ガンダムアストレイ ゴールドフレーム

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ガンダムアストレイ ゴールドフレーム - (2018/06/04 (月) 18:00:12) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/06/14(日) 22:59:42
更新日:2024/04/21 Sun 18:32:33
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まともにダンスを踊れぬ者よ…
フィナーレだ!!!




機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場するMS。


型式番号:MBF-P01-Re2
全高:17.99m
重量:73.2t
動力機関:バッテリー
所属:宇宙ステーション・アメノミハシラ

武装
  • 75mm対空自動バルカン砲塔システム[イーゲルシュテルン]×2
  • マガノイクタチ
  • マガノシラホコ×2
■攻盾システム[トリケロス改]
  • 3連装超高速運動体貫徹弾[ランサーダート]
  • 50㎜高エネルギー・ビームライフル
  • ビームサーベル

搭乗者
ロンド・ギナ・サハク
ロンド・ミナ・サハク
カイト・マディガン
リリー・ザヴァリー


モルゲンレーテ社が開発した「アストレイシリーズ」の一機「ガンダムアストレイ ゴールドフレーム」を改良した機体。

ゴールドフレームはヘリオポリス脱出時、バズーカを使用した際にシステムの調整不足のため右腕を損失
(後にロウに発見・回収され、レッドの予備パーツとして使用された)。
また後日にロウのレッドフレームとの戦闘で頭部を失う等、MSとしてはかなりガタが来ていた。

そこで改修された姿がゴールドフレーム天である。「天」は「アマツ」と読む。



[ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(未完成)]
右腕・頭部を失ったゴールドフレームをモノアイ付きの新しい頭部と、
オーブ近海でストライクに斬り落とされたブリッツの右腕を極秘裏に回収。
それを移植し修復・改良を施した機体(右肩アーマーの上部に赤いラインが追加され、右腕のマニピュレーターの指先が鋭利化されている)。

移植した右腕のみPS装甲となっており、ブリッツの腕から解析されたミラージュコロイドも導入された。
装甲が白から黒に変更されたのはミラージュコロイドを定着させる為であり、機体の印象が大きく変わっている。
尚トリケロスはブリッツのものをそのまま使用している。

調整状態「完成度70%」のこの形態で出撃、
ギガフロート攻防戦では斬り掛かったガーベラストレートを見えない右腕で掴むなどレッドフレームを翻弄した。
第3次ビクトリア攻防戦では地球連合軍に協力し「切り裂きエド」の指揮官として活躍した。


○武装
  • 75mm対空自動バルカン砲塔システム[イーゲルシュテルン]×2
GAT-Xシリーズにも装備されている頭部バルカン。

  • ビームサーベル×2
柄の色が黒色になっていること以外は、改修前と同一。

  • 350mmレールバズーカ「ゲイボルグ」
デュエル専用のリニアキャノン。
銃身にバッテリーが搭載され、砲弾を内部で電磁加速させ撃ち出す。
ヘリオポリス襲撃直前に本機に持ち逃げされた。本機の右腕が切り落とされた原因でもある
(本機のマニピュレータには連合の武装用コネクタが搭載され、本来なら本装備も問題なく使用できるはずだったが、
整備不充分だったためギナが使用した際にバーストし、悪影響を防ぐため強制排除された)。

  • 攻盾システム「トリケロス」
ブリッツのものと同一。












[ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天]
宇宙ステーション「アメノミハシラ」に運び込まれ完成した機体。
左肩部の安定翼・ネックガードの追加、更に背部に「マガノイクタチ」「マガノシラホコ」が装備されたことにより全体のイメージが大きく変貌。
マントを纏った吸血鬼のような禍々しさを持つ。

地球連合軍に協力する為、宙域のザフトの艦船を襲撃、たった1機で全滅に追い込んだ。
また、そこで遭遇したレッドフレームのガーベラストレートを手刀で折るなど圧倒したが、
助太刀に現れたブルーフレームセカンドLから受け取ったタクティカルアームズによって倒された。
その後、劾のブルーフレームにアーマーシュナイダーでコックピットを刺され完全に沈黙。
ギナの遺体と損壊したゴールドフレーム天はミナの指示で回収された。


○武装
  • 75mm対空自動バルカン砲塔システム[イーゲルシュテルン]×2
未完成状態と同一。

  • マガノイクタチ
背部に装備された試作非殺兵器。コロイド技術を応用している。
翼状のデバイスを敵機に接触させた後自機を連結し、
敵機内に送り込んだコロイド粒子によってバッテリーを強制的に放電させ自機のエネルギーとして吸収する。

