう!
   何なら私がダイバーを務めます! 責任をもって紡いできますとも!!!」

カナタ:「お、おおおう! よっしゃ、いくぞノルン!」
カナタ:「……いや、いくわよ、ノルン!!! わたしが詩を紡ぐために!」
ノルン:「はい! レッツゴーです!!!」
カナタ:「Let's GO!!」


当然のごとく、ダイブもできず、詩も紡げず、
「謎の女装をした美人が詩魔法を紡ぎたがったができなくて泣きながら本を叩きつけた」という噂が流れたそうな。




  [雑談] いやあ楽しかった。なんだあれ。
  [雑談] なんだあれ
  [雑談] 何なんでしょうね、アレ
  [雑談] カナタさんは結構無茶振りしてもどうにかしてくださるのでとてもやりやすいです。ありがとうございますごめんなさい
  [雑談] 無茶ぶりだったのかあれ……
  [雑談] その場のノリで悪ノリしてるので、ゴールなんか知ったこっちゃないぜって感じで
  [雑談] 進めてるので、ツッコミ役ありがとうございます
  [雑談] うん 実際いい組み合わせだった
  [雑談] ノリがノリを呼んでるよね……
  [雑談] 悪ノリたのしー!!!
  [雑談] オチをどこに持っていくかすごく楽しい
  [雑談] さすがのおち





それぞれの兄

  キャメラ・クーロン


  [雑談] メイン1終わるまで暇でしたら、2か3で兄貴話しません? >クーロンさん
  [雑談] キャメラさん承りましたー
  [雑談] それじゃあ、あの訓練から『会ってるor会ってない』かだけ決めましょう!
  [雑談] choice[会ってる,会ってない] あの訓練から…… → 会ってない
  [雑談] 残念 会っていないようです
  [雑談] あらあら
  [雑談] うーん それじゃああれから疎遠だったけどたまたま余裕がある時に出会った体で行きましょう……
  [雑談] オッケーです! じゃあ時間軸はエナ奪還後で、どこか出先でばったり、的なシチュエーションでどうでしょう?
  [雑談] いーいいっすねぇー それで行こう!
  [雑談] これでよければ出だしの描写だけやっちゃいますがー
  [雑談] 出だしは宜しくです
  [雑談] はーい! ちょっとまってね
  [雑談] 兄貴の話振るのはクーロンさんにお任せします



エナを奪還し、大鐘堂本拠地の移行も大方終わった頃。
久しぶりの休日を味わっていたキャメラとクーロンは、示し合わせたわけでもないのに、日時も行き先もかぶったようだ。
ばったり出くわした二人は、その流れのまま共に街を散策しながら雑談をすることにする。



キャメラ:「いつかの訓練ぶりですね、クーロンくん。あれからお変わりはありませんでしたか?」
クーロン:「おっ、キャメラの姉ちゃんじゃん。久しぶり。
  今市街地歩いてるってことは……姉ちゃんも休みかな?」

キャメラ:「ええ、その通りです。せっかく久しぶりに会えたのですし、少し話しましょうか」
クーロン:「あぁ。んー……そういや、姉ちゃんのこと、何も知らないな……
  姉ちゃんいくつだ? 俺より年上に見えるんだけど……」 
思いたったように
キャメラ:「あれ、言っていませんでしたっけ。16……いえ、そろそろ17になりますね」
クーロン:「ふーん……あんま変わんないのに……」 手で身長を比べながら
キャメラ:「そういうクーロンくんは、何歳なので?」
クーロン:「一体いつになったら……おう。そろそろ16だから、姉ちゃんとは一個違いだな」

クーロン:「それにしても……やっぱ俺って、ちっちゃいよなぁ……」 うなだれて
キャメラ:「あら、まだまだ成長期真っ只中じゃないですか。高身長に憧れているなら、まだ希望はありますよ」
クーロン:「そうか? 親父も兄ちゃんも、今の俺より、こーんなでかいんだぜ?」 大体二メートルを手で示して
  「ドカンと身長伸びてくれるかな……?」
キャメラ:「どれだけ巨人一家なんですか……」 示された身長を見て

