三島一八

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三島一八 - (2021/06/30 (水) 11:07:33) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/01/23(月) 21:51:15
更新日:2024/03/20 Wed 20:38:28
所要時間:約 3 分で読めます


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PXZ2 ※主人公です 「ドリャ、ドリャ、ドリャ、ドリャ」 ある意味被害者 おじさん とんねるず めんどくさくて大人気ない男 アンチヒーロー オッドアイ スタッフの歪んだ愛情 スニーカー スニーカーマニア スマブラ参戦キャラ ツンギレ ツンデレ? デビル デビルマン ドリャ ニヤリ ネタキャラ ファイターパスVol.2 ラスボス 三島一八 三島家の一族 主人公 主人公にして悪役 冷血なる支配者 冷血御曹司 冷血漢 加害者にして被害者 外道 山路和弘 復讐者 悪のカリスマ 悪役 悪魔より100倍悪魔な性格 愛すべき外道 最速風神拳 父親 篠原まさのり 純粋悪 被害者にして加害者 金持ち 鉄拳 鉄拳シリーズ 風神拳






……話にならんな。




三島 一八(みしま かずや)は『鉄拳』シリーズの登場人物。決して「いっぱち」ではない。
『鉄拳』シリーズを象徴するキャラクターの1人であり、初代『鉄拳』では主人公だった。
名前というか、家名の元ネタは作家の三島由紀夫。


父は三島平八、母は三島一美。息子は風間仁、祖父は三島仁八。
風間準は一応妻であり、ラース・アレクサンダーソンは異母兄弟に当たる。


★プロフィール

格闘スタイル:「三島流喧嘩空手」
身長:181cm
体重:76kg
国籍:捨てた
趣味:スニーカー収集
キャッチコピー:『冷血御曹司』『冷血当主』

声優:中田譲治(初代~TAG)
  :篠原まさのり(4以降)
  :白石涼子(少年時代)
   山路和弘(OVA)



★キャラクター概要

『3』以外の全てのシリーズに登場する平八や仁と並ぶ『鉄拳』の顔。

格闘ゲームの主人公にしては珍しく、目的の為には手段を選ばないという悪人寄りで、尚且つ金持ちというキャラクター。
正統派の格闘ゲームの主人公キャラのアンチテーゼともいうべきキャラ付けであり、初代ではライバルポジションとして他の格闘ゲームの主人公っぽいポールが配置されていた。

悪寄りのダークヒーローという訳でも無く、劇中で行っている所業の数々は完全に悪役そのもの
尤も、平八同様に一般的な価値観からは外れた英雄、傑物的な人物という話であり、初期設定では時代毎に現れる革命をもたらす魂の転生とされていた。

『2』では主人公となった平八と入れ替わるように*1本当にボスキャラ化したことで驚かれた。
因みに、この時には北海道を実効支配して独立国家にする準備を進めていた。
ボスキャラバージョンのタキシードはここからの登場。

シリーズでは『3』のみ登場せずに息子・仁が主人公であった。
また、ストーリー自体もここで19年の時間が空いて『2』以前の初期2作から世界観が大きく変化することに。
結局、ゲーム中では登場こそしなかったものの、家庭用『3』にて生存は示唆されていた。

集大成にしてお祭り的作品である『鉄拳TAG』にて同じく『3』の時点では生存不明*2となっていたキャラと共に再プレイアブル化。
家庭用のOPではメインに据えられえおり、実質的な主人公扱いであった。



そして、次の正式なナンバリングとなった『4』にて公式にも生存が確定すると共に再び主人公として復活したが、ストーリー的には平八と共に仁の噛ませとなってしまった。

三島家三代(四代)が揃った『5』以降では明確な主人公は設定されなくなったが、
キャラクター紹介では一番最初に置かれていることが多く、『ストリートファイター×鉄拳』でもリュウと対になる『鉄拳』側の筆頭になっている。


復活以降は平八、仁と並ぶ主役級の扱いなのだが、仁が「『鉄拳』待望の正統派主人公」、平八が「『鉄拳』の象徴たるボスポジション」だったので、復活以降は微妙に扱いが悪かった。
しかし、仁も純粋に正義側と呼べないポジションになったので、今後はどう転んでいくかは解らない。

最新作『7』にも最初から登場。コスチュームはこれまでの胴着、紫の燕尾タキシードから黒コートを纏ったスタイルに。
動きに合わせてなびくのでとてもカッコいい。
そして、当初から親子喧嘩の決着が予告されており、ストーリーでは遂に二十余年越しに公式に平八にリベンジを果たした。


