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FFDの部分変形と影響度(下書き)


下書き

モディファイアへの部分的な変形


モディファイアはメッシュノード全体に対し、機械的なポリゴン生成を行う。
通常はモディファイアが生成するポリゴンには、部分的な変形は行えない。
FFDメッシュは部分的な変形が可能であり、モディファイアが生成したメッシュに対しても変形が行える。

モディファイアへの部分的な変形

モディファイアへの変形
FFDセッティング
「ローカル座標」ツールで「FFDメッシュ」を変形したい場所と範囲にセットする
※モディファイアが生成したポリゴンを選択できないため、FFDをフィット機能が使用できない。
 FFDがカレントノードの時はモディファイアが生成したポリゴンは表示できないので
FFDの変形
「ユニバーサル(移動・拡縮・回転)」ツールで「FFDメッシュ」を変形する


FFDの影響度(Power)注1

注1:日本語名称(多分)「影響度」、英語名称「Power」

FFDは影響度を持っている。通常は1.00、影響なしは0.00
スケマティックビューを使用し、影響度を変更できる。

少数ノードを使用

小数ノードの数値を介し、FFDの影響度を調整する

少数(Float)ノードのFloat(OUTPUT)とFFDノードのPower(INPUT)のコネクターを繋ぐ
FFDノードをドロップし、スケマティックビューに登録
少数(Float)ノードをドロップし、スケマティックビューに登録
スケマティックビューウィンドウでの操作
少数(Float)ノードのFloat(OUTPUT)コネクタを追加
小数点ノードを右クリックしOUTPUT→Floatをチェック
FFDノードのPower(INPUT)コネクターを追加
FFDノードを右クリックしINPUT→Powerをチェック
コネクターを繋ぐ
コネクターをクリックし繋ぎたいコネクターまでドラッグする。コネクターが設定される


少数ノードのプロパティを開き、数値を変更する。(1.00以上に設定できる)
数値の変更に連動し表示が変わらない、メッシュノードの非表示→表示を試してみる。
xsmファイルを保存し読み込んだ時にリセットされた状態になる

FFDモーフ

FFDの影響度を使用し、FFDの変形をモーフノードに適用する。
モーフノードのValue(OUTPUT)とFFDノードのPower(INPUT)を繋ぐ


ダミーモーフを作成
メッシュをコピーし、空のモーフ(影響頂点の無いモーフ)を作成
※影響頂点があるモーフの場合、その移動もモーフに反映される。

FFDの設定を行う
FFDをスケマティックビューに登録
 FFDノードをドロップしスケマティックビューに登録
ダミーモーフを作成
 メッシュをコピーし、空のモーフ(影響頂点の無いモーフ)を作成
 ※影響頂点があるモーフの場合、その移動もモーフに反映される。
モーフをスケマティックビューに登録
 ダミーモーフを選択し、モーフ→スケマティックビューに登録
影響度を繋ぐ
ダミーモーフにValue(OUTPUT)コネクターを追加
モーフノードを左クリック→OUTPUT→Valueをチェック
FFDノードのPower(INPUT)コネクターを追加
FFDノードを右クリックしINPUT→Powerをチェック
コネクターを繋ぐ
モーフノードのValue(OUTPUT)とFFDノードのPower(INPUT)を繋ぐ
コネクターをクリックドラッグで、繋ぎたいコネクターまでドラッグ

MMDでの動作

特記

FFDを使用した、モディファイアへの部分的な変形
恐らく、想定しているのはFFDモーフ用途

XSMファイルに保存し、読み込んだ場合、FFDをコピーした場合、変形が適用されない。
(一旦FFDを初期位置に戻し、移動すると適用される。)
FFDモーフとして作成した物は保存読込・コピーでも変形が適用される。
最終更新:2021年11月22日 10:13