  [雑談] 平均183cmぐらいのデカい一族を想定しています
  [雑談] オランダかw
  [雑談] 首が痛くなりそうな
  [雑談] デカいは正義

キャメラ:「とと、クーロンくんにもお兄さんがいらっしゃるのですね」
クーロン:「お、姉ちゃんにも兄ちゃんがいるのか。どんな人なんだ?」

  [雑談] (全員姉ちゃん呼びもアレだから考えとこ)

キャメラ:「……」 少し悲しげにため息をして
  
「……とても優しい、大好きな兄さん、でした。今は、私の心の中にしか、居ませんが」
クーロン:「……あー」 それを見て頭をかく
  「……奇遇だな。俺の兄ちゃんも、どこ行ったかわかってないんだ」

キャメラ:「あらあら……ふふふ、意外な共通点ですね」 去来した悲しみを笑い飛ばすように
  
「それは心配でしょうね。手がかりとかは無いのですか?」
クーロン:「手がかりかぁ。家族はもう死んだもんだと思ってるし……
  あ、兄ちゃんが最後に向かったのがパスタリアだったな。それっきり、帰ってないんだ。
  ん、それぐらいか……後は武器とかだしなぁ」

キャメラ:「パスタリア……エレミア人の反乱が起こる前は、私はパスタリアに住んでいました。
  もしかしたら、何か力になれるかもしれません。お兄さんのお名前は?」 

クーロン:「あれ、そうなのか? なら……
  ファーロン。名字までは言ってたかどうかわかんないなぁ。ま、俺と同じだけど」

キャメラ:「ふむふむ、ファーロン、ふぁーろん……」 しばらく首をひねった後
  
「……兄さん、ええっと、私の兄さんが、パスタリアを追われる少し前、
  そんな名前の人の話をしていました。道案内を頼まれただとかで」

クーロン:「……え、本当か?」 真剣な顔
  「……あぁ、知ってる人、いたんだな。
  ありがとう、キャメラの姉ちゃん。こっち来てから初めて、兄ちゃんの行方が聞けたよ」

キャメラ:「そんな、感謝されるようなことかしら? でも、どういたしまして。
  ……本当に道案内をしただけらしいから、その後の行方は全然わからないのだけど……
  けど、それなら、パスタリアに行く目標が出来ましたね。
  もしかしたら、お兄さんもクーロンくんの事を待っているかもしれませんよ」

クーロン:「……そうだな。兄ちゃんの手がかり、あるかもしれないし。親父への土産話にもなるよ」 笑顔で

クーロン:「……キャメラの兄ちゃんにも、お礼、言いに行けるかな?」
キャメラ:「ふふふ。……パスタリアを奪還して、そして私のお家のお墓を取り戻せたら……
  きっとその時に、一緒にお墓参りをしましょうか」 

クーロン:「なるほど、そういうわけか。それじゃあ、お互い頑張ろうか!」
キャメラ:「ええ、頼りにしていますよ」 



  [雑談] キャメラさんありがとうございました!
  [雑談] こちらこそ! ニーサンの話できてよかった……





遭遇

  ノルン・ロバート


  [雑談] うーん、キャメラさんかカナタさんに分身願うことになりそうなんですが……どちらか大丈夫でしょうかね?
  [雑談] いけますが
  [雑談] やったぜ
  [雑談] メイン立ち絵じゃなくていいんですか(悪魔のささやき)
  [雑談] あっ、待ちます(即答)
  [雑談] そういうとこ嫌いじゃない むしろ好き
  [雑談] 面白ければいいのです!
  [雑談] とりあえず嬢ちゃん呼び回避の呼び方決め短編だけやる? 穴埋め的に
  [雑談] わーい! ではお付き合いお願いします!

