ガンダムアストレイ ブルーフレーム

登録日:2010/09/14(火) 17:32:00
更新日:2020/06/04 Thu 15:54:46
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ここから先は別料金だ。


機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場するモビルスーツ(MS)。



◆ガンダムアストレイ ブルーフレーム


■基礎データ

型式番号 MBF-P03
開発 モゲンレーテ社ヘリオポリス工廠
全高 17.53m
重量 49.8t
装甲材質 発泡金属装甲
動力機関 バッテリー
所属 サーペントテール

主な武装
  • ビームサーベル
  • ビームライフル
  • 対ビームシールド
  • イーゲルシュテルン
  • アーマーシュナイダー

パイロット 叢雲劾


■機体解説

オーブ製試作MSプロトアストレイシリーズの3号機。
フレーム色はオーブで局地戦闘機を示す青。「ブルーフレーム」という通称もこれに由来する。

ロウにレッドフレーム共々発見されるが、アストレイシリーズを破壊する依頼を受けた叢雲劾を迎撃すべくロウが乗り込み交戦。
その最中に劾の依頼主が裏切り、劾達ごと消そうとした為、半ば強奪する形で劾が搭乗。依頼主一派を退けた後、結果的に艦を守ってもらったと言う理由でロウから譲られる。

それまで劾はミッションの内容に合わせてその都度機体を乗り換えていたが、ブルーフレームとの相性の良さ(劾曰く「自分の手足のように動かせる」)から初めての愛機として乗り続けられるようになり、様々な任務で活躍する事になる。
また、アストレイシリーズの特徴である運動性能や拡張性の高さに加え、発見時機体内に様々な戦況に合わせた試作装備の設計データが入っており、それらの装備は劾の手で実際に製作され任務に使用されることとなる。


■武装

これらはアストレイシリーズの基本装備。

  • アーマーシュナイダー
連合の対装甲ナイフ。劾は対ビームコーティングを施し、ビームサーベルに代わって愛用した。
MGセカンドリバイ発売に際しデザインが変更された。

  • ショートライフル
短銃身のハンドガン。護拳や弾倉で下腕を挟み込むように装備する。
打撃にも使える頑丈な造りで、アーマーシュナイダーも懸架可能。

  • キャットゥス500mm無反動砲
HGにも付いていたザフトのバズーカ。戦場で敵機から奪って使った事も。

  • 強化ビームライフル
任務に合わせて改造した物。通常の三倍の威力だが一発しか銃が耐えられない。



■バリエーション

◇ブルーフレーム フルウェポン


エネルギー消費の激しいビーム兵器に代わりジンのオプションを装備した状態。
追加装備は
  • M68キャットゥス500mm無反動砲×2
  • M68パルデュス3連装短距離誘導弾発射筒×2
  • ミサイルポッド
全て実弾兵器のみでエネルギー効率が良く、大量に製造されているジンの武装故に、安価で補充が効くのが利点。
使い終わった装備は随時パージされる。
因みにプラモで作る際、ミサイルポッドはスクラッチする必要有り。


◇ブルーフレーム スケイルシステム


水中戦闘用の専用追加装甲を装備しており、装甲の上に並べられた鱗を振動させ、手足を全く動かさずに水中を移動出来る。
ただし本体ボディはノーマル時と大差なく耐圧性の問題から水深の浅い場所でしか活動出来ない。
専用武装は気泡で包む事で超音速となるスーパーキャビテーティング魚雷。

『天空の皇女』編ではセカンドリバイ スケイルシステムとして登場するが、
これはスケイルシステム自体も無印ASTRAY時代のものから手が加えられているとされる。


◇ブルーフレーム ハイスピードブースター


背中に大型のブースターを接続した形態。劾すら一瞬気を失う程の加速性を持つ。
戦闘を目的とした装備ではないためデッドウェイトとなる武装の一切は外されている。


◇ブルーフレーム コンプリートセンサー


ブルーの頭部を専用のセンサーパーツに換装した姿。
好感度センサーの搭載によりデクター開発以前でありながらミラージュコロイドを感知できるほどの性能を誇る。
でも、デュアルアイもブレードセンサーも無い為ガンダムには見えない。
しかも電力消費と熱負荷の問題から短時間しか使用できない。


