frame_decoration

ダンボ

名前:Dumbo
デビュー:『ダンボ』(1941年)

概要

サーカスのゾウ・ジャンボのもとへコウノトリが運んできた象の赤ちゃん。くしゃみをして耳が大きくなってしまったため、メイトリアークをはじめとするジャンボの同僚たちに馬鹿にされる。ダンボという名前は「バカ」という意味であり、ギグルズが名付けたもの。

ダンボを守ろうとしたジャンボと引き離されてしまいながらも、ネズミのティモシーと出会い、失敗しながらもサーカスのスターを目指してゆく。ダンディ・クロウ率いるカラスたちから魔法の羽*をもらい、飛行能力を身につける。

くしゃみやしゃっくりなどでしか声を出さないが、TVシリーズ『Dumbo's Circus*』(1985年)のみティーンエイジャーとして成長し、普通にしゃべる。

ダンボにはアジアゾウとアフリカゾウの特徴が混在している。

私の赤ちゃん」のダンボとジャンボのシーンは『豆象の冒険*』にリサイクルされている。

エピソード

ダンボ

ジャンボ・ジュニアはサーカスの列車で移動中のジャンボのもとにコウノトリから運ばれてくる。ジュニアの耳はジャンボの同僚のメイトリアークにくすぐられて巨大化し、メイトリアークとキャティギグルズプリシーはこれに驚愕。ジュニアは大きな耳を笑われてダンボというあだ名を付けられる。

ダンボの大きな耳はサーカスのオープニングパレードでも笑いものになり、いたずら小僧のスキニーにからかわれてしまうことも。激怒したジャンボは危険なゾウのレッテルを貼られ、ダンボから隔離されてしまう。

独りぼっちになったダンボを不憫に思ったネズミのティモシーサーカスの団長に暗示をかけて、ダンボを主役に抜擢させる。ダンボはショーに参加するも大きな耳が邪魔をして失敗。ダンボはピエロ役に回され、笑われ者としての地位が確立してしまう。ティモシーはダンボを勇気づけるために檻に閉じこめられたジャンボのもとへと連れて行く。

その晩、水と間違えてシャンパンを飲んだダンボとティモシーは木の上で目を覚ます。空を飛んだんだと確信するティモシーをダンディ・クロウ率いる5羽のカラスは笑い者にする。ダンボの悲しい境遇を知ったカラスたちは魔法の羽*をダンボに与え、飛行訓練を実施。見事ダンボは空を飛べるようになる。

ダンボはビルから飛び降りるピエロ役を再演することになるが、今度は魔法の羽を持っていた。落下の最中、魔法の羽を手放してしまったダンボにティモシーは魔法の羽がウソであることを明かす。ダンボは耳を広げて自力で空を飛び、観客は度肝を抜かれる。

このショーをきっかけにダンボはアメリカのスターとなり、耳には100万ドルの保険がかけられることに。 ティモシーは彼のマネージャーに就任。ジャンボも無事に解放され、親子には特別車両が与えられる。

その他

TVシリーズ『ミッキーマウス・クラブ*』のオープニングテーマにティモシーと共に登場する。

オリビアちゃんの大冒険』では、シャボン玉を飛ばすおもちゃとして登場する。

ロジャー・ラビット』ではディズニーの主力出演者として『ファンタジア』のキャラクターたちと一緒にR・K・マルーンのスタジオに貸し出されていた。

ボンカース*』では旗を盗まれて悲しんでいるダンボが登場している。

実写映画『フラバー』のウィーボのモニターにダンボが映るシーンがある。

リロ・アンド・スティッチ』では、リロ・ペレカイのぬいぐるみとして登場。

ハウス・オブ・マウス ミッキーとディズニーのなかまたち*』では空を飛びたいドナルドダックに飛び方をレクチャーしたり、大きなおしりでプロジェクターの光を隠してしまったりしている。

ライオン・キング3 ハクナ・マタタ』では、映画館にやってくる。

シュガー・ラッシュ:オンライン』では、「Oh My Disney」の入口で着地している様子が確認できる。

チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』では、偽造版『ダンボ』で該当する役柄の改造キャラクター(モンタリー・ジャック)が登場する。

実写版『ピノキオ』では、からくり時計のモチーフとして登場している。

蒸気船シリー』では、フィルムから脱走したモノクロ・ミッキーたちがダンボとティモシーのいる画面を埋め尽くす「ピンク・エレファンツ・オン・パレード」のパロディが登場する。

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出』では、ミッキーマウスを乗せて空を飛び、ラーヤが開けたスタジオから一番乗りで外に飛び出した。写真撮影の準備中には、ポカホンタス*が歌う「星に願いを」に聞き入っている。エンド・クレジットでは、アニメーターの名前を眺めるティモシーを手助けしていた。

ディズニー100周年記念作品『ウィッシュ』では、エンド・クレジットに登場する。

ゲーム

Villains' Revenge

サーカスの団長がサーカスの人気のためにダンボのダイビングパフォーマンスを何度もやらせようとする。プレイヤーとジミニー・クリケットがダンボを救おうとする。

ディズニー エピックミッキー ミッキーマウスと魔法の筆

グレムリンの村には「空飛ぶダンボ」をモチーフにしたエレファント・ライドが登場する。

ディズニー エピックミッキー2 二つの力

ミーン・ストリートからオズ・タウンへと向かう2Dステージ(DEC)にダンボのグッズが廃棄されている。

Kinect: ディズニーランド・アドベンチャーズ

ライドアトラクション「空飛ぶダンボ」が登場する。

KH

キングダム ハーツ

召喚魔法「ダンボ」として登場。ダンボに乗って空を自在に飛び回り、鼻から水を飛ばす技「スプラッシュ」でダメージを与えることができる。召喚が解除されるとその場で着地するため、工夫次第では高い場所の宝箱を簡単に開けることもできる。水の攻撃は氷属性。ネバーランドチェルナボーグ戦のように、ソラが空を飛べる場面ではダンボの飛行能力も向上する。

モンストロ」で手に入る召喚石「水のかがやき」をトラヴァースタウンフェアリー・ゴッドマザーに見せることで入手できる。

キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ / キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ

「ソラ編」のマジックカードとして登場する。モンストロの3番目のイベントルームをクリアすると解禁される。

使用すると「スプラッシュ」を発動し、水を吹き出して攻撃する。他のカードと組み合わせると「トルネド」「コンフュ」「テラー」「ミラクルギフト」が出せる。

テーマパーク

ソーサラーズ・オブ・ザ・マジック・キングダム*」におけるダンボのカードは「Dumbo's Pink Elephant Parade」。

ライドアトラクションの「空飛ぶダンボ」として登場。「ミッキーマウス・レビュー」では、ティモシーと協力してチューバを演奏している。

登場作品

1940年代

1941年
ダンボ

1950年代

1955年
空飛ぶダンボ ※ディズニーランド

1970年代

1971年
ミッキーマウス・レビュー ※マジック・キングダム

1980年代

1985年
Dumbo's Circus*

1988年
ロジャー・ラビット(カメオ出演)

1990年代

1993年
ボンカース*(カメオ出演)

1997年
フラバー(ライブラリ出演)

1999年
Villains' Revenge

2000年代





2010年代






2018年
シュガー・ラッシュ:オンライン(カメオ出演)

2019年
ディズニー マジックキングダムズ ※ver3.8.0:2019年3月追加
アナと雪の女王2(カメオ出演)

2020年代





台詞



タグ:

キャラクター
最終更新:2024年12月28日 19:10