クロスする二つの巨大ファイアボールを放ち攻撃する。『X』のファーストトレーラーで一番最初に紹介された切りふだ。
見た目は派手だが意外に威力がなく、ふっとばすというよりかは押し出す効果が強いイメージ。相手のダメージが足りないと貫通してしまったりする。
上手く撃墜するには端で発動しないといけないので行動が読まれやすいという欠点もある。しかし範囲が広く射程も長いので、当てること自体は難しくない。
『for』では飛距離と威力に上方修正がかけられている。
一方で看板キャラでありながら『SP』でのチャージ切りふだ版の威力が弱くイマイチな性能であったが、ver8.0で念願の上方修正。
技の火力が大きく上昇したため、ダメージ量だけなら全ファイター最高クラスの性能を誇るようになった。
出典はGCソフトの『ドンキーコンガ』。タルコンガを演奏し衝撃波を出して攻撃する。
この時、専用BGMのリズムに合わせてボタンを押すと、より巨大な衝撃波を放つことが可能になる。
しかし移動はできず、範囲外に逃れられるとやり過ごされる。故に強制スクロールステージは最大の天敵。
『for』ではドンキーコングの頭上に小さな譜面が出るようになってタイミングを合わせやすくなった。
『SP』では後述の「ジャングルラッシュ」に変更。
正面に光を放ち、相手に当たると
トライフォースの紋章に閉じ込めて連続斬りの後大きく吹っ飛ばす。
最初に放つ光のリーチは終点の横幅より少し短いくらいの長さ。
発動すればあまりダメージがなくとも撃墜できるが、タイム制では終わった後無事なプレイヤーに狙われたり、ブラスターで得点を横取りされたりすることも。
捕らえられるのは1体のみ。攻撃中は他の相手を巻き込むことも可能だが、フィニッシュの直前に軽くふっとばしてしまうので、2体以上撃墜するのはほぼ不可能。
『SP』ではデザイン変更に伴い、後述の「古代兵装の弓矢」に変更。
右腕のアームキャノンから放つ極太ビーム。実は上下に少し方向を動かせる。
巻き込まれてしまうと連続ダメージを受けつつ外側へ押し出され、フィニッシュと共に大きくふっ飛ばされる。
あまりの高出力故に使用後はパワードスーツがバラバラと崩れ、強制的にゼロスーツサムスになってしまう。
『for』ではゼロスーツサムスが独立した別ファイター扱いになったため、スーツは崩れなくなった。
また、レーザーの伸びる速度が大幅アップしている。
元ネタは『
スーパーマリオワールド』でヨッシーが赤と青のコウラを口に含んだ時の効果。常に飛んでるので着地時に砂煙は起こせない。
真っ白巨大な羽を生やして飛び回る。ボタンで火球、しばらく何も入力しないと火炎放射を放つ。
ヨッシーの種族は恐竜だったり亀の仲間だったりと公式で曖昧ではあるが、初登場時に「スーパードラゴン」と名乗っているため、ある意味原点回帰的な切りふだといえる。
『for』では炎が相手を貫通するようになった。また火球のサイズと速度もパワーアップしている。
『SP』では変身切りふだ廃止により後述の「あつまれヨッシー」に変更。
元ネタはカービィのコピー能力の一つ、「
コック」。
コック帽を被りフライパンとフライ返しを叩き、範囲内にいるファイター、ステージ全体の飛び道具、アイテムを纏めて鍋に吸い込む。
吸収範囲はかなり広いが、判定は一瞬なので回避は可能。
グツグツと煮込まれた後はファイターは上方向へふっ飛ばされ、飛び道具やアイテムは食べ物類のアイテムに還元され放出される。
回復アイテムのたべもののみならず、バナナのかわが出ることも。
なお、吸収発動中にブラスターを連射したりピクミンを連続で引き抜いたりすると……?