◇ブルーフレーム ショートレンジアサルト


コンプリートセンサーに加えてショートライフルとアーマーシュナイダーを装備した、閉所での強襲用装備。



◆ブルーフレームセカンドL/G


■基礎データ

型式番号 MBF-P03 second L/G
製造 モルゲンレーテ社オノゴロ工廠
全高 17.78m
重量 64.4t
装甲材質 発泡金属装甲/トランスフェイズ装甲(コクピット周辺のみ)
動力機関 バッテリー

主な武装
  • ビームサーベル
  • ビームライフル
  • 対ビームシールド
  • イーゲルシュテルン
  • アーマーシュナイダー
  • タクティカルアームズ(セカンドL)


■機体解説

戦闘で中破したブルーを改修した姿。
肩部:バックパックと同等の推力を持つフィンスラスターを設置して運動性を強化。
脚部:運動性を上昇させると共に、踵と爪先にアーマーシュナイダーを内蔵。

これら元々劾が考えていた案に加えて、ロウの協力で改修した際にコクピット付近にストライクルージュPS装甲の余りを転用したTP装甲に近似した機構を備えて生還率を高め、
更にレッド用に開発されていた多機能バックパック『タクティカルアームズ』及びそれを操作する専用頭部をブルー用に青に塗り替えて譲り受けたことで完成した。
専用頭部には防護用フェイスマスクの展開機構も備えており、より近接格闘に向いた仕様となっている。

因みにTAと専用の頭部を装備した状態をセカンドL(ロウの頭文字)、ブルー本来の頭部とバックパックを装備した状態をセカンドG(劾の頭文字)と呼ぶ。
後者では今までの換装形態も従来通り使用可能。


■武装

  • アーマーシュナイダー
両大腿部の側面、両脚部の爪先と踵に内蔵。後者の場合攻撃の他にスパイクとしても利用される。

  • タクティカルアームズ
セカンドL時に用いられる多機能型バックパックで、以下の3形態に変形する。
また専用の頭部パーツによって、ある程度の距離ならドラグーンのように動かすことができる。

○フライトフォーム
ウイングのように展開するフライトユニット形態。

○ソードフォーム
機体と同じくらいの大きさの実体剣となる斬撃形態。
刀身はラミネート装甲製でその面積もあって盾代わりにもなり、バーニアの加速力を加えることでより切れ味が増す。
GジェネOWではどう見てもゴッドハンドスマッシュなキックと拳打を繰り出す。

○ガトリングフォーム
開いた刀身を安定脚兼放熱板兼遮蔽板として、ガトリング砲を露出させた射撃形態。
最初は実体弾のみだったが改良後は実体弾とビーム弾の撃ち分け又は混成発射が可能になり、腰背部に用意した予備のパワーパックや弾倉を接続する事で弾数を補える。
ちなみに砲身部分はフライトフォーム時でも展開されており固定武装として背面に向け発射することも出来る。


■バリエーション(セカンドL/G)

◇ブルーフレームセカンドG スナイパーパック


狙撃用バックパックを装備した形態。
パック右側に曲射が可能な大型ビーム砲を二つ折りで装備し、左側にはセンサーユニットが展開する。


◇ブルーフレームセカンドL ローエングリンランチャー


アークエンジェル等も装備していた陽電子破城砲『ローエングリンランチャー』を装備した姿。
文字通り『戦艦の主砲級』の破壊力を誇る半面、燃費も激しい為核エンジンを搭載している。
が、Nジャマーで核が使えない&Nジャマーキャンセラーが非常に貴重な為、敵機がNJCを搭載している事を逆手にとって使用した。
また『Destiny ASTRAY』ではカナードのドレッドノートイータ搭載のNJC圏内に入ることで使用した。
スパロボWでは大河の承認を得てランチャーにNJCが取り付けられた(他形態ではNJCが使えないのでブルー本体ではない)。


◇ブルーフレームセカンドL ミーティア装備


ジャンク屋組合から借り受けたミーティア05を装備した姿。
ミーティア自体に核エンジンが搭載されているタイプな為、非核動力機でも充分な火力を発揮できる。
マルチロックオンシステムの無いブルーフレームでフルバーストを使用しているが……まぁ劾だし。