★デザイン

胸の大きな傷、赤い左目が特徴。
額は後退していないが、三島家の常で堅そうな髪質で尖った頭をしている。
『初代』~『TAG1』と『4』~現在まででゲーム内の設定に応じてデザインポイントに変化がある。

胸の傷は世界規模の親子喧嘩の切欠となった、子供時代に平八に崖に突き落とされた時に負ったもので、これは初代から。
左目が赤くなったのは『2』で平八に火口に落とされた後に肉体の大部分を欠損するレベルのダメージからデビルの力で生き延びて『4』で復活して以降のもので、以降は全身がキズだらけにもなっている。
ポールやロウとは同世代なのだが、後述の通り『鉄拳』の世界観にしても普通の人間ではないので実年齢通りに年齢を重ねているのかは不明。

甲に三角形の鋲が打ち付けてある*3赤いグローブは『ジョジョの奇妙な冒険』第3部に登場するスタープラチナが元ネタである。
……というかそもそも初代のデビル一八はモロにスタプラのパクリであり、そこからグローブ以外のスタプラ要素を引いたのが通常時と言った方が正確かもしれない。



★デビル一八

一八にはデビルの力を有しており、力を解放すると翼や角、額に第三の目を有した禍々しい姿「デビル一八」と化す。
そして、それは息子である仁にも受け継がれている。*4
元々はデビルの力は時代毎に転生する一八の魂に根付く運命の力の具現化と云う設定であり、一八と逃げ場所として一部が仁のみに取り憑いた力の筈だったが、後に設定改編がされていった。
……エンジェルどこ行った。*5

尚、家庭用『2』のEDでは一八がデビルを倒す描写があったり、『4』のEDでデビルの意志に反抗して反対にイニシアティブを獲る描写があるため、本来は一八とデビルは別々の意志を持っている模様。*6
ただし正史的には『4』で仁のデビルの力を奪おうとして失敗し、動揺したところを一八に逆転されてしまいそのまま一八に力を奪われ意志は消滅している。
以降デビル一八は別キャラではなく一八のフォームチェンジとして扱われており、一八もデビルの力を自由自在にコントロールしている。




★性能


伝家の宝刀『(最速)風神拳』を始め、カウンターヒットで崩れを誘発するホーミングアタック『忌怨拳』、2から登場したノーマル・カウンター問わず崩れさせる『魔神拳』、二択を迫れる『奈落』など優秀な技を多く持つ。
特殊な構えなどは持たず、レバー入力の練習は必要だがシンプルな戦い方ができ、初心者にもオススメできる。

確反も優秀で、発生の早い『速疾號打』や『絶影拳』が頼りになる。

反面、『最速風神拳』を出せないとコンボの火力が低い為、対人戦においては『最風』の取得が必須といえる。100%でなくても、8〜9割は出せるように練習しよう。ドリャ

また初心者にもオススメ出来ると言ったが、いわゆる『出しとけ技』が非常に少なく、相手との間合い、残り体力、ラウンド数等状況を的確に判断して技を出さなければ勝ちには結びつき辛いキャラクターでもある。
また、今までデビルが使えるのは『2』のみだったが、『TAG2』では特殊コマンド「7WP」で『デビル化』することが可能。『TAG』でデビルと組むと他キャラのように交代して入れ替わるのではなく自身の「変身」によって切り替わる演出がなされる。
デビル化についての詳細は後述。



主要技

レバー方向はテンキー表記、Nはニュートラルに戻す

『風神拳』 6N23RP
ご存知伝家の宝刀であるアッパーカット。一八には『霧足』という特殊ステップが存在し、こちらからも『最速風神拳』を出すことが出来る。(通称『霧足最速風神拳』)

『閃光烈拳』 LPLPRP
三島おなじみの10F確反。
3段目は中段だが、ガードされると-17Fなので2段目までのヒット確認は忘れずに。

『踵切り』 3RKRK
一八の数少ない、とりあえずで出せる技。「風神ステップを見たらしゃがむ相手」に、ステキャンして出すことで立ちガードをさせることが出来るので最風・奈落の布石として使いたい。
2段目をディレイで出すこともできるので初段をガードされても2段目が刺さることがある。

忌怨拳(きえんけん)』 3RP
中段のホーミングアタック。元々はホーミングではなかったが、TAG2にて付与された。
リーチは短いものの、カウンターでコンボにいける。頼りになるが確反が痛いので、多用は禁物。
詳細は後述するが「忌怨風」というテクニックもある。