出典は原作に登場する超高性能回転式地対空戦車でスターフォックスの地上戦力。
デザインは『
スターフォックス64』のキャタピラと『
スターフォックスアサルト』のシャープなボディを組み合わせた、スマブラ独自の物。
「ランドマスター!」の掛け声で勢い良く乗り込み、突撃やローリング、砲撃で攻撃する。
また上に乗った相手をホバリングでそのまま画面外へ連れ去る戦法が最も凶悪とされる。
『SP』では変身切りふだ廃止により、後述の「チームスターフォックス」に変更。
元ネタは原作でピカチュウが習得できる専用技「ボルテッカー」。挙動はゲームフリークの別ゲーに出てくる同名の技を再現。
大きな雷球になり画面内を飛び回る。発動中攻撃ボタンで周囲にスパークを発して攻撃を広げることが可能。
しかしながら慣性が強い為人力での操作が難しい他、ふっとばしも弱いため、慣れていないと全く意味を成さない事もしばしば。
しかも解除タイミング次第ではそのまま場外へ自由落下することも……。それでいてCPが使うと完璧に操作してくる。
『for』では小さいマーカーが表示され、プレイヤーが操作するそれに追従して動くようになった為、少し操作性が改善された。
『SP』では前方に突進し、中央付近を縦横無尽に飛び回る攻撃に変更。最後には周囲に放電して相手を吹っ飛ばす。突進が外れると不発。
ネガ反転した謎の空間をエスニックなBGMと共にルイージが踊りながら展開。
空間内に入ってしまったファイターは動きがスローになるだけではなく「睡眠」「気絶」「花が咲く」「転倒」「勝手にアピールする」などのマイナス効果がランダムに出る。
踊り終わるとルイージ自身も動けるため、動けない相手にファイアジャンプパンチを当てて仕留めに行くのが王道パターン。
「切りふだまでネガティブ」というあんまりな扱いではあるが、皮肉にも非常に高性能。
『for』からは「オバキューム」に変更される。
「PK Starstorm!!」
天空から無数の流星を降らし、攻撃する。威力は高いが落ち方がランダムで、広いステージによってはあまり当たらないことも。
リュカのものとほぼ同じだが、リュカはほぼ垂直な軌道なのに対し、ネスのものは拡散するように斜めに落ちてくる。
また単発の威力がリュカより大きい代わりに弾数が極端に少ないものとなっている。
原作ではネスもリュカもPKスターストームは使えない能力だが、スマブラに参戦するにあたって仲間から教えてもらったのだろうと、フィギュアで語られている。
似たようなことは勇者の下必殺ワザにも言える。
『for』では軌道を操作できる流星を帯状に連射するようになるという、ルカリオの「はどうのあらし」に近い性能になった。
『SP』では『X』のように単発の流星が降る形に戻ったが、『for』のように軌道の操作もできる。また背景演出が変わり、ポーラとプーが応援してくれるようになった。
「Come on! Blue Falcon!!」の掛け声と共に愛機ブルーファルコンが目の前を猛スピードで通過、
これにファイターがヒットすると相手を謎のF-ZEROコース上に連れ飛ばし、ブルーファルコンで思い切り轢いてふっ飛ばす。
原作ではマシン同士がぶつかり合うことはあるが…。
とはいえ演出的には『X』の切りふだの中でも随一のインパクトがあり、『for』以降多くのファイターが使うようになる「ビジュアル攻撃」の先駆けともいえる切りふだ。
ちなみに『X』では、氷の床の上で滑りながら相手に当てると自分がやられる等様々なバグがあった。
ちなみに64当時に収録して没になった切りふだボイスとはこれのことである。
突然身体を膨らませて超巨大化する。原作にある「ちいさくなる」と真逆のワザ。
ダイマックスかな?