◇ブルーフレームセカンドリバイ


サード(後述)の運用データを元にセカンドLを強化した姿。

●タクティカルアームズⅡ
従来の形態に加え、各パーツを分離して扱う新機能が追加された。

○ソードアーム
刀身部を分離し、両腕にトンファーの様に装備する。
峰部分にビーム刃を展開する事ができる。

○ガトリングアーム
ガトリング部を分離し、取り回しの良い携行火器とする。



◆ブルーフレームサード


■機体解説

密林での戦闘用に、ビーム兵器を極力使用せず格闘を主眼に改修した形態。

背部:可動式スラスターユニットを設置。また腰背部にはアーマーシュナイダー内蔵の専用ビームライフルを2挺マウント。
腕部:両腕に可動式の大型ブレードを装備。基部の反対側はアンカーランチャーになっている。
脚部:踵にアーマーシュナイダー、臑部分に装甲を追加。

劇中未使用だが臑の追加装甲は展開できる。ニードルガン、散弾、トリモチ、ビーム等弾種を選べる銃口が前方を向き、
展開部と基部に内蔵したビームサーベルで蹴りと斬撃の連動が可能。

局地戦用のため他形態に比べ出番はかなり短め。



◆ブルーフレームフォース フルアーマーフェイズシフト


■機体解説

太陽付近に浮遊するビーム砲を破壊する為、増加装甲を纏ったブルー。
フード付きマントのような形状で、本体の姿はほぼ見えなくなる。
増加装甲はPS装甲製で、装甲表面に巡らせた冷却ジェルと併せて、太陽の熱をシャットアウトする。
更に装甲を展開して内蔵のバーニアを全て後方に向ける事で、太陽付近の重力すら振り切る程の推力を発揮する。
名前がフォース(4th)なのは時系列的に一番後の時代とされるため。



◆ブルーフレームD


■基礎データ

型式番号 MBF-P03D
全高 17.53m
重量 53.90t
装甲材質 発泡金属装甲/トランスフェイズ装甲(コクピット周辺のみ)

武装
  • センサードラグーン
  • ステルスドラグーン
  • ソードドラグーン
  • ビームキャノンドラグーン
  • ブレイドガン


■機体解説

劾が自らを作りだした男であるダンテと闘う為だけに用意した装備。
製作にあたってセカンドの装備を全て外し、アメノミハシラのファクトリーで製造した初期の装備をベースにされている。
更にダンテに対抗すべく、全身に大小異なるブレード状のドラグーンを8基も搭載している他、
バックパックはストライカープラグを搭載した専用パックを使い、2基のドラグーンを持つ改良型エールストライカー「ヴィーヴルストライカー」を装備している。
ダンテ戦の後には両腕に更なる装備を施しており、両腕それぞれにドラグーンを集約し、巨大なブレードとする事ができる。
自分と同じくダンテに作りだされたエルザとの闘いで披露したが、この装備を追加したのにはある理由があった。
実はエルザと闘っていたブルーフレームDを操縦していたのはダンテであり、エルザの成長を確かめる為であった。


■武装

  • センサードラグーン
頭部左右に装着する小型のドラグーン。
センサーやカメラを搭載しており装着状態でも本体の補助になるが、ドラグーンとして分離させることで死角を補うことができる。
センサー部を保護するためビーム砲を搭載しておらず、攻撃力はブレード部に限られる。

  • ステルスドラグーン
両肩に2基ずつ装着する中型のドラグーン。
装着状態でもドラグーンとしての推進力を活かし、セカンド形態のフィンスラスターのように機動性を向上させる。
ミラージュコロイドステルスを搭載しており、停止中または慣性移動中ならステルス状態でも射撃が可能。

  • ソードドラグーン
腰部左右に装着する大型のドラグーン。手持ち剣としての性能が最も高く、盾のようにも使える。

  • ヴィーヴルストライカー
エールストライカーを改造したもので、ビームサーベルがドラグーンに変えられている。
エール同様に機動性向上のためのストライカーとしても使えるのだが、対ダンテ戦では奥の手として使うため一度切りの突進加速に特化した仕様になっており、
最大限に加速したところでストライカーを切り離し、機体重量を軽くして多段加速を行うために使われた。
なおヴィーヴルはフランスに伝わるドラゴンの一種で、翼持つ蛇として描かれる。

○ビームキャノンドラグーン
ヴィーヴルストライカー上部に装着するドラグーン。可動する3枚のブレード中央にビームキャノンを備える。
砲撃性能が最も高く、ステルスドラグーン2基を前方に配置してビーム屈曲場を作ることでフォビドゥンのような曲射砲撃が可能になる。