  [雑談] スターター任せていいかなー…… イイ感じのスタート思いついてない
  [雑談] はーい



エナの町に買い出しに出かけたノルンは、
ガラの悪そうなあんちゃんとぶつかったんでどうか助けてください


  [雑談] どうか助けてくださいwww
  [雑談] わーいぶん投げられた!?
  [雑談] >どうかたすけてください<
  [雑談] HELP HELP


ガラの悪いあんちゃん:「よそ見してんじゃねえよ!!! 骨が折れちまったじゃねえか! どうしてくれるんだ!!!!」
ガラの悪いあんちゃん:「有り金全部だーせーよー」

  [雑談] フリが雑すぎて本当にすまないと思っている byあんちゃん

ロバート:「女の子相手に強請りはみっともないと思うぞ。
  それに見た限り骨が折れてそうな場所はないし、本当に折れてたらもっと痛がるだろう」
  
間に割り込みをかけつつ
ガラの悪そうなあんちゃん:「ああん? 何だとコノヤロー!!!」
  折れたと言っていた方の腕を振りかぶって殴りかかる

ロバート:「おいおい……折れたんじゃなかったのか」 顔等に当たらないように庇いつつ持ち前の耐久力で受ける
ガラが悪いあんちゃん:「痛ァーーーーーーー!?!? 本当に骨が折れたァ!?
  コンチクショー覚えてやがれー!!!」

ロバート:「……」

  [雑談] ガラが悪いあんちゃん紙装甲だった


ノルン:「ありがとうございました。本当に助かりました……!」
ロバート:「……いや、まぁ、なんとも残念な人にいちゃもん付けられて大変だったな」
ノルン:「ハハハ……」 乾いた笑い

ノルン:「えっと、お怪我はありませんか?
  もし、けがをされているのでしたら近くに家があるので手当をさせて……いただきたいのですが……」

ロバート:「流石にあの程度でケガするほど柔じゃないから大丈夫だ。
  それよりも嬢ちゃん、もしかして大鐘堂に雇われた戦闘員か?」 
どこかで見かけたかもしれないと記憶を手繰りつつ
ノルン:「ハイッ! 若輩者ですが、御子様のお役に立ちたくて! えっと貴方もですか?」
ロバート:「ああ。ちぃと魔物を撃退してたらスカウトされた感じだな」
ノルン:「それじゃあ一緒に戦うことになるかもしれませんね! これからどうぞよろしくお願いします!
  名乗り忘れてましたが、ノルンと申します。どうぞ好きにお呼びください!」

ロバート:「ああ。俺はロバートだ。同じ戦線に配属された時はよろしく頼む、ノルン」





カナタの弟子入り

  カナタ・アレクセイ


  [雑談] では、アレクセイさんへの弟子入りを志願したく。
  [雑談] 了解です 最初はお願いしますね



訓練場に、鈍い殴打の音が響く。
細かい左右の足音がリズムを刻むように鳴り響き、まるで多くの音が奏であうように響いている。


カナタ:「っ、ふっ! はっ!」

一心不乱に打ち込んでいく少年は、しかし顔が優れない。

  [雑談] 一人で訓練してるので、よければ見に来ていただければ。

そこに何者かの足音が近づいて来るが、
少年は気づかず、左腕の拳をフェイントに蹴りを叩き込み、足をバネにして数m飛び下がる。

カナタ:「――っはぁー」

足音は部屋の少し前で止まり……


アレクセイ:「誰だ? そこにいるのは」 と姿を見せる

  [雑談] 呼び名は団長とか隊長とっていうと何になるんですかね、アレクセイさんは
  [雑談] 隊長あたりでいいですよ まだそれほど大きな組織ではないので
  [雑談] はーい
  [雑談] 今はどんな時間帯というイメージで?
  [雑談] 夜更けでいいですかね。そろそろ朝。
  [雑談] 了解