膨らむのはゆっくりだが、体で押されて足の踏み場もなくなり、落とされてしまいやすくなる。
また膨らみきってからしぼむ直前、
「プリィィィィ!!」の掛け声を放つ瞬間に真横に強い風圧判定がある。
戦場や終点といった狭いステージでは凶悪な威力を見せるが、広いステージでは逃げる場所が増え効果が薄れてしまう。
更に、チームバトルでは味方も(ふっとばされはしないが、押し出しに)巻き込まれてしまう危険性もある。
ロボットと同じ手順で発生するバグが『X』では存在。成功すると巨大化したままになる。
『for』以降はしぼむ瞬間に攻撃判定も追加。『SP』ではモーション変更で膨らみきった瞬間と合わせて2段の打撃攻撃になった。
可愛らしいBGMとピーチのイラストと桃の花のフレームが画面を包み、優雅にその場で踊って周囲のファイターを眠らせる。
同時にステージに大量の桃が出現し、食べると回復することが出来る。
基本的に範囲は全画面だが、空中にいる敵は眠らない他(SPでは空中の相手も眠らせる)、ピーチ本体から対象が遠いと眠らせる時間が減ってしまう。
上手く回避されてしまうと踊り終わった隙を狙われてしまうだけでなく、折角の桃を横取りされてしまうリスクがある。
落ちてきた桃を相手より食べまくって回復に徹するか、眠っているファイターに追い打ちを掛けるかはその場の状況次第。
『for』以降では桃が巨大化して回復量が多くなった代わりに数が減ったため、横取りされにくくなった。またフレームのデザインもリニューアル。
『
スマブラDX』で猛威を振るったあの
ギガクッパに大変身。
一定時間だけだが操作できるという、まさにスマデラ世代のファン待望の瞬間。
攻撃力が大幅に上がる他、一部の通常ワザに属性効果が付加される。
いくら攻撃を受けても全く怯まないが、他の変身系切りふだとは違い、
何故か無敵ではなくあくまでスーパーアーマーであるため、蓄積ダメージはしっかりと受けてしまうという弱点がある。
特にスマートボムやニャースに引っ掛かると悲惨。
『for』ではギガクッパに軽快なアクションをさせる訳にはいかなかったのか、横スマッシュなど一部の技が『X』のモーションのままである。
『SP』では変身切りふだ廃止により、後述の「ギガクッパパンチ」に変更。
ステージ中央に巨大な氷山を召喚する。氷山は下からステージを完全に貫通して登場するので、地形を変化させてしまう。
氷山のサイズはステージの広さに比例するので、広いステージほど巨大になる。
出現している間は床にいると寒さで蓄積ダメージが溜まり、直に氷山に触れると氷結してしまう。
当然本体はダメージを受けないが、氷山が邪魔で行動が制限されるため要注意。
また、氷山は相手ファイターの攻撃を受けると少し小さくなってしまう。
『SP』では凍らせなくなったがふっとばし力が上がり、氷山を左右に動かせるようになった。ただしアイスクライマー自身の移動も伴うため、自滅に注意。
氷山内のホワイトベアは大きなダメージを与えられるほか、上空のコンドルに掴まればアイスクライマー自身は安全にステージの地形変化の影響を無効化し、氷山操作に集中できる。
元ネタはトワイライトプリンセスなどにおける対ラスボス戦用の最強の弓矢。
横一直線に射程無限の強力な矢を放つ。発動時に射程内に怯み判定があるので相手が軌道上にいれば確実に当たる。複数人に当てた場合、奥の相手になるほど威力が落ちる。
ゼルダでもシークでも基本的に同じ性能ではあるが、ゼルダは斜め上へ、シークの方は真横にふっとばす。
『SP』ではゼルダは「知恵のトライフォース」、シークは「宵闇乱舞」に変更。
仕様自体はブラピに引き継がれた。
「こんなもんより、俺は空がいいぜ」の掛け声と共にランドマスターに乗り込み、ステージを蹂躙する。
操作はフォックスと同じだが、フォックスのランドマスターと比べると攻撃力が低め。
その代わり飛行能力がすこぶる高く、逃げ場を失った敵を上に乗せて画面外送りにする戦法が成功しやすい。ポイント制の場合、ファルコにポイントは可算されないものの、残機性の場合は猛威を振るう。時には復活直後にまた連行できたりする。
しかしながら上述の台詞の通り、ファルコ本人は本当はアーウィンに乗って攻撃がしたい様子だが、それはまた次々回。
余談だが、このセリフは原作ではフォックスがブルーマリン(潜水艦)を使った任務でのセリフ。
AIはこのランドマスターをうまく使いこなせないことが多く、メイドインワリオの様な狭いステージの場合、格好良く搭乗しては勝手に落下して即座に自滅するという間抜けなことになりやすい。これはランドマスターに乗るキャラクター共通で起こりやすいのだが、中でもファルコの場合は非常にシュールな光景になる。