当初は自機の周辺にコロイドを展開し、そのエリアに入った敵機全てのバッテリーを強制的に放電させるはずだった。
ところが、実際に使用すると正常に作動しなかった為、先述のように敵機に直接接触してエネルギーを吸収する仕様に変更された
(後に技術の進歩により触れずとも強制的に放電できるようになった)。
背部に展開することで翼としても機能し、本機に高い機動性を与えている。

マガノイクタチは漢字で「禍ノ生太刀」と記述し、「敵に禍をなし、自らを生かす武器」という意味を持つ。

  • マガノシラホコ×2
マガノイクタチに付属するワイヤーアンカー。
先端がフェイズシフト装甲で出来ている為、通常のシールドなど簡単に貫くことができる。
射出後の軌道コントロールは原則できないが、ロンド姉弟の優れた使用技術があればある程度コントロールすることが可能。


■攻盾システム[トリケロス改]
改造されたトリケロス。
形状が変更(シールドの縁の鋭利化(これによって実体刃として使えるようになった)など)されていることを除けば、搭載武器は同一。

  • 3連装超高速運動体貫徹弾[ランサーダート]
改造前と同一。
  • 50㎜高エネルギー・ビームライフル/ビームサーベル
サーベルとして使う場合は、ライフルの砲口からビーム刃を形成する。



[ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天(完全体)]
本来のゴールドフレームの最終形態。
ブリッツの右腕を解析して得られたミラージュコロイド、PS装甲を応用して新規製造されたオリジナルパーツで1から作り上げる予定だった。
しかしギナが出撃を急いだため、ブリッツの腕をそのまま使用し未完成のまま運用したことによりペーパープランに終わっている。
相違点として両腕をブリッツの形に近い形状にし(ブリッツの腕+ゴールドフレームの腕÷2した感じ)、かつ統一させている。
全身にPS装甲が施されている他、脚部もアンクルガードのみとなっている。それ以外は天ミナと同一である。



[ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天ミナ]
レッドフレーム及びブルーフレームセカンドLとの戦闘によって損傷したゴールドフレーム天をアメノミハシラにて修復・改造した機体。

死亡したギナに代わり搭乗者がミナになったことと、改修前の本機を区別する意味で「天ミナ」と呼ばれる。

天からの主な改修点は脚部及び武装の強化。これは当初は天と同様のものが用いられていたが、
稼働試験中に偶然遭遇したザフトのリジェネレイトと衝突時に脚部が破壊されたためである。
脚部はフレーム機構が露出している脛部分をブリッツに近い追加装甲で覆い、ハイヒール状の新型足首ユニットに交換されよりエレガントになった。

外観にほとんど変化は無いが、内部構造は相応に手が加えられ基本性能は30%ほどのアップが見込まれている。
大気圏内を飛行可能でありC.E.73年代の最新鋭機とも充分渡り合えるポテンシャルを秘めている。
劇中でもミナの技量と相まって、トップクラスの機動力を持つデルタアストレイを一蹴している。
ジェスの危機に彼の護衛のマディガンも本機をミナから借りて出撃したこともあり、その際はテスタメントの量子コンピューターウィルスを
ゴールドフレーム搭載のミラージュコロイドで相殺しながら渡り合うという荒業を披露した。

また、VSアストレイの登場人物であるリリーも負傷したミナの代わりにこの機体に乗った事がある。

余りにも女王様機体の姿形な為、

超ドS機体
扱いな、トンデモMS。

この機体を駆るミナ様が「種版ハマーン様」を地で行く女傑なので、さらにヤヤコシクなる。


○武装
追加武装のみ記載する。
  • ツムハノタチ
左前腕部に固定された鉤爪。
敵機に引っ掛けてバランスを崩したり自由を奪う際に使用する。
トリケロス改の取り回しの悪さを補う為に装備されたとされる。
名称は八岐大蛇の尾の中から出てきたとされる剣・都牟刈太刀に由来。

  • トツカノツルギ×2
左右腰部に装備された実体剣。
レイピアのような細身の剣で、敵機のセンサーや関節部などを狙って使用される。
しかし決して堅牢とは言い難く、斬りつけるような攻撃には向かない。
それでもミナの高い技量をもってすれば、敵機体を行動不能にすることができる。
名称はスサノオノミコトが八岐大蛇を退治するのに用いたとされる剣・十束剣に由来。

  • オキツノカガミ
槍のような外見をした、ビームシールドとビームソードの機能を併せ持つマルチウェポン。
左前腕部にツムハノタチと換装される形で装備される。
「天空の宣言」後、ボロボロになっていく機体を見た技術者ユン・セファンによって開発された。
ビームシールドにはハイペリオンの「アルミューレ・リュミエール」の技術が応用されている
(この技術はロウによってもたらさせた)。
名称は十種神宝のひとつ、沖津鏡に由来。


