じゃんけん

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じゃんけん - (2014/12/29 (月) 15:33:43) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/09/23(水) 16:00:24
更新日:2023/06/02 Fri 19:00:50
所要時間:約 4 分で読めます




じゃんけんは、手だけを使い三種類の指の出し方(グー、チョキ、パー)で互いに牽制しあう三すくみを用いた拳遊びの一種。

簡便な勝ち負けを決める手段として用いられる他、じゃんけんを複数回行ない何連勝できるか等ゲームとして用いられる。
多くは、偶然によってなんらかの物事を決定する必要がある時に使われる。
コイントスやくじ等のように道具を必要とせず、短時間で決着が付く為、現代では日本だけでなく世界的にも普及している。
アメリカ等では"rock, paper, scissors" (RPS)、イギリス等では"scissors, paper, stone"という呼称がある。


現在行われているじゃんけんは意外に新しく、近代になって(19世紀後半)誕生したものである。
今でも西日本に多く残る拳遊びから(日本に古くからあった三すくみ拳に17世紀末に東アジアから伝来した数拳の手の形で表現する要素が加わって)、
考案されたと考えられる。
極めて完成度の高い拳遊びだった為に、日本の海外発展や柔道など日本武道の世界的普及、漫画やアニメに伴い急速に世界中に広がった。

日本の拳遊びには、数拳(本拳・球磨拳・箸拳他)と三すくみ拳(虫拳・蛇拳・狐拳・虎拳他)、野球拳がある。

じゃんけんでは数拳の1, 3, 4は省かれ、判りやすい0と5と中間の2を残し、新しく意味を「石」「鋏」「紙」として三竦みを完成させた。

チョキは元々人差し指と親指を伸ばす数拳での2を表す方式「男チョキ」であったが、日本国内を伝播するうちに人差し指と中指を使うもの「女チョキ」が派生した。
じゃんけんの基と成った遊びの多くが九州を中心とした西日本に多く分布し、
古い形態である「男チョキ」も九州を中心とした西日本に多い(韓国でも「男チョキ」が行われている)。

因みに「最初はグー」の考案者は志村けん。
(じゃんけんをするときにタイミングがバラバラになって収拾がつかず、志村けんが最初はグーと発言したのが発端らしい)


なお、じゃんけん(自称)世界機関 WRPS (The World Rock Paper Scissors) というものがカナダに存在し、毎年じゃんけんの世界大会を開いている。

WRPSによると、じゃんけんで人が出す手は一般にグーが最多で、チョキが最小らしい。
故に初心者にはパー、上級者にはチョキを出せば勝てるらしい。…じゃんけんの初心者って…?
他にも、あいこになったら同じ手が出る確率が低いだの、様々な研究からじゃんけんの必勝法を編み出している。
…普段は何をしている人達なのだろうか。



また、ドラゴンボールにて少年期の悟空がジャッキー・チュンに使った技。
正しくはジャン拳。
もともとは育ての親である孫悟飯の技であった。





主なじゃんけんのプロ

「ジャンケンポン! ウフフフフ」

「グーで勝ったら気分はグー!」

「ジャカジャカジャカジャカジャンケンポン!」


「ジャジャン拳グー!」

「最初は……グー!」



  • 船井(賭博黙示録カイジ)
「12回連続で「あいこ」にすればええんちゃう……?」

「「最初はグー、その次パー、グッチョッパは無しよ、ジャンケンポン!」」

「ぴかぴかぴかりんジャンケンポン!」




追記・修正はじゃんけんに勝った人からお願いします

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