  • ブレイドガン
追加装備となる二連装銃。両下腕に直接マウントするため手が空けられる。
左右に並んだ銃口それぞれに用意されたカートリッジにより様々な弾種を撃ち分け可能。
名前の通り二つの銃身の間には剣がマウントされており、手持ちでも使えるようになっている。

○シペールソード
ブレイドガンに全身のドラグーンを集約させて生まれる大型剣。後のサードやリバイに続きそうな大型剣二刀流が可能になる。
実体剣ではあるが、剣先となるソードドラグーンを挟み込むステルスドラグーンがミラージュコロイドでビーム形成を行うことで、刀身にビームを纏うことができる。
シペールはギリシャ語で「鱗」を意味するlepisの逆さ読みで、「逆鱗」の意味を持たせている。



■立体化


ガンプラ

コレクションシリーズ(ノーマル)、HG(ノーマル・セカンドL)、1/100(セカンドL)、MG(リバイ・D)が発売。
因みにMGは踵落としが可能な程の変態可動である。

◇METAL BUILD

レッドフレーム、ゴールドフレーム天ミナに続いて通常のブルーフレームが発売。
特筆すべきはガンプラで未発売のフルウェポン装備で、多彩な実弾系武器を装着できる。



◆ゲームでの性能


◇VSシリーズ

●Extreme vs
家庭版にセカンドLが参戦。コスト2000としては並程度の射撃とブーストを持つが、特筆すべきは特格・特射のTAを使った攻撃。

特射のTA投げは当たり判定が大きく、投げる方向を操作出来る為、敵を引っ掛け易い。

特格のTA斬りは出は遅いものの破格のダメージを誇り、N格→特格という単純なコンボでさえも280というダメージを叩きだす。
さらに突進中はスーパーアーマーになる為、敵機の迎撃や起き攻めもし易い。

また通常の格闘には出が早いものが多いので万能機としては格闘のかち合いに強いが、
ダメージが低いので(NNキャンセルN出し切りでも200超えない)、あくまで迎撃程度にした方が無難。

ちなみに叢雲劾役の井上和彦氏の好演とカットインの表情も相まって、台詞がかなりカッコいい。


スパロボ

スーパーロボット大戦W』で初参戦。
改修前の状態で使えるのはスポット参戦時のみで、本格的に運用できるのは2部中盤。
LLはNJCが付いている上にENの値も上昇し、パワードレッドとの合体攻撃まである関係で、セカンドGは陰がとにかく薄い。
というか、デフォルトがセカンドLでセカンドGは強制出撃もなくシナリオでも言及されないため、下手すると存在自体気付かない。更にいうと、素のセカンドGではなく、セカンドG スナイパーパックの状態になっている。

『X-Ω』ではセカンドLのみ登場。
通常ではクリティカル率100%の上、通常攻撃で直線状の敵を同時攻撃可能な破格の攻撃性能で、非常に使い勝手が良い。
アリーナモードでも使い勝手が良い必殺技と強力な味方全体バフでかなりの強ユニットとして君臨した。
ただしスーパー系ディフェンダーの相手は苦手で、特にクリティカルダメージを90%軽減するジェネシック・ガオガイガーはまず勝ち目のない天敵。


Gジェネ

『WORLD』では何故か改修前しか使えないので劾を雇ってもブルーは使わない、というプレイヤーが結構いたが『OW』で2ndLが参戦。
但し空は飛べない上に射程が短いのもあって正直影が薄い…が、タクティカルアームズのソードの演出が
  • まずソードで串刺し
  • バーストキィィック!飛び蹴り
  • とあああああ!!パンチ連打
  • 奥義を受けろ!トドメにソードでぶった切り
…と、どう見てもスパロボのゴッドハンドスマッシュと同じ構成なので別の意味で濃い。

悪いが、破壊させてもらう!!

『CROSSRAYS』では素体、スケイル、フルウェポン、2ndGスナイパー、2ndL(ローエングリンランチャー装備含む)、2ndR、Dが参戦。
物理武器が充実しているため対ナノラミネートアーマーも安心。
ブルーフレームDで敵機を撃破すると、戸田泰成版アストレイの奇抜な登場シーンを再現してくれるため、一見の価値がある。


『項目は追記出来る時に修正する。それがアニヲタのやり方だ』

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