[ガンダムアストレイゴールドフレーム天ハナ]

『天空の皇女』に登場。型式番号はMBF-P01-Re3。
ミナが次期サハク家当主のために前述の天ミナを譲渡した機体。
その際、外見は天ミナの装甲の黒色部分をアストレイ開発当初の白に変更している。後継者になった風花・アジャーに与えられたが、彼女のMS操縦技術が拙いため、当主候補だったラス・ウィンスレットがメインパイロットとして、風花はサブパイロットとして搭乗する複座式になっている。

「腕が違う」ことはゴールドフレームの最大の特徴だが、冷静に考えれば、両腕が根本的に異なっているのは重量バランス等悪くなるはずである。
特にPS装甲と発泡金属ではなおのことである。作中では特に問題になっていないが、乗ったのはエース級だからそこまで問題にならなかったのか、
それとも部分仕様だから影響が出なかったのかは不明。

そうでなくても、整備士泣かせの仕様なのは間違いない。材質が根本的に違うから両方調達しなくてはならず、
単純に金がかかり、生産ラインも両方必要になる(ミナ様は金や土地など持ってるから問題ないが)。
しかも元々の運用機体も違うため、規格が異なっている場合もあり整備の仕方も異なってくる
(アストレイはGAT-Xシリーズのデータを登用しているから、ハードルが低い可能性もあるが)。
作中でかなりの数の戦闘をこなし、そのたび整備・修理をしてきているが、両腕の規格統一の話は出なかったのだろうか。

とまあ、百歩譲って天ミナまでなら良しとしよう。
問題は天ハナである。
本体はまだいい。ポテンシャルはCE73時代の最新鋭機と互角に渡り合えたわけだし、それを考えれば技量に合わせてデチューン等できる可能性もある。
複座式も技量に合わせたもので配慮がなされている。
しかし腕までそのままなのはどうだろうか。パイロットは風花とラスのチーム。ミナ様とは比較なんてしてはいけない技量差がある。これではウエイトバランスが致命的になりかねない状況すらありうる。

どうせ作るなら徹底的に改修しきったやつ作れ、というのは無理があるが、せめて両腕くらいブリッツのものをそのまま使ってもよかったのでは。ツムハノタチを使いたければその程度の改造で済ませればいいし、ネブラブリッツの前例もあるから難しい話ではないだろう。
…というより、ヴァンセイバーの改造時にマガノイクタチが生きていたし、ロウに撃墜されたリリーは死んでいないわけだから、そのネブラブリッツからパーツを全部むしり取ればよかったのでは?
なんというか、腕が違う機体まで受け入れてこそのミナ様の後継者なのか?と思いきや…


[ガンダムアストレイゴールドフレーム天ミナC]

『天空の皇女』に登場。
天ミナを天ハナとして譲渡したため、新たに製作された天ミナの複製機。
そっくりそのまま複製したわけではなく、両腕をこれまでの天、天ミナの左腕と同じ形で統一させている。わかりきっているが天完全体とも全く別の機体である。

整備性、整備コスト、重量バランスが良くなっているはずだが、なぜこいつを渡さなかったのだろう?


●ガンプラ
1/100プラモデルで天ミナが発売された。
本体は発売済のレッド・ブルーセカンドと同じだったが、元々1/100のアストレイ素体の出来が良く、
更に新規パーツのバックパックや右腕・足首などの出来も高レベル。
箱や説明書の写真がほぼ無塗装で載せられているほど完成度が高く、かなりのボリュームを誇る。
金メッキとツヤのある黒が神々しい。

また説明書には載せられていないが、ランナーを流用している関係上一部のパーツを組み替えると、天(ギナ)にもできる。
またトリケロスを1/100ブリッツから、バックパックを素ゴールドフレームなどから流用すれば未完成も作れる。
バリエーションを作ろうとすると塗装やスクラッチが必要なレッドやブルーに比べると、非常に素組みモデラーに優しいガンダムである
(素ゴールドフレームの足首はツヤのないダークグレーだがミキシングしても違いが目立ちにくい。それでも気になる人はツヤあり黒で塗装しよう)。

改修前のゴールドフレームも同スケールで発売した。
基本的にフレームを金メッキした通常のアストレイだが、ヘリオポリス脱出時に持ち逃げしたデュエルガンダムのバズーカと、
右腕をパージした状態を再現する肩パーツ(肩接続用のピンがない仕様)が付属する。

2013年、1/144HGシリーズでも天ミナが発売。
またミナのHG化発表からしばらくして、同シリーズの天(ギナ)もプレミアムバンダイ限定で発売が決まった。




私の恐ろしさを生きて語るものなど不要だ。この追記と修正の量こそがすべてを語ってくれるのだからな!!

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