終末の騎士(遊戯王OCG)

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終末の騎士(遊戯王OCG) - (2016/03/07 (月) 18:16:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/11/13(日) 20:18:48
更新日:2024/04/09 Tue 14:06:13
所要時間:約 3 分で読めます




効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1200
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。


各召喚時に発動する誘発効果により、自分のデッキから闇属性モンスターを墓地に埋葬する効果を持っている。

埋葬する闇属性モンスターにレベルの制限や攻撃力の指定も無く、あらゆる闇属性モンスターを選択肢できることから様々な役割ができる。

彼の有名な暗黒破壊竜ことダーク・アームド・ドラゴンの召喚条件とための墓地調整や、
他のダークモンスターの効果発動の条件調整に大きく貢献できたりとその存在は【ダーク】では欠かせないものとなっている。

特殊召喚に対応している点も見逃せず召喚僧サモンプリーストから呼びだして墓地を肥やしつつエクシーズと言ったこともできる。


同様に闇属性モンスターを落とす事ができ、かつ並のアタッカーともなるダーク・グレファーがいるが、
こちらは攻撃力の低さからキラー・トマトから呼び出せ、さらに奈落に落ちない等とあちらにはない利点がある。
こちらは手札コストはいらないためダーク・グレファーに比べるとシンプルで使いやすい。


良く埋葬される闇属性モンスター

◆ネクロ・ガードナー&E・HEROネクロダークマン
どちらも戦士族の十代専用埋葬モンスター
墓地に存在するこのカードを除外して相手の攻撃を無効にし
ネクロダークは墓地に存在するとき一度だけE・HEROアドバンス召喚の為の生贄が必要なくなる

どちらも発動タイミングは自由なため攻められた時の保険や攻め込む際の起点として墓地に送っておきたいカード。

なおアニメで使用者の遊城十代の場合はカードガンナーの効果一回でだいたいこの二枚が落ちる。
彼並みの運命力を持ち合わせていない並みの決闘者はコツコツ墓地を肥やさねばならないのが辛いところである。

◆D-HEROダッシュガイ&ディアボリックガイ
速さが足りない人と増殖するガチムチ。
特に後者はA・ジェネクス・バードマンと共に機関車になる凶悪コンボがあり
前者は下記のゾンキャリとのコンボで手札でダブついたモンスターを次のターン特殊召喚出来る。

◆ゾンビ・キャリア
ご存知自己再生能力をもつチューナー。
終末の騎士+手札1枚でブリューナクゴヨウ・ガーディアンが出てくるのだから堪ったもんじゃない。
今では禁止となったが、初登場時はこのコンボにより多くの決闘者が血の涙を流した。

◆BF-暁のシロッコ&大旆のヴァーユ
墓地BFのコンボの中核をなすコスプレと番長。
序盤からコイツやダーク・グレファーで2体を墓地に落とせると吉。

◆BFー精鋭のゼピュロス
1回のデュエルで一度しか使用できないが、自分フィールド上に表側で存在するカード一枚を手札に戻す事で墓地から自身を特殊召喚できる黒羽。

◆レベル・スティーラー
星を糧に蘇生する昆虫。
コンボパーツとして後のために落としておくことも。

◆ゼータ・レティキュラント
このカードが墓地にある時に相手フィールド上のモンスターを除外すると、自分フィールド上にレベル2のトークンを生み出せる堕天使。
そのトークンをリリースすれば別のゼータ・レティキュラントを手札から特殊召喚する事ができる。

◆不死武士
自分モンスターが不在ならばスタンバイフェイズ時に何度でも蘇る落武者
戦士統一デッキなら、なるべく序盤に墓地へ落としておきたい。

シャドール
墓地送りトリガーを共通効果で持つテーマデッキ。
魔法罠破壊からサーチまで選り取りみどりである。


長年闇属性デッキの相方として親しまれてきたが、シャドールの台頭によって、2014年7月から制限カードになってしまった。
確かに元々制限カード並の使いやすさとスペックは持っていたが、類似効果カードも存在するので、
今まで活用していたデッキからすればわりととばっちりである。



⚫︎関連カード
終末の騎士登場から7年、ついに神属性を除く5属性に「騎士」が揃った。
属性以外のステータスは終末の騎士と同じである。

砂塵の騎士
リバース:デッキから地属性モンスター1体を墓地へ送る。

地属性の騎士。
リバース効果なので発動が遅い。
太陽の書ですぐ表にしたり岩投げエリアとの併用で墓地肥やしを加速させるなどの工夫が必要。
グローアップ・バルブが禁止化しているためそこまで落としたい地属性がいないのも難点か。


絶海の騎士
フィールド上に表側表示で存在するこのカードの表示形式が変更された時、デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送る。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

水属性の騎士。
表示形式変更が発動条件だが、多くの水属性デッキと噛み合わないので使い辛い。
つまずきがあれば出してすぐ効果が使えるが、正直ジェネクス・ウンディーネやスクリーチの方が使いやすい。
水属性自体は落としたいモンスターが多いのだが…


紅炎の騎士
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合に炎属性モンスターが破壊され自分の墓地へ送られた時、デッキから炎属性モンスター1体を墓地へ送る。
また、このカードが破壊され墓地へ送られた時、デッキから炎属性モンスター1体を墓地へ送る。
「紅炎の騎士」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

炎属性の騎士。
自身もしくは味方の炎属性モンスターが破壊された時に発動。
相手が破壊してくるのを待つよりは自分で破壊して効果を使った方が良い。
炎王炎環やジェネレーション・チェンジなどで有効に使おう。


虚空の騎士
このカードがフィールド上に表側表示で存在する場合にフィールド上のモンスターが手札・デッキに戻った時、自分のデッキから風属性モンスター1体を墓地へ送る。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

風属性の騎士。
バウンスが発動条件。
カステルやA・ジェネクス・バードマン、強制脱出装置が使いやすい。
ただし、エクストラに戻った場合は発動出来ないので注意。
他の騎士と比べると単体で墓地肥やし出来ないのが辛い。
この面倒な条件を満たしてまで墓地に送りたい風属性モンスターもあまりいない。


曙光の騎士
フィールド上のこのカードが墓地へ送られた場合、デッキから光属性モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
また、このカードがデッキから墓地へ送られた場合、自分の墓地の光属性モンスター1体を選択してデッキの一番上に置く。
「曙光の騎士」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

光属性の騎士。
自身が場から墓地送りになった場合に発動。
また、デッキから墓地に行った場合光属性をデッキトップに持ってくる効果もある。
【ライトロード】や【カオス】で使えと言わんばかりの効果。
タイミングを逃さない強制効果で墓地調整、ウォルフやエクリプス・ワイバーンを落としたり裁きの龍や開闢を回収したりやりたい放題出来る。
ただし、どちらも強制効果なので下手すればセルフドローロックしてしまうので要注意。


見ての通り一番手軽で合ってはいけない闇属性が一番手軽に墓地へ送れる調整になっている。
終末の騎士が一番最初に出たので仕方ないかもしれないが。


■余談
最近では、墓地を肥やす速さが足りない!という理由でライバルのダークグレファーを優先して採用する人が増えている。
インフェルニティ辺りがその筆頭であるが、前述の通りどちらを優先するかはデッキタイプによるので色々と試してみよう。





追記・修正はデッキから墓地に送ってからお願いします

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