カナタ:「アレクセイ隊長? カナタです」 少し上がった息を整えながら声を掛けます

  [雑談] しかしなんだ、この女装の時との差は
  [雑談] そりゃしょうがないw ギャグ時空に巻き込める人とそうでない人がいる

アレクセイ:「こんな時間に何をしている」
カナタ:「こんな時間……?」 そこで初めて周囲の暗さに気が付いたように声をあげます
  「いつの間にこんな時間に! 真っ暗だ!」
アレクセイ:「いつからここにいたんだ?」
カナタ:「えっと、昼前にここに入って、それからずっと……です、かね……」

アレクセイ:それを聞いて一瞬のうちに殺気立ち、 「馬鹿者! 休養も訓練のうちだと言っただろうが!」
カナタ:「す、すみません! でも、あと少しで何かが掴めそうなんです!」
アレクセイ:「許さん。休める時は休むものだ。そうでないと、いざという時に戦えない」
カナタ:「それは、そう、です、ね……」 しょぼん
  「すみませんでした、隊長」
アレクセイ:「今日はもう戻るように。明日の訓練は午後からで構わん」
カナタ:「はい……」

  [雑談] とまあいったん怒ったところでここから話を聞いていきます

カナタ数歩入り口に向かってから向き直り 「あの、アレクセイ隊長」
アレクセイ:「なんだ?」
カナタ:「時間も時間なので、良ければお茶一杯分ぐらい、付き合ってくれませんか。まだすぐ眠れそうになくて」
アレクセイ:「……短時間なら構わん。クールダウンも必要だ」
カナタ:「ありがとうございます」 にっと笑って飲み物を用意しました。

アレクセイ:「……どうした、一体。なにか思い詰めているのか?」 受け取って
カナタ:「……あの、アレクセイさん。魂の言葉、とかって信じますか?」 伏し目がちに
アレクセイ:「魂の言葉? まずその意味がわからん」
カナタ:「“こうしなければならない”“こうしなければ”みたいな、
  こう、心の奥底から湧き出てくる、焦燥感?みたいなものなんです。
  最近、ずっとそれが聞こえるんです。
  “誰かを守るための力を、もっと”“強くなって、誰かを救わなきゃいけない”みたいな」 
ぎゅうと右手を握ります
アレクセイ:「…… すまない、それでも私には分からないな」 一度言葉を切ってから
  「記憶を失ったと言っていたな。その、失われた記憶に関わるものか?」
カナタ:「どうなんでしょう。 ……オレには、わかりません。
  身体のことも、記憶のことも、この本のことだって。
  なにもわからないんです。でも、その言葉は記憶に関係ないような、そんな気がします」

  自嘲しながら、本を手に持ちます
アレクセイ:「そうか」 様子を見ています
カナタ:「『オレ、本当に誰なんだろう、「誰かを守るための力を」なんて言えるほど強くないのに……』
  なんて考えたらもやもやしちゃって、こんな感じです。没頭しちゃいました」

アレクセイ:「『誰かを守るための力』か」

アレクセイ:「かつては私もそう思ったことはあった。
  御子様を守るため、もっと力が欲しい……そうして鍛錬に励むこともあった。
  しかし、実際に戦場に出てわかったのは、誰かを守る以前に自分を守ることすら難しい、ということだった」

カナタ:「……」 神妙に聞いています
アレクセイ:「まずは自分を守れるようになるのを目標にしてはどうだ? 全てはそこからだと」
カナタ:「……はい。ありがとうございます」 少しだけ明るい顔になります
  「『最初の一歩を踏み出すことができなければ、先に進むことすらできない』」



カナタ:「…… アレクセイさん。一つだけ、聞いてもいいですか」
アレクセイ:「何だ?」
カナタ:「レギーナに体術を教えているのが、アレクセイさんだと聞きました。達人ということも知ってます」
アレクセイ:「レギーナに教えているのは、そうだ」
カナタ:「今のオレは、自分の身体に反射的に動かされているだけで、武術とは程遠いのもわかっています。
  このままじゃ自分の身すら守れないかもしれないのも。
  だから、アレクセイさん。オレに、近接格闘術を教えてください」 
  土下座までいきますよ