『ダブルアッパー』 立ち途中LPRP
立ち途中に出すことが出来る、発生13フレームの『最風』と対になる一八の浮かせ技。立ち途中の浮かせ技の中ではもっとも発生が早く、上段のスカし、ガードで大幅有利の下段には的確に決めていきたい。

『魔神拳』 立ち途中RP
こちらも立ち途中で出せる。
ガードすれば貫通しない下段※をガードした際にほぼ確定し、ヒットすれば魔神やられを誘発。
しかし、ガードされると-18Fで大幅不利。
TAGではタッグチェンジ対応。
※ここで言う貫通とは、ガードしてもモーションが途中で止まらない事を指す

六腑閃烈脚(ろっぷせんれつきゃく)』 3LPRK
左アッパーである六腑砕きからの派生の一つ。2段目が上段なので相手のしゃがみに注意。
TAG2までは始動でヒットすれば獅子斬り包丁(1RP)でバウンドさせてコンボに行ける。
最新バージョンの7ではバウンドに代わる新たなやられモーションのスクリューを誘発する。
崩れ誘発からの貫乱烈洸出し切り(LKLPRK)or2段止め(LKLP)>これ>奈落旋風…はよく見られるコンボ。

また、7FRでは壁コンパーツとしても使われている。
よく見られるのが、「壁ヒット~風ステトゥースマ(6N23NRK)>六腑閃烈脚(3LPRK)>忌怨拳(3RP)or絶影拳(WP)」というレシピ。

魔鐘楼(ましょうろう)』 4RK
TAG2で存在した『撥蜷局(はねとぐろ)(4RKLP)』と入れ替わる形で追加された新技中段。モーションはデビル仁の『鬼鐘楼』とほぼ同じ。
カウンターで『左踵落とし』と同じコンボが入る。『忌怨拳』に比べると発生は遅めだがダウン状態の相手に当たるほどの判定を持ち、さらにガードされたときの不利も少なめ。数少ない一八の強気に振っていける新しい主力。

7FRでは同コマンドに新技の刃閃風(じんせんぷう)が充てられ、魔鐘楼は66RKにコマンドが変更された。



『デビル化』 7WP
試合中にデビル化する。
デビル化するとインフェルノ等のビームが使用可能になり、一部技のモーション・性能が変わる。
例:バウンド誘発の六腑凶襲拳が浮かせ技のデビルアッパーに変更、雷神拳ヒット時に9入れで空中投げのヘブンズドアへ派生可能…他
7ではレイジ状態になると発動可能、発動するとレイジは切れるが。
強引な割り込みで相手の体力を一気に吹っ飛ばす事も可能なレイジアーツとどちらを使うかで迷わないようにしたい。


忌怨風(きえんふう)
一八の『忌怨拳』はカウンターヒットすると、崩れやられを起こす。
この崩れやられは13Fの間地上判定となっており、この13Fの間に『霧足最速風神拳』を当てると相手を浮かすことができる。(通常の最風では間に合わないため、霧足最風でやる必要がある)
「キエン風が決まれば試合が決まる」とまで言われる、一八の必殺技である。

しかし、難易度は超シビア。

もし相手の一八が決めてきたら握手を求めていい。



GET READY FOR THE NEXT BATTLE

2021年6月のニンテンドーダイレクトにて『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』への参戦が発表。
e-Sportsシーンでの知名度的には納得の選出と言えるが、国内ではマイナージャンルとなった3D格闘ゲームのキャラクターという事で驚きの声や、そもそもキャラクターを知らないファンも多かった。

リュウ、ケン、テリーに続き4人目の格闘ゲームからの参戦キャラ。リュウとは過去に『ストクロ』などで共演済みで、テリーとは初顔合わせとなる。

PVでは冒頭からガノンドロフを三島家伝統の崖からのポイ捨てで葬り、その後もキャプテン・ファルコン、ピット、ミェンミェン、マルスを次々に崖から投げ捨てていく。最後はカービィの頭を鷲掴みにして落としてみたが「ちゃんと落ちたよな…?」とでもいうように崖下を覗き込む姿と、それを尻目にホバリングで無事に崖上に復帰していくカービィが笑いを誘った。
なお、カービィ以外の投げ捨てていたファイター達はみんな鉄拳シリーズの他のキャラクター達を意識した人選になっている。
バトルシーンでは原作さながらの長いコンボや、最後の切りふだでデビル化からのビームを放つ姿が確認された。
各種Bボタン必殺技によっても瞬間的にデビル化するが、テリーのGO!やセフィロスの片翼のようにダメージの蓄積による恒常的な変化はせず、そちらはレイジ状態に割り当てられている。



追記・修正は最風をドリャしてからお願いします。

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