ガルスJ

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ガルスJ - (2016/12/03 (土) 23:39:39) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/03/13(火) 22:56:03
更新日:2024/03/19 Tue 19:54:07
所要時間:約 3 分で読めます




機動戦士ガンダムΖΖ」に登場するMS。


型式番号:AMX-101
頭頂高:19.5m
本体重量:52.7t
全備重量:78.3t
出力:2,840kw
推力:121,900kg
センサー有効半径:11,200m
装甲材質:ガンダリウム合金
武装:エネルギーガン
   ビームサーベル
   アームパンチ
   五連装フィンガーランチャー
   連装ミサイルポッド×2

パイロット:マシュマー・セロ
      ネオ・ジオン兵


ネオ・ジオン軍が地球侵攻用に開発した量産機
陸戦機であり、旧ジオン軍が造ったグフの流れを汲んでいるとされるが、宇宙でも問題なく使える。

運用にはズサとの連携を念頭に置いていて、そのため近・中距離戦闘をメインとした様々な武装が用意されているが、実験的な物が結構多い。
単体での性能にあまり特筆すべき点は無く、良くも悪くも凡庸な機体となっている。

ちなみに、マシュマー曰く「(ハマーンから貰った)バラのように力強さの中にも優美さと気品を失わない良い機体」なんだとか。



○武装

  • エネルギーガン
要はビームライフルで本機のメインウェポン。
かなり独特な形状をしていて、構造なども他に類をみないものとなっている。


  • ビームサーベル
接近戦用の武装。
どこにマウントされているかは不明。


  • アームパンチ
右手首の辺りを伸縮させて相手を殴りつける。


  • 五連装フィンガーランチャー
左手の指先から発射する。
この辺りにグフの面影が残っている。


  • 連装ミサイルポッド
両肩に内蔵されている。弾数は2発ずつ。



○劇中の活躍
シャングリラにてマシュマーがテストを兼ねて搭乗。この時はコクピットハッチが取り付けられていない状態であった。
早速出撃し、アーガマのブリッジに取り付いて降伏を迫るが、出撃してきたジュドーΖガンダムにやられて撤退。
ハッチを付けて再度攻撃するも再び敗れてしまう。

後に量産されたが主力機にはなれず、すぐにドライセンに取って代わられてしまった。

ガンダムUC」にも登場しており、ジオン残党軍が使用していた。



■派生機

○ガルスJ(グレミー軍カラー)
グレミー軍が運用したガルスJ。
カラーリングがグレーに変えられたが、性能は同じ。



○ガルスK

型式番号:AMX-101K
全高:19.5m
本体重量:52.7t
全備重量:78.3t
出力:2,840kw
推力:121,900kg
センサー有効半径:11,200m
装甲材質:ガンダリウム合金
武装:ビームキャノン
   3連ミサイルポッド
   ビッグガン
   ジャイアントバズ


ガンダムUC」に登場。
ガルスJの砲戦仕様で、武装や肩アーマーの形状、カラーリングが変わっている。

アームパンチがオミットされ、五連装フィンガーランチャーや連装ミサイルポッドも外された。
その代わりに左肩にビームキャノンを装備していて、これはガ・ゾウムのハイパーナックルバスターと同じ物。
他にも3連ミサイルポッドやジャイアントバズを装備している。

ジオン残党軍が使用し、トリントン基地攻撃に参加している。
小説版ではその高い火力を生かし、繋留中のラー・カイラムの機関部に甚大な損害を与えたが、損傷したギラ・ズールを庇い、ジェスタの集中攻撃を受け撃破された。

なお、OVA版では武装にビッグガンが追加。
ガンタンクⅡを撃破していたが、その後撤退中にロンド・ベルのトライスターが駆るジェスタに撃墜された。



○シュツルム・ガルス

型式番号:AMX-101E
全高:19.5m
本体重量:24.9t
全備重量:78.3t
ジェネレーター出力:2,840kw
装甲材質:ガンダリウム合金

武装:スパイク・シールド
マグネット・アンカー
チェーン・マイン

パイロット:ビランチャ

「ガンダムUC(OVA版)」に登場。
拠点突破を目的としたガルスJの強襲仕様で、各部の装甲はもちろん長距離航行用のスラスターすらも排除し、50%以上もの徹底的な軽量化を行っている。
フレームが剥き出しなので必要最低限の防御力しか持たず、また搭載されたスラスターの数も少ないので近場まで行き来するのも一苦労である。故にサバイバビリティは最低レベルであり、ほとんど特攻機も同然。
肉弾戦が得意で、武器は他の機体の物を流用して使うことを前提としている。

出撃時にはズサのブースターユニットのような外装式の推進器を背中に装着するが、目標地点まで到達するとさっさとパージしてしまうのでコレを使って母艦に帰ることはできない。

ビランチャ中尉が乗り込み、最終決戦でネェル・アーガマに取り付いてジェガンD型やガランシェール隊のギラ・ズールを戦闘不能にしているが、コンロイのジェガンとの戦闘中にフルアーマー・ユニコーンの攻撃で吹っ飛ばされた。
その後は機付長が乗ってきたブースターで救助されている。


ガンプラ
ガルスJは1/144で発売されている。
余談だが、劇中の姿とは違いスマートになっている。

また、シュツルム・ガルスは2014年にHGUCで発売されている。

さらに余談であるが、組み立て式玩具の元祖SDガンダムのラインナップにも検討されていたが、没となっている。
ギミックがそれなりあるが、地味だからだろうか?




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