アレクセイ:「……」 土下座には全く動じず、少し考えて、
  「好きにしろ。もしその気があるなら、日程はレギーナに――姉弟子に聞け」
カナタ:「はい、感謝します、師匠!」
アレクセイ:「ところで、先ほどの動きだが――隙が多すぎる。
  あのような大きな動きは目立ちすぎて格好の的にしかならん。簡単に身体を空中に投げだすな」

カナタ:「はい、師匠! それじゃ、少しだけ、動きを……」
  といったあたりで、バッテリー切れのように崩れ落ちます
アレクセイ:「…… 世話の焼けるやつだ」
カナタ:「ぐぅ……つよく、なる……」

  [雑談] 優しいコースと厳しいコース どちらでいきます?
  [雑談] 素敵な選択肢
  [雑談] 厳しいコースです
  [雑談] 了解
  [雑談] 師匠! 厳しくして! たまに優しさを見せて!
  [雑談] にゃるほど

アレクセイ:容赦なく蹴とばして起こします
カナタ:「うごはっ!?」

  [雑談] そうきたかw
  [雑談] 蹴られた
  [雑談] ちょっとうれしいのはなんでだろう
  [雑談] 肉体言語習得してそうなやりとりだった……

アレクセイ:「宿舎に戻れ! 質の良い休養も訓練のうちだ!」
カナタ:「りょ、了解!」

カナタ:すててーと走っていきますが、途中で振り返り
カナタ:「これからよろしくお願いします、師匠!!!!!」 と満面の笑みで手を振ります。
アレクセイ:「あと、外では師匠と呼ぶな!!」 と遠くのカナタに向かって
カナタ:「わっかりました、ししょうー!」

アレクセイ:「ったく、レギーナ一人でも持て余しているのに、また一人増えたか」

とひとりごちるアレクセイの表情は満更でもなかったようだ。



  [雑談] 女装癖にMって……あと一個なんか付いたら三重苦だよぅ……
  [雑談] 女装癖はないよ
  [雑談] 良くないよ 噂の一人歩きだよ
  [雑談] あっ……これから生傷が増えてるのを見て、また噂が……
  [雑談] 無理につけなくていいから(宣言)
  [雑談] 「日夜どこかでしごき()を受けている」とのうわさが
  [雑談] どこで受けてるんですかね
  [雑談] やーいカナタさんの美脚ー
  [雑談] そもそもトンファー教の時点でずいぶん噂になってるだろうから……
  [雑談] 女装癖・M・美脚・トンファー
  [雑談] トッピングはモアイで構わないですね
  [雑談] 何にもわかんない……
  [雑談] 字面だけ見ると(何もんだよこいつ……)ってなる
  [雑談] 女装癖・M・美脚・トンファー・モアイ
  [雑談] 盛るね??
  [雑談] 師匠、生きてもらわなきゃ





医務室にて

  カナタ・キャメラ


  [雑談] よっしゃ カナタさん 話そう
  [雑談] わーい!
  [雑談] 怪我を治療するシチュエーションですが 怪我の理由に関してはお任せします
  [雑談] 逆に、特訓依頼をアレクセイさんにして、それで怪我してキャメラさんに治療頼めばいい気もしてきた
  [雑談] キャメラは兵舎の医務室に詰めておきますので、怪我したらきてください
  [雑談] 行ってきます



怪我をすれば直すのは医務室だ、というわけで、
カナタはモンスターから負わされたけがを治しに医務室へ向かうのであった。



キャメラ:(ここ最近は訓練の方が多いとはいえ、怪我人は絶えませんね……)
  エナ兵舎の医務室で、ベッドに伏す怪我人たちを見て回って


カナタ:「すみませーん、怪我人でーす!」

  [雑談] 元気な怪我人だ
  [雑談] 元気!