超速突進し、
ファルシオンで一刀両断する大技。
ヒットすると体力ゲージがズガガガガと減ると同時に
例えダメージが0%でも画面外へとホームランしてしまう。
空中で外すと自身が高速自滅するため注意。突進中に必殺ワザボタンを押せば止まることができる。
体力ゲージは演出上のみの存在ではあるが、よく見ると上下2本(HP60)分ごっそり減っているので正しく一撃必殺というのが分かる(ゲージは『紋章の謎』、ヒット音はGBA版準拠)。
出典は『
トワイライトプリンセス』から。
巨大な魔獣に変身して横射程へ豪快に突進して攻撃する。豚じゃないからガノンファンは安心しよう。
変身した際の範囲にガノンドロフの目の前に相手ファイターがいると怯み効果があり、確実に当てることが出来る。
地上横必殺技から繋げるコンボも中々凶悪。
『SP』では効果は据え置きだが、ガノンドロフのデザイン変更に伴いこちらも『時オカ』の魔王ガノンになった。
発動時に大剣を振りかぶり、それに相手をヒットさせれば怯み効果確定。なおメテオ効果もあり、崖外の復帰阻止に関しては回避困難な必殺技と化す。
出典はゲームウオッチのソフトの一つ、『オクトパス』から。
巨大なタコに一定時間変身し、触手を伸ばして攻撃する。ボタンを押すと触手を若干さらに伸ばせる。動きは遅い。
浮遊している様に見えるが地面には接地している扱いであり、空中ジャンプもできるが、復帰際を妨害しようとすると自分が落ちてしまうことも。
崖際での攻防は要注意。
ちなみにこの切りふだの実装により、元々出典が同じだった「オクトパス」という名前の上スマッシュ攻撃は「オクトパスヘッドバット」にワザ名が変更された。
『SP』では前方に突進していき、足に敵をひっかけて画面外まで運ぶ移動つかみ技になった。ダメージが溜まっていないとレバガチャで抜けられる。
場所によっては離れたところでどうしようもない可能性も…リトル・マックの天敵。
「見るがいい!」
「思い知れ……!」
出だしに自身のマントを大きく振るい、それに相手が当たると画面全体が暗転、直後に斬撃を叩きこむ。
発動すればマントがかかってない相手にも威力低めの追加攻撃をするという全画面攻撃になっている。
どういう訳かチーム戦でもチームアタックの有無に関わらず
味方を巻き込んで攻撃してしまうという謎の仕様になっていた。『for』では修正。
スマブラ独自のオリジナル技ではあるが、後に『
ロボボプラネット』にて逆輸入される形で本編にも登場する。
あちらのほうが使い勝手が圧倒的に良いのは仕様の違いのせいだろうか。
『SP』では後述の「ダークネスイリュージョン」に変更。
「全軍、突撃ー!!」
背景にパルテナの巨大な投影が現れ、無数のイカロスが画面内のファイターに向かって突撃していく。
イカロスは数が多いだけでなく飛行スピードが速いため、完全に避けてやり過ごすのは至難の業。
ピットは自由に動けるためかなりプレッシャーになる。
しかし、イカロスは敵に一発当たるとポロリと落ちてしまう……。
役目を終えてはかなく散っていくイカロスたちに合掌。
『
新パルテナ』発売に従い、その後の『for』では「
三種の神器」、『SP』では「
光の戦車」に変更。
◇ゼロスーツサムス
激しい輝きを放ちながら失ったパワードスーツを再装着し、サムスに戻る。
この時ゼロスーツサムスには攻撃判定があり、近距離にいると引き込みに巻き込まれその後大きく吹っ飛ばされてしまう。
攻撃手段としてはそこまで強くなく、サムスに戻るために使うという意味合いが強い。
サムスへのキャラチェンジが廃止された『for』では後述の「スターシップ」に変更。
元ネタは『まわるメイドインワリオ』『さわるメイドインワリオ』などに登場したワリオの変身(?)形態。
原作では変な機械にワリオが事故で入り込んだり、ニンニクと間違えてマンドゴラを食べて変身してしまうという展開であったが、
スマブラでは普通にニンニクを食べて一定時間ワリオマンに変身する。
発動中は無敵な他、身体能力や攻撃力が大幅にアップされ、
技をキャンセルしながら発動出来たり、横スマッシュのショルダータックルが大きくスライドするようになったり、
空中攻撃で無限に空を飛ぶことが可能になったりとヘンテコながら強力な機能が付加される。
しかしワリオバイクの速度が極端に速く強化されており、乗り込んでしまうとすぐに場外へ飛んで行って自滅してしまう。
