ジェガンD型

登録日:2012/09/12(水) 23:57:16
更新日:2020/06/18 Thu 12:03:38
所要時間:約 4 分で読めます





機動戦士ガンダムUC』などに登場するモビルスーツ(MS)。



緒元


型式番号:RGM-89D
頭頂高:19.0m
重量:21.3t
出力:1,870kW
推力:62,000kg
装甲材質:チタン合金セラミック複合材

武装:
バルカンポッドシステム
ビームライフル
バズーカ
ハンドグレネード×3
ビームサーベル
シールド

パイロット:地球連邦軍一般兵


機体解説


アナハイム・エレクトロニクス社が造った、U.C.0096頃の地球連邦軍の量産機
名称の通り「シャアの反乱」の前後から投入されていたジェガンをマイナーチェンジした機体。
肩と腰にマウントラッチを追加、バックパックの形も変わっているが、見た目の印象は大して変わっていない。

マイナーチェンジしただけに留まったのは、当時の地球連邦政府が「もうデカい戦争起きないんじゃね?」という考えの下に軍縮を推し進めていたからである。
新型機の開発は一部を除いて消極的になり、基本的には既存の機体に多数のオプション装備を用意し、それらを状況に応じて換装することで対処させるという方針が採られていて、本機もその方針に従った結果誕生した。
そのため、本機にも様々なオプション装備が存在する。

また、内部機構などにも改良を加えたことで基本性能も初期型より上がっている。

武装は初期型と同じ物の他にバズーカが用意された。
これはこの時期の連邦軍MSがよく装備していた汎用タイプで、グリップの前にもカートリッジを追加したことで様々な弾頭が使えるようになっている。



劇中の活躍


◆『ガンダムUC』

ロンド・ベルなどに配備され、スタークジェガンの僚機として2機が出撃。
マリーダ・クルスクシャトリヤと戦ったが、ファンネルによってほとんど反撃できずに瞬殺された。

その後もインダストリアル7やパラオでの戦闘などで出撃しているが、やはり大した戦果を挙げられずに撃破されることが多かった。



◆『ガンダムEXA

U.C.0133年時にダイブしたレオスエクストリームガンダム type-レオスで出撃した際、攻撃された連邦軍MSの中に本機が紛れ込んでいる。

ちなみに、同じコマにはどっかで見た機体が他にも何機かいるので探してみよう。



派生機


◆ジェガン(先行配備型)

型式番号:RGM-89D

その名の通り、先行配備されたD型。
性能は全く同じだが、カラーリングはかつてのジムのそれと同じ赤と白に変更された。
だが、現場のパイロット達からは「派手すぎる」と文句を言われている。

シナンジュ・スタインを輸送していたクラップ級で運用されていたが、そこに現れたフル・フロンタル率いる「袖付き」の襲撃を受けて全滅した。



◆ジェガンD型(シャイアン基地配備機)

型式番号:RGM-89D

シャイアン基地に配備されていた機体。
グレーのスプリッター迷彩が施されているのが特徴で、ビームライフルはハイザックマラサイが装備していたタイプに変更されている。性能は特に変わりなし。

基地の滑走路上で警備任務に就いていた。



スタークジェガン

型式番号:RGM-89S

プロト・スタークジェガンを基に開発された対艦攻撃機。「特務仕様」とも呼ばれる。
詳細は項目を参照。



◆ジェガン高機動型

型式番号:不明

D型にフェイスガードとミサイルポッド、腕の追加装甲を除くスタークジェガン用のオプションを装備した姿。
高い機動力を発揮できる上、防御力もある程度高まっている。

ネェル・アーガマ所属のガロム中尉機がこの姿にビームライフルを2挺持って出撃しているが、フロンタルのシナンジュに翻弄されて撃墜された。



◆ジェガン(エコーズ仕様)

型式番号:RGM-89De

ロトと同時期に地球連邦宇宙軍特殊作戦群「ECOAS(エコーズ)」に配備された機体。
主に敵MSとの戦闘が予想される作戦で使われ、頭部にバイザーユニットを追加している。
これにはセンサーが複数内蔵されていて、作戦を行う場所において局地的範囲内で高い情報収集能力を発揮できる。また、高精度な中・遠距離狙撃を実行でき、ビームライフルの射程距離も拡大させるなどの副次的な効果も確認されている。
他にも胸に装甲を追加して生存率を向上させている。
パイロット達の完璧な連携と高い技量によって非常に優れた戦闘力を誇る。