キャメラ:「あら、新たな怪我人ですか?」 と、カナタさんの来訪に振り向きます
カナタ:右腕からだらだらと血が流れています
キャメラ:「きゃあっ!? ひどい出血じゃないですかっ、はい、今すぐそこに座ってくださいっ」 診察用の椅子を示して
カナタ:「あ、はい。すみません」 おとなしく座る

  [雑談] 交戦した場所から医務室までの距離と移動時間にもよるけど止血ぐらいは最低限しておけ……w
  [雑談] ですよねーw

キャメラ:「随分と元気な怪我人ですね……大事の心配は無いでしょうけど、そこに座っててくださいね」
  
常備してあるお菓子(オボンタ)を一つつまんでから、謳い始めるよ
カナタ:「……」 静かに聞いています


キャメラ
  「warbling -> 
/ ファンクション定義:
  
yAzAtYA, / 夢
  
Aarhou, / 希望
  
kAvAnNrYA, / 決意
  
zz zAzAx/. / 不屈

  
Fou waa ra yerwe tou nuih. / 夜に囀る鳥の声
  
Fou waa wa konla tou nuih. / 夜に木霊す幽かな羽音
  
Wee paks ra neee rre Nightingale, / ナイチンゲールがやってきて
  
sonwe vianchiel yos sallogna. / 貴方の枕で歌い出す

  
:/warbling, warbling/:

  
Ma paks wa weel yorr slep yasra. / 貴方の眠りが穏やかであるよう
  
 ── Xc=xU yorr zz y.z.t. / ──たとえ貴方が望まずとも
  
Ma ki ra chsee yanwe yor. / 貴方の熱を冷ましましょう
  
 ── -> targue wArAlU ag yAyYA/.」 / ──私は貴方に寄り添いましょう

  [雑談] 次から次に詠唱が
  [雑談] すごいの感想しか出てきません

星を宿したランタンを携えた、金色の鳥が現れます。
顔の代わりに青い光を宿した鳥は、カナタの周りをしばらく飛び回ると、すいっと消えてしまいました。
見れば、右腕の傷が癒えています。



カナタ:「……」 金色の鳥を目で追い続けていましたが、消えたあたりをじっと眺めています。
  (綺麗なもんだな、詩魔法。 一人ひとり形が違うってのも、また……)
キャメラ:「……ふうっ、これくらいの傷ならこんなものでしょう。
  どうですか? 痛みは治まりましたか?」 
ガーゼを持ち出して、残った血痕を拭うよ
カナタ:「うおっひゃい! あ、はい、痛みは元からあんまり感じなかったもんで。ありがとうございます」

  [雑談] (脳内麻薬ドバドバで痛くなーい)

キャメラ:「まぁ、貴方は痛みに強い方なんですね。ええっと、名前は……」
カナタ:「えっと、カナタ・ロストネーム……カナタで大丈夫っす……」
キャメラ:「ありがとうございますね、カナタくん。私はキャメラ・トリートマンです。
  一応レーヴァテイル兵ですが、平時にはよく医療班の手伝いをさせていただいております」

カナタ:「キャメラさんか、よろしくな! オレはエナの雇われ戦闘員で、記憶喪失の15歳だ!」
キャメラ:「カナタ……記憶喪失……妙に明るい……」 ぶつぶつとつぶやき
  
「もしかして、最近噂のトンファー流モアイ殺法の使い手という……?」 変な噂が一人歩き
カナタ:「……トンファーモアイぎり、どれだけ噂になってるんだ……?」

  [雑談] >>>トンファー流モアイ殺法<<<
  [雑談] まってwwwwwまってwwwwwwどんな噂なのそれwwwwwwww
  [雑談] すっごい振りがきたwww
  [雑談] トンファーとモアイは両立するんですね……w