なので切りふだ発動中は間違っても絶対に横必殺ワザだけは行ってはいけない。勿論フリとかではなく。(forでは多少マイルドな速度になった)
『SP』では変身切りふだ廃止により、突進で吹き飛ばした相手にコミカルな連続攻撃を仕掛けるビジュアル攻撃になった。一度に3体まで巻き込める。
「ショウタイムだ!」
ヘリを呼んで飛び乗り、縄梯子に捕まって画面手前側からランチャーで爆撃を仕掛ける。
照準を操作し攻撃ボタンでグレネード弾1発ずつ発射。弾道は山なりで着弾までラグがあるが、それゆえ避け辛い。
弾数は6発装填されていて弾切れになると即座にマガジンを交換。2セット合計12発撃ち終わるか一定時間で終了しステージに帰還する。
使用しているグレネードランチャーはおそらく「ダネルMGL」。
『SP』では後述の「援護射撃」に変更。
「大・天・空!!」
アイクの代名詞である「天空」を更に昇華させた奥義。
初撃を当てるとステージ中央上部に移動し、連続攻撃の後地面に叩きつけ豪快に吹っ飛ばす。
全切りふだの中でもトップクラスの派手さであり、発動時にはアイクが叫ぶ。実はよく見ると斬撃の途中に蹴りも入れてたりする。
一部ステージでは降下地点が修正されるが、「作ったステージ」だけは真ん中に足場がないと敵と心中することも。
『for』では本人の二つ名に基づいて赤い火炎が蒼炎のエフェクトに変更された。
「いくぞ! さんみいったい!!」
ゼニガメが「ハイドロポンプ」、
フシギソウが「ソーラービーム」、
リザードンが「
だいもんじ」を横一直線に同時に放つ。当然ながら至近距離になればなるほど高い威力を誇る。
発動中は原作の再現で
「こうかはばつぐんだ!」のウィンドウが画面下に出現する演出がある。その外見はダイヤモンド・パールのもの。
他にも画面が固定するため、他のファイターは位置を掴み辛くなり事故を起こしやすくなるという利点もある。
後ろに回り込まれると効果が抜群どころかそもそも当たっていないというメッセージ詐欺になる。
『SP』では飛び散る水だったハイドロポンプのエフェクトがうずしおのようになり、メッセージウィンドウが
サン・ムーン仕様になった。
出典は『
ドンキーコング64』に登場するディディーコングの武装。
両手に2丁のピーナッツ・ポップガン、背中にバレルジェットを装着して空中を飛び回り、ボタンを押すことで真下方向に落花生を乱射できる。
慣性が強く、上手く操るのは難しい。ポップガンの発射方向も独特で、飛んでいる方向に対して後ろ斜め下に発射される。
さらにフィニッシュ時にバレルジェットが大爆発を起こすため、上手く相手を巻き込むことができれば撃墜に期待がかかる。
落花生が着弾した跡には中身のピーナッツが落ちていることがあり、切りふだでダメージを負ったファイターはおこぼれを狙って回復するのも手。
『for』ではピーナッツを落とさなくなり、『SP』では変身切りふだ廃止によって後述の「ハイパーバレルジェット」に変更。
「PK Starstorm!!」
ネスと同様の切りふだ。
垂直に流星が降り、ネスのものと比べると数が多いが少しだけ威力は低め。
掛け声のイントネーションも全然異なる。
『for』では前述のネスと同様、軌道を操作できる流星を帯状に連射するようになった。
『SP』ではこちらもネス同様の単発式に戻っており、軌道操作も可能。ネスはステージ中央上空から末広がりに降るのに対し、こちらはリュカのいる場所めがけて収束するように振る。
こちらを応援してくれるのは
ボニーと
クマトラで、地味に彼らの3Dモデルは初登場である。
ダスター?ヒモヘビとカラバリがあるので……
「決めてやる!」
7つのカオスエメラルドでスーパーソニックに変身し、超高速で飛び回り相手に体当たりを仕掛ける。
桜井氏曰く「ソニックの最後の切りふだと言えば、もうスーパーソニック以外にありますまい!!」
威力もあり高性能だが、ピカチュウのボルテッカー同様、動きが速すぎて人力では操作が難しい。
その分、操作に無事慣れ、スピードを捕らえることができれば発動時画面にいる敵はまず撃墜できる。
特に的確にスーパーソニックをコントロールしてくる高レベルCPに使われると絶望的。
『SP』では変身切りふだ廃止によって超高速突進をしながら画面全体を往復する技になり、縦軸のみ操作して調整可能に。よく見ると1画面にちゃんと1人しか出現していない。
上にふっとばすのだが、ソニック自身は画面外まで追っていけないため、滞空性能の高いファイターに上空で粘られると打つ手がない。