ラプラス史跡の調査任務で投入され、ユニコーンを護衛した。ネェル・アーガマがガランシェール隊に襲撃された際にも駆けつけて敵機を追い払っている。
メガラニカに向かうバナージとオードリーの護衛にも使われたが、ネオ・ジオングによってジャックされ同士討ちさせられた。

ちなみにエコーズが全容をほとんど知られていない特殊部隊であったこともあり、本機の存在は秘匿されている。



◆ジェガン(エコーズ仕様/コンロイ機)

型式番号:RGM-89De

コンロイ・ハーゲンセンの搭乗機で、エコーズ仕様の装備を変更している。
メガ・バズーカ・ランチャーによる砲撃を行うべく、頭部バイザーは中央に伸縮自在のセンサーが追加されたタイプへと換装された。またダガー・ナイフやボックス型のビーム・サーベル、ファイアー・ナッツを格納したハンド・グレネード・ラックを装備し、ジェガンのビームライフルを切り詰めて造ったハンド・ガンを携行している。

ネェル・アーガマの甲板上で砲撃を行っていたがローゼン・ズールによってメガ・ランチャーを破壊され、艦に取り付いたシュツルム・ガルスと交戦している。
ユニコーンがメガラニカに向かった際にも同行したが、ジャックされた部下のジェガンによって撃墜されそうになり、バンシィ・ノルンによって助けられた。



◆EWACジェガン

型式番号:RGM-89DEW

D型の偵察仕様。
頭部に追加された大型センサーユニットのせいでかなり頭でっかちな機体となっている。
右腕にはカメラユニット、左腕には小型センサーユニットが装着され、それらを使って大部隊の「目」の役割を果たす。
武器は基本的に腰のビームサーベルとハンドグレネードだけなので戦闘力は低い(一応、腰にマウントラッチがあるのでビームライフル等を装備する事は可能)。

パラオ宙域への偵察任務に2機が投入され、うち1機はドーベン・ウルフに撃破されたがもう1機は生還している。
ネェル・アーガマにも配備されており、「袖付き」との決戦時に敵艦隊の位置を知らせる事でハイメガ砲での一網打尽に貢献した。ちなみにこの機体はセンサーとカメラの色が緑からそれぞれ黄色とピンクに変更されている。



◆ジェガンD型護衛部隊仕様

型式番号:BGM-89D-ESC

D型の護衛部隊仕様。
頭部パーツはヘルメットを被ったような物となり、胸部にも装甲が追加され防御力を高めている。
武装は頭部のバルカンはオミットされ、携行武器として90㎜マシンガンを使用する。

NT』でマーサ・ビスト・カーバイン移送の護衛部隊として登場。
襲撃してきたディジェ隊と交戦するが、ビームナギナタで胸部を貫かれたり、頭を踏みつぶされたりと一方的に撃破された。



ジェガンD型(ピコ・アルティドール専用機)

型式番号:RGM-89D

教導部隊「レイブン隊」隊長のピコ・アルティドール大尉の専用機。
カラーリングは黒に近いダークパープルとホワイト。

機体そのものはふつうのD型だが、パイロットの高い技量によってビームライフル2梃持ちなど、デルタカイを翻弄するなど高い性能を発揮した。
後にスターク・ジェガンと同仕様に換装している。




デザイン


デザインはカトキハジメ
UC版スタークジェガンの装備追加を前提にそれらのハードポイントを意識してデザインされている。
また、後の時代に登場するJ型などのバリエーションの存在も意識されている。



ガンプラ・フィギュア


HGUCでエコーズ仕様とスタークジェガンが一般販売され、D型もプレミアムバンダイで受注販売された。
ROBOT魂でもD型とスタークジェガンが発売されている。


ゲームでの扱い


『Gジェネ』シリーズでもノーマルのジェガンとは別枠で登場。こちらからでないと開発できない機体もあるため必ず作っておきたい。
『スパロボ』では第3次Z天獄篇にてコンロイ機が、Vでコンロイ機に加えてエコーズ仕様機(バズーカとシールド装備。ダグザが搭乗)が使用可能。



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