カナタ:「トンファー使いだ! それは間違いないぜ!」
キャメラ:「やっぱり! 一度話してみたかったのですよね。
  トンファー流モアイ殺法の使い手は、片手でポムを挟むと聞いていますが、実際のところどうなのですか?」 
変な噂

  [雑談] ヤンさんが医療班に話す→医療班の間で面白い話に膨れ上がっていく→キャメラも聞く→ごらんのありさまだよ
  [雑談] ヤン:口笛を吹いてごまかします
  [雑談] こいつ
  [雑談] (すべての元凶はあの時の挑戦者二人組)

カナタ:「ぽむ?ってあのやわらかい奴か。いや、蹴るぞ。思いっきり、トンファーキックだ」
キャメラ:「蹴る? カナタくんは蹴り技の使い手なのですね……
  トンファーキック? それではトンファーは使えないのでは?」


  [雑談] トンファーは概念
  [雑談] トンファーは概念って書こうとしたらすでに書かれていた

カナタ:「ん? トンファーキックはトンファーを使わないのが基本だぞ?」
キャメラ:「……??????」 めっちゃ怪訝げな顔して
  
「ええっと、では何故トンファーなのでしょう……?」
カナタ:「そりゃトンファーを使ってるから……あれ?
  でもそしたらトンファーキックじゃなくて、トンファーなしのキック……?」

キャメラ:「トンファー抜きトンファーキック……??」 深淵に飲まれかけている
カナタ:「トンファーマシマシトンファーカラメキック?」 あたまがおかしくなっていく

  [雑談] さて、コンピューターだと壊れる命題にたどり着きましたカナタ君、
  [雑談] 無限の思考ループから抜け出すことができるのか!
  [雑談] こうご期待!
  [雑談] N/A
  [雑談] 何だこの展開www

カナタ:「『トンファーキックは、ロマンと概念でトンファーを使うんだよ!!!!』」
キャメラ:「トンファー……トンファーとは一体……人生、宇宙、全ての答え……42……」

  [雑談] って具合でカオスになったところでフェードアウトでも良い気がする
  [雑談] 42
  [雑談] つまり全員死ぬ
  [雑談] ネタバレ:全員死にます。
  [雑談] メイン1がChaosすぎる……w
  [雑談] カオスすぎる……
  [雑談] 深淵に触れてしまったか……

カナタ:「……ハッ!? ダメだキャメラさん、それ以上いけない!」
キャメラ:「はっ!」 「……私は正気に戻りました」
カナタ:「それ正気に戻ってないときに言いそうだな……」

  [雑談] おれは しょうきに もどった!
  [雑談] 戻ってないやつだ
  [雑談] カナタも無事に二つ記憶を取戻しました。やったね。

キャメラ:「大丈夫ですよ、この通り。さて、怪我はもう大丈夫ですね?
  これからも出来るだけ怪我をしないように、何かあれば我々医療班に頼るように、お願いしますね」

カナタ:「了解!」 にっと笑った後に
  
「もう運動しても大丈夫なんだよな?」 おそるおそる聞きます
キャメラ:「ええ、まぁ。患部を酷使するようなことでなければ、大丈夫ですよ」
カナタ:「おっしゃ! 待ってろよトリ公!
  サンキュー、キャメラさん! 詩めっちゃ綺麗で素敵だった! またなー!」


  [雑談] カナタさんはたらし確定?
  [雑談] 歌が好きなだけでたらしではないです(多分)
  [雑談] www

キャメラ:「『また』がないのが一番良いのですが……気をつけてー!」

そう言って部屋を飛び出したカナタが、再び怪我をして戻ってくるまであと3時間であった。
さすがに怒ったキャメラが数日の謹慎を言い渡したのは、また別の話……



  [雑談] はえーよ!?
  [雑談] 人助けだから! これ人助けだから! (必死の言い訳)
  [雑談] とつぜんあふれだすネタ会話だった














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