ちなみに、発動時と終了時に現れるカオスエメラルドにも攻撃判定がある。
デデデが口笛の合図を鳴らすとヘンテコなBGMとともに踊りだし、
ワドルディ、
ワドルドゥ、
ゴルドーの大群が猛スピードで画面全体に押し寄せる。
公式サイトでは
「最後の切りふだも人任せ」と書かれてしまっていた。わっしょいわっしょい。
スピードの速いワドルディ達を避けるのは中々難しいが、復帰力の低い相手でないと基本的に撃墜は狙えず、一部の滞空能力の高いキャラには無傷でやり過ごされることも。
やはりここはなんとかしてでもゴルドーをぶつけたいところ。
戦艦ハルバードステージでレーザーが発射されると同時に放つとワドルディが引っかかって挙動がおかしなことになる。
『for』では3DSのマシンパワーの影響か、画面内に大量のキャラを出現させられなくなったため、「デデバースト」に変更。
オリマーが
ドルフィン初号機へに乗り込み画面上の夜空へ避難。この時の出発の際には至近距離の相手を地面に埋める効果がある。
残されたファイターは原生生物に喰われまくって強制的に数十%のダメージを受ける。(一応緊急回避は可能だが、攻撃時間は長いため、完全にかわし切ることはほぼ不可能)
確実に相手ファイターにダメージを与えられるが、このままではそれで終わりであり、
一番重要なのは暫くした後に墜落してくるドルフィン初号機の大爆発にファイターを巻き込むこと。また、。
落下地点はXではステージ中央に固定だったが、forからはスティック入力である程度調整することが可能で、上手くファイターを爆発に誘えば強力な吹っ飛ばしとなる。
しかし終了時にはオリマー自身が倒れふっとび状態になり、受け身も取れないなどスキが大きい。
このスキのせいで最後の大爆発を当てないと、スマッシュで反撃を受けて逆に撃墜されてしまうこともしばしば。
また仕様のせいで
スタンバイ状態中は通常必殺技のピクミン引っこ抜きが封印されるという致命的な欠点もあり、前述の莫大な後隙もあわさって全きりふだ中ワーストクラスに使い勝手が悪い。
…何気に原作と異なり
ピクミンは地上に置き去りにされている。
食われても平気なのか。
「波導の力を見よ!!」
上空に飛び上がった後、ステージ中央の上方からしばらくの間波導の光線を発射する。
ある程度方向は変えられるが角度を変える動きはゆっくりなため、素早い相手だと逃げられることも多い。
発射前から狙いをつける相手の方向にスティックを倒しておくことがポイント。
ジャンプ台などを使われて高くジャンプできる相手に上から乗り越えられたりすると虚しいことに……。
『for』では「メガシンカ」に変更。
『SP』ではこちらの切りふだに戻ったが、『for』のようにメガルカリオに変身するようになり、光線も太く巻き込みやすくなっている。
また、この切りふだ自体も波導の力の影響を受けるようになり、手負いの状態で発動すると、0%の相手すらも一気に撃墜できるほど強くなる。
一定時間目から螺旋状のビームを出しっぱなしにする。また、一定間隔で高出力のロボビームも発射する。
あくまでビームを発射しているのはロボットの「目」であるため、アピールを行って頭を動かしても攻撃範囲が変わる。
本体は無敵であり、通常技のコンボとビームと絡めて攻撃を行い相手を追い詰めることが出来る。
自由度が高く性能自体はかなり強力だが、悪く言えばたったそれだけの切りふだであり、『X』の切りふだの中でも随一の演出の地味っぷりを誇る。
『for』では派手さマシマシの「スーパー拡散ロボビーム」に変更。
性能は基本的にリンクのものとほぼ同じだが、リーチが少し短い。リンクより運動性能に優れているためだろうか。
トライフォースのエフェクトをよく見ると、トゥーンリンクのデザインに合わせて透明度が低く描かれている。
「こいつで遊んでやるぜ!!」
フォックスとファルコ同様、ランドマスターに乗り込んで大暴れする。
原作では
スターウルフはランドマスターを所有していない為、スターフォックスのランドマスターをウルフが独自に分析し、
その結果を基に改良を重ね作り上げたという設定となっている。名称に「改」と付いているのはその為。
カラーリングも赤とガンメタを基調としたウルフェンを意識したスマブラオリジナルのもの。
ジェネレーターの出力を上げているらしく、攻撃力・機動力共にフォックス達の使うものよりも凌駕しているが、
その代わりに燃費がすこぶる悪いらしく搭乗時間が極めて短くなっている。正しく短期決戦型といえよう。
『SP』では後述の「チームスターウルフ」に変更。